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Back to the Lab: Hip Hop Home Studios

少し前に発売がされているのに全く出ている事を知らずに、たまたまこちらの海外サイトを読んで知った、「Back to the Lab」というヒップホップ系の人気プロデューサー達のホームスタジオを撮影した写真集の続編。

生前のJ Dillaが、アーチと逆さピラミット形の照明が印象的なだだっ広い部屋で、ポツンと制作活動をしている様子が狂気を感じ大変印象的だった写真が載る、2005年発売の写真集「Behind The Beat」の続編で、前作の内容から察するに間違い無いと思うのですが。

下記に掲載アーティストの一覧をROOTDOWNさんのところから転載させていただきましたが、一時代を築いた人たちから今のトップランナーまで大分面白そうな人選になっておりまして、ネット上に公開されている一部も貼っときます。超セレブから自分の家とそう変わらない人まで、なんとなく貧富の差やキレイ好き度まで分かり面白いもんだなと。

もうちょっと何か情報無いか探しましたら、作者へのインタビューがRed Bullのサイトに載っており、大変面白い内容になっておりますので、こちらも併せてどうぞ。



Back to the Lab: Hip Hop Home Studios




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掲載アーティスト(ROOTDOWNより)

CONTRIBUTORS (FROM A-Z)
ALCHEMIST
ANT
BABU
DABRYE
DIAMOND D
EL-P
FLYING LOTUS
DJ FORMAT
GEORGIA ANNE MULDROW
HARRY LOVE
JAKE ONE
JAZZY JEFF
JOE BUHDHA
JUCO
JULIANO
JUST BLAZE
KENNY DOPE
KHALIL
LORD FINESSE
MITSU THE BEATS
ODDISEE
OH NO
PLUTONIC LAB
RHETTMATIC
SA RA
VADIM
WAJEED
YOUNG RJ




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Behind The BeatのJ Dilla




dulo(DJ KIYO) - Christmas Tree EP

独自の選曲と構成力、そして技術のトータルバランスが素晴らしく、日本ヒップホップDJ界の至宝と言っても言い過ぎでは無いDJ KIYOさんが、別名義でありますduloとして早めのクリスマスプレゼント的EPをName Your Price(0円~)にて公開しました。

ドラムはヒップホップでありますが、上ネタにはムーディーでうっとりする様なホーンやストリングス、そしてシャンシャンする鈴やベルの音が使用された、モロにクリスマスソング調のトラックばかりです。

その中でも特に好きだったのが、ド定番のポール・マッカトニーのアレを使ってそこにエフェクターをかけまくってムニュムニュさせた感じの5曲目です。適度にキャッチーでいてややドープ。クラブでかけても良さそうです。あと内容とは関係ないかもしれませんが、このジャケのセンスの良さ。

dulo名義としては2015年にリリースしたこれまたフリーの「RANDOM EP」もBandcampにありますので併せてどうぞ。



dulo(DJ KIYO) - Christmas Tree EP

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How J Dilla humanized his MPC3000 (THE FIND)

週末が始まる前に見た、MPC3000をJ Dillaがどのように使っていたかという動画ですが、様々な人によってブログやツイッターにポストされこれ以上ないくらい拡散されておりますので、週明けで大分経過しており今更感も否めませんが、何度見ても面白かったのでポストしたいと。

J Dillaのトラックの特徴で自分が一番印象的に思う箇所は、やはり異常に太く感じるつんのめる様なキックですが、今でこそフォロアーも大量にいるため普通に受け入れられておりますが、その名が広まり始めた時は一体なんなんだという人も多かったですし、ちょっと分かり辛いというところもありました。

当時の衝撃と腹に落ちない感じは中々のもので、それがゆっくり世間に浸透して認知されていくにつれ、どうやらクオンタイズをOFFにして打っているらしいとか、エフェクトは何々を強烈にかけているんだとかいう情報などが出回り、機材で出していたヒップなノリみたいなのを使わないという革命だった事を知るわけですが、そういう事が10分程度で理解できる大変便利な映像資料になっております。
今まで聴いたこと無くてなんで世間がこんなに騒いでいるのか知りたかった方々や、ヒップホップ初心者の人たちに、映像資料で理解出来る便利な内容だと思います。今でこそこれだけの事の様な気がしますが、当時の雰囲気を考えるととんでもない発想だったなと思います。

