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CDの物々交換 「Cato Salsa Experience / Good Tip for a Good Time (カトーの楽しいロック講座)」

少し前に既存の写真と企業やブランドのロゴを組み合わせて、インスタグラムで公開していたり、架空のアルバムのレビューを書いたりするBastaSkillさんという大変興味深い人をポストしましたが、このCDの物々交換の企画に応募してきてくれまして交換に至りました。

ツイッターで結構な人たちにRT・いいねされ、かなり注目されましたので私の方もより興味が大分深まっておりましたが、送ってきていただいたCDも、2002年に発表されたノルウェーの産ガレージロックバンドの2ndアルバムで、こういうの聴いてきたんだなと妙に納得してしまいました。それにしても前回のやつとジャケの色味が似てるな。

アルバムは一曲目が好きな場合が多い私ですが、このアルバムについても一番良かったのはヒップホップのブレイク的な要素を持つ一曲目だったんですが。頭からタフなドラム+ウッーの男臭い掛け声が絡む、まるで2枚使いしてくれと言わんばかりのドラムブレイクで始まり、オルガンやギンギンのギターそしてテルミンみたいなのまで入ってくる、90年代後半のアンダーグランドヒップホップ以降を思わせるドープなロックチューンとなっております。

ヒップホップやブラックミュージック、ダンスミュージックを聴いてきた耳で聴いている私としては、どうにもファンキーなブレイクビートを意識して作ったんじゃないのかと思えてくる展開の付け方だったりするのですがどうなんでしょうかね。また遅いのが好きな私としましては、4曲目も充分に分かる範囲とも言えました。

それ以外は基本的にギターとオルガンが格好良い、古い要素を取り入れたロックと言った感じなんですが、中には遅いハードコアと言いましょうか、ドゥームメタルと言いましょうか、ロックの引き出しが無いので上手くは言えませんが、ズンズンくる遅くヘビーなものに寄せたものもあったりと、古い感じにしてあってもそういった要素が盛られているのかなぁと思ったり。(確信が無いのでふんわりしてます)

ロックはごく有名なものを除きほとんど通ってこなかったところでもありますので細かい話はアレですが、ヒップホップ的に理解できるところがあったり、ファンキーな要素があるので比較的分りやすかったかもしれません。1曲目なんて、2000年代前半頃の当時出会って聴いたら、今よりもっと「うお!」となっていたような気もします。リアルタイム性は大事です。



Cato Salsa Experience / Good Tip for a Good Time (カトーの楽しいロック講座)

catosalsaexperience_goodtipforagoodtime.jpg












交換相手の方の感想


Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardrops

raycamacho_180.jpg




[名前] BustaSkill
[住まい] 東京
[性別] 男
[自己紹介] BustaSkill  Tokyo/Japan/Creator/Difficult to walk straight.

Twitter : @BustaSkill
Instagram : https://www.instagram.com/bustaskill/
Liar Jack Records : http://liarjackrecords.hatenablog.jp/
Crayons Meiban : https://www.instagram.com/crayons_meiban/
Shop : https://bustaskill.theshop.jp/




感想:
サンプリングラブさんにインスタやブログを取り上げていただき、さらにはCD交換までさせて頂くことになり、大変嬉しいです。
今では多くのジャンルの音楽を聴ける様になりましたが、鼻を垂らしていた時代から、根っからのロックンロール小僧だった私は、このジャンルは薄くしか通っていなかったのですが、ジャケ、バンド名、曲名だけを見て、曲を妄想するのは得意なので、ふわふわと妄想していました。

序盤の曲は以外と妄想曲と似ていてニヤリとしてしまいましたが、実際は妄想よりかなり良かったです。良曲はたくさんありましたが、お気に入りベスト3は07「Tough Talk」08「Tus Modos」16「Wade In The Water」の3曲です。他の曲と比べるとラテン感は薄いですが、どの曲もキーボードがかなり良いです。

07「Tough Talk」テンション高めのキーボードソロが入っており、ソロ回し愛好家の私にとってはたまらないソロでした。ちなみに、歳をとるごとに他の楽器よりもキーボードの音が好きになる現象はなんと呼ぶのでしょうか?知っている方がいたら教えてください。
08「Tus Modos」どことなくDOORS感のある曲で、中盤からの終盤にかけてのテンポの上がり方、ギターソロ、どこを取っても良曲です。CMなんかにも使って欲しい感じです。

16「Wade In The Water」序盤から良いキーボードが鳴りっぱなしで、サビというかメインリフ以外は各楽器のソロ回しで構成されていて、これまたソロ回し愛好家の心を掴んで離さなかったです。

今回CD交換をさせて頂いて、教室でCDを交換し合って、新しい音楽に触れていた学生時代を思い出し、とても良い体験になりました。今の時代、配信やダウンロードが中心になってきた音楽業界ですが、音楽好きの仲間達となけなしのお金で買ったCDを交換し合うあの感じを忘れずにいたいと思いました。


何か発表したいこと: 

せっかくなのでやっていることを紹介させていただきます。

Bootleg Propaganda
サンプリングラブさんに最初に紹介して頂いたコラージュプロジェクト。
https://www.instagram.com/bustaskill/

Liar Jack Records
こちらもサンプリングラブさんに紹介していただいた、存在しないアーティストの存在しないディスクレビューをする音楽ブログ。
http://liarjackrecords.hatenablog.jp/

Crayons Meiban
好きな名盤をクレヨンで再現していくプロジェクト。
https://www.instagram.com/crayons_meiban/

BustaSkill Shop
Tシャツなど販売しています。
https://bustaskill.theshop.jp/




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