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年末年始及びクリスマス用 ミックス祭り2012冬
- 2012-12-18 /
- DJミックス
年末年始及びクリスマス付近に嫌がらせのように設置された連休の鬼のように暇な時間に、皆様が寂しくて孤独死するといけませんので、デイサービス的DJミックスの祭典「年末年始及びクリスマス用 ミックス祭り2012」を開催する運びとなりました。音楽大好きな皆様にピッタンコなブツを多数ご用意いたしましたので、もう寂しいなんて言わせません。
ここ最近は新春かくし芸大会もなくなり主に印象に残っている正月番組といえば、AV女優もちらほら出てくるナイナイと志村と鶴瓶が英語禁止のボーリングやるやつと、年末までに撮り溜めたと思われる芸人がネタを演る番組が主体になると思われますが、当たり前体操を一日に3回も4回も見る事になるとこれはこれでしんどいですので、、たっぷり時間は有りますしテレビを切りまして、音楽を一生懸命聴くのもよろしいのではないでしょうか。
shakke_konair / Middle Tempo Summer Mix Vol.1

5年ほど前に作られたという、テープ録音された夏のミックスをデータ化したこちら。夏のミックスとは言えTUBE等夏丸出しの曲が入っているわけではございませんので、普通に冬に聴いても楽しい内容でございます。
何より一曲目(不明)がとても好きでして、始まりが良いミックスってのは掴みがOKってことですので、そのあとも良い場合が多いのが自論でございます。誰のなんていう曲名か知りたくてたまらない一曲目からAIR、TOM TOM CLUBカバー、ノラジョーンズ(Radio Slave Edit)等と100円レコード等で構成された興味深いミックスです。何がどうと説明しづらいのですが、今回紹介するものの中で一番繰り返し聴いたのもコチラなので、きっと僕以外にもハマる人多いんじゃないでしょうか。SCの中にVol.2もありましてそれも更にテープ音質なんで同じくどうぞ。
こうした個人の趣味性が上手く出たミックスが、まだ世の中に出ず家のPCの中で眠っている可能性が有るのかなと思うとなんだか面白いですよね。
(@shakke)
DJ Rootwax / Beyond The Door

ここまで掲載されたミックスは全てカッコイイ信頼のROOTDOWNより。インターネットで拡散されるここ最近のUSのヒップホップ曲(BPM遅め)とレアグルーヴ音源(BPM遅め)をここまで見事に混在させてかけております。大変恐縮ではありますが、私どもが考えるベストを体現してやれている数少ないミックスであります。こういった他ジャンル同士の混ざり具合は理想中の理想です。A$AP ROCKY、James Pants、Gene Harris、The Whatnauts、Jamiroquai、Curren$yが見事に繋がっていく何時間でも回しっぱなしにできる最高のミックスです。あまり書くことがないくらいクールでカッコ良いので是非。
bel_p_money(@bel_p_money) / ソウル脱糞レアグルメロウネス &寝ゲロやさぐれファンク

最近の和モノトレンドも慣れてきまして、ただ和モノってだけでは反応しづらくなってきた訳です。ヒップホップ的なブレイクとしてビートを掘る人もいれば、昭和歌謡自体が好きという人もおり、和モノと言えど簡単には片付けられない感じですよね。僕は昭和歌謡全開のタイプは好きな方ではないと思っていたのですが、このミックス2種を聴いて心改めました。抜群のグルーヴ感に時折入る2枚使い、そしてアタイ系女子の生意気な映画の一場面等々、そして極めつけはギャグとカッコイイは紙一重の仁義なき戦いのアレなど、会社の中に異様な空気感が漂うとも、結構な音量でかけてしまう良ミックスであります。これはおそらく、楽曲というよりDJの構成能力が高いのでこうなっているように思います。というか、こんな極上なのが無料で落ちている時代が恐ろしくて仕方ありません。そろそろインターネット様を祀る神社でも作って参拝せねばならないレベルですね。
(VIA @notoyeah)
YU-SUKE / Daylight

