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Cornell University Library / Hip Hop Collection

数年前、アフリカ・バンバータがコーネル大学の客員教授になったのと同時に話題になった、同大学がヒップホップの資料を集めているという件ですが、その時は既にコレクションの一部であります当時のパーティーのチラシがネット場で見れるようになっていたような気がします。(どうだったか忘れてしまった。)

数日前海外のブログにて、現在は写真家Joe Conzoが撮影したオールドスクール期の膨大な量の写真アーカイブと、パブリック・エネミー、LL Cool J、Eric B & Rakimの写真や広告、新聞の切り抜きのこれまた膨大な量のアーカイブがアップされていることを知りました。

掲載された紙媒体を、結構な量切り抜きしてとってあることに狂気じみたものを感じますね。社会現象レベルだったパブリック・エネミー、カリスマのラキムそしてアイドルのクールJなんかは、死ぬ気で追ってた人も多そうですが、この他のアーティストのものも、ファンが執拗に追ってたもの有りそうですし見てみたいです。

英語読める人は当時の世相とともに楽しめるかと思います。読めない人(私も)は写真や絵を読んでいるだけで楽しめるかと思います。とにかくすごい量なので、暇すぎて同しようもない時にじっくり見た方が良いかと。



Cornell University Library / Hip Hop Collection

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カルロスひろし / 新潮文春 9月号

8月に入った頃ポストした、川崎のスケートショップGoldfishの周辺で活動するDJカルロスひろしさんが公開した、自分が普段聴いていてしっくり来るタイプの日本のラップ作品を多く収録した「あなたがいるなら何度でも新しく生まれる」は、内容はもちろんそれを取り巻くコンセプトやコピーなんかも面白くて次回作を随分楽しみにしておりましたが、結構早いタイミングでやや短めの新しいミックスを発表しました。

TRAP的な要素が強かった前回でしたが、今回は気持ちの良いメローでスムースな遅いダンスミュージックテイスト中心で構成されており、そもそも聴いてたものから初めてのものまで、自分的には答え合わせや知らなかった良曲を知るのにも役立ちます。

ここ最近メディアでも頻繁に見かけるAkloとJay'edや、鈴木真海子、SALU、Awich ft.Young Juju、サニーデイ・サービスなど話題の作品から、聴いた瞬間からこりゃアンセムになるかもなぁと思ったMahbie ft.田我流まで、この数ヶ月の音源を中心に構成されており随分と新鮮な印象がありますが、ある種類に絞って良い曲集めて作れてしまうのも、今の日本産ラップが随分繁栄しているという分かりやすいバロメーターになっている気がします。

もちろん、知らなかったものを知っているものに混ぜて上手く聴かせてくれているから、すんなり受け入れる事が出来るわけですので、選曲や曲順のセンスやミックスの上手さ有ってのことでありますが。

今回も無料でダウンロードを付けてくれております。是非ダラダラと繰り返し聴いたら良いかと。




カルロスひろし / 新潮文春 9月号
(ダウンロードもこちらのリンク先に)

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トラックリスト
Aklo × Jay’ed - Different Man
Mahbie feat. 田我流,Bobby Bellwood - Space Brothers
Alfred Beach Sandal, Stuts - Daylight Avenue
Sunny Day Service feat..C.o.s.a.,Kid Fresino - 街角のファンク
鈴木真海子 - 19
Salu feat.Frame a.k.a Fake id - 東京ローラーコースター
Kid Fresino & Stuts - アンバー
Awich feat.Young Juju - Remember
G.rina feat. 田我流 - 夏のめまい
ゆるふわギャング - Make Up
Stuts - Cosmic Journey
Tsutchie - high Stakes











ネットラジオ 「YZEER & T-Pablow / CHOOSY TUESDAY 」(WREP)

テレビを見ない代わりにラジオを6番組ほど聴いているのですが、最近そのローテーションに加わったのがインターネットラジオ局WREPの火曜日毎週火曜21:00-22:00にやっているYZEER & T-Pablowの「CHOOSY TUESDAY」であります。

ひょんなことでYoutubeで見つけたのをキッカケにして聴き始めたのですが(少年院に入っていた話)、毎週放送にBAD HOPのメンバーが何人か参加して、友達の家で話しているような感覚で放送しております。

自分がこのラジオの中で一番注目しているところは、中心で話を回しているYZEERさんのキャラクターでして、1分聴けばすぐに感じる今までラジオでは聴いたことの無いタイプの本物感漂うガラの悪さと、話題をすぐさま面白変換する頭の回転の早さ、丁度良いユーモアからでるパンチライン(「内なるJ」とか)、時折見せる謙虚さがグッドバランスだと。

現在、オタク以外の若者との接触がほとんどない環境におり、こうしたヒリヒリするような会話を聴くことがほとんど無いため大変ありがたく、暴力や理不尽が真横に有った人達の独特の感性みたいなのが大変刺激を受けます。この間タマフルにゲストで来ていた時、とても静かにしておりそういうところがまた面白くて良かったです。

