SZA / Ctrl
- 2017-06-12 /
- R&B
「セラミック」という今まで何気なく使っていた単語が、突然パワーワードに化け心を持って行かれた週末でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
アルバムをずっと心待ちにしていた一人、TDEレーベルの紅一点SZAが2014年のEP(とは言え10曲入り)を経て遂にフルアルバムをリリースしました。
前作は、モッタリとした速度中心に時代性からかアンビエント風味が全体を覆っており、HiiiJackやBabylon(ft. Kendrick Lamar)などかなり好きになった曲もありましたが、今回はというとこれまたモッタリですが、時代性からかメローでドリーミーな楽曲が中心で、まだ5回くらい聴いただけですが、前回同様にかなり好きな内容でして繰り返して聴けるアルバムだと思いました。
1曲目にファレル作のトラックを持ってきているのですが、2周してもファレルと気付かず。そしてそれに続くTravis Scott参加の2曲目とKendrick Lamar参加の3曲目もゲストの参加を特に意識することをしなくても良い曲で、その後もまた終始良曲が続くというかなり出来の良いアルバムという印象です。
中でも私が気に入っているのがSCUM(意味:浮きかす、上皮、浮き泡、人間のくず、人間のかす、ごくつぶし)という人がプロデュースした10曲目の「Anything」という曲で、ウネるドリーミーシンセとブツ切りビヨビヨベースのスッカスカトラックがかなり格好良いです。
カメラを少し方向変えたら、監視カメラ作動中とか鳥居の書いた看板がありそうな、PCの不法投棄感をフィーチャーしたジャケも、R&Bのジャケとしてはまあまあ珍しい部類に入りますよね。そういった部分でもTDEの色が出たとても良い内容のアルバムだと。
SZA / Ctrl

アルバムをずっと心待ちにしていた一人、TDEレーベルの紅一点SZAが2014年のEP(とは言え10曲入り)を経て遂にフルアルバムをリリースしました。
前作は、モッタリとした速度中心に時代性からかアンビエント風味が全体を覆っており、HiiiJackやBabylon(ft. Kendrick Lamar)などかなり好きになった曲もありましたが、今回はというとこれまたモッタリですが、時代性からかメローでドリーミーな楽曲が中心で、まだ5回くらい聴いただけですが、前回同様にかなり好きな内容でして繰り返して聴けるアルバムだと思いました。
1曲目にファレル作のトラックを持ってきているのですが、2周してもファレルと気付かず。そしてそれに続くTravis Scott参加の2曲目とKendrick Lamar参加の3曲目もゲストの参加を特に意識することをしなくても良い曲で、その後もまた終始良曲が続くというかなり出来の良いアルバムという印象です。
中でも私が気に入っているのがSCUM(意味:浮きかす、上皮、浮き泡、人間のくず、人間のかす、ごくつぶし)という人がプロデュースした10曲目の「Anything」という曲で、ウネるドリーミーシンセとブツ切りビヨビヨベースのスッカスカトラックがかなり格好良いです。
カメラを少し方向変えたら、監視カメラ作動中とか鳥居の書いた看板がありそうな、PCの不法投棄感をフィーチャーしたジャケも、R&Bのジャケとしてはまあまあ珍しい部類に入りますよね。そういった部分でもTDEの色が出たとても良い内容のアルバムだと。
SZA / Ctrl

- THEME : HIPHOP,R&B,REGGAE
- GENRE : 音楽