CDの物々交換 「Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardrops」
- 2017-09-06 /
- CDの物々交換
前回よりもの凄い時間が経過してしまい、自身としましてもフェードアウトするタイミングには絶好という状況の中ではありますが、しつこく続けたいと思うCDの物々交換であります。
前回のどついたるねんから交換してもらったのは、60年代に結成されたチカーノ系ラテン・ジャズ・ファンク・バンド、RAY CAMACHO & THE TEARDROPSの68-71年にレコーディングされた様々なレーベルからリリースされた音源を集めた、UKのレーベルFreestyleから発売されたベスト盤。
自身のバンド以外にはタワー・オブ・パワー、サンタナ、シカゴ等との共演でも知られるトランペット奏者とのことで、最初から多分凄く良いんだろうなと思って案外期待して聴きましたが、恐ろしいほどに自分の耳がUSメインストリーム化しており、決して聴いてこなかったジャンルでもないのですがすべて同じ曲に聴こえてしまうという事態に。繰り返していれば大抵何周目かで耳が慣れて来るのですが、今回はそういう事に時間がかかってしまったことで書くのが随分遅くなってしまいました。
完全に聴き込んでない曲を覚えないうちに書いても企画の趣旨とズレるので、とりあず何度か聴き、しばらく空け、何度か聴き、しばらく空け、というサイクルを何度か繰り返し曲を把握した後に、自分の中での感想みたいなのがようやく固まった次第であります。
その中でも一曲目という比較的集中力がある中で聴くSi Si Puedeは、BPMが90台中盤のオーセンティックなヒップホップファンにも愛されそうな刑事ドラマにも合いそうなスリリングさで、入り口からドラムブレークまでどこを切り取っても最高な曲でした。
その先は、それと近いBPMのものもたまに有りつつ(ラテン風味がより強かったり)、それより早めのダンサブルなラテン風味が中心となっており、特に印象的なリフなど覚えた後は随分アルバムへの印象が変わり、かなり良い曲ばかり入っているものだと分かりました。好きなのは前半なのですが、それは多分何度も聴こうとトライして途中頓挫してというのを繰り返した結果、そのあたりを一番聴いたからだとは思うのですがどうでしょうか。
一回聴いて興味を持てないものであっても繰り返ししておりますと、ある日たまたまランダムに再生されたり、クラブや街のどこかでひょんなことで聴いたりすると急に好きになっちゃうことあり、また逆の場合の最初好きだったけど聴けば聴くほど特に好きでもないことが分かったりするなど、プロアマ問わず全ての音楽に言えることですが何十回と聞かないと本当のところは分からないというのもあるので、もっと時間が欲しいところでありますがまあこういうもんですよね。
自分の場合この企画だと特にですが、好きになってくるまでどんだけ時間使ってでもみたいなところがありますし、そういうところが微妙にピンときてないアルバムほどiPhoneの中に山ほど残りがちなのとか、ひどく諦めが悪い&思い切りが無いところなんとかしたいとは思いますが。
Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardrops

交換相手の方の感想
どついたるねん / ミュージック

お名前: bobkut
住まい: 岐阜
性別: 男性
年齢: 30代半ば
趣味: 音楽
感想:
5,6年前は「Sampling LoveにMixが紹介されるのが目標!」と思っていましたが、特にMixを作るわけでもなくここまできて、まさかこんな形で載る日が来るとは。。。さんピンtalkといい、今年で一生の運を使い果たしたような気がします笑
昔に比べて音楽に関する情報をネットでくまなく検索するのは、どうしても欲しいレコードがある時ぐらいで、それ以外はTL上でふと目にしたものをチェックするぐらいです。検索する限り「スカム」とか「パンク」とかみたいな言葉が並ぶ「どついたるねん」が自分のTL上に登場するわけもなく、かろうじてHMJMにおける毎月の新作チェックで見かけたな。。。ぐらいの感じです。
田舎の国道カルチャーの中で生活していると、車の中は意外とゆっくり、そして大きめの音で音楽を聴ける場所でもあります。てことで、Sampling Loveさんから送られてきて、特に情報を入れることもなく、ひとまずCDを車で流し始めました。2,3曲が過ぎて妻から「この人たちはなんなの」「カラオケみたいやね」「このアルバムはいつ終わるの」「ヘタウマみたいなところ狙ってるの」と色々言葉を投げかけられました。「いやいや~」と言おうと思いましたが、僕の心の中にうっすら浮かんだ言葉でもあったので、まぁこれが一般人の正義なのかなと思い、抜いた刀をそっと納めたわけです。
その後は、仕事の行き帰りの車の中でずっと聞いてきました。後ろに流れるトラックは良い曲ばかりです。ギルスコットヘロン? ブッダの休日?のオマージュ?みたいな曲や、「SLY MONGOOSE / MAKE YOUR MIND UP LITTLE GIRL」をよく耳にしていた時代のような、うきうき軽快ブレイクビーツ感のある曲もあります。しかし、日本語ラップヘッズらしく、「このパンチラインがかっこいい!」っていう感覚で音楽を聞いてきた自分にとっては、正直なかなかすっと入ってくる歌詞ではありません。Tr.9 『Ryo』に関しては、DL氏が亡くなられた日にたまたまイベントがあって、近所の兄ちゃんが音楽教えてくれたことを思い出した程度の話だと思うんですけど、DL氏がサビで連呼するところから始まってですね。。。単刀直入に言うとふざけんじゃねえって思いも湧いてくるんですね笑
「これを軽く受け流して聞くのが今風なのか?」
「これにイラっときてる時点で、思うツボなのではないか?」
「そもそもどついたるねんはそんなことすら考えてないのではないか?」
とか色々と自問自答を繰り返していく内に、いつの間にかCDがリピートで頭に戻り、tr.4『生きていれば』になっています。シンプルなサビに、風になりたい?調のトラックに、赤ちゃんのサビが流れてきて、まぁええかみたいになっている自分もいるわけで。。。。そういう意味で、自分は何かの殻をやぶってくれたアルバムなのかもしれません。
何か発表したいこと:
岐阜のFree Dial Foundationというクルーの片隅で、コチョコチョ活動しています。よければ、twitter、Instagramなど覗いてやってください。
2017年2月8日全国リリース Free Dial Foundation 1st album「call」ダイジェストMIX by bobkut
「Free Dial Foundation - call」
品番:STCWCD-005 / 定価:¥2100− +税
新しい交換について
Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardropsと自分のCDを交換したい人を募集します。
今回送っていただいた皆様でクジが外れた方も、引き続き興味のあるCDがありましたら、前回応募したものと一緒のCDでも構いませんので、是非奮ってご応募宜しくお願いいたします。ちなみに交換ですので、CDの返却は無いことをご理解の上ご応募下さい。
尚、採用された方には今回から交換するCDと一緒にTシャツをお送りいたしますので奮ってご応募下さい。

応募フォームはこちら
お願い
・定番でも新作でも構いせんし、もう要らないCDという括りで結構ですが、一応オススメだったりした方が嬉しいです。自分的にゴミと思っているものは送ってこないで下さい。
・データ交換ではないので、こちらからの発送はこちらが郵便代を支払い、こちらに送っていただく分は負担という事になりますのでご理解の上応募して下さい。
・基本的にCD-Rは受け付けておりませんが、CD-Rが正規リリースの場合はその辺りのことをメッセージのところに書いていただければと。
・一度交換したCDは返却出来ませんので、ご理解の上ご応募下さい。
前回のどついたるねんから交換してもらったのは、60年代に結成されたチカーノ系ラテン・ジャズ・ファンク・バンド、RAY CAMACHO & THE TEARDROPSの68-71年にレコーディングされた様々なレーベルからリリースされた音源を集めた、UKのレーベルFreestyleから発売されたベスト盤。
自身のバンド以外にはタワー・オブ・パワー、サンタナ、シカゴ等との共演でも知られるトランペット奏者とのことで、最初から多分凄く良いんだろうなと思って案外期待して聴きましたが、恐ろしいほどに自分の耳がUSメインストリーム化しており、決して聴いてこなかったジャンルでもないのですがすべて同じ曲に聴こえてしまうという事態に。繰り返していれば大抵何周目かで耳が慣れて来るのですが、今回はそういう事に時間がかかってしまったことで書くのが随分遅くなってしまいました。
完全に聴き込んでない曲を覚えないうちに書いても企画の趣旨とズレるので、とりあず何度か聴き、しばらく空け、何度か聴き、しばらく空け、というサイクルを何度か繰り返し曲を把握した後に、自分の中での感想みたいなのがようやく固まった次第であります。
その中でも一曲目という比較的集中力がある中で聴くSi Si Puedeは、BPMが90台中盤のオーセンティックなヒップホップファンにも愛されそうな刑事ドラマにも合いそうなスリリングさで、入り口からドラムブレークまでどこを切り取っても最高な曲でした。
その先は、それと近いBPMのものもたまに有りつつ(ラテン風味がより強かったり)、それより早めのダンサブルなラテン風味が中心となっており、特に印象的なリフなど覚えた後は随分アルバムへの印象が変わり、かなり良い曲ばかり入っているものだと分かりました。好きなのは前半なのですが、それは多分何度も聴こうとトライして途中頓挫してというのを繰り返した結果、そのあたりを一番聴いたからだとは思うのですがどうでしょうか。
一回聴いて興味を持てないものであっても繰り返ししておりますと、ある日たまたまランダムに再生されたり、クラブや街のどこかでひょんなことで聴いたりすると急に好きになっちゃうことあり、また逆の場合の最初好きだったけど聴けば聴くほど特に好きでもないことが分かったりするなど、プロアマ問わず全ての音楽に言えることですが何十回と聞かないと本当のところは分からないというのもあるので、もっと時間が欲しいところでありますがまあこういうもんですよね。
自分の場合この企画だと特にですが、好きになってくるまでどんだけ時間使ってでもみたいなところがありますし、そういうところが微妙にピンときてないアルバムほどiPhoneの中に山ほど残りがちなのとか、ひどく諦めが悪い&思い切りが無いところなんとかしたいとは思いますが。
Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardrops

交換相手の方の感想
どついたるねん / ミュージック

お名前: bobkut
住まい: 岐阜
性別: 男性
年齢: 30代半ば
趣味: 音楽
感想:
5,6年前は「Sampling LoveにMixが紹介されるのが目標!」と思っていましたが、特にMixを作るわけでもなくここまできて、まさかこんな形で載る日が来るとは。。。さんピンtalkといい、今年で一生の運を使い果たしたような気がします笑
昔に比べて音楽に関する情報をネットでくまなく検索するのは、どうしても欲しいレコードがある時ぐらいで、それ以外はTL上でふと目にしたものをチェックするぐらいです。検索する限り「スカム」とか「パンク」とかみたいな言葉が並ぶ「どついたるねん」が自分のTL上に登場するわけもなく、かろうじてHMJMにおける毎月の新作チェックで見かけたな。。。ぐらいの感じです。
田舎の国道カルチャーの中で生活していると、車の中は意外とゆっくり、そして大きめの音で音楽を聴ける場所でもあります。てことで、Sampling Loveさんから送られてきて、特に情報を入れることもなく、ひとまずCDを車で流し始めました。2,3曲が過ぎて妻から「この人たちはなんなの」「カラオケみたいやね」「このアルバムはいつ終わるの」「ヘタウマみたいなところ狙ってるの」と色々言葉を投げかけられました。「いやいや~」と言おうと思いましたが、僕の心の中にうっすら浮かんだ言葉でもあったので、まぁこれが一般人の正義なのかなと思い、抜いた刀をそっと納めたわけです。
その後は、仕事の行き帰りの車の中でずっと聞いてきました。後ろに流れるトラックは良い曲ばかりです。ギルスコットヘロン? ブッダの休日?のオマージュ?みたいな曲や、「SLY MONGOOSE / MAKE YOUR MIND UP LITTLE GIRL」をよく耳にしていた時代のような、うきうき軽快ブレイクビーツ感のある曲もあります。しかし、日本語ラップヘッズらしく、「このパンチラインがかっこいい!」っていう感覚で音楽を聞いてきた自分にとっては、正直なかなかすっと入ってくる歌詞ではありません。Tr.9 『Ryo』に関しては、DL氏が亡くなられた日にたまたまイベントがあって、近所の兄ちゃんが音楽教えてくれたことを思い出した程度の話だと思うんですけど、DL氏がサビで連呼するところから始まってですね。。。単刀直入に言うとふざけんじゃねえって思いも湧いてくるんですね笑
「これを軽く受け流して聞くのが今風なのか?」
「これにイラっときてる時点で、思うツボなのではないか?」
「そもそもどついたるねんはそんなことすら考えてないのではないか?」
とか色々と自問自答を繰り返していく内に、いつの間にかCDがリピートで頭に戻り、tr.4『生きていれば』になっています。シンプルなサビに、風になりたい?調のトラックに、赤ちゃんのサビが流れてきて、まぁええかみたいになっている自分もいるわけで。。。。そういう意味で、自分は何かの殻をやぶってくれたアルバムなのかもしれません。
何か発表したいこと:
岐阜のFree Dial Foundationというクルーの片隅で、コチョコチョ活動しています。よければ、twitter、Instagramなど覗いてやってください。
2017年2月8日全国リリース Free Dial Foundation 1st album「call」ダイジェストMIX by bobkut
「Free Dial Foundation - call」
品番:STCWCD-005 / 定価:¥2100− +税
新しい交換について
Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardropsと自分のCDを交換したい人を募集します。
今回送っていただいた皆様でクジが外れた方も、引き続き興味のあるCDがありましたら、前回応募したものと一緒のCDでも構いませんので、是非奮ってご応募宜しくお願いいたします。ちなみに交換ですので、CDの返却は無いことをご理解の上ご応募下さい。
尚、採用された方には今回から交換するCDと一緒にTシャツをお送りいたしますので奮ってご応募下さい。

応募フォームはこちら
お願い
・定番でも新作でも構いせんし、もう要らないCDという括りで結構ですが、一応オススメだったりした方が嬉しいです。自分的にゴミと思っているものは送ってこないで下さい。
・データ交換ではないので、こちらからの発送はこちらが郵便代を支払い、こちらに送っていただく分は負担という事になりますのでご理解の上応募して下さい。
・基本的にCD-Rは受け付けておりませんが、CD-Rが正規リリースの場合はその辺りのことをメッセージのところに書いていただければと。
・一度交換したCDは返却出来ませんので、ご理解の上ご応募下さい。
- THEME : Soul, R&B, Funk
- GENRE : 音楽