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ある悪役レスラーの懺悔

『100万光年早いんだよ!』『ワカッタラデテケー!!』でお馴染みのデスマッチの帝王 ミスターポーゴの自伝を紹介します。
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この本の説明には「プロレス界の“影の男”が、いっさいのタブーを排除し、誰もが本当に知りたかったプロレスの舞台裏情報を暴露。」とありますが暴露とはいえ、プロレスからの視点でみた内容になっているのでリアルとファンタジーを行ったり来たりする感じでポーゴ様こと関川哲夫の自伝という解釈で読むのが正解のようです。
90年代プロレスを代表する世界最凶の大ヒール ポーゴ様、ですがいろんな業界の証言ではいい人として有名で本の中でも義理堅くてナイーブなエピソードや文章中の『(笑)』の多さでポーゴ様の優しい人となりが感じ取れます。
暴露という部分では、ポーゴの女性遍歴の話が結構多めにあり、レスラー間での男女関係が複雑になっている事が書かれています。
そして女の話になると突然「激しく揺れ動く二人の影が、京王プラザの白く大きな壁にうつしだされた」とか「彼女の純白の下着を優しく脱がすと、そこには美しい色をした陰部が恥ずかしそうに俺様を見つめていた。」などと一瞬、自分は官能小説を読んでいるのではないかという錯覚に陥る程のリアル描写に!表現がエロ過ぎて、いろんな意味での悪寒がします。

他にもFMWやW★ING時代の裏話も他のプロレス本などと微妙にリンクするところがあり興味深いです。この本ではFMWでの引退までの話であったけど、本を読んでて久々に笑ったし、個人的には非常に面白かったです。第二弾に期待!!

W★INGの動画


お気に入りのポーゴTシャツ。
pogot.jpg

昨年の年末に発売されたファン待望のW★ING DVD。
W★ING伝説 VOL.1 暴虐のラプソディ[狂詩曲] [DVD]

第2弾も発売予定のようです。
W☆ING伝説 VOL.2~血みどろのレクイエム~ [DVD]

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