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Kendrick Lamar / DAMN.

昨日、Coachella 2017の三日目にてメインステージのトリを努め、それがまあ凄くてド肝を抜かれるライブでしたが、一人で大きい舞台でラップしているのを見ていて、いつの間にかラップ界の王子から王様になったんだなと、親戚でもなんでもないですが嬉しく思った次第であります。

そんなケンドリック・ラマーが話題を独占したこの数日間で、最も大きいトピックはやはり先週末に発売された新アルバム「DAWN.」で、ライブで早速収録曲を披露するなど、現行シーンのスピード感に驚くばかりであります。更に追い打ちをかけるように日曜日にもアルバムが出るのでは?という噂も有ったりしましたが結局出ませんでしたね。

世界的なヒットとなった「To Pimp A Butterfly」はジャズやファンク色を盛り込むなど、サウスサウンドが台頭するメインストリームシーンに一石を投じ、翌年発表の前作未発表集ではさらにシリアスな方向に進めて、さあ次は一体何をしてくるのかな?と、とにかく出る前から大騒ぎとなっておりましたが、これまで同様にアフターマス的な太くて分離している洗練された音質の、前作を更に先に進めたようなシンプル&メローなトラックが多くなっております。

TDEらしい2010年代のGチューンと言った趣のものから、渋めのオーセンティック、トラップ以降まで、一回聴くと確実に耳に残る捨て曲なしの内容となっており、注目のMike Will Made It作(全て当たりだと)、大幅に絡む注目のSounwaveやDJ Dahi、そしてJames Blake、Steve Lacy、BadBadNotGood、Terrace Martinという新旧豪華メンバーに、さらにAlchemist、9th Wonderまでも。

そこにリアーナ、U2、Zacariがゲスト参加しておりまして、時折曲の頭で何故かキッド・カプリのシャウトが入るという唐突な起用に、その世代の私としましても嬉しさより異物感を感じ、この不思議なバランスが2010年代か!と妙に納得しました。(Mass Appealでのインタビュー:英語分かる方はどうぞ。実家近所のスーパーにあった、お好み焼きとかみたらし団子の店のおじさんに似てる。)

それにしても、今後出てくるであろう様々な人達の評論や謎解き、解説がとても楽しみで大分期待してます。取り急ぎ気になることは、全ての曲名にピリオドが打たれている件。何なんでしょうかね気になることがたくさんありますね。



Kendrick Lamar / DAMN.

kendricklamar_damn.jpg


1. BLOOD.
2. DNA.
3. YAH.
4. ELEMENT.
5. FEEL.
6. LOYALTY. FT. RIHANNA.
7. PRIDE.
8. HUMBLE.
9. LUST.
10. LOVE FT. ZACARI.
11. XXX. FT. U2.
12. FEAR.
13. GOD.
14. DUCKWORTH.



ヤンキーではなくヤンキーの思いを代弁するスタイルという点において、ケンドリック・ラマーは尾崎豊的という表現を、以前どなたかのブログかツイッターで見て随分納得した覚えがありますが、ラップ聞き取れない派で外面で判断しがちな私としましても、彼の童顔な顔付きを見て育ちはそこまで悪そうではなさそうだなと勝手に思っておりましたが、こちらのNoiseyの動画「Bompton」(そういや続きって無いのかな)でインタビューを受けるジャージ上下にストーンド状態と思わしき彼を見かけた時、日本のレベルだと普通に輩じゃねーかとなり、アメリカの層の厚さをあらためて感じた次第であります。

まだ見てない方は是非。












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