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Genaktion / Hip Hop Anti-GAG Magazine Vol. 1

普段自分のツイッターTLにいる人で、英語が分かりUSヒップホップをラップの観点からも見ている興味深い人という印象だった、ラップ解説が人気のBLOG「探究HIP HOP」のGenaktionさん(@Genaktion)が、主な活動拠点ブログから飛び出し、ディスクレビューをZine(同人誌)にして発売しておりました。

私が気付いたのがこの2、3日でしてポストが大分遅くなってしまっておりますので、ボヤッとしてる間に書籍は既に売り切れておりますが、電子版(bandcampで購入可能)はまだ有りますので。書籍よりお手頃な価格となっておりクレジットカードでも購入出来ます。

いつもUSの名盤やコンシャスなアーティストのラップの意味や、テクニカルな部分への言及を見かける度に、英語が分かると興味が出る部分も変わってくるし随分違うだろうなと人として憧れておりましたが、出版社からのリリースではなく、自身で完結して出した所(DIYと言えばいいのでしょうか)がまた凄いなと。

106ページ(表紙含む)のフルカラーで、クラシックからアンダーグランドまで掲載。今までクラシックと思って聴いていたものの内容の意味が分かっていなかったりするものが、現在の時代性を踏まえて解説されているので、オッサンも若者も皆楽しめるんじゃないでしょうか。



@Genaktion / Hip Hop Anti-GAG Magazine Vol. 1 (Blog : 探究HIP HOP)
電子版の購入(bandcamp)

hiphopanti​gagmagazinevol1






コレも面白かった。



dj supermarkt / summer breeze 2017 slo-mo rooftop disco mix

月曜を絡めた3連休の良い所は次の週4日働いたらまた休みが来る事だよなと、ちょっとだけ幸せを感じている本日ですが、夏に(終わりに近い頃)知ってからというものずっと聴いている、スローモーディスコのミックスをポストしたいと。(VIA @beipana

すっかり涼しくなり、タイトルにも思いっ切りSummerの文字が使われておりますので少々躊躇しましたが、内容的にはいつ聴いても良いものでしたので。(本当は夏が良いかもですが)

そのままの曲から誰かがエディットやスクリューなどしたものまで、色々な曲が使われておりまして、モッタリと遅いBPMの下半身に力が入らない気持ちの良いドリーミーな曲がひたすら続きます。タグにdaytime discoがあるように明るい時間にもとても合う内容だと思います。

私のような休日の昼間に全くやる気の出ない人間には、これくらいのが丁度良いのですが、このテンションだと家族内で浮いてしまい、ある時もう少しシャキッとしたのに変えろと、旅の道中にチェンジを言い渡されたこともありますので、会社帰りに聴くようにしております。

ちなみにダウンロードリンクも有りますので、色々なところで何となく繰り返して聴くと良いんじゃないかと。とても良かったです。



dj supermarkt / summer breeze 2017 slo-mo rooftop disco mix

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01. Intro
02. Donny Hathaway - Little Ghetto Boy (HWLS Edit)
03. Hubbabubbaklubb - Mopedbart (Olefonken's Autostrada Miks)
04. Jeffrey Paradise - Cruise Control
05. P’Cock 3 - Telephone Song (Disco Tech Edit)
06. Fantasy Love Affair - How Can I Forget
07. Lovebirds feat. Galliano - Icarus
08. Macca - Right Thru Me (ROBJAM Soul Love Edit)
09. Neil Diablo - For Your Love
10. Seals & Croft - Summer Breeze (Philip Steir Remix)
11. Leisure - Something About You
12. The Jones Girls - Who Can I Run To (mtbrd's Flip)
13. Gayana - Since The Night
14. Dr. Rubberfunk - Theme For A Latter Day Lothario (Yam Who Mix)
15. EW&F - Turn It Into Something Good (BP's Re-Edit)
16. Harvey Sutherland - Expectations
17. Kraak & Smaak feat. Parcels - Stumble (Blue Motel Remix)
18. Moustache Love - Perfect Summer Day
19. Giorgio Tuma & Laetitia Sadier - Through Your Hands Love Can Shine (Turbotito Remix)
20. Shy Girls - Trivial Motion (PREP Remix)







