« PREV  | HOME |  NEXT »

Pete Rock / Petestrumentals 2

Pete Rock師匠に、音楽のトレンドや商店街のヤンキー服屋で売ってそうなBファッションなど、私個人としては色々なことを求めなくなっている状況ではありますが、それでもとにかくどのタイトルも素晴らしかったあのBBEのビートジェネレーションシリーズを「J Dilla - Welcome To Detroit」そして「Will.i.am - Lost Change」と共に1大ブランドに仕立てあげた作品の続編ですので、やはりオッサンとしては気になってしまいます。

前作に散りばめられていた90年代ピート節みたいなものは抑えめではありますが、Soul Survivor II以降といった作風のメローな楽曲中心な仕上がり。1曲目を再生させた時あまりにも普通っぽい曲でしたので、一瞬え?となりましたが、2曲目のFunky Presidentをギタギタにした曲で一気に気分を上向きにされ、ガッチリ掴まれる感じでございます。

自分が思う要点をまとめますと
・ 他のプロデューサーが使いヒットしたサンプルをピート・ロックの調理で聴けるところがある。
・ ダンス・ミュージック的なプレイスタイルに合う曲(遅いがそれが良かった)が結構入っている。アフロテイストのも良かった。
・ イヤホンとスピーカーで聴いた時の印象が違い、スピーカーで聴いたほうが良かった。楽しく踊れそうです。

という感じでしょうか。普通に垂れ流しでダラダラ聴いても良い感じですし、DJがかけたらどうなるのかな?と思う曲もたくさん入っております。(その件に関しては下記のJ Roccのダイジェストミックスを参考にしていただけると良いかと。)

ピーク時が凄過ぎただけに色々なご意見あるかと思いますが、メインストリームではないものの、今こうして全盛期を知る人間たちがヒップホップ後に向かった場所でまた聴けそうなものを出せる事自体がなかなか凄いことだなとも思います。



Pete Rock - Petestrumentals 2

petestrumental2.jpg



こちらの発売時にプロモーションの一環としまして、J Roccによるこの作品のダイジェストミックスが無料ダウンロード付きで公開されておりました。ひょっとしたらこれ聴いとけば良いんじゃないかという話もありますが、一度アルバム通してから聴くと、このアルバムの曲の魅力を100%以上引き出せているのが分かり、J Roccスゲェということになると思います。DJ次第でこんなに格好良くなっちゃうんだなと。このアルバムは、DJ次第の部分も大きいのだなと。




トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


検索フォーム
カテゴリ
年月別アーカイブ
リンク
最新記事
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
最近聴いてる











« PREV  | HOME |  NEXT »

このページのトップへ