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GENOME 17 愛知県体育館

一昨日にIGFに観戦してまいりました。IGFは3年ぶりの愛知大会。ちょうど3年前のGENOME7はU.W.F.スネークピットジャパンとの業務提携し、宮戸優光が現場部長に就任後という転換期にいったわけですが、今回もIGFチャンピオンシップ初代王者・ジェロム・レ・バンナが誕生し新体制後、初の大会となりました。
全体的に、いろんなタイプの試合が入れ替わり8試合。途中でダレる事なく、集中力を欠かさずに観れた良い興行でした。

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オープニングライブ、平尾Jr&畑中葉子の“カナダからの手紙”やケロちゃんの猪木コール練習の無意味さ、メインのジェロム・レ・バンナ×モンターニャ・シウバの結末など突っ込みところはいろいろあったのですが、今回なんと言っても注目は鈴川真一×澤田敦士。
IGFでの鈴川の試合はデビュー戦から6戦とも物議を醸す試合しかしておらず、ハードな打撃や投げ技がいわゆる現代プロレスではない入れ方をしており話題となっておりました。
ただ一週間前に両国大会で鈴川はピーター・アーツの打撃戦で何度もダウンしては起き上がるというハードな異種格闘技戦をしており、今回は抑えめかなと心配していたのですが、またまた壮絶な展開に。
二人の関係を簡単に説明させて貰うと、少し前にIGFのエースとしてプッシュされたのにイマイチパッとしなかった澤田敦士と現エースとしてプッシュされブレイクしている鈴川真一の一戦。

柔道がバックボーンの澤田は道着姿。鈴川のセコンドにはお馴染み練マザ・ファッカー。入場してきた二人は物凄い睨み合い。ゴングが鳴ると鈴川のマーダービンタと澤田の柔道技が交互にでるのですが、総合格闘技や現代プロレスとは全く違う展開でお互い殺気のある戦いに。

そして中盤、鈴川が張り手を中心に押し始めて頭突きで澤田の額を割り流血戦になっていく。澤田は血の混じった唾を吐きながら鈴川へ何度も立ち向かうもレフリーストップで澤田の負け。試合後のマイクも喧嘩丸出しで相撲対柔道の異種格闘技戦をみたような感覚ですごいドロドロな試合でした。

一緒に見に行った、Sampling-Loveメンバーが言っていた鈴川は天龍みたいという言葉には納得。同じ相撲出身で上昇志向が強く、アタリが強いところなど重なるところが多い。

IGFでは、プロレスを通っていない外側の人間が思うプロレスの定義とは全く違う、本当のプロレスが観れて、非常に興奮しました。昔のプロレスを復刻させようとして、この歪んだスタイルの興行が出来てきているようです。皆さんも機会があったらIGFをチェックしてみては。
@sigmastudioさん、ありがとうございました。

参考用に鈴川がデビュー戦前日に、練マザファッカーとマーク・コールマンを襲撃する動画を張っておきます。(動画中の“ごわす”は練マザ内での鈴川の愛称)

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