イントロ開けて「Donny Hathaway - Little Ghetto Boy」をいじったものが来て、思わずペイジャーを思い出してしまった。



onionboy / 田舎のタヌキが見る景色

少し前、そもそも興味のない人達によるヒップホップの政治利用が話題になり、この数日の間にあるブログ記事を燃料として再びヒップホップ自体一体何なのかという論争が起こっておりますが、正式なルールブックがあるわけでもなく、今や広範囲の世代の様々な人々が参加するゲームになってしまいましたので、ヒップホップ観はこうだと個人の希望では言いきれない状況になってきている思うのですが。まあそれでも、ヒップホップを聴く人は弱者やマイノリティーに優しくあって欲しいし、だからといって別にお金も大好きな人が居ても構わないし、その反対にお金より大事な正義があると思っている人もいて良いと思うしと、答えがそもそも無く道徳的な話になってしまうので話は尽きませんね。

とまあそんな論争の中心となった記事を読みながら、ヒップホップとその他文化を混ぜたミュータントのようなこちらのミックスを聴いていたのですが、これ先週多くの反響がありました「ダサい曲をかけるパーティー」に近似する案件じゃないのかと思うような割合であります。

普通にダサいと思っていた曲、周りには言えなかったけどダサいと思っていた曲、異国のダサいけど癖になる曲、ダサいっぽく振る舞ってるけど全然ダサくない人達の曲、ダサくないものとして扱われているけど一曲決定的にダサい曲があるお陰で個人的にはダサいと思っている人達の曲などなど、がダサくない曲にまぎれてグルーヴィーに展開していくナイスミックスです。繋がりの良さが各所に有りかなりポイントになっております。

最初トラックリストを見て聴く気が若干萎えましたが、実際聴いてみますと全く問題無く絶妙なミックス&アイデアに溢れた構成となっており、何事も正論だけでは片付けられないというのを体現しているかと。センスを問われる内容ですが、曲単位で好き嫌いより、よくぞここまで上手く聴かせたなという気持ちのが勝ちました。最後のあの曲(あまり聴いてこなかった)がこんなに素敵に聴こえたのは初めてかもしれません。ぜひトラックリストを見ずに最初は楽しんでいただけたらと。

フリーダウンロードも用意してくれておりますので、昨日のミックスと共に連休中のお供に是非どうぞ。



onionboy / 田舎のタヌキが見る景色

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田舎のタヌキが見る景色
mixed by onionboy
illustration by Jacob Hunt (@juncobath

01. 揺れ - KICK THE CAN CREW
02. 琥珀色の街、上海蟹の朝 - くるり
03. Luchini AKA (This Is It) (DJ Deckstream Remix) - Camp Lo
04. Bang Bang Bang - Mark Ronson & The Business Intl
05. Gee (M.Hisataakaa Remix) - Girl's Generation
06. Get Me Home feat. Blackstreet - Foxy Brown
07. Right Thurr - Chingy
08. It's Me... - Swizz Beatz
09. 夜空 (M.Hisataakaa Remix) - 加藤ミリヤ
10. Crazy In Love feat. Jay-Z - Beyonce
11. Deepest Impact feat. Chuck Moris - KAKATO
12. Deep Impact feat. ラッパ我リヤ - Dragon Ash
13. 君に壁ドン feat. Showgunn - 西新宿パンティーズ
14. 友達 feat. LIL KOHH - KOHH
15. 自己嫌悪 - キミドリ
16. ビコーズ - KREVA
17. Shari Gari - Dynamite naomi
18. お嫁においで2015 feat. PUNPEE - 加山雄三
19. お嫁にゆくわ2016 - Pinkey (from REPWEB)
20. KYOTO TOWN NIGHT FEVER - AH (嗚呼)
21. Wine Red - KOJI1200
22. Concrete Jungle (Ben The Ace Remix) - MURO
23. First impression - 野猿
24. Loveって何よ - soap
25. 恋におちたら - Crystal Kay








