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Noisey CHIRAQ シカゴの闇から生まれたドリル・ミュージック Vo.1~8
- 2016-03-06 /
- ヒップホップ
ジョージア州アトランタのヒップホップシーンを紹介して話題になった「Noisey ATLANTA」(とても面白い)と同じシリーズとなる、シカゴ編「Noisey CHIRAQ」の日本語字幕付きが遂に出揃いました。シカゴ編ももちろんあの白人弱腰メガネレポーターのトーマス・モートンが、ゲットーの黒人ギャングコミュニティーに潜入しております。
アトランタ結構治安がヤバそうだなぁ~なんてアトランタ編の時に見ておりましたが、シカゴは更にポップ感の無い殺伐とした雰囲気を感じます。ここがあのカニエ・ウエストを生んだ町かと思うと納得です。とにかくカメラに銃を向けてくる量といい、腰パン率といいどこを切り取ってもなかなかのものです。
この全8話の内容は、若くして成功したChief Keefを中心に、Lil Durk、Lil Reese、巨漢プロデューサーのYoung Chopと仲間のParis Bueller、Chief Keefの従兄であるFred Santana、ドリルラップの礎を築いた日本人のDJ KENN(もう少し詳しく知りたい)、MGS、14歳のYung Trellなどのギャングスタなヒップホップを中心に構成されております。
またその他には、チャンス・ザ・ラッパー周辺のSAVE MONEYクルーから、今や人気者になってしまったVic Mensa、TOWKIO(TOKYO SHAWN)が、同じクルーの捕まってしまったJoey Purpのために保釈金集めに奔走して、無事釈放されるまでの流れをやる回があるのですが、保釈時にかかる「Vic Mensa - Orange Soda」はとにかく最高で、警察に捕まることや釈放がこんなにポップなものなのかと驚きます。その後車の中でVic Mensaがフリースタイルを披露しますがそれがまた格好良かったです。
Young Chopが母親とベッタリなのとか、Joey Purpの母親が大甘だとか、色々なアメリカ人の習性を見ることが出来て面白いです。この治安悪い地区シリーズのコンプトン(BOMPTON)のやつも字幕付けるんでしょうかね。それも早くみたいなと。
私の若い頃は、こういった濃厚な黒人文化が見たいばっかりに、皆様NYやデトロイトの治安の悪い地区に自ら足を運んで、銃声を聞いたとか黒人に囲まれたとかいう話もよく聞いたもんですが、今や家からボタンをポンポンといくつか押せば、簡単にそうした映像が見れる時代になったのでとてもありがたいことです。ただ、現地でのヒリヒリするような刺激はありませんので、是非一度体感してみたいもんです。恐いけど。
Noisey CHIRAQ シカゴの闇から生まれたドリル・ミュージック Vo.1~8

VISEより
Chicago(シカゴ)+Iraq(イラク)=Chiraq(シャイラク)
オールドスクールでは、Chi-Town(シャイ・タウン)と呼ばれていたシカゴの呼称も、現在ではこのスラングが一般的になっている。その所以はシカゴの治安の悪さ。2011年と2012年にシカゴで殺害された年間死亡者数が、イラクやアフガニスタンに派兵された米兵の同年の死亡者数を上まったことから名付けられたもの。特に貧困層が多く住むシカゴ南部における治安の悪化と犯罪率の高さは大きな問題となっており、スパイク・リーの新作映画、その名もズバリ『Chi-Raq』でも、厳しいシカゴの現実が描かれている。(日本公開は未定)
そんな状況に呼応するように生まれたのが、「Drill Music(ドリル・ミュージック)」。暴力や殺人をテーマにしたこのギャングスタ・ヒップホップ・スタイルは、10代からのティーン・エイジャー・ラッパーを中心に盛り上がっており、アトランタの「トラップ・ミュージック」同様、世界各国のシーンにも大きな影響を与えている。
いかにしてドリル・ミュージックは支持を集めたのか?暴力、殺人、ギャング抗争との関係は?そして犯罪都市シカゴの未来は?『noisey ATLANTA』でもお馴染みの突撃メガネレポーター、トーマス・モートンがシーンに迫る。






