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OGGYWEST / 関東.EP

「あの曲の歌詞がさー」なんて友人が言ってくる度に、自分はこの人に比べたら10分の1くらいしか歌詞聴いてないんだな、なんて思うことが結構な頻度である私ですが、それはそもそもJポップなんかだと歌詞が抽象的で何が言いたいのか分からない場合も多いんですよね。

かといって西野カナのようなストレートな歌詞だった場合、もちろん理解出来るもののなかなか共感出来るものばかりでもないですし。同じく日本語のラップも自分の育った境遇やその中で身に付いた価値観みたいなのが、なかなかジャストフィットしづらいというのもあり、よっぽど印象に残るような言葉でもない限りあまり頭に入ってこないんですよね。全く違う人生の人でも突き刺さる言葉選びならもちろん入ってきますが。

そういった意味では、前作の「Oggy Season」の歌詞の世界感は、自分の見ている視界と近いのかもしれないなと思うようなところがあり、グイグイと耳に入ってくる感じがあったOGGYWESTですが、やっぱりこの新しいEPもなんとなく合うんですよね。同じ人が作っているので。

今作もレンタルの高級車の前で地元の仲間とワサワサするようなノリとは逆で、一曲目の冒頭から若葉マーク付きの黄色ナンバーの車(軽自動車)が登場する大変景気の悪い世界観に引きずり込まれます。軽自動車でドリフトさせるしウォンウォンウォンとかイキった合いの手を入れるわで、曲中の情報量が多く感じてしまう(どんどん入ってくる)のは、やっぱり自分が受け取るチャンネルに合っているのかななんて。

その後もCCレモン賛歌(好きなのかな)や、ナイスミドル(イケてるおじさんてことだと)の曲などが続いた後、別れた女の思い出をキラキラのトラックに乗せて歌う最後の5曲目でいきなりヘネシーとかビッチというワードが出てきて、急にサグい歌詞になってきたなとズッコケましたが、その流れでこれ以上友達要らないとか仲間たちと全国回り金を稼ぐとか言い出さないかと、真剣に聞き耳を立てましたがそこまではいかなかったです。

トラックもメローなものからシンプルでスカスカな中毒性のあるのまでのトラップサウンドが主軸ですが、下流を受け入れた歌詞との組み合わせがフレッシュに感じますね。これと言ってどの曲が凄く良いとかハマったとか正直無いのですが、出てからというもの毎日一回は必ず聴いています。不思議ですね。これが本当に合うってことなんでしょうか。

各種サブスクリプションでも聴けるようになっておりますが、BandcampではName Your Price(¥0~)をやっております。数に限りはあると思いますのでお早めに。お金の余裕のある人は払ってあげてみてはどうでしょうか。




OGGYWEST / 関東.EP

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