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Pen & Pixel Documentary (NOISEY)

ダイヤを散りばめたり、光らせたり、炎で燃やしたりと過剰なグラフィックで我々の目を楽しませてくれる、数々のサウス系ヒップホップのジャケットを制作し、大ヒットの裏方として長らく活躍してきたデザインオフィスPEN & PIXEL GRAPHICSですが、私とPEN & PIXELとのファーストコンタクトは、90年代中頃に友達とレコードを買いに行った際に出たばかりの8BALL & MJG / ON TOP OF THE WORLDのジャケを見て「これだからアメリカ人は紙一重だよな」と思って無視しようとしたら、友人の袋の中を見たら入っていた辺りでしょうか。

そんな、PEN & PIXELのヒューストンの事務所(一人でやってたんじゃなかったのか。)を訪問して設立者のShawn Brauchさんに話を聞くという動画。あのやたらと売れたレコードのジャケを、レイヤーごとに貼り付けて行く工程とかを見れたりしてかなり興味深い内容でございます。マスターPの手は後で貼り付けたのを知り笑いました。
この独特のイナタさで20年以上もサバイブしてきている点が非常に気になりますよね。できればこうなりたいもんです。というか、勝手に黒人のセンスだと思っていたので白人だったのかと驚きました。

こちらのブログにはPEN & PIXEL仕事のアーカイブもございますので、合わせて見てみると良いんじゃないですかね。


Pen & Pixel Documentary (NOISEY)


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90年代の中頃は私自身NYのラップを中心に聴いており、ツバ付きニット帽、ドカジャン、バギーパンツ、茶色っぽいティンバーランドと言った、今考えればあまりに労働者感の出過ぎたスタイルが好みで、猫も杓子も俺もみんなもKEEP IT REALに精を出していた時代であります。ペンピクのジャケなんかの感性はもちろんのこと、たとえばNotorious BIGが着てたCoogiのセーターやら、バブル期のプロ野球選手(桑田とか)着てそうなエルメスのスカーフみたいなシャツとかすらも、成金趣味全開でダサいと思って毛嫌いしておりました。

しかしながらクール・キース先生が変名で出したDr. Dooom - First Come, First Servedあたりから少し寛容になり、いつしか当たり前のことのように思ってしまっている現状であり、これは慣れもあるなと思う次第であります。ヒップホップを嫌う人の嫌いな原因としてこのペンピクのテイストや成金趣味みたいなのが受付けないというのもいまだにありそうですよね。

ちなみに今普通に見れている(というよりは普通に好き)自分すらも、部屋にポスターで貼ることに抵抗は無いものの(家族に怒られるのでやりませんが)、「なんとなくバカっぽくて良いよね」みたいな感じや、「フォトショップの参考書買ってきてそのままエフェクトをふんだんに使って描いたのかよ」などの様々な思いは交錯してますし、アメリカのやっちゃった感が全面に出た悪趣味の極北という印象も普通にあります。



この手を後で貼ったわけですね。



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