2019年海外旅行 ポートランド編
- 2019-09-11 /
- 食べ物・旅
航空券、ホテルが決まり必要なものも購入し、準備万端で行く気も満々だったのですが、行く手前になると極度の不安からか、一体自分は何のためにこんな長期間に渡って沢山お金を使って海外に行くのだろうか?という疑問に頭が支配されそうになりますが、あんなところにもこんなところにも行くぞ!という過密なスケジュール組みで、それを打ち消すのを繰り返し、遂に出発の日に。
家族に見送ってもらい搭乗。デルタ航空を使いデトロイトを経由してポートランドに向かう機内では、Wi-Fiがメール用に使えて自身のiPadで映画が見れるのと、スターバックスのコーヒーが飲めるという事に驚きましたが、まあ結局どれもあまり利用することもなくといった感じでしたが。

前に座る太った白人中年の寝相が悪く、気になってしまい落ち着かなかったので、目を疲れさせて寝るため映画をいくつか見ましたが、中でもオレゴン州が舞台となった「グーニーズ」を小学生ぶりくらいに見て、チャンクとスロースが最後に抱き合うところで少しばかり泣いてしまい、広瀬すずのコギャルの映画見ていた隣のオッサンに気味悪がられました。






乗り換えで着いたデトロイトは外に出る時間がないものの、空港の黒人職員がこちら側に案内で話すの自体がすでにラップみたいだし、荷物検査では靴まで脱がされるし、アメリカに着いたのをビンビンに感じさせてくれます。iPadを出し忘れて止められた時は、別室に連れていかれて尻の穴まで検査されるんじゃないかと思うほどなんだかピリピリしていて緊張しましたが、無事に乗り継ぎ夜のポートランドへ。
滞在地:アメリカ オレゴン州 ポートランド
携帯電話:ソフトバンクをそのまま使用(アメリカ放題)
移動:BIKE TOWN(レンタル自転車)、電車・バスの一日券、Uber
宿泊:ホステル(8人部屋)
そもそもポートランドを選んだ理由に、西海岸に行ったことのある&仕事でよく行く友人数人にロサンゼルスはどうか聞いたところ、僕が行きたそうなところは車が無いとどこも行けないのでは?と言われたため、同じような西海岸の文化圏でなるべくコンパクトで交通の便が良いところを選んだ結果なんですが。
安全で暮らしやすいなんて書かれている場所とはいえ、はじめてのアメリカ到着が夜遅くて、しかも電車で移動ということで怖くて仕方ありませんが、そこは余裕を見せるため「静かなるドン」をスマホで読み平常心を取り戻す努力を。しかしながら携帯はひったくりが来ても離さないよう固く握りしめ、かばんも足で挟んでがっちりガードという完全に素人旅行者であります。
到着した駅から暗い道を歩くこと15分でホテルに辿り着いたわけですが、後日夕方ウロウロしていると普通にプッシャーとか角に立ってるようなところだったので今思えば怖かったなと。ホテルにチェックインしている時に併設のカフェを見ると近所のおじさん達が数人で楽器を演奏してセッションしている最中で中々良い雰囲気。

部屋の建物は古い洋館で独特の匂いがしますがまあ特に問題は無し。部屋を開けた瞬間、靴履いたまま寝ている誰か(メキシコ人の女の子だった)が目に飛び込んで来て度肝を抜かれましたが、誰にも興奮を伝えられないし、夜も遅いし、周りの事も考えライトも携帯の懐中電灯機能くらいしか使えないので、荷物だけロッカーに入れ南京錠をかけて、着いたそのままの状態で寝ることに。
翌朝明るい時に部屋を見れば、ボロいけど値段的には特に問題なく風呂トイレもまあ掃除もしてあるし良いかなと。どうにかなると思いホステルを選択しましたが、やはり英語が使えないとコミュニケーションが取れず、同室の宿泊者と仲良くなれないのはすぐに気付きましたし、最後までそれは変わらなかったです。



ホテルが用意してくれているベーグル一つとコーヒーの朝食を食べ、さっそく行動開始。前日の夜には気付きませんでしたが、バックトゥザフューチャーに出てくるような、ブランコが玄関先にあるアメリカ丸出しの住宅が目の前に現れ、いきなりアメリカを実感し興奮しましたが、15分もしないうちに慣れました。
まずは慣らしがてら、ホテルから100mほどのところにあるホームセンターで2時間くらい商品を眺めておりましたら、おおよそ10人くらい居る店員の全員から話しかけられ、こうした少しのコミュニケーションで防犯的なものをしているのだなと感心。目的が無いのにホームセンターをウロウロするのが信じられないと言った感じですが、「I'm From Japan. I Like Hardware Store.」でなんとか切り抜けた次第であります。





