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KABA / Deep Rap 8

ちょうど良い間隔で定期的に出る、その時々の新譜ヒップホップ、R&Bの良いところをダンスミュージック的な見立てで選曲&プレイしたKABAさん(@K_A_B_A_)のミックスの8弾が公開に。

御本人に話を聞いたことがあるわけではないのでさだかではないのですが、いつも内容をチェックしてなんとなく思うことで、2000年代のある時期にヒップホップは継続して聴きながら、ディープ・ハウスやデトロイトの経由からのダビーでテックなダンスミュージックがかかる場所にも遊びに行きみたいな通過の仕方をして、なぜか今また新譜をガッチリ聴いている希少な人?...みたいな感じなのかな?と予測を立てておりますがどうなんでしょうか。

毎度の事ですが今出ているものの良いところをバシッと選び出し、じっくり聴くことも聴き流すことも出来るという作りでして、基本的には落ち着いた雰囲気ではありますが色気みたいなものもちゃんとあって空気感が洒落てます。やはり洋服を作る仕事を生業にしているだけあるなという内容であります。エグみも無いわけではない海外のヤンキー音楽を、こういう見立てで毎回パッケージングできている事が素晴らしいと思います。

作る直前までギリギリに発売された曲なども入り、フレッシュな選曲を楽しめるかと思います。時期的にはカニエアルバムの一週間前といったところでしょうか。すごく好きだったA$AP Rockyのアルバムからも選曲されていたり、ここ最近自分もよく聴いていたアルバムの中から選曲されたり、自分とリンクする部分も多く、またこの中で知った曲もあり、とても良いバランスでしたししばらく聴いていこうと思います。

無料ダウンロードリンクも付けてくれております。夏の夜なんかに良いんじゃないでしょうかね。あとデートとかにも。




KABA / Deep Rap 8

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フィンランド旅行2018 ①

つい数週間前、ひょんなきっかけからフィンランドへ旅行に行ってまいりました。

事前に知っている情報といえばマリメッコ、イッタラ、アラビア、artekなどのブランド、ヘビーメタル、エアギター大会、サーモン、ミートボール、白夜、オーロラ、サンタクロース、サウナ、自然、ムーミン、かもめ食堂、手厚い社会保障、高い幸福度というような感じでしょうか。かなりザックリとしたことしか分かっていないため、行ってなんとかなるかという感覚も無く、結構頑張って調べて用意して行きました。


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これまでもさほど海外に行ったこともなく、今回初めてのヨーロッパだったので、今までの移動距離とは全く違う片道10時間近い飛行機での移動となり、子連れ(2人)というのもありやや不安でしたが、携帯のゲームとアニメでごまかし、昼寝もさせながらなんとか泣くこともなく凌ぐ事ができました。ちなみに私は、クリード、ブラックパンサー、シェイプ・オブ・ウォーターを鑑賞したんですが、シェイプ・オブ・ウォーターが特に良かったです。




空港に着いて最初にやったのはコンビニR-kioskiにて、電車、地下鉄、バス、路面電車(トラム)が乗り放題になるカードを買うことと、こちらでSIMロックを解除していったiPhoneに、現地のSIMカードを挿してインターネットを使い放題にすることです。



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電車の料金について(参照サイト) → ヘルシンキと周辺地域の4日間分を購入。


私が行った時は、DNA社の4Gのインターネット使い放題のプランを購入しましたが、自分と妻の2台分あわせて10ユーロ弱(1300円くらいか)という恐ろしい安さででした。なんか周辺国と比べても特にフィンランドは安いみたいですね。

家から持って行ったSIMを外すクリップみたいな器具で日本のと現地のを入れ替え、カードに書かれたpinコードを入れ完了という簡単さ。通話もできるみたいだけどすると、1分いくらで金額から差っ引かれていくとのことでしたので、基本フィンランド内に電話をかけることもないため、妻との通話と日本への通話はLINEとSkypeに。どちらのアプリも繋がるか心配でしたが、何の設定もなく繋がりました。


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SIMカードの購入について(参照サイト) → 7日分(4日間だがこれが安かったので)