上記、DJ ROOTWAXさんのミックスと合わせましてオススメなのがこちら。軸は若干違えど中毒性の高い遅めのBPM帯で、こちらもいわゆる自分の守備範囲に非常に近いものの一つがこれなので、私自身悪口の言いようがありません。Madlib、Karriem Riggins、DJ Spinna、Aloe Blacc、Robert Glasper等から、日本が世界に誇れるビートメイカーBudamunkまでの新世代から、Bob JamesやRoy Ayers等の旧世代まで、年代、地域を問わず、緩くそして流れを崩すことなく縦横無尽に行ったり来たりする好ミックスであります。こういったテンションのものを一日中流しっぱなしスタイルでずーっと聴き続けるのも悪くありません。私的には、恐らくは5日間ぐらいそのまま垂れ流しでも大丈夫な感じ。
(VIA @432ka1)
DJ KO-KA / Nov 24,2012 DJ Mix

緩い80's的レイドバックサウンドからスタートし後半に向かってバレアリック、ディスコ、ハウスの流れへと繋がっていく気持ちの良いメローなダンスミュージックのミックス。なんといっても途中に差し込まれる今年の文系日本語RAPシーンの王者、「tofu beats/水星 feat.オノマトペ大臣」が、4つ打ちの中でヒトキワ良いアクセントになっております。
聴けば納得していただけると思いますが、恐らく来年の夏頃また引っ張り出して夜聴いていただくと、大変気持ちが良さそうな匂いがプンプンします。この中に入っているGeorge Benson久しぶりに聴きましたが、今になってこんなにしっくりくるなんて、ようやく私もアダルトの領域に入ってきたのかななんて。あと、アナログ中心ぽいので是非トラックリストが欲しいところであります。
(@koka0730)
OoshimaShigeru / PUNK ROCK IS NOTHING(@SGR5)

パンクロックのおなじみのものは若い時分聴いたりした時もありましたが、ハードコアとなりますと全く分からないのが現状でして、唯一の接点といえばライブハウスに観に行ったNYのハードコアバンドのモッシュピットでブーツが顔に当たって、軽い脳震盪起こした情けない思い出が蘇って来ます。まあそんなイケてない話は置いておきまして、コチラのミックスをたまたま見かけまして何度も聴いておりました。曲はハードコアなんですが流れはなぜか聴き易いといった印象でして、元々そうなのか、はたまたこの人のミックスだからそうなっているのか、全く知識も理解もないのでわからなかったのですが、先ほど調べてみましたところ、現在はダンスミュージックやヒップホップなども作られている方(参照先)ということで全ての合点がいきました。ハードコアなのにダンスミュージックの流れを感じたのはそういうことだったんですかね。全くのHxCx童x貞の私にも多ジャンルを楽しんで知れる面白い内容でした。
(VIA @__CES__)
OMSB / Vincent Radio

昨年の日本語ラップシーン勢の活躍の中でも、特に好きだったOMSBのソロアルバムでしたが、そんな彼の趣味嗜好が詰まったVincent RadioでのDJプレイ。選曲もトラックメイカーだからと言ってネタとかではなくヒップホップで、本人の細かい趣味が出ているように思います。オムスビーツさんの頭の中を覗いている気分になれるマルコヴィッチの穴的なものって感じですかね。
モッタリしたラップ中心で終始テンションは一定でも一曲一曲はカッコ良いので問題なし。最後に本人も出てきて喋り始めこそヨーヨーヨーですが、普通にラッパー喋りでなく爽やかな青年の感じが出ていて、そこらへんも最後に胸焼けせず良い感じです。これまた、かくし芸大会見る感覚でダラダラと垂れ流したいミックスであります。
(VIA @WAH_NAH_MICHEAL)
BLACK LABEL CIRCUS MIX # 1 ♞ By Cosmo Baker