同時期にはアンダーグランドですとカンパニーフロウが独特な音作りをしていましたし、サウスも盛り上がり、大物予備軍ですとティンバランドやスウィズ・ビーツ、ネプチューンズも大活躍しはじめていた頃で(これをみるとこの時期もある意味ゴールデン・エラだなと)、その中でもとりわけ地味な印象でしたが、当時自分としてはいちばん好きだったのがJ Dillaだったので、デスティニーズ・チャイルドのBootyliciousの中にJay Deeのクレジットを見つけ、遂にこういうのに進出出来たのか!と喜んだもんですが、同名のJonathan Donckerさんの方だったのを、亡くなってからインターネットかなんかで知ってズッコケた記憶が蘇りました。

ちなみに映像内ではクオンタイズ以外にも、ソウルネタをブツ切りにして組み替えるなどと言った手法も視覚的に分析しており、こういう見せ方は面白いので是非プレミアやピートロックとかのものでも見てみたいもんです。



How J Dilla humanized his MPC3000 (THE FIND)

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DJ MAYAKU / CUNT RAIN

直近ですとPUNPEEさんのアルバム収録「HAPPY MEAL」のトラック提供など、LEF!!! CREW!!!を抜けた今も大活躍しているDJ MAYAKUさんですが、最近は川崎のスケートショップGoldfishからサポートされているみたいで、その絡みだと思うのですがDJミックスが公開されました。CUNT RAINというタイトルですが、これオシッコのことでしょうかね。

内容は日本を中心に、アメリカ、ブラジル、ヨーロッパと国際色豊かで、アンビエント、ファンク、ヒップホップ、レゲエ、プログレ、ポップス、パンク、ジャズ、ダンスミュージック、フレンチと超ごった煮状態であります。コレ見ただけでなんだか楽しそうなのが伝わると思いますがどうでしょう。

前半のポイントでチャゲアスのWALKが登場しますが(最初モゴモゴで途中でパカっとひらけます。笑)、自分は当時から大陸感な音楽という箱に分けていたのですが、実際事件後の感覚で聴くとブロン液一気飲みして作ったんじゃないかと思うほどドラッギーな感じがしまして、また新しい感覚で早すぎたスクリューを楽しめるかと。

また、Osmar Milito e Quarteto FormaからMF DOOMのところや、HarumiからDiploのところなどネタ振りがあったり、ほんの数秒だけクイックに使う部分があったりと展開もユニークですし、こんなにバラけたものをよく一つにまとめたなと感心します。ポンポンと展開しながらも、要所にはポイントになるいわゆる良い曲がいくつも入っており、聴かせる所はキッチリと押さえております。

