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A Tribe Called Quest / We Got It From Here... Thank You 4 Your Service

正直言いますと、あのメインストリームとアンダーグランドがギリギリ共存できた、1998年の時代性が反映された5thアルバム「Love Movement」で永遠に止まっていて欲しかったというのが私の思う所ではありますが(失望したくないという気持ちの現れでしょうか)、出たら出たでやっぱりトライブは他とは違うなとも思って感心してしまいました。

まず、今現在のところ(2016.11.11現在)ウィキペディアを見てもプロデューサーのクレジットが無いので、これらのトラックを誰が作ったのかが最大の関心事になっておりますが(出ました → Pichfork)、どれもこれも懐古主義とは一言で片付け難い18年前から間違えない様に針を18年分進めたような内容で、そこにメンバー3人と(ジャロビ含む)、ATCQ作品には欠かせないバスタ・ライムス、ここ最近の自分が好きな主要作品にことごとく登場するアンドレ3000、そして現行の人気アーティストの中でも特にネイティブタンとの相性が良さそうだな...とおじさん達も思いがちなアンダーソン・パックとケンドリック・ラマーという、売る気満々の布陣でやってきております。

98年はスーパーサグをヒットさせたばかりのノリエガが参加して少し驚いた記憶がありますが、今回はそういう「え!」というのが無くて少し残念ではありますが、トラックの方でエルトン・ジョンのBennie and the Jetsを思いっきり使っていたりと、そこ来たかみたいなのも用意されてあったり、過去作からの引用や当時っぽいジャジーな雰囲気を持ってきたものもあり(ケンドリのやつとか)、最新作のスターウォーズ見ているみたいなものだと思って楽しんでおります。

今の感性も入れながら上手いことまとめたという印象でしてさすがはQ様という感じでありますが、4枚目で振り落とされなかったドMな我々ファンのためにもう少し明後日の方向に難解にしてくれて、煙に巻いてくれても(分からない自分がダサいんじゃないかとソワソワさせてくれても)楽しかったのですが。ちなみに風呂場でラップしているようなやつとか過剰なエフェクトは若干そういう気分にさせてくれますが。

それにしてもウィキペディア見てたら音楽ジャンルのところにAlternative hip hopとJazz Rap(久々に聞いたなと)という表記があり、「別にHip Hopでいいじゃねーか」となりましたが、今の若者からするとそうなのかもなと随分主流は変わったなとあらためて。早く識者によるラップの内容についてのレビューなんかも読みたいなと。



A Tribe Called Quest / We Got It From Here... Thank You 4 Your Service

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1. The Space Program
2. We The People....
3. Whateva Will Be
4. Solid Wall of Sound
5. Dis Generation
6. Kids...
7. Melatonin
8. Enough!!
9. Mobius
10. Black Spasmodic
11. The Killing Season
12. Lost Somebody
13. Movin Backwards
14. Conrad Tokyo
15. Ego
16. The Donald









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