DJ Dmtech / Livin' Proof #5

毎度のことながらDJとしての強度だったり選曲のセンスだったりと、信用&共感出来るDJとしてミックスを楽しみにしている(数ヶ月間の答え合わせにしているとも言えるか) デムテックさんのミックスシリーズの5弾目。

今回は夏場ということでいつもに増してどういうものになってくるのか楽しみにしていたんですが、自分が直近のものでミックス作るならこの辺りだろうか...といった感じのものを各所に配置し、夏の終わりや秋口に合うメローでモタっと黒い仕上がりが最高でした。(最後の方にはMura Masaのキラキラな曲がオチとして入っていたり、そういう所も良いです。)

これを書くまでに多分10回以上聴いておりますが、まだまだ繰り返して聴けそうです。その理由として、度々書いておりますが今回もまたトラップ的要素が入りながらも、DJの技術自体が90年代からの世代も納得出来るような上手さみたいなものが有り、単に良い曲が入っているというレベルで無いことがあるかと思いますので、メインストリームの新譜を積極的に聴かない皆様にも今の曲ちょっと聴いてみたいなという気持ちさえありましたら、メローですし十分楽しめるかなと思います。

今回もダウンロードリンクを用意してくれておりますので、是非3連休のお供にどうぞ。それにしてもオッサン達(自分も)にとっては今回ちょっと電車内で開けづらいジャケでありますね。笑



DJ Dmtech / Livin' Proof #5

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1.Intro - Dj Dmtech
2.The Uber Song - D.R.A.M
3.So Are We - Chaz French
4.Love Galore feat. Travis Scott - SZA
5.Guillotine - Buddy & KAYTRANADA
6.Wedding Crashers feat. Offset - Amine
7.Patty Cake - Kodak Black
8.iSpy feat. Lil Yachty - Kyle
9.Get Bigger / Do U Luv - NxWorries
10.Herside Story - GoldLink
11.Ballin - Bibi Bourelly
12.Boredom - Tyler The Creator
13.Girl Like You - Toro y Moi
14.Love Throwback - Storie
15.Paper - David Banner
16.LOYALTY feat .Rihanna- Kendirck Lamar
17.1 Night feat. Charli XCX - Mura Masa
18.Miss U - Sanga






PVTSO

バルセロナを拠点に活動するPVTSO(PATSO)さんの作品で、現在のラップ界を代表するラッパー達の顔と、レジェンド達の顔を半分ずつ並べたシリーズと、ここ最近のヒット作品を昔の感じで再デザインするシリーズ。

まず、ラッパーの顔の方のは、色々なレジェンド達のポジションを今は誰が担っているのかみたいなところがコンセプトにしてあるように見えます。

ケンドリックと2PACは全く違う気もしますが、西海岸の代表者的存在感としてはまあイコールなのかもなとか、PIG PUNとアクション・ブロンソン(GFKでなく太った枠に入れられたのか)、コモンとチャンス(シカゴならカニエでも良かったんじゃないか)、ダニー・ブラウンとODB(クレイジーフロー繋がりか?)、XXXTentacionとDMX、D'angeloとフランク・オーシャン、エリカ・バドゥとSZA、BDKとA$AP Rockyなどなど、色々解釈はあるものの大体納得出来るものが多かったです。

気になったのは、ドレイクとショーンパフィーコムズの近似性が売れっ子という部分以外何かあるのか?ということくらいでしょうか。教えて欲しいです。下のインスタの埋め込みをスライドすると見れます。

もう一方のヒットアルバムのカバーを昔風に再デザインするシリーズは、服装や髪型が今っぽいので何となく妙な感じがしてこれはこれで新鮮です。他にもカニエのアルバムを再デザインするという挑戦もしておりホームページに行くと見れたりします。人のやり直したのを通してあらためてカニエって凄いよなと。



PVTSO

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参照サイト




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Lil Peep / Come Over When You're Sober, Pt. 1

