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日本レスリングの物語 : 柳澤 健

アクセス数などを見るところによると、全く需要がないプロレス・格闘技本の紹介ですが自己満足でやらせていただきます。
名著「1976年のアントニオ猪木」「1985年のクラッシュ・ギャルズ」の作者、柳澤健氏の新作『日本レスリングの物語』を読みました。ど直球なタイトルと値段に一瞬たじろぎましたが、購入後一気に読んでしまいました。レスリングの歴史とは何かに迫る本作。膨大な資料や証言を元に、見事な文章力で組み上げていく柳澤スタイルは相変わらず読む者を引き込む。
奇抜かつ合理的な指導で有名な八田一郎やオリンピックなどの素敵なエピソードが山ほどあるわけなんですが、歴史の部分ではアマレスはプロレスから生まれたという起源にはビックリ、てっきり逆とばかり思っていた。

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戦前から戦後にかけての話なんかは、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』では柔道の、本書ではアマレスの、といった感じで二つの視点の日本史が読み取れ非常に面白かった。あと個人的に好きなエピソードは若手時代の豊田真奈美が黎明期女子レスリングの大会に出場し、全女の押さえ込みの技術だけで逆転フォール勝ちしたのはグッときましたね。レスリング史を過去から未来へという構成で読後感が爽やかで心地よいです。
今年のロンドン・オリンピックのレスリング日本代表のユニフォームの虎がエグすぎて話題になっておりますが、五輪前に読んでおくと盛りあがる事間違いないです。

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