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The Internet / Hive Mind

昨日、文系人気ラッパーが芸能人(元アイドル)と交際している事実が公のものとなりまして、知っていた人も知らなかった人もこの話題をしており、二人のバランスの丁度良さや自然な感じからでしょうか祝福の言葉が多く、私も親心と言いましょうか(赤の他人です)本当に良かったし、また一つ喧嘩弱い系ヒップホッパーの地位を上げてくれたみたいな感じになっております。

明らかに男の趣味と分かるラップアルバムをインスタに次々投稿する様や、歌詞に彼女の存在をほのめかすところを作ったり、付き合っている事を少しずつ匂わせて行く様が、クラスの人に内緒で付き合っている2人みたいで可愛らしいなと、オッサンまで胸キュン(気持ち悪い)させてくる感じですよね。

一方、富豪とプライベートジェットで出掛けた、同じく20代の女優は一斉に攻撃されましたが、写真の彼女の素直に嬉しそうに見える表情を見て、同じ時期のロマンス発覚でここまで違うのかと気の毒になりました。お茶の間の好感度ってのはプライベートジェットに乗っていない風に振る舞ったり、お金は皆と一緒くらいしか持っていないという無理な設定でしか、維持できないのかと思うと本当に大変な仕事だなと。

とまあ、そんな話はどうでも良いんですが、先週末発表されました、楽しみにしていたThe Internetのアルバムを聴きまして、その感想なんかを書いてみたいと思うのですが。

グループ史上最もダンサブルなニューアルバムというのが書いてあるのを目にして、先行で公開された「Roll」(GAZのSing Singの定番ブレイクを使用した)が大分ディスコサウンドだったんで、全体的にそうなっているのかもなと思って聴いてみたのですが、私の印象としましては前作よりメローな楽曲が減り、ヒップホップ的なドラムが強調された楽曲が増えたのが一番印象に残ったところであります。

もちろん前述のディスコ風やその後公開された超夏っぽいラテン風味の「La Di Da」(最高)など踊れる曲もあり、陽な感じがする楽曲が増えた印象も。とはいえ今まで通りの雰囲気のメローな曲もありますし、良い感じで新旧が混在した形になっているかと思います。私だけかもですが、一曲目のイントロをイヤホンで一生懸命聴いておりましたら、ファーサイドのランニンのイントロで聴こえてくるような「チェケダン、チェケダン...」みたいなのが薄っすら聴こえてきまして、訓練された犬のようにそれ聴いただけで夏のアルバムだなぁと刷り込まれてしまいました。


個人活動が活発になり、それぞれがスタープレイヤーになってきて凄いことになっておりますが、そういった才能達がまたこうしてグループのアルバムに戻ってきて、前作から変化しつつ最良の作品を作るというのがずっと続くと良いなと。

あと、ここ最近日本でも話題となっているLGBTの問題ですが、現代の最前線で売れている音楽はこうしてレズビアンがメンバーいる事が普通の事として扱われ、またそれ自体をフックとしている訳でもなくて、リスナーたちもその後の世界に生きておりますので、日本でも早くくだらない偏見や差別を持つ人が居なくなって、皆が楽しく暮らせる社会になればなと。そういった意味でもジ・インターネットにはガンガン行って欲しいという思いも。




The Internet / Hive Mind

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