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小林雅明 『ミックステープ文化論』

少し前にリリースされたiPhone / iPad 用のデジタル・ブック・アプリケーションの『音専誌』にて出版された『ミックステープ文化論』を読みました。
著書は以前にブログでも紹介した『チェック・ザ・テクニーク』の翻訳も手掛けられた音楽ライターの小林雅明氏。内容は、ミックステープの歴史やシーンにおける役割の変遷が非常に分かり易くまとめられています。

時代や立場の数だけ定義もバラバラで、非常にめんどくさく曖昧な存在のミックステープをテーマに書籍は初めてではないでしょうか。ミックステープ起源からメイン部分のインターネット普及後のフリーミックステープまでをいろんな側面から分析されており、長さも丁度良く、あっという間に読了。

mixtapebunkaron.jpg
音専誌』自体は無料、『ミックステープ文化論』は350 円(安い!)

ミックステープ起源のエピソードなどは勉強になるし、インターネットが普及前後では、聴くものに偏りがある未熟者な僕はメインストリーム系の話には疎く、こんな流れがあったんだと改めて状況を理解するところもありました。さらには、ミックステープの未来についても書かれており、ここの部分では思わず頷いて読んでしまいます。

僕のようにアメリカHIPHOPのド真ん中のシーンのミックステープの動きを再確認したいという方にはもちろん、逆にHIPHOP以外の他ジャンルの音楽ファンが見ても面白い内容かなとも感じました。
デジタル書籍なので青色表示されている部分をタップすると脚注の詳細なテキストが表示されたり、専門用語を調べたりもできますので大変便利です。個人的感想なのですがiPadよりiPhoneで読む方が読みやすかった。

アプリ音専誌の@sugakeyさんのツイートによると今月末までに、続編の「ミックステープ名盤100選」もリリース予定らしく、楽しみです。こんなに面白いのがiPhone、iPadユーザーしか読めないのは勿体無いので、まとめて書籍化を希望というか切望しています。

mixtape_100sen.jpg

ちなみに小林雅明氏、関連では、知っている方も多いとは思いますが『微熱王子さんと小林雅明さんが語る00年代代表作から見るヒップホップの変遷』とオッドフューチャーについての考察がまとめられた『OMAG!OFWGKTA!!! 』。こちらはフリーで読めますし、内容も濃くて面白いので読んでない人は是非!!

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