最近では無印良品で売ってそうなジャストサイズのミニマルなモノトーンの服装にチェンジして、格好良くなった(似合っている)なんて思うエミネムですが、一時期黒人のようなダボダボハデハデスポーツウェアにドゥーラグみたいな服装の時に、アメリカで白人がメインストリームのヒップホップやるっていうのはこの格好が必要なかな?大変だな...とか思っていましたが、今活躍する黒人ラッパーを見ますと、ロックの方に影響されたスタイルの人たちも数多く居て、なんだか逆転したみたいな世界観ですし随分変わったなぁという印象です。

このLil Peepという白人青年を見ても、今時のラッパー稼業では標準的な顔刺青、毛染め、痩せ型などの装備で、もう黒人も白人も関係ない時代が来ていて、この人に限らず若者の中ではヒップホップがパンクロックの代用品として機能している部分もあるのかな?と思いますし、前より色々なところで思うことが多くなりました。

とはいえ音楽的には、おそらく最近の若いラッパーの作品などに通じるものだろうと思い、過去作聴いていなかったのですがこのデビュー盤をいきなり聴いてみましたところ、驚いたのは自分が90年代の前半頃にどの音楽ジャンルに属したいかも分からず摂取していた頃のロックサウンド(オルタナティブやグランジなどが流行していた頃の質感と言えば良いのか...)を下敷きにしており、ラップというジャンルでは今まで自分は聴いたことがないアプローチだったことであります。

ああ、こういう白人ならではのルーツを作品に投影する方向があったかと感心するとともに、最近は自分が若い頃通った所なんかが、若者によって再びフレッシュなものとして蘇るところを見るのがとても楽しいです。(PVのサングラスもカート・コバーンのを意識しているのでしょうかね緑色だけど)

ということを感じながらも、リバイバルは若い顔した子たちが古いことを取り入れる事がクールであって、例えば自分が90年代の格好をモロすると、ただ90年代から変われなかったオジさんみたくなって要注意だぞと、常々心に言い聞かせて我慢しておりますが。

ちなみに皆はどうか分かりませんが、自分の中ではサウスのヒップホップから始まったあの痙攣したようなハイハットは、No LimitやCa$h Moneyの印象もあり拝金主義の象徴という見方がずっとありましたが(おそらくNYのヒップホップ道的な部分や西海岸のアンダーグランドとの対比でよりそういう野蛮なイメージにしてしまった所もあるか)、現在それが当たり前になった後の世界から入った若者達が、そういうイメージを持たずに使用している所に面白さをいまだに感じますし、そういうところが当たり前だと思えない自分がオッサンなんだなと自覚するところでもあります。

同時期に出た、今プライベートでも色々問題を抱えるXXXTentacionの新アルバムもアコースティックなロックサウンドでしたね。そういうの流行るのかな。



Lil Peep / Come Over When You're Sober, Pt. 1

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ダサい曲をかけるパーティー とその現場の音源

日本中で行われているクラブイベントには、タイミングが合うなら是非行ってみたいなぁと思うものもいくつかありますが、その中でも実際行けそうな圏内にありチャンスをうかがっているのが(先日行われたものもマンガ喫茶の目星まで付けていたが未遂に終わった)、伝統と格式がある京都にて2016年の正月から諸行亭無常さん(@shogyouteimujoy)主宰で始まった「ダサい曲をかけるパーティー」であります。

通常、この世にあるほとんどのDJが絡むパーティーは、自分が良いと思っている曲をかけ、お客に楽しいと思ってもらったり、自己顕示欲を満たしたりするものですが、全く反対にあるダサくて普段絶対いけなさそうなものをプレイする(供養する?)という主旨で行われており、なんならテクニックもダサい方が良いのかもなと思うと、トランプゲーム大富豪で言えば革命後の世界のような感じでありまして、まさにDASAIこそ移り変わりが激しくリバイバルだらけの音楽業界において最後のフロンティアかもなと。

