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SZA / Ctrl

「セラミック」という今まで何気なく使っていた単語が、突然パワーワードに化け心を持って行かれた週末でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

アルバムをずっと心待ちにしていた一人、TDEレーベルの紅一点SZAが2014年のEP(とは言え10曲入り)を経て遂にフルアルバムをリリースしました。

前作は、モッタリとした速度中心に時代性からかアンビエント風味が全体を覆っており、HiiiJackやBabylon(ft. Kendrick Lamar)などかなり好きになった曲もありましたが、今回はというとこれまたモッタリですが、時代性からかメローでドリーミーな楽曲が中心で、まだ5回くらい聴いただけですが、前回同様にかなり好きな内容でして繰り返して聴けるアルバムだと思いました。

1曲目にファレル作のトラックを持ってきているのですが、2周してもファレルと気付かず。そしてそれに続くTravis Scott参加の2曲目とKendrick Lamar参加の3曲目もゲストの参加を特に意識することをしなくても良い曲で、その後もまた終始良曲が続くというかなり出来の良いアルバムという印象です。

中でも私が気に入っているのがSCUM(意味:浮きかす、上皮、浮き泡、人間のくず、人間のかす、ごくつぶし)という人がプロデュースした10曲目の「Anything」という曲で、ウネるドリーミーシンセとブツ切りビヨビヨベースのスッカスカトラックがかなり格好良いです。

カメラを少し方向変えたら、監視カメラ作動中とか鳥居の書いた看板がありそうな、PCの不法投棄感をフィーチャーしたジャケも、R&Bのジャケとしてはまあまあ珍しい部類に入りますよね。そういった部分でもTDEの色が出たとても良い内容のアルバムだと。



SZA / Ctrl

sza_ctrl.jpg






「妄想MUROナイト2017」 と 「Kuma the Sureshot / Japanese Sampling Sports[MURO Suite Edit Pt.1&2]」

本日、6月6日ムロの日(平日)の振り替えで行われると思われる、毎年恒例「妄想MUROナイト」が開催されます。出演者の妄想により始まったこのイベントも早4回目(4年目)となり時間が過ぎるのはあっという間だなと。

最近では、イベントのメンバーによる妄想ペイジャーも中古市場にて高値で取引されるようになるなど、妄想が実社会にまで影響を及ぼすようになりなんだか凄い事になったのですが、イベントは相変わらずの感じでDJ MUROさんにゆかりの深いゲストなども参加し楽しく行われるようです。TINAさんのところにKODPのナンバーが付いているの見て思わず笑ってしまいました。

で、そのイベントに合わせて、Kuma the Sureshotさんが作ったDJ MURO関連音源のネタふりミックス第2弾が配布されるとのことで、それがストリーミングで公開されたのと、過去配布したVol.1のほうのミックスがダウンロードリンクできるようになりました。本日イベント終了まで落とせるらしいのでお早めに。

タイムリーなことに、本日朝から近所のコメダで、当時ペイジャーを一緒に聴いていた先輩(ツイギー派)と一年ぶりくらいに会っていたのですが、このミックスの話をしようと思っていたのに、すっかり忘れておりました。後でメールしとこうと。

と言うわけで、行ける人もいけない人も今日はこれ聴いて過ごしたら良いかと。



kts_murosuite1_2.jpg



Kuma the Sureshot / Japanese Sampling Sports[MURO Suite Edit Pt.1]





Kuma the Sureshot / Japanese Sampling Sports[MURO Suite Edit Pt.2]






妄想ページャーの新曲もこのタイミングで公開。ペイジャー臭すごい。笑








mousou_muronight2017.jpg

2017/6/10 (SAT)
開場23:00
開演11:15:4
終演 6:6 「妄想 MURO NIGHT!」
at 下北沢 Three
2,000円 1D + 来場者特典

妄想MURO GUEST:
RYO-Z (RIP SLYME)
TINA (KODP #27)
BEN THE ACE

妄想MURO LIVE :
MOUSOU PAGER

妄想MURO DJ :
CICCI (Smile Village)
LADY-K
Kuma the Sureshot (MOUSOU PAGER)
PoLoGoD. (Threepee Boys / MOUSOU PAGER)
showgunn (MOUSOU PAGER)

Record shop :
SPELLBOUND RECORDS
TURNTABLE TOKYO








HIP HOP definitive 1974 - 2017 (ele-king books) / 小渕晃 (著)

