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PIGEONDUST / MOON, WISDOM & SLACKNESS
- 2015-06-09 /
- ヒップホップ
初めてその名前を知ったのは、旧名のRokjomaで参加した若者ばかりが集まったコンピレーションアルバム[Yel-owe records / We got i]の時でしたが、若いとは言えすでに随分慣れた様子が印象的でした。(このV.Aは最近あらためて聴いてもカッコ良かったです。フリーダウンロードですので是非。)
そんな現PIGEONDUSTさんが、少し前にLAのレーベル「Cold busted」より2ndアルバムをリリース。
少し前に入手して聴き始めたのですが、どうも私の場合あまりに立派でド派手なプロフィールですと冷静に聴けないところがあり、さらに色々な媒体への掲載や企画から読み取れるガチガチの美意識の高さに、すっかり飲み込まれて見失ってしまいよく分からなくなっていましたので、そういったことを意識しない様になるまで曲を淡々と無意識で聴くようにしておりまして、ようやく体に染みこんできましたのでポストしてみました。
元々の持ち味であります「バランスの良さ」と「基本メローなネタ使い」を軸に、90年代に強く影響を受けた00年代のアンダーグランドヒップホップと近い質感のものが多く(音質が90'sより綺麗という意味でも)、それをさらに10年代にアップデートしたような仕上がりの印象を受けました。(90'sに活躍したプロデューサー達の影響をチラチラ感じるような曲も多い気がしましたがどうでしょうか...。)
また、一曲ずつが後でジワっと効いてくるタイプが多く、短めでサクッとミックス音源みたいに流れるような展開で聴ける内容(アルバムを通して聴く良さがある)というのもポイントだと思います。誰かが上手いこと映像のBGMやDJミックスの中に組み込むことができれば、新たなカッコ良さを見いだせそうな気配もあります。
ちなみに私としましては、その中でもいくつか好みの曲がありまして、特に2曲めのコズミック&時折ディスコテイストの「Loop」が好きで、是非長尺でクラブで聴いてみたいとも。
現在「EN TOKYO」の代表を務めるなど仲間との活動も積極的に行い、シーンの活性化に一役買っておりますが、そういった企画モノの活動も継続していただきつつ、多方面にガンガン攻めてどんどん自身の枠を破壊していくのも見てみたいという、(私個人的にも)期待を持ってしまう単体でも大変才能のある方ですので、今後も要注意して見て行きたいと思います。
PIGEONDUST / MOON, WISDOM & SLACKNESS

Sadat X らゲストを招いた1stとかわって今作では全曲インストのビートミュージックを前面に押し出したアルバムとなっている。90 年代から続くオーセンティックなサンプリングサウンドの流れを継承しつつも、見事に現代的に昇華させた最高のトラックのみが並ぶ。プレイボタンを押した瞬間から鳴るノイズ交じりのキック一つから感じ取れる別格感、ジャズやソウルといったオールドタイム・ミュージックを基調としながらも、長年に渡るジャンルレスなレコードDIG からしか生み出せない極上のループ。昨今の国内外ビートシーンと呼応しつつも流行とは関係なくタイムレスな輝きを放ち続ける1枚!
また活動は制作だけに留まらず、参加型ビート製作イベント「EN TOKYO」クルーのオーナーでもあり、日本国内のシーンの活性化に大きく貢献している。今作はMOS DEF/MARVIN GAYE、FELA KUTI/DE LA SOUL を素材にした作品をリリースし世界中で話題となったビートメイカー Amerigo Gazaway が所属するLAのレーベル「Cold busted」からのリリース。日本国内には逆輸入の形での発表となります!
TRACK LIST
01. 1995
02. Loop
03. Galacticos1994
04. Harps
05. Knowledge
06. Lives In The Clouds
07. Here Comes Midnight
08. Stars.Falling
09. Mindtrip
10. Straight Ahead
11. The Life
12. A Night Thought (feat. Sugarloaf)
13. With You
14. Family Affair
15. Knife In A Pocket
16. Railroad Jam
17. Coda (feat. Hakobune)
1st