とにかく面白いしトラックリストを見ずまずは楽しんだら良いかと。
ダウンロードのリンクも付けてくれておりますので、年末のBGMとして是非どうぞ。




DJ MAYAKU / CUNT RAIN


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Track List
01.佐藤 博 / 浄土
02.Rare Silk / Storm
03.Gigi Masin / Clouds
04.Steve Reich / It's Gonna Rain
05.Chage And Aska / Walk
06.Aragon / Horridula
07.猪俣猛とサウンド・リミテッド / Drum Concert ?
08.清水靖晃 / Boutique Joy
09.ライオン・メリー / メリノロジー(ハム・ソーセイジ)
10.Picky Picnic / My Life 1.2.3.
11.Faul Ei / Im Spielzeugland
12.S? / 犬の子
13.だててんりゅう / ぶっこわれた僕
14.The Nurce / ナース
15.Aunt Sally / すべて売り物
16.Miles Davis / Rated X
17.Ding Dong / Badman Forward Badman Pull Up (DJ MAYAKU Remix)
18.Gerechtigkeits Liga / Der Schöpferische Augenblick
19.Jack Costanzo / Introduction
20.Osmar Milito e Quarteto Forma / América Latina
21.Madvillain / Raid
22.George Clinton / Computer Games
23.Harumi / Hunters Of Heaven
24.Diplo / Big Lost
25.DJ Koze / I Haven't Been Everywhere But It's On My List
26.井田リエ&42ndストリート / Hirameki Love (Feel Like Makin' Love)
27.Manna / Gotanda
28.上田知華+KARYOBIN / パープルモンスーン
29.Andre3000 / The Love Below (intro)
30.Serge Gainsbourg / Cannabis
31.Serge Gainsbourg / Javanaise Remake
32.中山ラビ / コーヒータイム
33.井上陽水 / 事件
34.Clement Irie / Ku Yu Sound Boy
35.Blah Blah Blah / In The Army
36.I.C.H. Der Bundesminister / Vanishing Pentagram
37.Wha-Ha-Ha / Akatere









クラーク内藤 / COVERS. (Free Download)

「KOHH - Junji Takada」をロックンロール調にカバーしたので度肝を抜かれ、その後Trash Hop Mixなる独特な選曲のヒップホップミックスを披露しそれもとても良かった、気になる人クラーク内藤さん(@clarknaito)が遂にフリーダウンロードアルバムをリリース。

タイトルはCOVERS.ということで、今回もJunji Takadaの時のようなキレを見せており、USヒップホップや日本のヒップホップのスーパーヒット曲のトラックを拝借しての独特のカバーを披露しております。

一曲目からいきなりフランク・オーシャンのNIKEに二村定の青空を乗せたのでガツンと来くるのですが、そのまま失速することなく次から次へと強烈な組み合わせがきます。特に自分が聴いてきたUSヒップホップの好きなトラックが多いので、それも馴染み易い理由かもしれません。

まあそれにしても何度か聴いてしばらく置いて聴いてを繰り返す度、やっぱりこれはごく短い期間で衝動的に作ったものが多いんだろうなと思うようなエネルギーを感じるのですが、そんな粗野な作りが気に入って癖になってリピートしてしまうのかなと。

そんな一曲たりとも捨て曲のないトラック群の中でも特に自分的に印象に残ったのは、曲自体がカバー(替え歌)ですが原曲より印象に残る歌詞だった明日花キララのCho Ero De Gomenne、そしてこれをきっかけに知って好きになったMeteorさん4800日後・・・のカバーあたりです。トラックもそこからなんでカラオケ的な感じですがなぜか新鮮です。

そしてジャケも衝動を感じます。いやただのパロディーか。笑 でも内容を上手く表したとも言えるな。




クラーク内藤 / COVERS.
 (Free Download)

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曲目
①「青空(MY BLUE HEAVEN)」二村定一cover 
(トラック:FRANK OCEAN「NIKES」)

②「JUNJI TAKADA」kohh cover
(トラック:FABULOUS WAILERS「Long Gone」)

③「Cho Ero De Gomenne」明日花キララ cover
(トラック:THE NOMADS「ICKY POO」)

④THE STALIN「天プラ」THE STALIN cover
(トラック:Kendrick Lamar「HUMBLE.」)

⑤「NO FUN」IGGY&THE STOOGES cover
(トラック:OG MACO「U Guessed It」)

⑥「誰を怨めばいいのでございましょうか」三上寛 cover
(トラック:Major Lazer & DJ Snake「Lean On」)

⑦「4800日後…」METEOR cover
(トラック:METEOR「4800日後…」)

⑧「シャンパンとワイン(Champagne and Wine)」OTIS REDDING cover
(トラック:Suicide「Frankie Teardrop」サンプリング)

⑨「さよならアメリカ、さよならニッポン」はっぴいえんど cover
(トラック:Chance the Rapper「Same Drugs」サンプリング)