デビュー盤。


アトランタ結構治安がヤバそうだなぁ~なんてアトランタ編の時に見ておりましたが、シカゴは更にポップ感の無い殺伐とした雰囲気を感じます。ここがあのカニエ・ウエストを生んだ町かと思うと納得です。とにかくカメラに銃を向けてくる量といい、腰パン率といいどこを切り取ってもなかなかのものです。
この全8話の内容は、若くして成功したChief Keefを中心に、Lil Durk、Lil Reese、巨漢プロデューサーのYoung Chopと仲間のParis Bueller、Chief Keefの従兄であるFred Santana、ドリルラップの礎を築いた日本人のDJ KENN(もう少し詳しく知りたい)、MGS、14歳のYung Trellなどのギャングスタなヒップホップを中心に構成されております。
またその他には、チャンス・ザ・ラッパー周辺のSAVE MONEYクルーから、今や人気者になってしまったVic Mensa、TOWKIO(TOKYO SHAWN)が、同じクルーの捕まってしまったJoey Purpのために保釈金集めに奔走して、無事釈放されるまでの流れをやる回があるのですが、保釈時にかかる「Vic Mensa - Orange Soda」はとにかく最高で、警察に捕まることや釈放がこんなにポップなものなのかと驚きます。その後車の中でVic Mensaがフリースタイルを披露しますがそれがまた格好良かったです。
Young Chopが母親とベッタリなのとか、Joey Purpの母親が大甘だとか、色々なアメリカ人の習性を見ることが出来て面白いです。この治安悪い地区シリーズのコンプトン(BOMPTON)のやつも字幕付けるんでしょうかね。それも早くみたいなと。
私の若い頃は、こういった濃厚な黒人文化が見たいばっかりに、皆様NYやデトロイトの治安の悪い地区に自ら足を運んで、銃声を聞いたとか黒人に囲まれたとかいう話もよく聞いたもんですが、今や家からボタンをポンポンといくつか押せば、簡単にそうした映像が見れる時代になったのでとてもありがたいことです。ただ、現地でのヒリヒリするような刺激はありませんので、是非一度体感してみたいもんです。恐いけど。
Noisey CHIRAQ シカゴの闇から生まれたドリル・ミュージック Vo.1~8

VISEより
Chicago(シカゴ)+Iraq(イラク)=Chiraq(シャイラク)
オールドスクールでは、Chi-Town(シャイ・タウン)と呼ばれていたシカゴの呼称も、現在ではこのスラングが一般的になっている。その所以はシカゴの治安の悪さ。2011年と2012年にシカゴで殺害された年間死亡者数が、イラクやアフガニスタンに派兵された米兵の同年の死亡者数を上まったことから名付けられたもの。特に貧困層が多く住むシカゴ南部における治安の悪化と犯罪率の高さは大きな問題となっており、スパイク・リーの新作映画、その名もズバリ『Chi-Raq』でも、厳しいシカゴの現実が描かれている。(日本公開は未定)
そんな状況に呼応するように生まれたのが、「Drill Music(ドリル・ミュージック)」。暴力や殺人をテーマにしたこのギャングスタ・ヒップホップ・スタイルは、10代からのティーン・エイジャー・ラッパーを中心に盛り上がっており、アトランタの「トラップ・ミュージック」同様、世界各国のシーンにも大きな影響を与えている。
いかにしてドリル・ミュージックは支持を集めたのか?暴力、殺人、ギャング抗争との関係は?そして犯罪都市シカゴの未来は?『noisey ATLANTA』でもお馴染みの突撃メガネレポーター、トーマス・モートンがシーンに迫る。






デビュー盤。
- THEME : HIPHOP,R&B,REGGAE
- GENRE : 音楽