日本のヒップホップ名盤をランキング形式で紹介したミュージックマガジンは、炎上しつつも見事今年一番のトピックとなりましたが、騒いでいる人たちのまとめを読んだら、なんだか自分のツイッターTLで見かける人たちが多くて笑ってしまいました。

そんな、およそ10年以上ぶりに盛り上がりを見せる日本のラップとは対照的に、米国のラップ音楽は世界規模で消費されるポピュラー音楽の中心として機能しており、今現在こちらも最高の盛り上がりを見せているかと。

そんな日米の状況を、時代、政治、地域の視点から語り合った「ラップは何を映しているのか」は、それぞれの国で起こることの大枠を知るのに大変素晴らしい書籍でしたが、こちらの「 HIP HOP definitive 1974 - 2017」は目次を読んだ限り、細かくアメリカのトレンドの移行を知れる内容になっているようで、著者はbmrの編集長だった小渕晃さんです。

こうして目次だけ見ても、シーンが数年で変化していく大変新陳代謝の良い音楽だというのが分かりますが、若者が主軸となる音楽とも言えますし主流の人として残っていくのは大分シビアだよなと。

この中で特に興味深いのは、「格好良い」の再定義が各所で行われる所あたりでしょうか。私はいつだったかの時期に一度脱落しており、それまで大好きだったものが受け付けなくなってしまった時期がありますが、2010年代の雰囲気には90年代の自分が聴き始めた頃のような新鮮さを感じておりますし不思議なものだなと。

ちなみにこのシリーズ、ソウル: 河地依子さん、CLUB JAZZ:小川充さん、アンビエント:三田格さん、テクノ:三田格さん、ハウス:西村公輝さん&三田格さん、ギターポップ:岡村詩野さんと、結構ジャンル別に沢山出ており他のも面白そうですね。



HIP HOP definitive 1974 - 2017 (ele-king books) / 小渕晃 (著)

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目次

Chapter 1 1974~ ヒップホップの誕生
Chapter 2 1982~ エレクトロ・ブーム
Chapter 3 1984~ ストリート回帰~第2世代の登場
Chapter 4 1986~ ヒップホップ・ネイションの誕生
Chapter 5 1988~ コンシャス~メッセージ・ラップ
Chapter 6 1988~ ギャングスタ~プレイヤー・ラップの隆盛
Chapter 7 1990~ ニュースクールからハードコアへ
Chapter 8 1992~ Gファンクの猛威
Chapter 9 1992~ サウス~ミッドウェスト・シーンの台頭
Chapter 10 1994~ リリシスト~サグ/マフィオソ・ラップ
Chapter 11 1994~ ポップなスタイルの復活~全米のポップスに
Chapter 12 1996~ コンシャス派~インディ・シーンの盛り上がり
Chapter 13 1999~ ウェッサイ・ファンク2000
Chapter 14 2000~ サウス&ミッドウェストの時代
Chapter 15 2006~ 「クール」の再定義
Chapter 16 2011~ ヒップホップの新時代


内容紹介

すべての音楽ファン待望の、ヒップホップ全時代の主要アルバムが1冊でわかる唯一の本!

1979年のシュガーヒル・ギャング「Rapper's Delight」、あるいはアフリカ・バンバーターの『Death Mix』から──

ヒップホップの誕生、
ブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、ロングアイランドから絶えまなく生まれるストリートの音楽、そしてトミー・ボーイ、デフ・ジャム、コールド・チリンの隆盛からヒップホップ・ネイションの出現へ。
コンシャスからギャングスタへと。ハードコアからGファンクへと。
サウス/ミッドウェストが台頭するいっぽうで、ニューヨークのサグ・ラップも燃え上がる。
また、ポップスとしての地位を確立する他方ではインディ・シーンが立ち上がり、ウェッサイのファンクが脚光を浴びたかと思えばネオ・スクールが台頭する。

つねに変化しつづけ、拡大し続けるUSヒップホップのすべての時代にわたっての主要作品が、この1冊でわかる!
すべての音楽ファン待望の『ヒップホップ・ディフィニティヴ』、ついに刊行!