映画「Juice」 5大都市プレミア上映 と 映画に端役で出ていたヒップホップアーティスト

2PACの伝記映画「All Eyez On Me」がもうすぐ公開されるということで、昨今のヒップホップ人気も手伝って「Straight Outta Compton」超えもあるのかな?というところに興味が湧いておりますが、そもそもそこまで2PACを熱心に追って来ていないため映画として面白いと良いなという程度に留まっているのが正直なところであります。

そんな2PAC作品へのややある距離感ではありますが、やはり初めて彼を認識した映画「Juice」は特別な存在でして、近所の本屋で手に入れられる情報源がFineや宝島くらいしか無かった中高生頃見たのですが、当時はストーリーよりそこに映るDJ用ターンテーブルやDef Jamのレコード、バケットハットを被ったり、剃りこみを入れた黒人の若者が、ラジカセを持って街を歩いている映像に衝撃を受けたもんです。

それまでスケバン刑事のイメージだったレザーの指ぬきグローブの印象もちょっと良くなり、万引きもお洒落に見えるという映画のマジックにかかり、その後ヒップホップを20年以上聴くことになるのですが、そんな名作がこのタイミングで東京、大阪、名古屋、福岡、札幌にて上映会が開催される模様です。地元は私の通勤路にある映画館でありますね。

今まで知らなかったんですが、日本版のDVDって発売されていないんですね。これで初めて見る若者もいるのかと。90'sファッションのリバイバルなので、普通に思うのかそれとも古いな~と思うのか興味深いところです。

若い頃の私の中ではこの銃の魔力に取り憑かれた役の彼が、そのままスライドしてギャングの読売巨人軍デスロウ入りというイメージでして、本当に悪いヤツというイメージがしばらくありました。今見るとこの頃は可愛らしさもある菅田将暉で、後に竹内力(いや小沢仁志か...)にといった感じでしょうか。



映画「Juice」 5大都市プレミア上映決定

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それにしてもカッコイイ写真ですな。これカーキの服の彼に鼻の穴にナイフ入れられて、ヒャ~~~となる(見てる側が)ところですよね。


12月19日(火)19:00~
東京:『新宿バルト9』
大阪:『梅田ブルク7』
名古屋:『ミッドランドスクエア シネマ』
福岡:『T・ジョイ博多』

12月22日(金)20:30~

札幌:『ディノスシネマズ札幌劇場』







また、映画の中に出てきた恐らくはヒップホップのアーティストだよな?という端役やエキストラみたいな人たちの答え合わせを長年放置してきており、この上映の情報を聞き思い出して調べたんですが、情報が載っている海外のサイトがありましたので併せてどうぞ。

私がこれまでに気付いていたのはチンピラ軍団の中で無口だけどイキってるトレッチ(ノーティーバイネイチャー)、バーのカウンターで仲良くドリンクを飲んでいる仲間割れ前のEPMD、「Say Hoo!」が「ホーと言って」と訳されていたクイーン・ラティファ、レッド・アラート、そしてあれは多分のレベルで車に乗り込むスペシャルEDくらいでしたが、Son of Bazerkなんかも居たことを知りました。(難易度高い)他にも万引きしたレコードは何か?なども載ってますね。オジさんも若者も是非見ていただけたらと。


"You Got The Juice Now..." Juice The Movie - Cameo Role Focus (Kool Skool)

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カルロスひろし / 聞こえるか?僕の新しい歌が。

この数ヶ月とても早いペースでDJミックスをポンポン出している、川崎のスケートショップGoldfish周辺のDJカルロスひろしさんが、前作から間もなく再びミックスを出してきました。それにしても早いペースですが、早すぎて処理が追いつかない状況でありまして、公開から少し経ってからのポストになりました。

私が楽しみにしている定期的にミックスを出す人たちは、基本パッと選んでパッとミックスしても高いクオリティがキープ出来る人たちのように思いまして、この人もそういう能力ある人かなと思っておりますが、それにしても追いついて行くのに必死であります。

