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Solange / When I Get Home

前作受けたインパクトは結構なもので、Raphael SaadiqとMaster Pの大々的な起用という、20年前の自分が見たらとてもじゃないけど信じられないでろう組み合わせではありましたが、全体を覆うニューソウルのその後と出身のサウス(出身はHタウン)のルーツを,、シンプルかつ異常なセンスの良さでまとめロングランヒットとなりました。

姉が世界最強のアイドルだった頃のデビュー時は、ちょっとセンスが違う顔が似た妹が出てきて、姉とは少し外したオーガニックな雰囲気で売ろうとしているのかな?みたいに感じておりましたが、今ではその姉の旦那を蹴っ飛ばしたくなったら躊躇せず蹴るし、姉の持つヤンキー受け要素みたいなのを取り除いた(男に泣かされるヤンキーイメージ)、ある意味裏の最強版みたいなところに昇格した気配すらあります。

今回は前回中心にいたRaphael Saadiqはおらず、自身とJohn Keyという人が中心となり、ファレル、Metro Boomin、The-Dream、Dave Hynes、Panda Bearなどのヒットメイカーとフランク・オーシャンの作品にも参加していたCristophe Chassolや大物アーティストやヒップホッププロデューサーと仕事をしてきたドラマーJamire Williams、そして彼女の17歳の息子Daniel "Julez" J Smith II、さらにクレジットを拾っていって見ると、Tyler, The Creator、Steve LacyやEarl Sweatshirtとそのアルバムに参加していたGio Escobar、Standing on the Cornerという、Odd Future関連がまあまあ参加しており、Earlの新しいアルバムが好きだったのかななんて。

で、まず感想を単刀直入に言うと最高です。10周くらい聴いたんですが本当に捨てるところは全く無く、どの曲もすべて意味があるものとして機能しております。前作同様Interlude多めで、曲同士を良い感じで接続していく作りに。

アルバム全体的に曲のトーンは前作と変わらずで音数も少なめのといった感じですが、より音のエグさ野太さが際立つところがあり、エロくなったといいましょうか。またヒップホップ的な楽曲も増えた印象です。

どの曲も良いんですがヒップホップ的なものに絞って書くなら、Metro Boomin作のStay Floはアルバムの中でもポイントとなる曲となっており、同じくファレル作のAlmeda、Dreams、Sound of Rainもポイントになっている印象で、90年代終わりに作った自身のフォーマットを2019年もまだ進化させ続けている印象で本当に凄いもんだなと。新旧のヒットメイカーが共存していて面白いです。

そこに前作から引き続きはSamphaが、そしてサウスラッパー枠はGucci ManeとPlayboi Cartiというそこもまた新旧世代(アトランタの)を入れておりさらに、ソングライティングにはScarfaceもいたりとなんだか大変なことになっておりますが。今年のベストに入ってくる内容になっていると思いました。

前作との地続きと言えばジャケもですね。構図はほぼ一緒でありますが、Nasの顔ジャケシリーズみたいにやっていって欲しいです。



Solange / When I Get Home

solange_whenigethome.jpg






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