著者について
元『bmr』編集長


Lexx / Summer Sequence

Beipanaさん(@beipana)のミックスを知った際、ツイートも遡っていくつか気になる情報(一つはこれ)を知ったのですが、こちらのミックスもその一つで知ってから定期的に聴いております。

スイス(チューリッヒ)のLexxさんによる、アメリカ、イギリス、ドイツから日本、韓国までのファンク、ソウル、バレアリック、アンビエント、エレクトロニック、ダブ、ジャズ、フュージョン、チル、ダウンテンポ、ワールドと言った感じの楽曲で作られた、ヌターとして力が入らない感じの大変気持ちの良いミックスとなっております。

私は知らなかったんですが、スイスでは有名なBlingg ‘n’ Lexxというラップグループ参加していた人とのことで、ヒップホップ出身者という事を知った瞬間から、更に身近に感じた次第でございます。

一周目では全く気付かずその情報を知った後に聴くと、その痕跡が最後から2曲目に入っている、De La SoulもサンプリングしているBayeté - Free Angelaなのかな?とか都合よく勝手にブレイク的なものに思えてくるのが不思議ですね。笑

夏のクソ暑い日にも凄く良さそうです。無料ダウンロードもあります。



Lexx / Summer Sequence
ご本人のウェブサイト

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こちらのコンピにも参加しているようです。


Snoop Dogg / Neva Left

ポップな市場を意識した感もあった、ファレルを全面的に絡めた前々作はあまりピンと来ず、Just BrazeやSwizz Beatz、Timbaland、J Dillaなどの2000年代のレジェンドプロデューサー達とToo $hortやE-40、Suga Free、そしてJeremih、Wiz Khalifaが参加した前作は凄い好きで、今回はどうなるのかすごく楽しみでしたが期待を裏切らない内容だったと。

BadBadNotGoodとKaytranadaがやった既存曲にスヌープがラップを乗せ、トランプ大統領を挑発するようなPVが話題の先行曲「Lavender (Nightfall Remix)」が、あまりにも格好良かったので、こんなに期待を持ってしまったのがありますが。

一曲目からThe Charmels – As Long as l’ve Got You使い(Wu-Tangのアレの)で奇襲をかけられた気分になったり、3曲目はATCQ(これも東的)を大胆にサンプリングした曲だったり、ZAPP的なトラックにRedman、Method Man(これも東か)そしてB-Realという麻友参加のものから、熱 VS. 緩のコントラストが良いKRS-ONE(で、これも東だ)参加の曲など、西海岸マナーの中に東海岸のパーツを落とし込んだ所が案外良かった印象です。

もちろんそれら含め全体的に西海岸のテイストで纏め上げてあり、涼しいのからファンキーなのまで前作同様アルバム通してとても良くて好きでした。ちなみに一番好きだったのは6曲目「Swivel」。メチャクチャ格好良いですね。



Snoop Dogg / Neva Left

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高木完 / SUNDAY LIVE BEATNIK 2017.5.28 ゲスト 藤原ヒロシ&細谷武司

先月4月に開局したラッパーのZeebraが仕掛ける、HIPHOP専門のネットラジオ局「WREP」(24時間オンエア)が開局され、その中に日本ヒップホップ界のパイオニアの一人高木完さんの番組(毎週⽇曜:14:00-16:00)があるのですが、そこに当時の相棒藤原ヒロシさんと、パンク服ブランドを手がける細谷武司さんがゲストに来た回が面白かったので。(VIA @t_arum)

この回はヒップホップのオールドスクール期を、セックス・ピストルズの仕掛け人でもあり、ヒップホップ初期の段階で取り入れレコードを作ったマルコム・マクラーレンを軸に話を進めていく、大変面白い視点の2時間となっております。

藤原ヒロシ氏の当時のイギリス、NYでの生活やマルコム・マクラーレンとのやり取り、当時の黒人がパンクロックのファッションに憧れていたなどなど、当時関わっていないと分からないような話が山盛りであっという間に2時間が過ぎます。

お昼休みのお供にどうぞ。



高木完 / SUNDAY LIVE BEATNIK 2017.5.28 ゲスト 藤原ヒロシ&細谷武司

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K_A_B_A_ / DEEP RAP 6

半年に一回のお楽しみであります@K_A_B_A_さんのDJミックスですが、Vol.6が少し前に出まして、仕事をしながらダラダラとひたすら流しっぱなししていることが多いです。

このシリーズのコンセプトであります、ラップミュージックをダンスミュージック的な解釈でプレイするというのは、昨日ポストした書籍「ラップは何を映しているのか」で語られていたダンスミュージック化するラップの件とリンクし、本を読んだ後にあらためてこのミックスシリーズの事を考えてみましたら、K_A_B_A_さんは随分早くにこの事に気付いていたんだなぁと感心した次第であります。