今回は年末のLEDが輝く街に合いそうな、ユラユラ&キラキラのゆったりした楽曲を前半と後半に入れ、真ん中にハードなものを入れている構造で、全体的にトラップ的なトラックのものが多いと言った感じでしょうか。

印象に残った部分を記述していきますと、

1曲目の清水翔太にKandytownの2人が参加した「Drippin'」が凄い良くて、その流れで2曲目の大ヒット「ビッチと会う」で掴みをダメ押しされた様な感じ。「此処ニハナイ」でのチコカリートが格好良かった。最後のGoodmoodgoku x 荒井優作~今年一番聴いた曲の一つ「コーネリアス – あなたがいるなら」のアレへの展開が良かった。

と言った感じでしょうか。ビッチと合うとあなたがいるならが同じ場所に並ぶのが粋ですね。自分の中で小山田圭吾を初めてちゃんと分かった気がする曲ですが(20年間くらい何となく聴いてはいるが)、現在の若者の一線級と並べて遜色無いのも凄いなと。

カルロスひろしさんは本当に展開を作るのが上手でありますね。要所を作っているのか自然にやってるのか分かりませんが、安心して聴いていられるって感じです。フリーダウンロードも有り街の夜がとても合いますので、是非mp3プレイヤーに入れて外で聴いていただけますと宜しいかと。



カルロスひろし / 聞こえるか?僕の新しい歌が。

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Track List
清水翔太 feat. IO, Young Juju - Drippin'
DJ Chari, DJ Tatsuki, Weny Dacillo, Pablo Blasta, Jp The Wavy - Bitch To Au
Aklo x Jay’ed - Ballin’ Out
Rau Def feat.Ace Hashimoto - 現象
Hiyadam feat.Erick - No Lie
One a.k.a Elione feat.Chico Carlito & Pablo Blasta - 此処ニハナイ (Remix)
Kojoe feat.Mayumi - King Song
Awich - Ashes
Cherry Brown feat. Vito Foccacio - She's My Sweetie
Salu - Catty
Goodmoodgoku x 荒井優作 - 空に祈るよ
Cornelius - あなたがいるなら













Sly5thAve / The Invisible Man: An Orchestral Tribute To Dr. Dre

元々サンプリングで作ったヒップホップを特別にバンドでやるみたいなのや、ヒップホップの名曲をバンドカバーみたいなものにさほど興味が沸かない私ではありますが、Dr. Dre作品をカバーという字面の重力には負けてしまい、まんまと聴いてしまいましたが良かったです。

以前にもヒップホップの名曲をオーケストラで演奏する動画をポストしたことがありますが、その中でもDr. Dre作品は音的にオーケストラとの相性が良かったのもあり、ジャズでも何だか良さそうだなと察したわけであります。

こちらをやったのが故プリンスを支えたバンド、ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションのメンバーでサックス奏者兼マルチプレイヤー・プロデューサーのシルヴェスター・オニェジアーカことSly5thAve。これまでプリンス以外にも数々の有名ミュージシャン(スティーヴィー・ワンダー、ジャネール・モネイなど)と共演してきた実力派で、ドレのお墨付きももらっているそうな。

カバー内容はドレ名義のものから、エミネム、スヌープ、2パック、ブラックストリートまで有名曲が目白押しでインスト曲中心ですが中には歌付きもややありといった感じで、ヒット作が気持ちの良い流れで畳み掛けるように次から次へときます。

ゲストにはクァンティック、マーク・ド・クライヴ・ロウ、ジメッタ・ローズ、メリッサ・マクミラン、ロバート・スパット・シーライトと中には知った名前もありますが、特にLet Me Rideに参加したジメッタ・ローズなんかは、エリカ・バドゥ風味を多少感じまして良いもんだなと。

あとは、ネクストエピソードのところが大分メローで始まり、元ネタの方の感じで進んでいくんですが、もう少しスリリングな感じだと良かったなぁなんて思っていると、一回終わってヒップホップ的な方に行ってくれるところとかかなり気が利いてます。