基本的にインターネットが自由に使えれば、以下のアプリやウェブを使えるようになるのですが、帰ってきてから思うのは無ければ多分色々行けなかっただろうなと思いました。

・ 国内の旅行でも使う行く予定の場所を登録できるグーグルマップアプリ
(マイマップに行く場所の営業時間なんかを)
・ 言葉に困ったら用のグーグル翻訳アプリ(英語とフィンランド語)
・ ヘルシンキと周辺の移動に使うインフラの路線や時刻などを調べられる超便利なサイト「Reittiopas」
(自分はアプリではなくウェブの方を使いました)
・ 現地&日本との通話用のLINE(普段入れてない)とSkype
・ ウェブのフィンランド語が翻訳出来るグーグルクローム
・ 無音カメラアプリ(パシャパシャやると恥ずかしいので)
・ 適当な通貨換算アプリ


上記インターネットの環境もあり、交通のインフラも整っておりますので、私のような田舎者でも空港からヘルシンキ市内のホテルの前まで、1回の乗り換えで比較的簡単に着くことができました。まあ、一回降り場所間違えましたが。



街の様子

入国の手続きが終わり、出て最初に見た空港のスーパー?コンビニ?みたいなところでも既にオシャレ過ぎて過呼吸になりそうに。でさらに、その数分後乗る電車の改札口で、随分簡易なピッてかざすところがあるだけで、駅員みたいな人が全く居なく驚きました。国民性でしょうか不正する人が少ないのでしょうかね。

空港から市街地まではのどかな景色で、一度間違えて降りて写真なんか撮ったんですが、緑色の草の中にたんぽぽが沢山咲いていていて綺麗でしたし、アパートなんかも統一感がありどこをとっても写真を見ているような美しさ。空も日本の色と違うような気がしましたが北の方だからでしょうかね?

10時間前見ていた空港までの知多地域の風景とのあまりの違いに慣れず、ソワソワしてしまいましたが、市街地に着くとこれまた写真の中にいるのではないかというくらい、どこを切り取っても美しい街並みにこれまたソワソワして、寝る時間がもったいなくて一日目の夜中、白夜の中4時間くらいホテルから借りた自電車で走り回った次第であります。

めちゃくちゃ明るいのに酔っ払いが沢山いると行った感じで、不思議な光景でした。



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②へ続く










Onionboy / FLAKES

昨今、インターネット、SNS以降の時代になり、勝手にあらゆるものが混ざりあって色々なクロスオーバーの形が生まれており、そういう雑食性のミックスなんかを聴いておりますと、想定していなかった苦手な曲に突然遭遇する事もありますが、DJの力によって自分の好みを捻じ曲げられる瞬間もあったりなんかして、自分がDJに求める事は歳をとっても変わらないものだなと思ったりします。

機会がありまして、Onionboyさん(@onibo)の今回出したカセットテープ(+ダウンロードコード)のDJミックスを聴かせていただいたのですが、毎回バチバチに趣味が合っているところと、まあまあ合わないところが結構クッキリしているのに最後まで楽しく聴ける事が多く、この自分本位で誰にも寄せていないような気がするが、でも誰でも聴ける作風みたいなのを気に入っております。

今作を構成する音楽の種類は、アブストラクトからトラップまでの和洋東西南北なんでもありのヒップホップから、海外&国内クラブ、エレクトロミュージック、気の利いたJ-POP、そしてメロコア(部品的に)までと、ジャンル&順番にとらわれず使用しているのですが、8つのブロックに分けそれぞれをミックスしており(聴感上分かれているとはさほど感じない)、その一つのブロックの中でも自然に繋がる、気持ちよく疾走していくところがありながらも、時折ガラッと雰囲気を変えるところもあったりと、それでも全体として調和しているといった感じで、同じような曲を並べてかけていない人が辿り着く境地みたいなものを感じます。

また今回の特徴として、曲が混ざっている時間が長く、ブレンド的なものとなっているところも多々見られるところがユニークだと。前回の遅いダンスミュージックの感じも良かったですが、こういうヒップホップ+何かみたいなのもこなしているのを聴きますと、本当に耳が良くて色々な種類のものを聴いて理解しているんだなと感心します。

ちなみにこのバラついた選曲を調整したのは、Onibabakoさんとのことでありまして、ちゃんとお金かけて整えてありますので安心安全です。
おすすめですのでもし入手する機会がありましたら是非。本人からも買えるのかな?