ダンスミュージックの見立てらしく1時間半とミックスにしては長尺で、つなぎに関してもガチガチにと言う感じではありませんが(フェードアウト~フェードインもあるし)、一曲を長めにとってあり選曲の上手さで成立させているのが、ヒップホップのミックスとしてはやはり新鮮であります。また、ミックスでもその傾向がありますが、少し前までのシリアスで酩酊したサウンドからメローになったトレンドの移り変わりなんかは、テックからディープハウスに...みたいな感じがします。

ヤンキー音楽をヤンキーぽくないアプローチで行くので、店舗や職場などの少しお行儀よくしておかないといけない所でも対応しますし馴染みますので、場所を選ばず普段のBGMとしてひたすらダラダラかけっ放しにするのも良いと思います。

ありがたいことにフリーダウンロード&トラックリストも用意してくれております。



K_A_B_A_ / DEEP RAP 6

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1 Location / Playboi Carti
2 Smokpurpp on bean / Lil Peep
3 Shleana / Ramriddlz
4 Love Galore / SZA ft Travis Scott
5 Moscow Mule / Jimmy Prime
6 wwaavvyy / Oliver
6 Be mine / Swaghollywood
7 Maribu / 24hrs
8 Kelly K / Playboi Carti
9 Addy / Quentin Miller ft Jace of Two 9
10 Rackades / Two 9
11 Bloody Trap / KEY! ft Madeintyo
12 VSVSVS / 24hrs
13 Testify / Future
14 Waves / Levi Carter ft KEY!
15 Digital Money / Jimmy Prime
16 Still / Brodinski ft Johnny Cinco
17 Get it Together / Drake ft Black Coffee & Jorja Smith
18 Come Closer / WizKid ft Drake
19 Run Up / Major Lazer ft PARTYNEXTDOOR, Nicki Minaj
20 Body / 24hrs
21 Gucci on My / Mike Will Made-it ft 21 Savage, YG, Migos
22 Expensive / Lil Yachty ft Swaghollywood
23 Super Mario / Logic ft Madeintyo
24 Did it Again / Jay Critch ft Rich The Kid
25 Lookin / Playboi Carti ft Lil Uzi Vert
26 YSL Boots / Madeintyo & 24hrs
27 Rich Forever Intro / Famous Dex, Jay Critch, Rich The Kid
28 XO Tour Lif3 / Lil Uzi Vert
29 1up / KEY! Reese
30 Lens /Frank Ocean ft Travis Scott
MASTERED BY KOJI TSUKADA







ラップは何を映しているのか――「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで / 大和田 俊之、磯部 涼、吉田 雅史

3月終わりに発売し話題となっておりましたこちらの書籍を私も遅ればせながら読了しました。

アメリカ、日本のラップミュージックについての最新の状況から過去まで、社会情勢を踏まえて3人の識者が語り合うという内容の本なのですが、まず全て読み終えて真っ先に思ったことは、まるで週刊誌じゃないかと思うほどの鮮度の高い情報が載っていて、とにかくなるべく早く読んだほうが良い生物(なまもの)ということでしょうか。

国内であれば、アルバム発売から僅かしか経っていない超直近とも言うべきゆるふわギャングや、この数年の大きなトピックでありますデモやフリースタイルバトルなどからパイオニア達の話まで、海外だとトランプ政権前後の雰囲気から、オールドスクール期~ゴールデンエラまで、政治的なものからそういった部分を排してダンスミュージック化しているところまでを話し合っております。

オススメしてくれた友人と話していた話題や考えが、この本の中で話されている事と符合したりする部分も結構あったり、また知らないことを沢山知る機会になったりと、とても面白く中身の濃いものだと思いました。

終始固有名詞が多く、後ろに書かれている注釈の量が莫大ですので、初めてこのジャンルに興味を持って読んだ人は、恐らく読むのがものすごく大変なんじゃないかと思いましたが、ある程度のヒップホップファンである私のような仕事しながら音楽を聴いている人間でも、ほとんど注釈無く読めましたので、ヒップホップに興味ある人は現在のシーンを込みとした全体像を知るのにも最適な書籍と言えます。

また、あまり海外のラップを知らなく興味がある日本のラップファンや、逆に海外のラップファンで日本の作品を知らない人も、今のツボをキッチリ押さえつつ過去の必聴なものを知る本として、ディスクガイド的な役割で機能するのでは無いでしょうか。