すでに極限まで洗練されているドレのトラックのカバーなのでどうなることだろうと思っていましたが、チープにならず、また妙にオシャレになり過ぎず適度に重さを残した、しっかり聴いても楽しくはたまた聴き流しても良い感じの内容となっておりまして、家&車でダラダラとかけっぱなしにするのはもちろん、歯医者の待合室からオシャレだと思ってJazzかけてるラーメン屋の店頭、そして職場での当たり障りない感じまで、幅広いシチュエーションでかけれられるBGMにもなるかと思いますので是非とも。



Sly5thAve / The Invisible Man: An Orchestral Tribute To Dr. Dre
アナログ

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CDの物々交換 「Cato Salsa Experience / Good Tip for a Good Time (カトーの楽しいロック講座)」

少し前に既存の写真と企業やブランドのロゴを組み合わせて、インスタグラムで公開していたり、架空のアルバムのレビューを書いたりするBastaSkillさんという大変興味深い人をポストしましたが、このCDの物々交換の企画に応募してきてくれまして交換に至りました。

ツイッターで結構な人たちにRT・いいねされ、かなり注目されましたので私の方もより興味が大分深まっておりましたが、送ってきていただいたCDも、2002年に発表されたノルウェーの産ガレージロックバンドの2ndアルバムで、こういうの聴いてきたんだなと妙に納得してしまいました。それにしても前回のやつとジャケの色味が似てるな。

アルバムは一曲目が好きな場合が多い私ですが、このアルバムについても一番良かったのはヒップホップのブレイク的な要素を持つ一曲目だったんですが。頭からタフなドラム+ウッーの男臭い掛け声が絡む、まるで2枚使いしてくれと言わんばかりのドラムブレイクで始まり、オルガンやギンギンのギターそしてテルミンみたいなのまで入ってくる、90年代後半のアンダーグランドヒップホップ以降を思わせるドープなロックチューンとなっております。

ヒップホップやブラックミュージック、ダンスミュージックを聴いてきた耳で聴いている私としては、どうにもファンキーなブレイクビートを意識して作ったんじゃないのかと思えてくる展開の付け方だったりするのですがどうなんでしょうかね。また遅いのが好きな私としましては、4曲目も充分に分かる範囲とも言えました。

それ以外は基本的にギターとオルガンが格好良い、古い要素を取り入れたロックと言った感じなんですが、中には遅いハードコアと言いましょうか、ドゥームメタルと言いましょうか、ロックの引き出しが無いので上手くは言えませんが、ズンズンくる遅くヘビーなものに寄せたものもあったりと、古い感じにしてあってもそういった要素が盛られているのかなぁと思ったり。(確信が無いのでふんわりしてます)

ロックはごく有名なものを除きほとんど通ってこなかったところでもありますので細かい話はアレですが、ヒップホップ的に理解できるところがあったり、ファンキーな要素があるので比較的分りやすかったかもしれません。1曲目なんて、2000年代前半頃の当時出会って聴いたら、今よりもっと「うお!」となっていたような気もします。リアルタイム性は大事です。



Cato Salsa Experience / Good Tip for a Good Time (カトーの楽しいロック講座)

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交換相手の方の感想


Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardrops

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[名前] BustaSkill
[住まい] 東京
[性別] 男
[自己紹介] BustaSkill  Tokyo/Japan/Creator/Difficult to walk straight.

Twitter : @BustaSkill
Instagram : https://www.instagram.com/bustaskill/
Liar Jack Records : http://liarjackrecords.hatenablog.jp/
Crayons Meiban : https://www.instagram.com/crayons_meiban/
Shop : https://bustaskill.theshop.jp/




感想:
サンプリングラブさんにインスタやブログを取り上げていただき、さらにはCD交換までさせて頂くことになり、大変嬉しいです。
今では多くのジャンルの音楽を聴ける様になりましたが、鼻を垂らしていた時代から、根っからのロックンロール小僧だった私は、このジャンルは薄くしか通っていなかったのですが、ジャケ、バンド名、曲名だけを見て、曲を妄想するのは得意なので、ふわふわと妄想していました。

