夏のミックス祭り 2018
- 2018-08-21 /
- DJミックス
いつもならお盆前にポストするんですが、今年はズバリ間に合いませんでした。とはいえ自分の趣味がだんだんグッタリしたものになってきた昨今なので、どちらかと言うと夏の後半向きと言えますので、このタイミングで夏のミックス祭りをやりたいと。
それにしても今年は夏のミックスが少なかったのかなと感じましたが、単に自分が探せなかっただけかもしれませんね。とりあえず一ヶ月くらい前のものから最近のまで、聴いていて好きだったものをポストしたいと思います。まだまだイケますのでもし聴いてないものがありましたら是非。すべてダウンロードを用意してくれておりますので、パケの量が心細い方々もご安心を。

Threepee Boys / 808 mix 2018

毎年の恒例で8月8日に公開されているThreepee BoysによるTR-808のドラムを使用した音源を選曲したDJミックスですが、今年も間に合ったようです。当たり前ですが8月8日に出るので、運悪く聴く時間を取れなかった場合、その日以降にポストすることになり、若干タイミングに困るところもありますが、今年もなんとか聴いてポストしております。
ヒット曲多めで楽しいYO!HEY!、FergやBAD HOP、そしてビヨンセなど例のビートの感じをまとめたところが印象的な、男らしいトラックが目立つDONSTA、そして日本産ラップのスクリューも多めのSir Y.O.K.O. という三人共個性出た内容に。
Sir氏が始まるところの最初にサイン波のBPMが落ちていく音が入っているんですが、初めて聴いたのが運転してる時で、なんか外で飛行機でも落ちたのか?はたまた耳鳴りがひどく体がおかしくなったか、と、とにかくめちゃくちゃ不安になり変な汗が出て路肩に車を停めた次第であります。
途中で入るThreepee Boysと本人たちの名前をシャウトする声は今売れに売れているPUNPEEさんのもののようです。いいな。私もシャウト欲しいです。
AGO / SLACKTAPE

シリーズが始まった際の、ドープなアコースティックというコンセプトに衝撃を受けましたが、4作続くと路線変更が徐々にされていくものだなとやや寂しくは思いますが、その時にしか出せない空気感(例えばめちゃくちゃ不幸な時とか)てあるので仕方ありませんよね。それでも高い水準のミックスを出してくるところは流石だなと思います。
この数十年のあらゆるクラブミュージックを聴いている人ならではの、忘れかけていたあれやこれ、ちょっとご無沙汰だった感じを上手いこと選んでくるところや、せかせかしていない間だったり、細かい仕掛けがあるのも良いです。
始まりのドレのところや、ターンテーブリズム系などのヒップホップ夏物もあったり、自分が最近ご無沙汰だった感じの中盤から後半にかけての踊れるのまで、全体的に夏の終盤に気持ちよく聴ける大人な内容であります。
カルロスひろし / 荒野で待つ

昨年夏に出会った夏のミックスから早一年。本当に多作でついていくのがやっとなんですが、今作も出てからというもの定期的に聴いておりますがポストのタイミングを失い、一ヶ月間聴き続けこのタイミングになりました。
内容はトラップ的なトラックのものを中心に選曲しており、いつも通り自分の好んで聴いているところと重なるところが多いのでとても良くてといった感じです。
自分的なポイントはMiyachi、KMの辺りでしょうか。それにしても毎回無理の無い展開を作れて本当に上手いもんですし、日本産音源の趣味が合う人なので、無理のない程度に続けて欲しいなと切に願います。
pigness1986 / Daytona2018

インディー・ロックからヴェイパー、チル・ウェイブ的なもの、ビートミュージック、USのR&B/SOUL/RAP、Badbadnotgoodのメンバーのソロまで。80'sリバイバル的なそもそも涼しげな音色のものも多く、ややエモーショナルであったり、ややダンサブルであったり、ゆったりと気持ちの良い曲が多く、現在使わない言葉で表現するならばナウいという感じでありましょうか。
実際には30分くらいしかないのですが、どこを切り出してみても極上の選曲で、ずっしりとした腹持ちの良さと言いますか充実感が凄いです。夏の終わりにとても合うと思います。出てからずっと聴いており勉強させていただいております。
RLP / Noods Radio July '18 (w/Aquadab & Tidal)
DL (RLPのみ)

アンダーグランドな質感とヤンキーな質感の混在具合にセンスを感じたりすることが多い私ですが、やはりこの人のバランス感は信頼出来ますし、このラジオのミックス音源も良い感じ。
新旧、そしてメジャーマイナー問わず、カニエ、ドレイクから忘れていた00年代の攻めた曲や自身の作品などまで絶妙な空気感があります。この中での特に驚いたのは、すっかり忘れておりましたリサ・スタンスフィールドを放り込んでくるところです。まさかと。こういうところがセンス高いなと思うですよね。このタイミングでこの人がなぜリサスタなんだろうかと。
ちなみにAquadabさん、Tidalさんもラジオに参加しておりますが、今回フリーでダウンロードを付けたのがRLPさんだけで、自分のiPhoneに入れることが出来たのがそれだけだったというのがありますが、お二人のもストリームの方で聴けますので是非そちらも。
DJありがとう / 宇宙 日本 あなたが好きです

5lackの名曲Hot Cakeの音質が悪くて3曲目でいきなりガクッと来ましたが、ATCQからPete Rock & CL Smoothに繋げる際に入れるところ若干間違えたのか、ちょっと頭が入っちゃったのが可愛らしくてまあ良いかとなりました。
今回もDJありがとうさんだなぁという感じの日本産音源(Jポップ、ロック中止)の選曲に、90'sヒップホップクラシックなんかも混ぜて、おっさんと若者が世代を超えて共存できる内容となっております。家族との車中、自宅、親戚の家などが主な行動範囲の、エナジー低めを求める私の夏にもバッチリ合うミックスでありました。


