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PUNPEE / MODERN TIMES (Summit)

00年代の途中から10年代の途中までと、特定のレーベルやアーティスト以外のヒップホップを追うことを止めていた期間がまあまああり、日本語のラップもほぼ聴かなくなった時期でもあるのは以前からよくここに書いていますが、ふともう一度聴こうかなと思った時顔を上げたら居たのがこの人とこの人の弟でありました。

特に最初全くの無の状態で5lackさんを聴いた時、その圧倒的なセンスと無駄の無さにめちゃくちゃ驚きまして、自分と同じくUSの作品にしか興味が無かった友人に勢い余って電話して、30半ばのブランクもある自分の感覚が正しいのか確認したくて取り乱してしまったことを思い出しました。

それからPUNPEEさんのこれまでの活動内容や作品もチェックするようになっていったのですが、知れば知るほど陰陽の様と言いましょうか、ドラゴンボールのピッコロ大魔王と神様や、サンクチュアリの北條彰と浅見千秋を見ているような2人の役割を見て、同じ家にタイプを変えた天才×2とかあるんだなと。

今回出たファーストアルバムもファーストというところで驚きますが、下手なもの出せない雰囲気もあり中々大変だっただろうなと思いましたが、見事にポップさとドープさが混在した、様々な要素がモリモリに盛り込まれた情報量の多い内容に。

イントロを抜けた後に来るアルバムの顔ともいうべき2曲目は、若い頃聴いていたEMANONのようなとぼけた感じのトラックで、いきなりらしさが出ているなと思いましたが、その先はトラップのようなものから、サーフっぽいもの、ミドルスクール調、遅いメロー、ソウルフルまで様々なタイプのトラックを用意しており、まあまあ情報量の多い肉厚な作りのものも多い印象です。

声質的にあまりにトラックが肉厚だと埋もれそうだなという印象がありましたが、聴こうと思えば聴けるし流そうと思えば流せるような絶妙なバランスで(外国の曲聴いているみたいな感じに思う時も)、最近のスッカスカトラックにエモーショナルなラップみたいなのを多く聴いていた自分としましてはとても新鮮に聴けました。

僕自身、こういうUSのメインストリームのトレンドを下敷きにしない日本独自の匂いがするもので、内容も面白く格好良いものを強く望んでいるところが常にありまして、こういうのを心底待っていたので本当に満足でありますしすでに20周位聴いてます。



PUNPEE / MODERN TIMESSummit

punpee_moderntimes.jpg




Track List
1. 2057
2. Lovely Man
3. Happy Meal
4. 宇宙に行く
5. Renaissance
6. Scenario (Film)
7. Interval
8. Pride
9. P.U.N.P. (Communication)
10. Stray Bullets
11. Rain (Freestyle)
12. 夢のつづき
13. タイムマシーンにのって
14. Bitch Planet
15. Oldies
16. Hero

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