リサイクル店、ポートランドらしい店を混ぜこぜで回った感じですが、勝手に雑誌ポパイ的な洗練されて文化的なイメージを持って行ったものの、実際受けた印象はアメリカの田舎の都会(名古屋みたいなものか)を強く感じたのと、気候が過ごしやすいこと、人がフレンドリーなところなんかでしょうか。みんな個人が経営するコーヒーのロースティングもしている店でコーヒー飲んでるみたいな印象もなく、魔法瓶に入ったコーヒーをジョボジョボ継いでくれて2ドルみたいな感じです。
ナイキの本社がある他、なぜかアディダスの本社もあるこの町は、スニーカーがきれいな状態で中古で売られていることも多く、滞在中通っていたリサイクルショップのオジサンには「お前は毎日良いものを買っていくな」と言われますが、とても良いものとは思ってなさそうな日本ではあり得ない値付だったり、アメリカの多くの人たちは新品至上主義なんだろうなと思うようなところもチラホラ。
かと思えば、郊外のアメリカのビンテージ服を集めた店では、日本の古着屋に行った方が良いのではないかと思うほどの値段が付いており、どうりで気の利いた古着がゴミを売っているような店から出てこないわけだと納得しました。
ちなみに、ポートランド滞在時の移動手段のほとんどは、ナイキが運営するレンタル自転車サービス「BIKE TOWN」を結構使用しまして、ほんと降りては乗り降りては乗りの繰り返し。基本的に異常にタイトなスケジュールを立てたところもあり、電車とバスの一日券で大まかに動きながら、細かいところをBIKE TOWNで行き、極力移動時間を圧縮しました。他にも1ドルで解除して一分いくらで乗れる電動キックボードみたいなのもあり、そこら中でガラの悪い人が乗っていたり、道端に乗り捨ててあったりとよく見かけました。




飲酒も普段ほとんどしなくなったのと、一人で飲むのもなぁというのもあり、そういったナイトスポットには行きませんでしたが、せめてと思い土曜の夜にロッキーホラーショー(仮装あり、ツッコミあり)を観に行ってきましたが、地元の人々の熱演もありましたがあまりの疲労に半分以上寝てしまいました。

携帯でクレジットカード支払いができる仕組みを見て、本当にクレジットカード社会なんだと実感。












ポートランド名物ともいうべきZINEが、普通に図書館に置いてあるのは凄いなと。

































































様々な場所でどこから来たのかを結構な頻度で聞かれましたが、こちらが日本と答えても特にアクションがあるわけでもなく、あまり話が膨らまなかったです。みんな芸者、忍者、寿司とか言うかと思ったんですが、そんな人一人もいませんでした。そんな中、たまたまこの服を着て行った無印良品ポートランド店にて、男性店員に「お前のTシャツ最高だから写真撮らしてくれよ!」と言われましたが、そこがピークでそれっきりどの国に行っても無反応でした。とりあえず全体通してこの1いいねのみでしたね。笑

家族に見送ってもらい搭乗。デルタ航空を使いデトロイトを経由してポートランドに向かう機内では、Wi-Fiがメール用に使えて自身のiPadで映画が見れるのと、スターバックスのコーヒーが飲めるという事に驚きましたが、まあ結局どれもあまり利用することもなくといった感じでしたが。

前に座る太った白人中年の寝相が悪く、気になってしまい落ち着かなかったので、目を疲れさせて寝るため映画をいくつか見ましたが、中でもオレゴン州が舞台となった「グーニーズ」を小学生ぶりくらいに見て、チャンクとスロースが最後に抱き合うところで少しばかり泣いてしまい、広瀬すずのコギャルの映画見ていた隣のオッサンに気味悪がられました。






乗り換えで着いたデトロイトは外に出る時間がないものの、空港の黒人職員がこちら側に案内で話すの自体がすでにラップみたいだし、荷物検査では靴まで脱がされるし、アメリカに着いたのをビンビンに感じさせてくれます。iPadを出し忘れて止められた時は、別室に連れていかれて尻の穴まで検査されるんじゃないかと思うほどなんだかピリピリしていて緊張しましたが、無事に乗り継ぎ夜のポートランドへ。
滞在地:アメリカ オレゴン州 ポートランド
携帯電話:ソフトバンクをそのまま使用(アメリカ放題)
移動:BIKE TOWN(レンタル自転車)、電車・バスの一日券、Uber
宿泊:ホステル(8人部屋)
そもそもポートランドを選んだ理由に、西海岸に行ったことのある&仕事でよく行く友人数人にロサンゼルスはどうか聞いたところ、僕が行きたそうなところは車が無いとどこも行けないのでは?と言われたため、同じような西海岸の文化圏でなるべくコンパクトで交通の便が良いところを選んだ結果なんですが。
安全で暮らしやすいなんて書かれている場所とはいえ、はじめてのアメリカ到着が夜遅くて、しかも電車で移動ということで怖くて仕方ありませんが、そこは余裕を見せるため「静かなるドン」をスマホで読み平常心を取り戻す努力を。しかしながら携帯はひったくりが来ても離さないよう固く握りしめ、かばんも足で挟んでがっちりガードという完全に素人旅行者であります。
到着した駅から暗い道を歩くこと15分でホテルに辿り着いたわけですが、後日夕方ウロウロしていると普通にプッシャーとか角に立ってるようなところだったので今思えば怖かったなと。ホテルにチェックインしている時に併設のカフェを見ると近所のおじさん達が数人で楽器を演奏してセッションしている最中で中々良い雰囲気。