それにしても今年は夏のミックスが少なかったのかなと感じましたが、単に自分が探せなかっただけかもしれませんね。とりあえず一ヶ月くらい前のものから最近のまで、聴いていて好きだったものをポストしたいと思います。まだまだイケますのでもし聴いてないものがありましたら是非。すべてダウンロードを用意してくれておりますので、パケの量が心細い方々もご安心を。

Threepee Boys / 808 mix 2018

毎年の恒例で8月8日に公開されているThreepee BoysによるTR-808のドラムを使用した音源を選曲したDJミックスですが、今年も間に合ったようです。当たり前ですが8月8日に出るので、運悪く聴く時間を取れなかった場合、その日以降にポストすることになり、若干タイミングに困るところもありますが、今年もなんとか聴いてポストしております。
ヒット曲多めで楽しいYO!HEY!、FergやBAD HOP、そしてビヨンセなど例のビートの感じをまとめたところが印象的な、男らしいトラックが目立つDONSTA、そして日本産ラップのスクリューも多めのSir Y.O.K.O. という三人共個性出た内容に。
Sir氏が始まるところの最初にサイン波のBPMが落ちていく音が入っているんですが、初めて聴いたのが運転してる時で、なんか外で飛行機でも落ちたのか?はたまた耳鳴りがひどく体がおかしくなったか、と、とにかくめちゃくちゃ不安になり変な汗が出て路肩に車を停めた次第であります。
途中で入るThreepee Boysと本人たちの名前をシャウトする声は今売れに売れているPUNPEEさんのもののようです。いいな。私もシャウト欲しいです。
AGO / SLACKTAPE

シリーズが始まった際の、ドープなアコースティックというコンセプトに衝撃を受けましたが、4作続くと路線変更が徐々にされていくものだなとやや寂しくは思いますが、その時にしか出せない空気感(例えばめちゃくちゃ不幸な時とか)てあるので仕方ありませんよね。それでも高い水準のミックスを出してくるところは流石だなと思います。
この数十年のあらゆるクラブミュージックを聴いている人ならではの、忘れかけていたあれやこれ、ちょっとご無沙汰だった感じを上手いこと選んでくるところや、せかせかしていない間だったり、細かい仕掛けがあるのも良いです。
始まりのドレのところや、ターンテーブリズム系などのヒップホップ夏物もあったり、自分が最近ご無沙汰だった感じの中盤から後半にかけての踊れるのまで、全体的に夏の終盤に気持ちよく聴ける大人な内容であります。
カルロスひろし / 荒野で待つ

昨年夏に出会った夏のミックスから早一年。本当に多作でついていくのがやっとなんですが、今作も出てからというもの定期的に聴いておりますがポストのタイミングを失い、一ヶ月間聴き続けこのタイミングになりました。
内容はトラップ的なトラックのものを中心に選曲しており、いつも通り自分の好んで聴いているところと重なるところが多いのでとても良くてといった感じです。
自分的なポイントはMiyachi、KMの辺りでしょうか。それにしても毎回無理の無い展開を作れて本当に上手いもんですし、日本産音源の趣味が合う人なので、無理のない程度に続けて欲しいなと切に願います。
pigness1986 / Daytona2018

インディー・ロックからヴェイパー、チル・ウェイブ的なもの、ビートミュージック、USのR&B/SOUL/RAP、Badbadnotgoodのメンバーのソロまで。80'sリバイバル的なそもそも涼しげな音色のものも多く、ややエモーショナルであったり、ややダンサブルであったり、ゆったりと気持ちの良い曲が多く、現在使わない言葉で表現するならばナウいという感じでありましょうか。
実際には30分くらいしかないのですが、どこを切り出してみても極上の選曲で、ずっしりとした腹持ちの良さと言いますか充実感が凄いです。夏の終わりにとても合うと思います。出てからずっと聴いており勉強させていただいております。
RLP / Noods Radio July '18 (w/Aquadab & Tidal)
DL (RLPのみ)

アンダーグランドな質感とヤンキーな質感の混在具合にセンスを感じたりすることが多い私ですが、やはりこの人のバランス感は信頼出来ますし、このラジオのミックス音源も良い感じ。
新旧、そしてメジャーマイナー問わず、カニエ、ドレイクから忘れていた00年代の攻めた曲や自身の作品などまで絶妙な空気感があります。この中での特に驚いたのは、すっかり忘れておりましたリサ・スタンスフィールドを放り込んでくるところです。まさかと。こういうところがセンス高いなと思うですよね。このタイミングでこの人がなぜリサスタなんだろうかと。
ちなみにAquadabさん、Tidalさんもラジオに参加しておりますが、今回フリーでダウンロードを付けたのがRLPさんだけで、自分のiPhoneに入れることが出来たのがそれだけだったというのがありますが、お二人のもストリームの方で聴けますので是非そちらも。
DJありがとう / 宇宙 日本 あなたが好きです

5lackの名曲Hot Cakeの音質が悪くて3曲目でいきなりガクッと来ましたが、ATCQからPete Rock & CL Smoothに繋げる際に入れるところ若干間違えたのか、ちょっと頭が入っちゃったのが可愛らしくてまあ良いかとなりました。
今回もDJありがとうさんだなぁという感じの日本産音源(Jポップ、ロック中止)の選曲に、90'sヒップホップクラシックなんかも混ぜて、おっさんと若者が世代を超えて共存できる内容となっております。家族との車中、自宅、親戚の家などが主な行動範囲の、エナジー低めを求める私の夏にもバッチリ合うミックスでありました。