Onionboy / FLAKES
(本人のツイッターに飛びます。直接交渉してください。)

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「Nas / Nasir」 & 「The Carters / Everything is Love」

Nasがカニエと組むという事で、もしかしたら何かが起こるのかもしれないという期待なんかもあり、少しワクワクした気持ちで今回のアルバムに臨んだところもありましたが、よく考えれば既にジュクジュクに熟しきって浜崎あゆみみたいなサングラスをかけてそうなイメージのNasが、デビューしたばかりの頃のフレッシュさと同等、それ以上でラップができるかという点において、英語が分からないため自分の基準から全く外して考えており、そういうところが伝説になるために一番重要なところだよなと途中で気付きまして、またしても英語圏外の自分を呪っております。

発売直前に試聴会(近隣の住民からの、めちゃくちゃ怒ってる文句のツイートなんかもあった)などを行い、私もYoutubeにかじりついて見たのですが、中にはかなりぶっ飛んだトラック(スリック・リックのChildren’s Storyを使ったCops Shot The Kidに驚きました)や中毒性の高いトラックなどもある、サンプリング感の強いトラックが中心の、とりあえずベテランのNasも、そして7曲アルバムシリーズの3作目となるカニエにも、どちらにも良かった内容になったように思いました。

と思いきや、さすがはカニエと言いましょうか、THE ARCHITECTさんという人の作品のトラックや、カバーアートがパクりなんじゃないかという疑惑が流れてきまして、一体どういうことなのかよくは分かっていませんが、増々目が離せない状況になったなといったところでさらに被せるように、元Nasの天敵で現在カニエの天敵となっているBeyonce & Jay Z夫妻のコラボアルバムがサプライズ投下されるという状況で、やはりスキャンダルの中に生きている男らしく、Nasを媒介してぼうぼうに燃えておりさすがだなと。



Nas / Nasir

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そのやや意地悪な戦略のビヨ&ジガ組のThe Cartersの方はと言いますと、先行で公開されたファレルのトラックでMigosがソングライターとして参加した、モロにミーゴスカラオケみたいなAPESHIT以外の曲も、サウス以降のハイハットを絡めたトラックが入っており、トレンドにまあまあ乗っかりながらビヨンセ的な味付けを忘れずオリジナルになっている印象であります。プロデュース陣はCool & Dre、Pharrell、Boi-1da、Dernst "D'Mile" Emile II、Jahaan Sweet、Vinylz、!llmind、David Andrew Sitekそして本人達と新旧ユニーク。

内容はこちらも良かったのですが、こちらはこちらで作品とは関係ないですが羽賀研二&梅宮アンナを彷彿とさせる誰得ヌードで、え!?となりましたし、先発のビデオでのビヨの世界観に入るため?にか、突飛な洋服を着て落とし所の見えない髪型で頑張るJay Zの姿を見ておりますと、再婚後の加藤茶を思い出させ胸がやや苦しくなります。

ビヨンセ一人で出てくる時は特に何も感じないのですが、ここ最近の旦那と一緒に出てくる時に勝手に感じてしまうマウント感にやや疲れ気味でありまして、年々増す彼女の生命力の強さみたいなのが今後Jay Zも、そして私自身も受け止められるのか心配であります。



The Carters / Everything is Love

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とまあ、結局音楽は新しい事をやっていて充分良いのは2作共における共通事項ですが、それ以外の話題作りやトラブルや攻撃など沢山色々なことがあり、面白いような疲れるような。今朝のXXXTENTACIONが銃撃で亡くなったの件もですが、スキャンダラスなのもほどほどにしとかないと大変なことになりますから。ご冥福をお祈りします。


カルロスひろし&やなぎトライブ / 青夏

ちょっとした事情から、アルバムやミックスを聴くのが全体的に数週間遅れで進んでおり、現行で出ているものと、数週間前のものを同時に消化していっている状況が続いているのですが、こちらのミックスも出た日にチェックして今日まで定期的に聴いていたものです。

短いスパンでガンガン出すスタイルがゆえに、付いて行くのが大変だなとずっと思っておりましたが、ついに脱落してしまいましてそれでもなんとか追い付こうと今ようやくといった感じの、カルロスひろしさんとやなぎドライブさんの日本産ラップを中心とした音源のミックス。

