Tyler, The Creator / Flower Boy
- 2017-07-21 /
- ヒップホップ
ネプチューンズ及びファレルへの憧れを隠さず、これまでの作品に反映してきたタイラーですが、前作はN.E.R.Dを意識してなのか?ロックサウンドへのアプローチをし、正直言って私としましては激しさにちょっと疲れてしまった所もあり、新アルバムはもしかしてその延長でくるのかと少し不安もありましたが、前作のそれ以外の部分を発展させたようなアルバムになっておりました。
ウィキペディアによると今作もタイラー自身がプロデュースを担当しており、いつもどおりのヨレたファレル感+ヨレた西海岸感が合わさったような、オッドフューチャー的メローなトラックが大半を占める内容に。10曲目の途中の展開を聴いてBeenie Man ft. JanetのFeel It Boyを思い出し、ネプチューンズを本当に愛しているんだなと思いました。笑
特に好きなメローなのが多かったりするのは嬉しいところですし、定番の不穏なのやフラメンコみたいなのも有ったりと、比較的飽きること無く最後まで聴けます。参加ゲストもFrank OceanからKali Uchis、ASAP Rocky、Jeden Smith、Steve Lacy、Lil Wayneなど好きだし相性の良い人選。
ふと思ったんですが、90年代にジャズファンクの巨匠をアルバムに呼んだロード・フィネスの時は、自分が若かったのもあり随分古い人を引っ張ってきてなんて新鮮なんだ...という印象を受けましたが(タイラーの前作にプレイヤーとして参加しててそれも凄いなと思いましたが)、タイラーが憧れるファレルも20年くらい前からいますし、若者にすれば既にそういう域のアーティストなんだなと、リアルタイムで通過するとそういう事は、若者と同じ感覚でやたらと新鮮なものとしては受け取れないんだなと少しさびしい気持ちに。
あと歌詞の件で、ゲイなのか?という話も見かけとても気になっておりますので、早くそのあたりが分かるラップの解説もみたい所ですので、ライターの方々に期待しております。まあとにかく、内容凄く聴き易くて良かったです。
Tyler, The Creator / Flower Boy

ジャケ違い


ウィキペディアによると今作もタイラー自身がプロデュースを担当しており、いつもどおりのヨレたファレル感+ヨレた西海岸感が合わさったような、オッドフューチャー的メローなトラックが大半を占める内容に。10曲目の途中の展開を聴いてBeenie Man ft. JanetのFeel It Boyを思い出し、ネプチューンズを本当に愛しているんだなと思いました。笑
特に好きなメローなのが多かったりするのは嬉しいところですし、定番の不穏なのやフラメンコみたいなのも有ったりと、比較的飽きること無く最後まで聴けます。参加ゲストもFrank OceanからKali Uchis、ASAP Rocky、Jeden Smith、Steve Lacy、Lil Wayneなど好きだし相性の良い人選。
ふと思ったんですが、90年代にジャズファンクの巨匠をアルバムに呼んだロード・フィネスの時は、自分が若かったのもあり随分古い人を引っ張ってきてなんて新鮮なんだ...という印象を受けましたが(タイラーの前作にプレイヤーとして参加しててそれも凄いなと思いましたが)、タイラーが憧れるファレルも20年くらい前からいますし、若者にすれば既にそういう域のアーティストなんだなと、リアルタイムで通過するとそういう事は、若者と同じ感覚でやたらと新鮮なものとしては受け取れないんだなと少しさびしい気持ちに。
あと歌詞の件で、ゲイなのか?という話も見かけとても気になっておりますので、早くそのあたりが分かるラップの解説もみたい所ですので、ライターの方々に期待しております。まあとにかく、内容凄く聴き易くて良かったです。
Tyler, The Creator / Flower Boy

ジャケ違い

