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rvddw × ROCKY 4

多くのファンがいる映画「ロッキー」ですが、その中でもプロパガンダ臭がもの凄いロッキー4とコラボレーションしたアイテムが、格闘技系ブランドReversalより発売に。

ロッキーをモチーフにしたものから、ドーピングバキバキイワン・ドラゴのものまで、今のデザインに落とし込んだものになっており(今のデザインが昔っぽいが)、個人的にですが久しぶりにハッとするコラボレーションを見たなと。

オリンピックでロシア勢の薬物使用が問題になったり、北朝鮮と韓国の件だったりと、現実とリンクする部分もありタイムリーな話題でもありますし、格闘技関連のブランドが出している説得力もあり、なぜ4なんだというところもあり、絶妙な落とし所であるかと。 (VIA @imtntmi



rvddw × ROCKY 4

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私と映画「ロッキー」との出会いは小学生時代。ヒョロヒョロで背も小さくて色が白い、女の子のような顔をした美少年の同級生友人宅にロッキー4のポスターが貼ってあり、その友人がロッキーがいかに素晴らしい映画かということを熱っぽく語ってくれた記憶があります。

子供ながらにこいつ線が細いけどマッチョなものが好きなんだなという印象を受けただけで、当時自分はロッキーなんて暑苦しそうな映画見たくないなぁなんて思う冷めに冷めた小学生だったため、全く彼の熱意は伝わらずそのまま話は右から左へスルーという状況になりまして、1回目のロッキーチャンスを逃す形に。

彼とは、中学時代に自分の中学校と隣町の中学校のヤンキー同士の決闘をすることになった時、興味本位で一緒に見に行ったんですが、少し離れた丘の上から見学していたら警察に捕まり、それをキッカケにして向こうの親御さんから警戒される事になってしまい疎遠になっておりました。

で、その後スケートボードを始めたりして、地元から名古屋へ遊ぶ場所を変えたりしながらヒップホップ文化に出会うのですが、高校生時代に知り合った音楽に詳しい先輩にロッキー1のサントラにネタが入っていたりするという話を教えてもらい、再び2回目のロッキーチャンスが訪れるのですが、やはりあのエンディングテーマを聴くととんねるずのみなさんのおかげですのコントを思い出してしまい、小学生の時から続くダサ面白いものという印象が全く取れていない状況でありました。(ちなみにそのテレビの影響でプリンスとライオネル・リッチーもずっとそういう印象でして、幼少期に見たテレビの影響は大きいし、ずっと偏見を持ち続けるなんだなと。)

その後20歳を越えた頃、小型サイズのレンタルビデオ店の上に住むことになり、頻繁に映画を見る機会が増えまして、あらかた興味のあるものを見終わった後に遂にロッキーの1を見たのですが、何もない自分に重ねてあまりに感動してしまい(大分ブーストかかっていたと思う)、生涯で(そんなに長く生きてないですが)1番の映画になりましたし、格好つけて「未来世紀ブラジル」とか言っていた自分を後ろからバットで殴りたくなる衝動に駆られました。

その後、2、3と続編を追っていき、遂にあの同級生がポスターを貼っていた4を観た時、モロに冷戦の影響で作られたであろうプロパガンダ映画だったため、座っていたソファーから転げ落ちそうになりましたし、その後見た5はロッキーの試合すらなくて教え子をボコボコにして終了というこれまたズッコケそうになったのは良い思い出であります。

とまあ、ロッキーを見る度にいまだに疎遠になったその同級生を思い出していたのですが、数年前長い家出期間を終了し地元に戻ってきて電車で職場に通っている中で、毎朝同じ時間にホームにはその彼がおりまして、性別自体も変わっているかもなと思うような雰囲気があり、また自分と話したいという気があるかも分からないため、色々気を使ってしまい話かけられずおりますが、まあそれにしても毎日見かけるので平日朝は必ずロッキー4の事を思い出している現状であります。












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