PUNPEE、5LACK兄弟から、KZM、ゆるふわギャング、Taeyoung Boy、唾奇、Takuma The Great、そしてラップ作品以外にもCEROやyahyel、小袋成彬なんかも入る、相変わらず幅が広くて展開も凄く良い感じで、どちらかと言うとそんなに早くなくて落ち着いて聴ける緩いものばかりで構成したナイスミックスとなっております。タイトルにも夏が入っているので恐らくは夏をイメージをして作ったものだと思います。

私の個人的な感覚ではありますが、夏の夜とか疲れた夏の終わりの方に合いそうな内容だと思うのですが。今回もフリーダウンロードを付けてくれておりますので、mp3プレイヤーに入れて夏のBGMにしていただけましたらと。




カルロスひろし&やなぎトライブ / 青夏

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TYYCOBB - Intro x S/(soccerboy) - 奥の細道(序文)
5LACK x OLIVE OIL - もういい
ゆるふわギャング - Strobolights(ゆるふわギャング version)
CERO - Double Exposure
TOHJI - Mantle fuck
KZM - Dream Chaser feat. BIM
YAHYEL - Rude
TAEYOUNG BOY × DROITTE - Kiri
唾奇 - 七日後
NF ZESSHO - Velvet Sofa (Another)
小袋成彬 - 門出
TAKUMA THE GREAT - Astronaut
PUNPEE - Scenario (Film)








KIDS SEE GHOSTS(Kanye West & Kid Cudi) / KIDS SEE GHOSTS

Yeezusでは、ヒップホップ史上最高とも言えるキメキメっぷりでスーパーナルシスト感と、だいぶ先に行ってる感を見せつけられ、その次のTLOPでは一度出したアルバムをどんどん変更しなんでもありか!と驚かせといった感じで、ガンガンヒップホップの未踏ゾーンを攻めていく暴走車というキャラクターを保持したまま今回の流れに来ているわけですが。

先に出た本人、そしてプシャTのアルバムは、ドラゴンボールのアレのようなまるで人格を二つに分けた様な、悪カニエと善カニエみたいに見えて、じゃあ次はどうなるんだ?と、友人との間でもホットな話題として話しておりましたが、Kid Cudiとのアルバムなんで基本的にその色が強くなった印象で、予想通り先発の2作とはまた違い、自分的にはYeezus的なものをやや感じる(あれより緩い感じしますが)内容でした。

4が大事な数字といわれるビヨンセに対し、現在7へのこだわりで攻めていっているカニエさんですが、知ってか知らずかその曲数の少なさゆえに、集中の続かなくなっているオッサン(私)に見事フィットしているという、まさかの丁度良さになっております。

この次のリリースはNASとのですが一体どうなるんでしょうかね。もしかしたらNASにかかったファーストの呪いを解き放つのがカニエになるのかとても楽しみです。最近ニュース見ましたが建築も始めているようですし、本当に何をし始めるか分からなさ凄いもんだなと。




KIDS SEE GHOSTS(Kanye West & Kid Cudi) / KIDS SEE GHOSTS

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RTJ x Mr. Dibbs / Run the Dibbs

2000年代の前半頃だったでしょうか、アンダーグランドとターンテーブリズムを熱心に買っていた時代だったと思うのですが、アンチコン辺りの繋がりから知って、レコードが出るたびに買っていた異色のターンテーブリストMr. Dibbsが、この度Run The Jewelsの音源をオフィシャルでミックスしております。

初見時、あまりの久しぶりさに誰だったか思い出すのに数秒かかりました。まあ自分が活動を熱心に見ていなかっただけですが、今また自分の聴いているところにチャンネルが合ってきたのかと、とても不思議な気持ちになっております。

属性的には、el-pのいた伝説のグループ、カンパニーフロウと同一線上のような気もするので、なにも違和感のない組み合わせですが、内容も当時のこと全く思い出せないのですが、確かにこんな感じだったし本当にこういう細やかで音楽的なスクラッチのスタイルに憧れもあった自分を思い出し、今は聴くものが真逆になってしまったかもしれないなと、時間の経過を感じております。

