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仮面貴族

男なら一度はなりたいと思う存在がプロレスラーでマスクマンというのは常識ですが
僕も一時期、そのデザインの多さやマスクの歴史にひかれ少しだけマスク収集をした事もあるのですがマスクの世界は見ているだけでも非常に面白いです。

その中でも1選手でマスクデザインを多種多様に使いこなした代表は、プロレス界における
ヒーロー『千の顔を持つ男』ミル・マスカラス。
漫画「キン肉マン」のスカイマンや桜庭のPRIDE11入場時の元ネタにもなっていますし、
いろんな場所でサンプリング(?)されています。
m1.jpg
※トレードマスクと呼ばれるこの形が一番有名なデザインです。
時期によってデザイン、生地、デザイナーが変わっているのでマニア心をくすぐります。
タイプを大きく分類すると ・試合用 ・オーバーマスク ・プライベート用 に分かれます。
試合用マスクの上に、通称『オーバーマスク』と呼ばれる後頭部の部分が
ファスナー式になった着脱が簡単なマスクを被り、リングネームをコールされると会場のファンに
投げ入れていました。プライベート用は口部分が大きく広くなっており、
着脱しやすいようコチラもファスナー式。このマスクを被っているスーツ姿のマスカラスには痺れます。
20080724141410.jpg
素材も多種にわたりラメ、サテン、アニマル柄などなど
m-22.jpg
作り手の違いにより同デザインのマスクでも表情が変わったり
縫製の違いなど楽しむのが通の楽しみ方のようです。
(ロペス製、プエブラ製、ウンベルト製、アロンカナレス製、フリア製など)
デザインはアステカの古代文明の影響のモノもありメキシコ文化にも触れられる。
マスカラス本人仕様で当時のマスクだとオークションなどで100万円近くで取引される事もあるようで
もはや芸術品のレベルに達しています。
真夏の夜長にいろんな種類のマスクを見たり、DIGするのもなかなかオツなひととき
かと。

マスカラスなどのプロレスマスクを販売しているショップが
こちらです。

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