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Nas-Illmaticのドキュメント映画「Time is Illmatic」とCoachella2014のライブ映像
- 2014-04-13 /
- ヒップホップ
ここ日本でもNY信仰が厚かった時期であります1994年に発売された、90年代半ばというか90年代を代表するヒップホップのスーパークラシック「Nas / Illmatic」が20周年を迎えたことが色々と話題になっており今年のトピックとして盛り上がってきておりますね。

特別版のジャケでリミックスも入った音源
なんかが出たりと、様々な方面から今年一年は盛り上がるんでしょうが、なんとドキュメンタリー映画まで作られておりました。既に映画祭への出品も決まっているみたいですし、日本での公開を期待してしまいますね。どうなんでしょうかね。まずはそのトレイラーでも見て気分を上げてください。(VIA HYPETRAK)
で、本日遠くはなれたアメリカはカリフォルニアで開催されている野外フェスCoachella2014に、Nasが出演した様子がアーカイブ化され既にアップされた模様。このライブがまた最高でしたので、まずはナズからの人もナスからの人も黙って見ていただければと。ちなみにプーチンの生首(他のライブでも見かけた)のことも一生忘れない思い出になると思います。(VIA HIPHOPMATOME.COM)
(ここからネタバレになりますので、より興奮したい方は映像から先に見てください。)
今回のショーはIllmaticが軸になっており(曲順も一部例外はあるが大体一緒)、1曲目はもちろんアルバムの1曲目The Genesisから始まり2曲目はもちろんN.Y. State Of Mind。何曲かやったら長年敵対関係にあったJay Zが出てきてDead Presidentをパフォームするというサプライズ。この戦いに何の思い入れも無い私ですが、都合よくビーフから仲直りに便乗して興奮状態に。(ちなみにNas自身がNYの寒い日にしそうな服装で、陽気な西海岸のフェスにTPO無視で殴りんだのも興奮しました。)
既に仲直りしているため普通にやり過ごすことも出来ますが、よく考えればこれはダウンタウンととんねるずが一緒の舞台に上がった笑っていいとも最終回、もしくは長渕剛のライブに突然桑田佳祐が乱入したようなものであり、90年代からのヒップホップファンにとっては、いざ一緒の舞台に立つとやはりソワソワしてしまいます。このライブの数分ためにジガさんがはるばるアメリカの反対側に来たのかと考えますと込み上げるものがありますね。(別のビジネスのついでかもしれませんが。)
一方、90年代ヒップホップリスナーにとってのセルアウト(村)への分かれ道でありました(今になってはどうでも良いが)、パフダディーもHate me nowの際出てきましたが、あの時から続く習慣のせいかちっとも込み上げない俺がおりまして(偉そうにすいません。Made you lookの後というのもある。)、いつまでも変わらないものだなーと自分で自分自身に笑ってしまいましたよ。
そして最後はこちらの望むとおり(偉そうにすいません)照明も曲もドラマチックすぎて目のやり場に困るセンチメンタルヒップホップの最高峰One micで締め。何も言う事は無いライブでした。(何か一つ言ってよいならNas is likeもやって欲しかった。)
よくよく考えれば94年といえば20年前。94年当時から見れば74年の音楽な訳ですから、若者達にとって我々が当時随分古い音楽として聴いていたソウルやファンクなどと変わらない訳であります。私どもの世代が思うおじさん達がソウルのイベント開催しているなーという感じを、若者は90年代ヒップホップのイベントをおじさん達がやっているように感じているかと思うと大変複雑な気分になりますね。
ずいぶん安く買えますね。一家に一枚。



特別版のジャケでリミックスも入った音源
で、本日遠くはなれたアメリカはカリフォルニアで開催されている野外フェスCoachella2014に、Nasが出演した様子がアーカイブ化され既にアップされた模様。このライブがまた最高でしたので、まずはナズからの人もナスからの人も黙って見ていただければと。ちなみにプーチンの生首(他のライブでも見かけた)のことも一生忘れない思い出になると思います。(VIA HIPHOPMATOME.COM)
(ここからネタバレになりますので、より興奮したい方は映像から先に見てください。)
今回のショーはIllmaticが軸になっており(曲順も一部例外はあるが大体一緒)、1曲目はもちろんアルバムの1曲目The Genesisから始まり2曲目はもちろんN.Y. State Of Mind。何曲かやったら長年敵対関係にあったJay Zが出てきてDead Presidentをパフォームするというサプライズ。この戦いに何の思い入れも無い私ですが、都合よくビーフから仲直りに便乗して興奮状態に。(ちなみにNas自身がNYの寒い日にしそうな服装で、陽気な西海岸のフェスにTPO無視で殴りんだのも興奮しました。)
既に仲直りしているため普通にやり過ごすことも出来ますが、よく考えればこれはダウンタウンととんねるずが一緒の舞台に上がった笑っていいとも最終回、もしくは長渕剛のライブに突然桑田佳祐が乱入したようなものであり、90年代からのヒップホップファンにとっては、いざ一緒の舞台に立つとやはりソワソワしてしまいます。このライブの数分ためにジガさんがはるばるアメリカの反対側に来たのかと考えますと込み上げるものがありますね。(別のビジネスのついでかもしれませんが。)
一方、90年代ヒップホップリスナーにとってのセルアウト(村)への分かれ道でありました(今になってはどうでも良いが)、パフダディーもHate me nowの際出てきましたが、あの時から続く習慣のせいかちっとも込み上げない俺がおりまして(偉そうにすいません。Made you lookの後というのもある。)、いつまでも変わらないものだなーと自分で自分自身に笑ってしまいましたよ。
そして最後はこちらの望むとおり(偉そうにすいません)照明も曲もドラマチックすぎて目のやり場に困るセンチメンタルヒップホップの最高峰One micで締め。何も言う事は無いライブでした。(何か一つ言ってよいならNas is likeもやって欲しかった。)
よくよく考えれば94年といえば20年前。94年当時から見れば74年の音楽な訳ですから、若者達にとって我々が当時随分古い音楽として聴いていたソウルやファンクなどと変わらない訳であります。私どもの世代が思うおじさん達がソウルのイベント開催しているなーという感じを、若者は90年代ヒップホップのイベントをおじさん達がやっているように感じているかと思うと大変複雑な気分になりますね。
ずいぶん安く買えますね。一家に一枚。
- THEME : HIPHOP,R&B,REGGAE
- GENRE : 音楽