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夏のミックス祭り2013 前編

夏のミックス祭りを今年も開催する運びとなりました。一回で終わらそうとも思ったのですが、結局量が多くなってしまいましたので、前編と後編に分けてお送りいたします。

選ばれているものの傾向を後で見てみると、最近ブギーやディスコ調のものを聴いているせいか、遅いダンスミュージックが入っているミックスが増えている傾向になっております。自分ではそんなつもり無いのに体は正直であります。

3対3での男女混合でのお出かけの際、どうしても柳沢慎吾のポジになりがちな我々にとりまして、音楽を用意することが最大の見せ場になると思いますので、顔の整った陣内貴則のポジのヤツが山Pの鼻にかかりまくったサマーヌード出す前に、これらのミックスを先手必勝でAUX INに差し込んでいただければ、天井にアイドルのポスター貼ってたような私共の株も上がるってもの。全てDLし、mp3プレイヤーに放り込んでください。



FALCONS - Sticky Summer (Scion Sessions Mix)
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モニカ&ブランディーのBoy is mineのリミックスをよく聴いておりました、注目株のFALCONSのミックスでございます。30分強の短いものではありますが、私が思うポストビート系的なものからR&Bの再構築ものまでを抜群の流れであっという間に聴かせます。今回紹介する中で、私の個人的意見としまして、最上位に位置するミックスだと思っております。まずはサクッと聴いてみてください。本当にあっという間に聴けてしまいます。


DJ Ivory / “Summer In Notts” Mix
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ディスコ、ダンスクラシック、ブギー、ファンク、ラップ、UK、ゴーゴー等の、様々な年代の心地良いミッドテンポのファンキーミュージックを、見事に一本の線で繋いだ大人のミュージックラバーへもおすすめのミックス。ややしつこめに繰り返されるオールドスクールな2枚使いは、リアルタイムエディットといった様相でして新鮮であります。昔のブロックパーティーはこういう感じだったんすかね。
VIA @KPrinceBBP


$UGVRKVNX / 2013 Summer Mix feat. sound of nature@sugakey
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さすがのディグ力だなと感心してしまうマイナーな良質のカバー曲やR&B、そして夏の人気曲ゆれるのマッシュアップなどフックも入れつつ、ドープなアンビエントで締める構成。
最初は波の音から始まるタイプなのですが、特筆すべきは波やその後の虫の鳴き声も、しつこくかなりの音量で終始入っているところ。さすがは$UGVKVNE(SUGARKANEね)さんだけにそういったドラッギーな仕上げが印象的であります。不思議なもんでしばらく聴いていると全く違和感を感じなくなります。都会で虫一匹いない環境の田舎出身の皆様も、実家で窓開けて音楽聴いてる風に楽しんでいただければと。


Le Youth / Summer Nights (Exclusive for SPIN)
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BIG PUNのあの懐かしいヒット曲をEDITしたトラックから幕開けする段階で、その後に続く内容のキャッチーさは大方予想が付きますよね。で予想通り夏っぽいキャッチーなあれやこれやが、爽やかな遅4つ打ちの合間をぬって登場します。夏はこれくらい浮ついた内容の方がしっくりきます。最後の方には大好きなI'm coming outがビギーのMo money mo problemと組み合わせて入っており、おおお!となりました。これも夏だからおおお!となっているような気もします。その後一旦置いてラストは自身の曲で締め。抜け目が無い。笑
VIA @masskutt


Step Into Wonder - Vaporwave Mix
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何とかWaveが多すぎて、正直何Waveか聴いても判別できないし、もう分かろうともしておりませんが、こちらのミックスはVapor Waveだそう。自分の中にあったVapor Waveと違い、私は一体何を一生懸命聴いていたのか、また迷路に迷い込んだ気分です。そんな私の弱音は置いときまして、こちらのミックスは、ジャンルやセオリーを取り払った変態コラージュ作品といった感じで、とんでもなくエネルギッシュであります。イントロから米国きっての男性アイドルの代表曲をズタズタにしたかと思ったら、Mステオープニングの某TAK曲のスクリュー、そしてキムタク嫁から日本文化センターCM、きゃりぱみゅのスクリューまでとやりたい放題。ですが、曲の繋がりはスムースではないものの、ブッ込んでる割りに結構ハマって居て面白いです。短めなので皆でドライブ中に聴いて笑ったら良いんじゃないかと。上田正樹/悲しい色やねは普通の状態で入っておりますので皆で歌えば良いんじゃないかと。
VIA @az_ogi


Redcompass / The "Summer Lemonade" Mix (Taken from Pick'n'Mix 2)@Rdcmpss
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今回の中で最も聴いたもののひとつがこちら。ビート系以降のインストヒップホップ~大好きな遅4つ打ちまで。エッジがやや効いてないメローなビート系が多いということ。最近、TRAP的なエグいハイハットが絡んでくるタイプのばかりを聴いばかりいた私としましては、逆にとても新鮮でありまして、クソ暑い張り切りたくない時にはこの感じが気持ちが良く重宝するなと。最後にオチで出てくるDUFT PUNKも本当に洒落がきいておりますね。


ステューピッド小僧 / Best Summer Ever Mixtape@5tvpid_Kozo
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日本語ラップ、90'sヒップホップ、90'sヒップホップに影響を受けたと思わしき現代のヒップホップ、R&Bが混ぜこぜでプレイされており、みんな大好きなあれやこれやがドンドン放り込まれてくる青臭さがキュンキュンくるこれぞ夏ミックス。夏の友人との旅(ドライブ)には必須のテイストであります。夏の青臭いキラキラ感といえばのタイラーサマーミックスもよろしいですが、日本人的キラキラ感はやはり日本人がやった方が突き刺さるハズであります。JOEY BADA$$は昔の曲から繋がっても違和感があまり無いですね。


DJ UCHIAGE / MOTION@DJ_UCHIAGE
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BPM100付近の遅ディスコ中心。一曲目のポップなベルギーの歌モノがフランス産のトークボクサー(G-RAP系)に繋がっていくところ聴いて、最後まで聴こうという気になりました。海外のマイナーな音源をこのようにより映えるように調理して聴かせてくれるのは本当にありがたいことです。このミックスもそうですが、今時曲が気になり検索かけると、名前どころかサポートしている人の人数(ツイッターやFB等で)まで分かるので、サポートの少ない人の音源を選曲しているの見ると、お!と思ってしまいます。ある意味レコード時代は幻想が守られてたんだなと。ちなみに私の中で歌謡曲の印象があるUchiageさんですが、こういうの聴くと基本的にDJ上手だなと再認識できてよかったです。


DJありがとう / ドリーミングディスコ@dj_arigatou
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やはり私はDJありがとうさんのミックスは好きだなと。まず、展開の上手さ、少し哀愁のある他と被らない選曲という基本の良さがいつも必ずあって、さらには私同様東京以外の田舎暮らし(失礼)というドラまでのってきて、こちらが応援したい要素全てを満たしており何も言うこと無しであります。だから皆様四の五の言わず何周も聴いていただければと。ちなみに一曲目スピッツを聴けば何も深い出来事が無いにもかかわらず、意味有りげな気持ちになると思いますので、私のような浸りたい方には特におすすめであります。




後編に続く


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