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音専誌-新刊-『チョップト&スクリュード・マニアクス』

ミックステープ文化論』、『ミックステープ名盤100選』も好評だった音専誌から、7月3日にリリースされた『チョップト&スクリュード・マニアクス』を読了。ここ数年、シーンにジワッジワッと浸透して今や多ジャンルにまで影響を及ぼすチョップト・アンド・スクリュードを特集した一冊(デジタルでもこの呼び方でいいのかな?)。

三部構成みたいな感じでまず一部は音専誌の佐藤研氏(@sugakey)、音楽ライターの小林雅明氏(@asaakim)、高橋芳朗氏(@ysak0406)、升本徹氏のChopped & Shoted座談会。
この座談会が一部にあるので、初心者なんかでも読みやすい構成となっていますね。C&S定義からドレイク、エイサップ・ロッキーなどの今人気絶頂のアーティストを軸に語ったり、味わい方、本質的な魅力まで、初心者の方や食わず嫌いになっている方などにオススメ。個人的に「アップロードされる際に間引きされた音の亡霊が立ち上がって来るかのような」はツボでした。

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二部では升本徹氏によるDJスクリュー率いる伝説的クルー、スクリュード・アップ・クリックとその周辺アーティストの代表作紹介。
ここの部では、膨大なリリースをしており、どこから手をつけてよいのか、わからないDJスクリューのまとめとして最高の道しるべとなるでしょう。あとこの本全体にいえるのですが、紹介されている曲がYouTubeやiTunes、サイトにリンクされておりタップすればアクセスできるのは、本当に便利。普通の本では理解したフリで終わってしまうところをちゃんと音体験できます。

三部では小林雅明氏によるC&Sがどんな道を辿ってシーンに浸透していったが分析されております。
誕生秘話から避けて通れない鎮痛剤乱用との関係に言及していたり、圧倒的な情報量と現在活躍しているC&Sの影響下にあるアーティストの証言さらには、夢の中の夢の中で有名な例の映画やウィッチ・ハウスなどを織り交ぜながらC&Sの核心に迫っていきます。

僕のような断片的には知っているけど細かくチェックしていない人間には、ちょっとした疑問が解消されたり、点と点が線になっていく感じがして非常に勉強になりました。もうこれだけ読むとスッカリ気持ちはC&Sに持っていかれ、1ヶ月くらいはここに記されている楽曲達で過ごせるのではないでしょうか!?
怪しげでどこか滑稽で実は深いC&Sをたった350円で100倍楽しめるようになりますので皆さんも是非。
次々に痒いところに手が届く特集をやってくれる『音専誌』さんに今後も期待!

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