Youtubeに直近のから過去のまで上がってますのでとりあえず追いついたらよいかと。




RADIO EXTREME - CHOOSY TUESDAY
 (WREPへのリンクです)

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男前だなぁ。



2017/09/05








Genaktion / Hip Hop Anti-GAG Magazine Vol. 1

普段自分のツイッターTLにいる人で、英語が分かりUSヒップホップをラップの観点からも見ている興味深い人という印象だった、ラップ解説が人気のBLOG「探究HIP HOP」のGenaktionさん(@Genaktion)が、主な活動拠点ブログから飛び出し、ディスクレビューをZine(同人誌)にして発売しておりました。

私が気付いたのがこの2、3日でしてポストが大分遅くなってしまっておりますので、ボヤッとしてる間に書籍は既に売り切れておりますが、電子版(bandcampで購入可能)はまだ有りますので。書籍よりお手頃な価格となっておりクレジットカードでも購入出来ます。

いつもUSの名盤やコンシャスなアーティストのラップの意味や、テクニカルな部分への言及を見かける度に、英語が分かると興味が出る部分も変わってくるし随分違うだろうなと人として憧れておりましたが、出版社からのリリースではなく、自身で完結して出した所(DIYと言えばいいのでしょうか)がまた凄いなと。

106ページ(表紙含む)のフルカラーで、クラシックからアンダーグランドまで掲載。今までクラシックと思って聴いていたものの内容の意味が分かっていなかったりするものが、現在の時代性を踏まえて解説されているので、オッサンも若者も皆楽しめるんじゃないでしょうか。



@Genaktion / Hip Hop Anti-GAG Magazine Vol. 1 (Blog : 探究HIP HOP)
電子版の購入(bandcamp)

hiphopanti​gagmagazinevol1






コレも面白かった。



Lil Peep / Come Over When You're Sober, Pt. 1

最近では無印良品で売ってそうなジャストサイズのミニマルなモノトーンの服装にチェンジして、格好良くなった(似合っている)なんて思うエミネムですが、一時期黒人のようなダボダボハデハデスポーツウェアにドゥーラグみたいな服装の時に、アメリカで白人がメインストリームのヒップホップやるっていうのはこの格好が必要なかな?大変だな...とか思っていましたが、今活躍する黒人ラッパーを見ますと、ロックの方に影響されたスタイルの人たちも数多く居て、なんだか逆転したみたいな世界観ですし随分変わったなぁという印象です。

このLil Peepという白人青年を見ても、今時のラッパー稼業では標準的な顔刺青、毛染め、痩せ型などの装備で、もう黒人も白人も関係ない時代が来ていて、この人に限らず若者の中ではヒップホップがパンクロックの代用品として機能している部分もあるのかな?と思いますし、前より色々なところで思うことが多くなりました。

とはいえ音楽的には、おそらく最近の若いラッパーの作品などに通じるものだろうと思い、過去作聴いていなかったのですがこのデビュー盤をいきなり聴いてみましたところ、驚いたのは自分が90年代の前半頃にどの音楽ジャンルに属したいかも分からず摂取していた頃のロックサウンド(オルタナティブやグランジなどが流行していた頃の質感と言えば良いのか...)を下敷きにしており、ラップというジャンルでは今まで自分は聴いたことがないアプローチだったことであります。

ああ、こういう白人ならではのルーツを作品に投影する方向があったかと感心するとともに、最近は自分が若い頃通った所なんかが、若者によって再びフレッシュなものとして蘇るところを見るのがとても楽しいです。(PVのサングラスもカート・コバーンのを意識しているのでしょうかね緑色だけど)

ということを感じながらも、リバイバルは若い顔した子たちが古いことを取り入れる事がクールであって、例えば自分が90年代の格好をモロすると、ただ90年代から変われなかったオジさんみたくなって要注意だぞと、常々心に言い聞かせて我慢しておりますが。

ちなみに皆はどうか分かりませんが、自分の中ではサウスのヒップホップから始まったあの痙攣したようなハイハットは、No LimitやCa$h Moneyの印象もあり拝金主義の象徴という見方がずっとありましたが(おそらくNYのヒップホップ道的な部分や西海岸のアンダーグランドとの対比でよりそういう野蛮なイメージにしてしまった所もあるか)、現在それが当たり前になった後の世界から入った若者達が、そういうイメージを持たずに使用している所に面白さをいまだに感じますし、そういうところが当たり前だと思えない自分がオッサンなんだなと自覚するところでもあります。

同時期に出た、今プライベートでも色々問題を抱えるXXXTentacionの新アルバムもアコースティックなロックサウンドでしたね。そういうの流行るのかな。



Lil Peep / Come Over When You're Sober, Pt. 1

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