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そしてDへ!(2日目)
- 2009-12-17 /
- 食べ物・旅

Detroit1日目は無事なにもなく終了し、2日目に突入!
2日目も1日目と同じくDetroitの友人のペースで郊外の公園に連れて行ってもらったり、家でBBQしたりで、私が一番行きたかった街へはなかなか連れて行ってもらえず、夕方になり催促しやっとレコード屋へ連れて行ってもらえました。
ビルが立ち並ぶ中心街からちょっと離れたところにある、DJ Dez/Andresもオススメのレコード屋People Records!


$1~のバジェットコーナーから、Jazz、Soul、Hip Hop、Rock、etc...と幅広い品揃え、白人の店主が店を切り盛りし、店内には犬もいてかなり緩めの良い感じのお店でした。特にコレという大物は買えませんでしたが、安くてそこそこな物を数十枚ゲット。
結局閉店時間の7時になってしまったので仕方なく店を出て、DJ Dez/AndresがインストアDJをやると聞いていた、地元の服屋さんSpectaclesへ行ってきました。


DJ Dez/AndresのDJは7時~10時の3時間。店内はわりと狭めで、途中抽選会が始まったり、MCが割り込んできたりと、色々なイベントを挟みつつ、地元のキッズ達が次々に買い物に来ておりました。外にはスケーターがスケボーやってたり、たむろしていたり、日本でもよくある感じの風景でした。
キッズ達は10代~20代頭が中心っぽく、DJ Dez/Andresのプレイにはほとんど耳を傾けていなかったような気がしました。音楽を楽しんでいたのは私達と、店の店主のおばちゃんと、おじちゃんくらい。
もちろん店内にはJ Dilla関連のグッヅも沢山置いてあり、地元勢を中心とした、R&B、Hip Hopの良質なCDもいくつかおいてありました。
Spectaclesがある辺りはストリート系の服屋が他にも3件くらい並んでおりました。ストリートファッション・スポットと言ったところでしょうか。
そしてDJ Dez/Andresのプレイも終わり夜のナイトクラビングは、たまたまグッドタイミングで"Tribute To Mojo"パーティーがやっていたのでBert'sという箱に行ってきました!!


Mojoはデトロイトにクラフトワークを持ち込んだ、伝説のラジオDJ The Electrifying Mojoのこと!
Mojoが居なかったらデトロイト・テクノは生まれなかったかもしれません。
Mojoに影響を受けた人数知れずとのこと。
「アフロフューチャリズム、このラディカルな発想が初期のモジョのラジオショーにはあり、宇宙と未来に感溺するその志向はモジョの友人であるジョージ・クリントンがキッズに広く披露したものである。その起源はサン・ラや後期ジョン・コルトレーンやアリス・コルトレーンなどのフリージャズに遡ることができる。」
そのMojoトリビュート・パーティーでDJをしていたのはRick Wilhite、Marc Duncan、Reggie Harrell,Delano Smithの4人!!
Rick WilhiteはMoodymann、Theo Parrish、Malik Pittmanと3Chairsというユニットをやっている、デトロイトハウス・シーンの重要人物!
Delano Smithはヨーロッパでも人気のベテラン・デトロイトハウサー!
ディスコ・クラシックス中心の選曲で、たまにテクノ、エレクトロがプレイされていました。
客層は年齢層が高めで、30オーバー、40オーバーが目立ちほとんどが黒人。
Malik Pittmanや、Spectclesのおばちゃん、おじちゃんも遊びに来ておりました。
デトロイトのダンス・ミュージック・シーンは昔馴染みの人達に支えられているのかなと感じました。
と、こんな感じでデトロイト2日目も安全に音楽三昧!?な一日を送れ楽しめました。
私が見たデトロイトは音楽に対し、人に対しとても紳士的な人が多く、大都市には無い暖かさ、情熱を感じました。
ちょい地方な都市名古屋に住む私にとっては凄く居心地の良い街でした。
また行きたいですデトロイト!

またまたDJ Dez/Andresの話題ですが、最近AndresのNewアルバム"Andres II"がCDでリリースされたので紹介します。
"Andres II"アナログ盤Side C/Dのリリースはまたちょっと遅れているみたいですね。
http://diskunion.net/clubt/ct/detail/CM-0040053
あとDJ Dez/Andresの2008年のインタビュー。
http://hidden-champion.net/news/2009/02/dj-dez-andres-interview.html
最後に今年2009年でMotownレーベル生誕50周年を迎えました。
(c)