聴けばやはりタイトでカッコよく、いまだ尖りまくっているんだなと嬉しく思いますし、el-pも良いとこ引っ張り出してきたなと。フリーダウンロードもありますので元は気難しかったオッサンの皆様はもちろん、若い皆様にもまた新鮮かもです。




RTJ x Mr. Dibbs / Run the Dibbs(Mix)

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Herr Ungebührlich / Back To The Future

映画Back To The Futureのオープニングってどうだっけな?となんとなく探していて見つけたDJ動画。
内容のことを知ってしまうと、最初に見た時の良さ(出オチ)が半減しそうなんで、楽しみたい方は下記の文章を読む前に先に見ていただけたらと。特にオープニングに集中していただけたらと。


おそらくドイツの、おそらくローカルのDJの人だと思うのですが、タイトル、そしてオープニングや途中のスキットをタイトル通りのあの映画から拝借しており、単純に始まりが本当に最高。マーティーがドクの家のアンプを吹っ飛ばすシーンからヒューイ・ルイスのアレを流し自分がいきなり登場で、すぐに映画のタイトルロゴがくるところの流れでブチ上がってしまいました。

中学生が作ったんじゃないかと思うような想定外のオープニングのストレートな構成と、NIPPS氏を痩せさせたようなベテランぽいDJの鋭い眼光との組み合わせ、そしてかけている曲は御本人の青春の曲の数々なんだろうなと思わせる、時折見せるニヤニヤしているのや弾けて歌う様を見て、楽しそうだしこうやって歳を取りたいもんだなと思った次第であります。

特に激しい見せ場など無いですが、80年代のヒット曲満載で、本人映しっぱなしでもなく時折MVに切り替わったりしますので、飽きずに楽しめる一時間強かと思います。夜の飲酒のお供としてダラダラ見るのに最適そうなんでどうでしょうか。ちなみにダウンロードも出来ますので、スマホにも入れておけます。

とにかくオープニングだけでも一回見ていただけたらと。




Herr Ungebührlich / Back To The Future
(ダウンロードのリンクへはこちら)

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KODE / KCDに訊くオールドスクール・ファッション史 & 対談

ヒップホップ系の洋服ブランドと言えば、一昔前ならその時のトレンドのサイズ感だったり、リッチに見えるような装飾だったりという、現行モテを意識したコッテリ大味なテイストが好まれた(私は好んだ事ないですが)ものですが、ここ最近はストリートブランド的な要素のあるものが主流になっているような気がします。

そんな中で、特にオタク度、冗談のレベル、ヒップホップレジェンド達との接触・貢献度、リスペクト度がダントツに高く、ユニークさとデザイン性と、独自性で群を抜いていると思うのは、日米(東京&ブロンク)にそれぞれスタッフがいるBBP(2003年発足)でありまして、日本的な冗談やトリビアを絡めたアイテムから、新しい事に昔を盛り込んだもの、若いラップグループのオフィシャルグッズまでといつも楽しくて完成されたプロダクトを発表しております。

そんなBBPのメインデザイナーを務めるKCDさんと、インタビュアーの東京ブロンクスさん、そして黄金期のヒップホップカルチャーに影響を受け発信する次世代、Yo!Bros ProのPanzoさんによる対談がとても大変面白かったです。(全3回)

NYでのヒップホップの勃興からオールドスクール~現在までの情報に詳しく、また東京のヒップホップの黎明期を体験したKCDさんの、その時の時代背景やトレンド、そしてインターネットで均一化される前の地域性を交えた話がとても面白く、音楽という側面以外の所からヒップホップカルチャーを知ることのできる内容となっております。

中にはアメリカに渡った時に経験した事や、国内での少数のヒップホップコミュニティーの中で感じたり経験した(HFさんからMUROさん、そしてHIPHOP最高会議の千葉さんまで)、貴重な当時の話が盛り込まれ、日本におけるヒップホップ話の聴いたことのなかったところを知れます。諸先輩方の中には初老一歩手前の方々も多く、早くして亡くなる方々も出てきておりますので、なるべく早く東京や日本のヒップホップの昔話を、様々な高齢Bの方々に聴いとかなければならない状況だと感じますし、シリーズとして続くと良いなと。

