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Seiho / Collapse

今回アルバムの発表がされた時、発売元のLeaving Recordと提携するStones Throwにその名前が掲載されたのを見て、日本人の作品が最も信頼を寄せているレーベルのウェブサイト載ったんだなと心底興奮して嬉しかったです。で、ようやく日本盤CD、アナログ盤そしてデータ配信などが開始され私もしばらく聴いてみました。

アルバム発売くらいのタイミングで公開されたThe Vaseのミュージックビデオは、初見でいきなり度肝を抜かれる今まで見たことの無いタイプの変過ぎる内容で、Seihoさんの天才ぶりがこれでもかと体感出来る作品でしたが、アルバム内容も同じくMVのタイプの、磨かれた音の粒を聴かせるようなの静的な部分(時折ジャジーにも)と激しくダンスに振ってくるところが存在していて、一枚がひと繫ぎになっている様なひたすら聴いていられるアルバムとなっておりました。

昔聴いたIDMやエレクトロニカなどの音源とも共通点はあるものの、やはり2010年代の音色であったりこの人独特の外向き加減がオタクっぽさよりセクシーさを感じますし、何故なのかはなかなか言葉では言い表せないのですが、私ごときのレベルの人間にもとにかく新しい音楽はコレだ!と思わせてくれます。

この位置に行きたい人は少なくないと思いますが、こういう存在になるには音楽が格好良くてオリジナルであることというのは当然で、やはり圧倒的な個性や世界観を持っていることが重要なんだなと。一目みて圧倒的なハイセンスにやられてしまった活け花のジャケットや自らの服装、公開されていた奇妙な朝食など、生き様トータルの評価ということでしょうか。芸能の世界は自己プロデュース能力がいかに大事かを今回の件を持って教えられた気がします。

この先の希望としましては、海外の人気トラックメイカーのように世界的に売れている人気ラッパー達と仕事をして欲しいなと。



Seiho - Collapse
輸入アナログ盤

seiho_collapse01.jpg





本当に凄いなと。





これもとてもよく聴いた。






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