このミックスに入っている曲なんかを聴いておりますと、私が主に聴いている黒人音楽は比較的最近のものなのかなと思えてきます。
世界的に活躍するフィラデルフィア出身の一流DJ「Cosmo Baker」によるロックンロールなミックス。この頃からアメリカの黒人にはダンスの文化があるんだなーと単純に感心すると共に、このミックスを聴いておりますと月並みな発想ではありますが、男女ペアでクルクル女の人回したり股の下からくぐらしたりという感じが頭に浮かんできます。ただひたすら踊らせるためだけに作られた音楽ですので、普段全く聴かない守備範囲ではありますが普通に楽しくなってきます。たまには家族やカップルなんかでこんなの聴きながら一緒にダンスする時間なんか作っちゃうと家庭内暴力や金属バットで頭をいきなり殴られるといったような、積木くずし的なものも多少抑えらるのではないでしょうか。楽しい家族生活に是非。
(VIA @ooooyyyy)
@GingerDoesEmAll / Tomato n' Pine Mix(@GingerDoesEmAll)

2012年12月31日を持って散開する運びとなりましたアイドルグループ、Tomato n' Pine(通称:トマパイ)のみで作ったミックス。実際のところトマパイの楽曲なんかはワナダンスしか知りませんでしたが、我々30過ぎたオッサン達の耳にも優しいちょっとどこかで聴いたことある感じや、バキバキ感が少ないため普通に好きになり聴いておりました。
スターは短命な方が伝説になり易いという法則通り、山口百恵、キャンディーズ、星野ひかる、白石ひとみ等いずれも早期引退で普通の女の子に戻っては行きましたが私たちの心に爪痕をしっかり残しております。星野ひかるがたこ焼き屋でバイトしてるのを、写真週刊誌に撮られた際の自分の食いつきは、今考えても自分で引きます。そして白石ひとみがサンプリングCDレーベルとショップ始めた時も、ホント店行こうとしていた自分に引きます。
話逸れましたが、トマパイはこれで伝説になり新しいアルバムはもう出ないので、これ以上楽曲は増えません。
したがって私としましては、、迷走したトマパイを見て心配になることなく、アルバム及びこのミックスをひたすらずっと聴いていれば良しということになります。こういった状況がたまにありましては、解散こそしておりませんが、ナスのイルマティックより聴いていると思われるマイリトルラバーのファーストアルバムなんかは時間が止まっているからこそのループであります。私だけこんなに聴いているんだと思ったら、不動産屋に家探しに行った時店員にもマイリトルラバーのファーストアルバムしか聴いてないって人居たな。
(VIA @ca71os)
Kid Koala / 6 Mix 2012-11-16

マニーマーク(マーク西田)のツアーのDJとして来日した際見逃し、その後しばらくしてコールドカットと共にやってきたNINJA TUNEのツアーの時に初めて生で見ましたが、アルバムすべて買って理解していたつもりが、遥かに上回るショーの内容で、それ以来というもの、私にとってはQ-BERT、D-STYLES、そしてアブリスト先生と共にいつだって来日を望んでいるターンテーブリストの一人になりました。そんなキッドコアラが自身のルーティンを交えてビースティーやその他モロモロをプレイしております。前半は話を挟んだりしてますが、前半過ぎた位からはモクモクとミックスに徹しています。しかし、いまだにイケてるなと思わず3回連続で聴いてしまいましたよ。
ちなみにキッドコアラに書いてもらった似顔絵は嫁が捨てました。
Peter Kuruder / Pink Floyd Mix

いまだ色褪せることのないプログレッシブロックの伝説、ピンクフロイドの音源のみでミックスしております。最近は、サッカー日本代表本田圭佑が活躍した翌日に見かけるヤフートピックの皆様のコメント欄の「本田△」を見るたびにピンクフロイドのこと思い出しておりました。
遅めの楽曲から始まり、最終的にはテクノミュージシャン達にも人気のアノ曲なども当然入っておりますのでご安心ください。まあ知らなくても暮らしていけますが、カニエウエストもキングクリムゾンをサンプリングしておりましたし、若者達も日経新聞くらい読んどくようなもんだと、是非騙されたと思ってプログレを聴いていただけますとよろしいかと思います。
(VIA @obi_talkbox)
DJ PREMIER'S BEST CUTS by DJ ROZ