そんな現PIGEONDUSTさんが、少し前にLAのレーベル「Cold busted」より2ndアルバムをリリース。
少し前に入手して聴き始めたのですが、どうも私の場合あまりに立派でド派手なプロフィールですと冷静に聴けないところがあり、さらに色々な媒体への掲載や企画から読み取れるガチガチの美意識の高さに、すっかり飲み込まれて見失ってしまいよく分からなくなっていましたので、そういったことを意識しない様になるまで曲を淡々と無意識で聴くようにしておりまして、ようやく体に染みこんできましたのでポストしてみました。
元々の持ち味であります「バランスの良さ」と「基本メローなネタ使い」を軸に、90年代に強く影響を受けた00年代のアンダーグランドヒップホップと近い質感のものが多く(音質が90'sより綺麗という意味でも)、それをさらに10年代にアップデートしたような仕上がりの印象を受けました。(90'sに活躍したプロデューサー達の影響をチラチラ感じるような曲も多い気がしましたがどうでしょうか...。)
また、一曲ずつが後でジワっと効いてくるタイプが多く、短めでサクッとミックス音源みたいに流れるような展開で聴ける内容(アルバムを通して聴く良さがある)というのもポイントだと思います。誰かが上手いこと映像のBGMやDJミックスの中に組み込むことができれば、新たなカッコ良さを見いだせそうな気配もあります。
ちなみに私としましては、その中でもいくつか好みの曲がありまして、特に2曲めのコズミック&時折ディスコテイストの「Loop」が好きで、是非長尺でクラブで聴いてみたいとも。
現在「EN TOKYO」の代表を務めるなど仲間との活動も積極的に行い、シーンの活性化に一役買っておりますが、そういった企画モノの活動も継続していただきつつ、多方面にガンガン攻めてどんどん自身の枠を破壊していくのも見てみたいという、(私個人的にも)期待を持ってしまう単体でも大変才能のある方ですので、今後も要注意して見て行きたいと思います。
PIGEONDUST / MOON, WISDOM & SLACKNESS

Sadat X らゲストを招いた1stとかわって今作では全曲インストのビートミュージックを前面に押し出したアルバムとなっている。90 年代から続くオーセンティックなサンプリングサウンドの流れを継承しつつも、見事に現代的に昇華させた最高のトラックのみが並ぶ。プレイボタンを押した瞬間から鳴るノイズ交じりのキック一つから感じ取れる別格感、ジャズやソウルといったオールドタイム・ミュージックを基調としながらも、長年に渡るジャンルレスなレコードDIG からしか生み出せない極上のループ。昨今の国内外ビートシーンと呼応しつつも流行とは関係なくタイムレスな輝きを放ち続ける1枚!
また活動は制作だけに留まらず、参加型ビート製作イベント「EN TOKYO」クルーのオーナーでもあり、日本国内のシーンの活性化に大きく貢献している。今作はMOS DEF/MARVIN GAYE、FELA KUTI/DE LA SOUL を素材にした作品をリリースし世界中で話題となったビートメイカー Amerigo Gazaway が所属するLAのレーベル「Cold busted」からのリリース。日本国内には逆輸入の形での発表となります!
TRACK LIST
01. 1995
02. Loop
03. Galacticos1994
04. Harps
05. Knowledge
06. Lives In The Clouds
07. Here Comes Midnight
08. Stars.Falling
09. Mindtrip
10. Straight Ahead
11. The Life
12. A Night Thought (feat. Sugarloaf)
13. With You
14. Family Affair
15. Knife In A Pocket
16. Railroad Jam
17. Coda (feat. Hakobune)
1st
- THEME : HIPHOP,R&B,REGGAE
- GENRE : 音楽