部屋の建物は古い洋館で独特の匂いがしますがまあ特に問題は無し。部屋を開けた瞬間、靴履いたまま寝ている誰か(メキシコ人の女の子だった)が目に飛び込んで来て度肝を抜かれましたが、誰にも興奮を伝えられないし、夜も遅いし、周りの事も考えライトも携帯の懐中電灯機能くらいしか使えないので、荷物だけロッカーに入れ南京錠をかけて、着いたそのままの状態で寝ることに。
翌朝明るい時に部屋を見れば、ボロいけど値段的には特に問題なく風呂トイレもまあ掃除もしてあるし良いかなと。どうにかなると思いホステルを選択しましたが、やはり英語が使えないとコミュニケーションが取れず、同室の宿泊者と仲良くなれないのはすぐに気付きましたし、最後までそれは変わらなかったです。



ホテルが用意してくれているベーグル一つとコーヒーの朝食を食べ、さっそく行動開始。前日の夜には気付きませんでしたが、バックトゥザフューチャーに出てくるような、ブランコが玄関先にあるアメリカ丸出しの住宅が目の前に現れ、いきなりアメリカを実感し興奮しましたが、15分もしないうちに慣れました。
まずは慣らしがてら、ホテルから100mほどのところにあるホームセンターで2時間くらい商品を眺めておりましたら、おおよそ10人くらい居る店員の全員から話しかけられ、こうした少しのコミュニケーションで防犯的なものをしているのだなと感心。目的が無いのにホームセンターをウロウロするのが信じられないと言った感じですが、「I'm From Japan. I Like Hardware Store.」でなんとか切り抜けた次第であります。





リサイクル店、ポートランドらしい店を混ぜこぜで回った感じですが、勝手に雑誌ポパイ的な洗練されて文化的なイメージを持って行ったものの、実際受けた印象はアメリカの田舎の都会(名古屋みたいなものか)を強く感じたのと、気候が過ごしやすいこと、人がフレンドリーなところなんかでしょうか。みんな個人が経営するコーヒーのロースティングもしている店でコーヒー飲んでるみたいな印象もなく、魔法瓶に入ったコーヒーをジョボジョボ継いでくれて2ドルみたいな感じです。
ナイキの本社がある他、なぜかアディダスの本社もあるこの町は、スニーカーがきれいな状態で中古で売られていることも多く、滞在中通っていたリサイクルショップのオジサンには「お前は毎日良いものを買っていくな」と言われますが、とても良いものとは思ってなさそうな日本ではあり得ない値付だったり、アメリカの多くの人たちは新品至上主義なんだろうなと思うようなところもチラホラ。
かと思えば、郊外のアメリカのビンテージ服を集めた店では、日本の古着屋に行った方が良いのではないかと思うほどの値段が付いており、どうりで気の利いた古着がゴミを売っているような店から出てこないわけだと納得しました。
ちなみに、ポートランド滞在時の移動手段のほとんどは、ナイキが運営するレンタル自転車サービス「BIKE TOWN」を結構使用しまして、ほんと降りては乗り降りては乗りの繰り返し。基本的に異常にタイトなスケジュールを立てたところもあり、電車とバスの一日券で大まかに動きながら、細かいところをBIKE TOWNで行き、極力移動時間を圧縮しました。他にも1ドルで解除して一分いくらで乗れる電動キックボードみたいなのもあり、そこら中でガラの悪い人が乗っていたり、道端に乗り捨ててあったりとよく見かけました。




飲酒も普段ほとんどしなくなったのと、一人で飲むのもなぁというのもあり、そういったナイトスポットには行きませんでしたが、せめてと思い土曜の夜にロッキーホラーショー(仮装あり、ツッコミあり)を観に行ってきましたが、地元の人々の熱演もありましたがあまりの疲労に半分以上寝てしまいました。

携帯でクレジットカード支払いができる仕組みを見て、本当にクレジットカード社会なんだと実感。












ポートランド名物ともいうべきZINEが、普通に図書館に置いてあるのは凄いなと。

































































様々な場所でどこから来たのかを結構な頻度で聞かれましたが、こちらが日本と答えても特にアクションがあるわけでもなく、あまり話が膨らまなかったです。みんな芸者、忍者、寿司とか言うかと思ったんですが、そんな人一人もいませんでした。そんな中、たまたまこの服を着て行った無印良品ポートランド店にて、男性店員に「お前のTシャツ最高だから写真撮らしてくれよ!」と言われましたが、そこがピークでそれっきりどの国に行っても無反応でした。とりあえず全体通してこの1いいねのみでしたね。笑