著者の方々のMigosやゆるふわギャングを気に入っているという発言を読み(皆結構いい年)、自分自身もいつまでもこういう気持ちを持ち続けれるよういたいなと。



ラップは何を映しているのか――「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで / 大和田 俊之、磯部 涼、吉田 雅史

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アマゾン商品説明より
画期的ラップ・ミュージック概論、登場。

アメリカ事情に精通する大和田俊之、長年ラップの現場に身を置いてきた磯部涼、批評家とラッパー/ビートメイカーを往復する吉田雅史。
三人のラップ論者が、日米のラップの変遷を語りつくす!
ヒップホップ・カルチャーの歴史を縦軸に、「トランプ後の世界」と「日本語ラップ」の現状認識を横軸に、ラップの潮流を通して、私たちの社会をもマッピングする一冊。

<目次>
●はじめに 吉田雅史

●第一章 ラップはいまを映しているか
ラップの定義について/ヒップホップ史の書き換え/BLMのアンセム「Alright」/チャンス・ザ・ラッパー発言に見る非政治化/トラップ・シーンの変化/酩酊感の正体/大統領選との距離/予想を裏切るトランプ/「Bad and Boujee」は反動なのか/デモとラップ/シカゴの時代

●第二章 USラップが映してきたもの
政治性を求めるのは誰か/『ストレイト・アウタ・コンプトン』の歴史操作/KRS・ワンのヒップホップ道/「The Message」再考/ゲームの始まり/ギャングスタ・ラップの二重性/ポスト・ソウル世代の政治感覚/宗教と陰謀論/女性ラッパーの系譜/エミネムとホワイト・トラッシュ/女性物を着るラッパーたち

●第三章 日本にラップが根づくまで
オーセンティシティとオリジナリティ/佐々木士郎(宇多丸)の危惧/ハードコア・ラップが右傾化した理由/『空からの力』という教科書/社会問題に対するメタとベタ/ポリティカル・ラップとしてのMSC/顕在化する地域性/方言に根ざしたビート/フリースタイル・ブームの行方/ダンス・ミュージックへの回帰/「It G Ma」ブレイクの意味/アメリカの影と向き合う

●あとがき 磯部涼、大和田俊之

●註釈

内容(「BOOK」データベースより)
アメリカ事情に精通する大和田俊之、長年ラップの現場に身を置いてきた磯部涼、批評家とラッパー/ビートメイカーを往復する吉田雅史。三人の識者によるラップ・ミュージック概論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大和田/俊之
1970年生まれ。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。慶應義塾大学法学部教授。博士(文学)。著書に『アメリカ音楽史―ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社、第33回サントリー学芸賞)など

磯部/涼
1978年生まれ。主に日本のマイナー音楽と社会の関わりについて執筆

吉田/雅史
1975年生まれ。“ゲンロン佐々木敦批評再生塾”初代総代。批評家/ビートメイカー/ラッパー。『ele‐king』や『ユリイカ』誌などで音楽批評中心に活動。MA$A$HI名義でMeisoのアルバム『轆轤』をプロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Lil Yachty / Teenage Emotions

昨年ミックステープ「Lil Boat」が出た時、その極度に多幸感大盛りドリーミーサウンドと赤を基調とした強烈なルックスに一瞬でヤラれてしまいましたが、それは私の個人的な感覚なだけというわけでなく、アトランタの新世代で凄いのが出てきたなという空気感がSNSを支配し、皆で特別なものの誕生を見た同時体験のような感覚がありました。

あれから一年間、その注目度の高さやニュージェネレーション故の感性から、自由に発言した結果騒動に巻き込まれたり(絡まれたり)しながら、いつの間にかすっかりキーパーソンの一人となりました。そして世界中の期待を受け発表したデビューアルバムがこちら。

ジャケを見れば多様な人種が、そして男性同士のキスが写り、常にマッチョが支配してきたヒップホップに新しい時代がやって来たという感じですが、この決意を持ってみたいな感覚が皆無に見えるサラッとやってるところが良い所ですよね。

音楽性に関しては、前作までの主力だったドリーミーなトラックもちろんありますが、少しシリアス、メローなタイプから、モロにMigosそしてレゲエに寄ったものまでと、大分バラエティーが豊かな感じがします。私としましては終始ドリーミーで駆け抜けても良かったんですが。まあ、でもコレで良いとも思います。