DJ PREMIERの代表的なお仕事を余すとこなくミックスしております。ありとあらゆるポメー仕事がクラシック化した今では、初めて聴く人によっては、革新的なサウンドに聴こえないかもしれませんが、90年代初頭頃の他のプロデューサーと比較してみるととんでもなさは一目瞭然。究極に引き算しまくった後、チョップフリップが開発されていく90年代終わりまでの流れは神がかっているというよりは、ヒップホップの神そのものであります。
当時の私にとっては、一年前までB'Z聴いていて、しかもダンサーが全員フィラとマテフランソワジルボーしか着てないとファイン見て勝手に思っていた状況の中、これをどうやって理解して良いものか本気で分からず、とりあえずそっと棚に仕舞いこんで、ある日 クラブでの2枚使いでガツンとやられた憶えが有ります。というほとんどミックスとは関係のない話して恐縮ですが、まとめますとギャングスターをおさらいする&知るには良いミックスだと思います。
(VIA @jiyuuin)
追記:@kenchy1038さんのツイートにより、これがプリモのスクラッチパート(あの独特のサビの部分など)中心に構成されていることを知りました。確かにそうだなと。大幅に聴き方が変わりました。笑。英語読めるようになりたい。
pipomixes / Some Dr. from Compton

Dr.Dreの作品及び、プロデュース作品を使って時に超クイックに、時にラップまでしっかり聴かせるようにミックスしていく、ドレを短時間でサクっと知れる感じの作りになっております。
大ヒット曲が来た!と思ったらすぐさま、裏側には更に大ヒット曲を薄ら被せてきたりする、鬼のようなレイヤー構造になっている部分なんかは、聴いていてとても楽しい反面、あまりに短い為、ちょっとアルバム久しぶりに聴いちゃおうかなという別の気持ちになり、これはこれで良いかと思います。
音源は大体90年代の頃のD.O.C、EAZY-E、SNOOP DOGG、N.W.A、自身の音源が中心で、クロニック2001はかろうじて入っているものの、エミネムや50CENT等は入っていないので若い人々には新鮮でしょうね。今年2パックのホログラムで話題になったCoachella2012最高で、いまだに何度も見返してしまいます。というか、デトックスいつ出るんだよ。
(VIA @downlow)
ここ最近は新春かくし芸大会もなくなり主に印象に残っている正月番組といえば、AV女優もちらほら出てくるナイナイと志村と鶴瓶が英語禁止のボーリングやるやつと、年末までに撮り溜めたと思われる芸人がネタを演る番組が主体になると思われますが、当たり前体操を一日に3回も4回も見る事になるとこれはこれでしんどいですので、、たっぷり時間は有りますしテレビを切りまして、音楽を一生懸命聴くのもよろしいのではないでしょうか。
shakke_konair / Middle Tempo Summer Mix Vol.1

5年ほど前に作られたという、テープ録音された夏のミックスをデータ化したこちら。夏のミックスとは言えTUBE等夏丸出しの曲が入っているわけではございませんので、普通に冬に聴いても楽しい内容でございます。
何より一曲目(不明)がとても好きでして、始まりが良いミックスってのは掴みがOKってことですので、そのあとも良い場合が多いのが自論でございます。誰のなんていう曲名か知りたくてたまらない一曲目からAIR、TOM TOM CLUBカバー、ノラジョーンズ(Radio Slave Edit)等と100円レコード等で構成された興味深いミックスです。何がどうと説明しづらいのですが、今回紹介するものの中で一番繰り返し聴いたのもコチラなので、きっと僕以外にもハマる人多いんじゃないでしょうか。SCの中にVol.2もありましてそれも更にテープ音質なんで同じくどうぞ。
こうした個人の趣味性が上手く出たミックスが、まだ世の中に出ず家のPCの中で眠っている可能性が有るのかなと思うとなんだか面白いですよね。
(@shakke)
DJ Rootwax / Beyond The Door

