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Patrick Paige II / Letters of Irrelevance

本体はもちろんですが、シド、マット、スティーブ・レイシーとソロ作も調子が良いThe Internetから、ベースのPatrick Paige IIのソロ作が発表されたんですが、とても良かったです。

以前発表されたEP(フリーDL作品)はインディーロックとヒップホップをかけ合わせた様なミッドテンポで荒削りなところが良かったですが、今回はその感じを更に完成させた様な内容に。

5月というこの時期に、いきなり47歳の女性が歌うクリスマス曲が1曲目という謎が多い始まり方をし(話しているのを聴いているとスーザン・ボイルがどうのとか、ヴァージンがどうのとか言っているが)、そのまま数曲はネオソウルのような曲が続き前作からのクオリティーの向上を感じさせます。

そしてそれを抜けると5曲目の2分半以上あるインタールードが来るんですが、分離した音像とヌルっとした質感で大変気持ち良くて本当に格好良くてヤラれてしまい、この流れを再度体験したくなりもう1回頭まで戻って聴き直すということに。

その極上の前半戦が終わると6曲目は、滑らかなトラックの上で、留守電に入った女性からの罵倒みたいなのが延々流れるというもので、1曲目と言い一体なんなんだという感じなんですが、それが過ぎればジインターネット節なのからトラップ的なスネアを配した未来的な曲まで、ヒップホップ要素も有りながら、これまた捨て曲無しで一気に過ぎていく感じです。

アルバム自体11曲と曲数が少ないのもありますが、やっぱこれくらいの量で全曲最高というのが1番集中力が続くんで良いです。
ちなみに御本人のYoutubeに行くと全曲試聴出来るみたいです。



Patrick Paige II / Letters of Irrelevance

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こちら前作





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