ゲストについてもアメリカ国内のギャングスタラッパーや若手から、UKやオーストラリアまでと多岐に渡っており、サウスの有名どころでガチガチに固めていない所(Migosはいますが。笑)が良かったなと。

ちなみに自分が気になったこととしまして、一曲目や11曲目聴いていてなんかSADEみたいな感じがするなということです。多分裏声のボーカルにリバーブがかかり、サウスのトラックが80年代のトラックと重なる音色などがあるからそう聴こえただけだと思うのですが。

しばらく飽きずに聴けそうなアルバムになっているかと。



Lil Yachty / Teenage Emotions

lilyachty_teenageemotions.jpg










2017年のTシャツ 「スーパーカー」 & 「犬」 販売開始しました。

少し前に予約を受け付けておりました今年のTシャツ、「スーパーカー」と「犬」(SIMI LAB所属のイラストレーターMA1LLさんに依頼)が出来上がってきました。既に予約段階で売り切れになっているものもありますが、まだ在庫があるものは本日より販売しております。残り一枚のものなどもあったりしますので、ご検討の程よろしくお願いいたします。

毎年何を着て良いのやら困っているが、大手ファストファッションのだけは避けたい...という悩み多きTシャツ難民の皆様、午前と午後でTシャツを着替える程の量も必要なオシャレさんまで、是非ご検討いただければ幸いでございます。

毎年多くのお客様に購入いただいてはおりますが、とはいえ胸を張って言えるほど流通もしておらず、どこに旅行に出かけてもバッタリ出会ったことは今まで一度もありませんので、人と被るのが嫌な人も大丈夫だと。

毎年のように書いておりますが、もし万が一同じTシャツの人にバッタリ出会ったら、とりあえずお茶&メール交換でもしていただいて、その後一緒にDJイベント、男女ならデート(なんなら結婚まで)なんかしていただけましたらこちらも幸いでございます。

ちなみに、昨年終盤に作ったTシャツで在庫があるものも有りますのでそちらもよろしければ。







■ 2017年 スーパーカーTシャツ

T_2017_iro_mizu.jpg



価格:2,980円(税込) ※キッズは1,500円(税込)

ボディ:United Athre製 半袖Tシャツ
綿100%


カラー&サイズ:
メンズ
白 (プリント色:黒)         ・・・  、M、L、XL
黒 (プリント色:白)      ・・・  、M、L、XL
ライトブルー (プリント色:グレー)  ・・・  、M、L、XL
ベビーピンク (プリント色:グレー)  ・・・  、M、L、XL

キッズ
白 (プリント色:黒)         ・・・  120、130
黒 (プリント色:白)         ・・・  120、130
ライトブルー (プリント色:グレー)  ・・・  終了しました
ベビーピンク (プリント色:グレー)  ・・・  120、130





■ 2017年 犬Tシャツ

T_2017_iro.jpg




価格:2,980円(税込) ※キッズは1,500円(税込)

ボディ:United Athre製 半袖Tシャツ
白、サンドカーキ: 綿100%
ミックスグレー: 綿90%、ポリエステル10%


カラー&サイズ:
メンズ
白 (プリント色:黒)       ・・・  終了しました
ミックスグレー (プリント色:黒) ・・・  、M、L、XL
サンドカーキ (プリント色:黒)  ・・・ 終了しました

キッズ
白 (プリント色:黒)        ・・・  終了しました







サイズ表:

size_hyou2017.jpg







ご注文(予約)方法

下記の情報をメールにてお送り下さい。折り返しメールでご連絡いたします。
※尚、行き違いによりすでに売り切れている場合等ございますので、その際はご了承ください。基本的にキャンセルは受け付けておりませんので、よくご検討の上お願い致します。

メールアドレス: order@sampling-love.com

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                 → 164円(角2封筒サイズで厚さ3cmまで)
  それ以上の方     - 追ってこちらからご提案致します。


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三菱東京UFJ銀行への振込のみとさせていただきます。


ヤマト宅配便の送料:
※60サイズの場合は下記の金額になります。他のサイズの場合は
後ほどご連絡させていただきます。

540円エリア
茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・山梨・神奈川・長野・新潟・富山・石川
福井・静岡・岐阜・愛知・三重・京都・滋賀・奈良・大阪・和歌山・兵庫

756円エリア
宮城・山形・福島・岡山・広島・山口・鳥取・島根

864円エリア
青森・秋田・岩手・香川・徳島・高知・愛媛
福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島

1080円エリア
北海道

1296円エリア
沖縄


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