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Alpha Recording System "Model-4100 Music Mixer"
- 2009-07-20 /
- 音楽機材・サンプラー関連

Larry Levanが愛用したことで知られるディスコ・ミキサーの最高峰Ureiを知り尽くしたAlpha Musique社が音質に拘り開発した、現行ディスコ・ミキサーの最高峰Alpha Recording System"Model-4100"を、全国でも指折りの音の良いサウンド・システムが定評の名古屋の某クラブにて爆音で鳴らし、Ureiと聴き比べてみました。
その結果をまとめてレポートしてみました。
まずは"Model-4100"の仕様から簡単に説明してみます。

Phono/Lineが切り替えれるチャンネルが3系統、
Line/Lineチャンネルが1系統の全4チャンネル。
ロータリー・ポッドの上のボタンのon/offでPhone/Lineが切り替えれます。

Effect Send/Returnのヴォリュームと、チャンネル・アサイン・スイッチ。
外部エフェクターを接続できます。
この機能がこのミキサーの魅力の一つ。Ureiにはありません。


Master & Moniterのヴォリューム等。
と、Panも、EQも付いていない、かなりシンプルな作り。
その無駄な配線を無くしたシンプルな作りこそが、このミキサーから放たれるクリアな音質の要因なのです。
まずはアイソレーターも、5BandEQも繋がず"Model-4100"のみ(色々な機材を繋げば繋げるほど、音が劣化するのは当然です。)で音を鳴らしたのですが、音の鮮明さ、迫力はハンパなかったです。
低、中、高音の分離がしっかりしていて、ハイファイな鳴り音がこのミキサーの音の特徴でした。
次にAlpha MusiqueのチューンナップUreiを鳴らし、聴き比べてみたのですが、
より丸みがあり、低音が太い印象の音というのが特徴でした。
やはり30年前の機材といのもあり、部品の経たりが出ているのでしょうか。
低音もローファイな音ほど(部品の経たりを考えても)太く聴こえるような気がしますしね。
もちろん分離もしっかりしていて素晴しい鳴り音です。
様々な音源をプレイして聴き比べたのですが、プレイした音源によっても向き不向きがというのか、"Model-4100"に合う音源、"チューンナップUrei"に合う音源と分かれました。
90年以降のここ最近に録音された新めの音源(得にテックなやつ)は"Model-4100"の方がよりハイファイな感じに再生されマッチしておりました。70年代、80年代の古い音源は"チューンナップUrei"の方が、よりまろやかに再生されたのです。
CDなんかのデジタル音源も"Model-4100"の方がよりハイファイな感じに再生されマッチしていたかも。
個人的な感想は、70's、80's音源も好物なので"チューンナップUrei"の方が好みでしたが、
より綺麗なハイファイな感じの鳴り音の"Model-4100"も捨てがたいかなと。
結果、プレイする音源、音の好み、によって分かれてくると思います。
どちらも音質を追求したディスコ・ミキサーの最高峰であることは間違いありません。
そもそも"チューンナップUrei"は値段も値段ですし、作られた時代も違いますし、比べるのも間違っていたのかなとも。
音楽そのものにも言えることで、古いものには古いものの良さがあると思うし、新しいものは新しいものの良さがあるのでは思います。
"Model-4100"は、Ureiを知り尽くした今を生きるAlpha Musique社が送り出す一品だけに、ハンパないポテンシャルを持った機材ではないのでしょうか。
後、DJで音楽を生かすのも、殺すのも、機材も重要かもしれませんが、これ程の機材のレベルになってこれば腕次第でどうにでもなるのではないでしょうか!?
"Model-4100"を購入したい方はコチラから。
関連記事
・DMRレンタル・サービス
・サウンドチェック終了報告編
・Alpha Recording System "Model-3500 Crossover"編
・Alpha Recording System "Model-5000 5 Band Equalizer"編
(C)

Phono/Lineが切り替えれるチャンネルが3系統、
Line/Lineチャンネルが1系統の全4チャンネル。
ロータリー・ポッドの上のボタンのon/offでPhone/Lineが切り替えれます。

Effect Send/Returnのヴォリュームと、チャンネル・アサイン・スイッチ。
外部エフェクターを接続できます。
この機能がこのミキサーの魅力の一つ。Ureiにはありません。


Master & Moniterのヴォリューム等。
と、Panも、EQも付いていない、かなりシンプルな作り。
その無駄な配線を無くしたシンプルな作りこそが、このミキサーから放たれるクリアな音質の要因なのです。
まずはアイソレーターも、5BandEQも繋がず"Model-4100"のみ(色々な機材を繋げば繋げるほど、音が劣化するのは当然です。)で音を鳴らしたのですが、音の鮮明さ、迫力はハンパなかったです。
低、中、高音の分離がしっかりしていて、ハイファイな鳴り音がこのミキサーの音の特徴でした。
次にAlpha MusiqueのチューンナップUreiを鳴らし、聴き比べてみたのですが、
より丸みがあり、低音が太い印象の音というのが特徴でした。
やはり30年前の機材といのもあり、部品の経たりが出ているのでしょうか。
低音もローファイな音ほど(部品の経たりを考えても)太く聴こえるような気がしますしね。
もちろん分離もしっかりしていて素晴しい鳴り音です。
様々な音源をプレイして聴き比べたのですが、プレイした音源によっても向き不向きがというのか、"Model-4100"に合う音源、"チューンナップUrei"に合う音源と分かれました。
90年以降のここ最近に録音された新めの音源(得にテックなやつ)は"Model-4100"の方がよりハイファイな感じに再生されマッチしておりました。70年代、80年代の古い音源は"チューンナップUrei"の方が、よりまろやかに再生されたのです。
CDなんかのデジタル音源も"Model-4100"の方がよりハイファイな感じに再生されマッチしていたかも。
個人的な感想は、70's、80's音源も好物なので"チューンナップUrei"の方が好みでしたが、
より綺麗なハイファイな感じの鳴り音の"Model-4100"も捨てがたいかなと。
結果、プレイする音源、音の好み、によって分かれてくると思います。
どちらも音質を追求したディスコ・ミキサーの最高峰であることは間違いありません。
そもそも"チューンナップUrei"は値段も値段ですし、作られた時代も違いますし、比べるのも間違っていたのかなとも。
音楽そのものにも言えることで、古いものには古いものの良さがあると思うし、新しいものは新しいものの良さがあるのでは思います。
"Model-4100"は、Ureiを知り尽くした今を生きるAlpha Musique社が送り出す一品だけに、ハンパないポテンシャルを持った機材ではないのでしょうか。
後、DJで音楽を生かすのも、殺すのも、機材も重要かもしれませんが、これ程の機材のレベルになってこれば腕次第でどうにでもなるのではないでしょうか!?
"Model-4100"を購入したい方はコチラから。
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- GENRE : 音楽