印象に残った文章としまして、
「例えば今エイサップがバレンシアガを普通に着ているのとはやっぱりちょっと違うんじゃないかと。もともとそんなに価値がないものを着方や工夫によって良いとさせてたのがヒップホップファッション。あと、基本的にちょっとダサい、洗練されすぎない部分はエッセンスとして重要だと思う」
というのがあり、現在進行系の本当にお金を持ってしまった人達との、ヒップホップ観の違いみたいなものを語っているところでしょうか。また、地域性で着ている服の様子が違ったりのところも。

私もハイブランドを着るエーサップ・ロッキーを格好良いと素直に思う気持ちと、見せびらかしの文化を超え板に付いているのは理解でき、ヒップホップ自体もそういうものになったという事は認めたい気持ちがある反面、なんだか偽物が好きだったり、洗練され過ぎたものを避け気味だったり(自分に似合わないというのは大きいが)という価値観みたいなのが90年代からやや残っているところがあり、複雑な心情だったりします。

UKのグライムにおけるファッションや、ギャングスタラップの作業着とバンダナみたいな地域性を見ておりますと、やれないことも無いのかなと思いますが、形成されるまでにとても時間がかかったりするでしょうしインターネットで世界の価値観が均一化されているため容易ではないですが、日本のヒップホップを国内外に売り出していく事においても大変重要な要素だとも感じます。たとえばBAPEなんかですとそもそも日本のストリートファッションから出たものですのでそれで良いのかもしれませんが。海外での評価の割に国内のBボーイで着ている人あまり見ないですが、バカ殿&ヤンキーオジサン達はもうS社の方に行ったからそろそろ頃合いですかね。




KODE / KCD × Panzo  インタビュー:東京ブロンクス
KCDに訊くオールドスクール・ファッション史 NY編
KCDに訊くオールドスクール・ファッション史 東京編
オールドスクールファッション対談 KCD✕Panzo

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LUNCH BOX / BACK TO SCHOOL(SHINGOSTAR & YO!HEY!!)

自分とは一回り以上も年齢の違う今旬の若いラッパー達が、そのまま家で会話しているようなフィーリングでやっているラジオ番組を、毎週めちゃくちゃ楽しみに聴いておりますが、彼らと同じように新譜のヒップホップを聴いている筈なのに、毎週絶賛している曲があまり理解出来ないという事を結構気にしており、一体何故だろううとこの半年ずっと理由を探していたのですが、そもそも昔から少しズレたものが好きだった傾向が強かったことを最近やっと思い出し、理解出来ないことへの諦めが付いた次第であります。

ではどんな感じがと申しますと、簡単に言うとPusha Tが使ってそうなクセのあるものなんかだったり、また最近のもので言うとShingostarさんとYO!HEY!の、今回はWHITE LILY RECORDSからリリースしたミックスのシリーズもまた、それに近いものがあります。

新譜の中で自分達が好きなフィーリングの曲を「放課後ラップ」というテーマで集めていて、そのキュートだったりドリーミーだったりとポップセンスがある独特な新譜系ラップのセレクトになっております。

これで固めたというのは他であまり聴くことが少ない選曲のため、非ラップリスナーの入門編としても毎回良いだろうななんて思います。こんなに聴きやすいのにラップ界の中では少々変わった方に入るという、なんとも不思議な感覚でありますが、ここ数年は少し彼らが好きなフィーリングのものがメインストリームの方にまた多く出るようになっている気もします。

一回聴いたら忘れない、私自身も大好きだったKodak BlackのPatty Cakeで始まり、Playboi CartiのLookinやXXXTentacionのSAD!、チーフキーフとのバトルが激化しそうになりメッキが剥がれつつあるテカシや、人気者Lil Uzi Vertのヒット曲の改造品、Lil XANやLil PeepそしてKyleのイクヨまで、ヒットした曲も多数あり、ラップを聴いてみたいという女性がいるならば、ぜひここから始めてもらえれば最適というバッチリな内容になっております。

放課後ラップという縛りについても、昨今の若い世代のラッパーのメンヘラ化に伴い、また形が変わっていくのか?そういこところも今後楽しみですね。

ダウンロードリンクも付いておりますので是非。



LUNCH BOX / BACK TO SCHOOL(SHINGOSTAR & YO!HEY!!)

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