序盤の曲は以外と妄想曲と似ていてニヤリとしてしまいましたが、実際は妄想よりかなり良かったです。良曲はたくさんありましたが、お気に入りベスト3は07「Tough Talk」08「Tus Modos」16「Wade In The Water」の3曲です。他の曲と比べるとラテン感は薄いですが、どの曲もキーボードがかなり良いです。

07「Tough Talk」テンション高めのキーボードソロが入っており、ソロ回し愛好家の私にとってはたまらないソロでした。ちなみに、歳をとるごとに他の楽器よりもキーボードの音が好きになる現象はなんと呼ぶのでしょうか?知っている方がいたら教えてください。
08「Tus Modos」どことなくDOORS感のある曲で、中盤からの終盤にかけてのテンポの上がり方、ギターソロ、どこを取っても良曲です。CMなんかにも使って欲しい感じです。

16「Wade In The Water」序盤から良いキーボードが鳴りっぱなしで、サビというかメインリフ以外は各楽器のソロ回しで構成されていて、これまたソロ回し愛好家の心を掴んで離さなかったです。

今回CD交換をさせて頂いて、教室でCDを交換し合って、新しい音楽に触れていた学生時代を思い出し、とても良い体験になりました。今の時代、配信やダウンロードが中心になってきた音楽業界ですが、音楽好きの仲間達となけなしのお金で買ったCDを交換し合うあの感じを忘れずにいたいと思いました。


何か発表したいこと: 

せっかくなのでやっていることを紹介させていただきます。

Bootleg Propaganda
サンプリングラブさんに最初に紹介して頂いたコラージュプロジェクト。
https://www.instagram.com/bustaskill/

Liar Jack Records
こちらもサンプリングラブさんに紹介していただいた、存在しないアーティストの存在しないディスクレビューをする音楽ブログ。
http://liarjackrecords.hatenablog.jp/

Crayons Meiban
好きな名盤をクレヨンで再現していくプロジェクト。
https://www.instagram.com/crayons_meiban/

BustaSkill Shop
Tシャツなど販売しています。
https://bustaskill.theshop.jp/



KABA / DEEP RAP 7

ブログを書かなかったこの一週間は色々とあり、仕事や人生にうんざりしてもう一度やり直したいもんだななんて考え込んでおりましたが、その間あまり情報を取らずひたすら同じものを聴いていたのですが、こちらもその中の一つ。

前作は、ディープハウスっぽい部分が印象的だったなんて思った記憶がありますが、今回はどうなっているんだろうか?と、いつもながらUSのトレンドの流れを勉強する定例行事となっている、ダンスミュージック的見立てでヒップホップ、R&BをチョイスするKABAさんのミックスシリーズ7弾、「DEEP RAP 7」が少し前に公開され無心で聴いておりました。

今回は前回もあったディープハウスチックな曲、ここ最近のUSモノに多い多少リゾート感のある曲、アンビエント要素がある曲など、R&B中心に構成されている印象でありまして、まず一曲目の話題の海外ドラマ「Stranger Things」関連の曲(見たことないですが)がいきなり良かったのが一番印象に残ったことです。

収録曲はKelelaとTy Dolla $ignの曲しか知らなかったのも有りShazamでチェックしましたが、聴こうと思いながらスッカリ忘れていたMajid Jordanの新アルバムからの曲がまあまあ入っていたり、他にも全く知らないものばかりでとても新鮮でしたし、聴き続けると良さが分かってくるものが多数でした。

内容的には新譜のおいしいところをピックアップして聴かせてくれるという部分では平常通りと言った感じですが、半年のサイクルで少しずつトレンドが変わっていくのが知れる貴重な存在でありますので、自分の音楽を聴いていく指標となっております。

いつも通りダウンロードリンクも付けてくれておりますので、ひたすら繰り返して聴いていただくと良いかと。




KABA / DEEP RAP 7


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