ここまで掲載されたミックスは全てカッコイイ信頼のROOTDOWNより。インターネットで拡散されるここ最近のUSのヒップホップ曲(BPM遅め)とレアグルーヴ音源(BPM遅め)をここまで見事に混在させてかけております。大変恐縮ではありますが、私どもが考えるベストを体現してやれている数少ないミックスであります。こういった他ジャンル同士の混ざり具合は理想中の理想です。A$AP ROCKY、James Pants、Gene Harris、The Whatnauts、Jamiroquai、Curren$yが見事に繋がっていく何時間でも回しっぱなしにできる最高のミックスです。あまり書くことがないくらいクールでカッコ良いので是非。
bel_p_money(@bel_p_money) / ソウル脱糞レアグルメロウネス &寝ゲロやさぐれファンク

最近の和モノトレンドも慣れてきまして、ただ和モノってだけでは反応しづらくなってきた訳です。ヒップホップ的なブレイクとしてビートを掘る人もいれば、昭和歌謡自体が好きという人もおり、和モノと言えど簡単には片付けられない感じですよね。僕は昭和歌謡全開のタイプは好きな方ではないと思っていたのですが、このミックス2種を聴いて心改めました。抜群のグルーヴ感に時折入る2枚使い、そしてアタイ系女子の生意気な映画の一場面等々、そして極めつけはギャグとカッコイイは紙一重の仁義なき戦いのアレなど、会社の中に異様な空気感が漂うとも、結構な音量でかけてしまう良ミックスであります。これはおそらく、楽曲というよりDJの構成能力が高いのでこうなっているように思います。というか、こんな極上なのが無料で落ちている時代が恐ろしくて仕方ありません。そろそろインターネット様を祀る神社でも作って参拝せねばならないレベルですね。
(VIA @notoyeah)
YU-SUKE / Daylight

上記、DJ ROOTWAXさんのミックスと合わせましてオススメなのがこちら。軸は若干違えど中毒性の高い遅めのBPM帯で、こちらもいわゆる自分の守備範囲に非常に近いものの一つがこれなので、私自身悪口の言いようがありません。Madlib、Karriem Riggins、DJ Spinna、Aloe Blacc、Robert Glasper等から、日本が世界に誇れるビートメイカーBudamunkまでの新世代から、Bob JamesやRoy Ayers等の旧世代まで、年代、地域を問わず、緩くそして流れを崩すことなく縦横無尽に行ったり来たりする好ミックスであります。こういったテンションのものを一日中流しっぱなしスタイルでずーっと聴き続けるのも悪くありません。私的には、恐らくは5日間ぐらいそのまま垂れ流しでも大丈夫な感じ。
(VIA @432ka1)
DJ KO-KA / Nov 24,2012 DJ Mix

緩い80's的レイドバックサウンドからスタートし後半に向かってバレアリック、ディスコ、ハウスの流れへと繋がっていく気持ちの良いメローなダンスミュージックのミックス。なんといっても途中に差し込まれる今年の文系日本語RAPシーンの王者、「tofu beats/水星 feat.オノマトペ大臣」が、4つ打ちの中でヒトキワ良いアクセントになっております。
聴けば納得していただけると思いますが、恐らく来年の夏頃また引っ張り出して夜聴いていただくと、大変気持ちが良さそうな匂いがプンプンします。この中に入っているGeorge Benson久しぶりに聴きましたが、今になってこんなにしっくりくるなんて、ようやく私もアダルトの領域に入ってきたのかななんて。あと、アナログ中心ぽいので是非トラックリストが欲しいところであります。
(@koka0730)
OoshimaShigeru / PUNK ROCK IS NOTHING(@SGR5)

パンクロックのおなじみのものは若い時分聴いたりした時もありましたが、ハードコアとなりますと全く分からないのが現状でして、唯一の接点といえばライブハウスに観に行ったNYのハードコアバンドのモッシュピットでブーツが顔に当たって、軽い脳震盪起こした情けない思い出が蘇って来ます。まあそんなイケてない話は置いておきまして、コチラのミックスをたまたま見かけまして何度も聴いておりました。曲はハードコアなんですが流れはなぜか聴き易いといった印象でして、元々そうなのか、はたまたこの人のミックスだからそうなっているのか、全く知識も理解もないのでわからなかったのですが、先ほど調べてみましたところ、現在はダンスミュージックやヒップホップなども作られている方(参照先)ということで全ての合点がいきました。ハードコアなのにダンスミュージックの流れを感じたのはそういうことだったんですかね。全くのHxCx童x貞の私にも多ジャンルを楽しんで知れる面白い内容でした。
(VIA @__CES__)
OMSB / Vincent Radio

昨年の日本語ラップシーン勢の活躍の中でも、特に好きだったOMSBのソロアルバムでしたが、そんな彼の趣味嗜好が詰まったVincent RadioでのDJプレイ。選曲もトラックメイカーだからと言ってネタとかではなくヒップホップで、本人の細かい趣味が出ているように思います。オムスビーツさんの頭の中を覗いている気分になれるマルコヴィッチの穴的なものって感じですかね。
モッタリしたラップ中心で終始テンションは一定でも一曲一曲はカッコ良いので問題なし。最後に本人も出てきて喋り始めこそヨーヨーヨーですが、普通にラッパー喋りでなく爽やかな青年の感じが出ていて、そこらへんも最後に胸焼けせず良い感じです。これまた、かくし芸大会見る感覚でダラダラと垂れ流したいミックスであります。
(VIA @WAH_NAH_MICHEAL)
BLACK LABEL CIRCUS MIX # 1 ♞ By Cosmo Baker

このミックスに入っている曲なんかを聴いておりますと、私が主に聴いている黒人音楽は比較的最近のものなのかなと思えてきます。
世界的に活躍するフィラデルフィア出身の一流DJ「Cosmo Baker」によるロックンロールなミックス。この頃からアメリカの黒人にはダンスの文化があるんだなーと単純に感心すると共に、このミックスを聴いておりますと月並みな発想ではありますが、男女ペアでクルクル女の人回したり股の下からくぐらしたりという感じが頭に浮かんできます。ただひたすら踊らせるためだけに作られた音楽ですので、普段全く聴かない守備範囲ではありますが普通に楽しくなってきます。たまには家族やカップルなんかでこんなの聴きながら一緒にダンスする時間なんか作っちゃうと家庭内暴力や金属バットで頭をいきなり殴られるといったような、積木くずし的なものも多少抑えらるのではないでしょうか。楽しい家族生活に是非。
(VIA @ooooyyyy)
@GingerDoesEmAll / Tomato n' Pine Mix(@GingerDoesEmAll)

2012年12月31日を持って散開する運びとなりましたアイドルグループ、Tomato n' Pine(通称:トマパイ)のみで作ったミックス。実際のところトマパイの楽曲なんかはワナダンスしか知りませんでしたが、我々30過ぎたオッサン達の耳にも優しいちょっとどこかで聴いたことある感じや、バキバキ感が少ないため普通に好きになり聴いておりました。
スターは短命な方が伝説になり易いという法則通り、山口百恵、キャンディーズ、星野ひかる、白石ひとみ等いずれも早期引退で普通の女の子に戻っては行きましたが私たちの心に爪痕をしっかり残しております。星野ひかるがたこ焼き屋でバイトしてるのを、写真週刊誌に撮られた際の自分の食いつきは、今考えても自分で引きます。そして白石ひとみがサンプリングCDレーベルとショップ始めた時も、ホント店行こうとしていた自分に引きます。
話逸れましたが、トマパイはこれで伝説になり新しいアルバムはもう出ないので、これ以上楽曲は増えません。
したがって私としましては、、迷走したトマパイを見て心配になることなく、アルバム及びこのミックスをひたすらずっと聴いていれば良しということになります。こういった状況がたまにありましては、解散こそしておりませんが、ナスのイルマティックより聴いていると思われるマイリトルラバーのファーストアルバムなんかは時間が止まっているからこそのループであります。私だけこんなに聴いているんだと思ったら、不動産屋に家探しに行った時店員にもマイリトルラバーのファーストアルバムしか聴いてないって人居たな。
(VIA @ca71os)
Kid Koala / 6 Mix 2012-11-16

マニーマーク(マーク西田)のツアーのDJとして来日した際見逃し、その後しばらくしてコールドカットと共にやってきたNINJA TUNEのツアーの時に初めて生で見ましたが、アルバムすべて買って理解していたつもりが、遥かに上回るショーの内容で、それ以来というもの、私にとってはQ-BERT、D-STYLES、そしてアブリスト先生と共にいつだって来日を望んでいるターンテーブリストの一人になりました。そんなキッドコアラが自身のルーティンを交えてビースティーやその他モロモロをプレイしております。前半は話を挟んだりしてますが、前半過ぎた位からはモクモクとミックスに徹しています。しかし、いまだにイケてるなと思わず3回連続で聴いてしまいましたよ。
ちなみにキッドコアラに書いてもらった似顔絵は嫁が捨てました。
Peter Kuruder / Pink Floyd Mix

いまだ色褪せることのないプログレッシブロックの伝説、ピンクフロイドの音源のみでミックスしております。最近は、サッカー日本代表本田圭佑が活躍した翌日に見かけるヤフートピックの皆様のコメント欄の「本田△」を見るたびにピンクフロイドのこと思い出しておりました。
遅めの楽曲から始まり、最終的にはテクノミュージシャン達にも人気のアノ曲なども当然入っておりますのでご安心ください。まあ知らなくても暮らしていけますが、カニエウエストもキングクリムゾンをサンプリングしておりましたし、若者達も日経新聞くらい読んどくようなもんだと、是非騙されたと思ってプログレを聴いていただけますとよろしいかと思います。
(VIA @obi_talkbox)
DJ PREMIER'S BEST CUTS by DJ ROZ

DJ PREMIERの代表的なお仕事を余すとこなくミックスしております。ありとあらゆるポメー仕事がクラシック化した今では、初めて聴く人によっては、革新的なサウンドに聴こえないかもしれませんが、90年代初頭頃の他のプロデューサーと比較してみるととんでもなさは一目瞭然。究極に引き算しまくった後、チョップフリップが開発されていく90年代終わりまでの流れは神がかっているというよりは、ヒップホップの神そのものであります。
当時の私にとっては、一年前までB'Z聴いていて、しかもダンサーが全員フィラとマテフランソワジルボーしか着てないとファイン見て勝手に思っていた状況の中、これをどうやって理解して良いものか本気で分からず、とりあえずそっと棚に仕舞いこんで、ある日 クラブでの2枚使いでガツンとやられた憶えが有ります。というほとんどミックスとは関係のない話して恐縮ですが、まとめますとギャングスターをおさらいする&知るには良いミックスだと思います。
(VIA @jiyuuin)
追記:@kenchy1038さんのツイートにより、これがプリモのスクラッチパート(あの独特のサビの部分など)中心に構成されていることを知りました。確かにそうだなと。大幅に聴き方が変わりました。笑。英語読めるようになりたい。
pipomixes / Some Dr. from Compton

Dr.Dreの作品及び、プロデュース作品を使って時に超クイックに、時にラップまでしっかり聴かせるようにミックスしていく、ドレを短時間でサクっと知れる感じの作りになっております。
大ヒット曲が来た!と思ったらすぐさま、裏側には更に大ヒット曲を薄ら被せてきたりする、鬼のようなレイヤー構造になっている部分なんかは、聴いていてとても楽しい反面、あまりに短い為、ちょっとアルバム久しぶりに聴いちゃおうかなという別の気持ちになり、これはこれで良いかと思います。
音源は大体90年代の頃のD.O.C、EAZY-E、SNOOP DOGG、N.W.A、自身の音源が中心で、クロニック2001はかろうじて入っているものの、エミネムや50CENT等は入っていないので若い人々には新鮮でしょうね。今年2パックのホログラムで話題になったCoachella2012最高で、いまだに何度も見返してしまいます。というか、デトックスいつ出るんだよ。
(VIA @downlow)