ダサさも人によって区分が随分違いますが、ここ最近のホットな話題であります、あの小沢健二があのセカオワと組んでそこに松本大洋が...というニュースから考察してみますと(人によってどこがダサいのかバラバラに分かれる案件だと思う)、この段階なら無理せずダサい方のフォルダに入れるか、これは今っぽくてダサくないだろという事になるのか想像もできませんでして、こういう他の人が守りたいラインに入ってそうな所にドカドカと入って行って、完全主観でダサいと思っていることを発表するのかと思うと、ゾクゾクする自分の中のイヤラシさと、誰かから思いっ切り縁切りされるかもという怖さが同居する大変刺激的なものであります。さすが京都(人)と言った感じでしょうか。

ここ最近は有名ゲストも入れ開催しておりますが、まさかゲスト自体もダサいのか?と期待しますがそこはダサくないです。しがらみがないぶん一般人DJのほうがのびのび選曲出来てひょっとしたら面白いかもなと言うのがこのパーティーの良い所でもありますし、開始から最後まで楽しくない瞬間が無いだろうなと。自分もパーティーのことを考える度に俺ならどんなDASAIかな?と考えたり、行く時があればこのTシャツ来ていこうというのを用意したりと、毎日夢想しております。

で、9月1日に行われたDJプレイをミックスクラウドにアップしてくれている人(@rikker_mさん)もいて早速聴きましたが、ちょっと自分と違うなと、うわ!来た!!!という場所が混在する、それはそれはパーティー参加への欲求がより一層高まる楽しい内容でしたので皆様も是非。これ聴いたら他の人のも猛烈に気になって今までの全部聴きたくなりました。一度プレイしたら2度とかけないのとか沢山有りそうだし。

どうやら次の開催は年明けで(大変寒い時期)、宿無しで行くのでめちゃくちゃ迷いますが。

ちなみに、アパレル&グッズも大量(ダサい)に作り欲しいモノ満載でとても良い感じ。



ダサい曲をかけるパーティー (諸行亭無常さんのインスタ)

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りかぴっぴさん(@rikker_mさん)









DASAIのショップ
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この間ブックオフの店内放送でかかって再確認したしブチ上がった。





車で聴いてて、外に友達居ても窓開けるのやや難しい。














「18scott × SUNNOVA / ALLRIGHT」 & 「SUNNOVA / Folder」

先週、ツイッターのタイムラインでも私が情報源にしている人達の話題に上がっておりました、ラッパー&トラックメイカーの18scottさんと、以前より名前は知っていたJinmenusagi、DAOKO、泉まくらなどへの楽曲提供も行っているSUNNOVAさんの組み合わせによる楽曲「ALLRIGHT」のMV。

聴いてすぐ思ったのはNasのOne Micのような世界観だなと。超スッカスカのトラックに重めの言葉選び(地元の何かへメッセージのような:何があったか知りませんが少し心配に)で引き込まれる内容なのですが、誰にでもは乗りこなせる訳ではなさそうなこの厳かな設定を、100点中の120点とも言うべきラッパー的男前顔で無理なく乗りこなしております。

で、その「ALLRIGHT」を聴いた流れで上手く言い表せないのですがなんだか引っ掛かるものが有りまして、トラックを作っているSUNNOVAさんの過去作などが気になってしまい、直近のものから数年前のものまでを聴いてみました。
その中でも特に、昨年BandcampにてName Your Price(\0~)で公開された8曲入りのミニアルバムがありまして、そちらに現在ハマって毎日何回か聴いております。

前半からちょっと重めで崩し気味のエレクトロニックな要素もあるビートから始まり、数曲続いた後にキラキラしたふわ~っとしたアンビエント的な「Phese2」を挟み箸休めしつつ、再びタイトなビートの「Don't 4ever」や印象的上ネタが繰り返す「Apmsc」であったり、ネタ感が強い「Holiday」が来たあと、思いっ切りソウルテイストに振った最高のラスト曲「All I Need」が来る、という抜群の流れとなっておりますので、是非聴いて欲しいです。

それぞれの曲同士は繋がってはおらず一曲で完結してはおりますが、なんだか繋がっているような感じで聴けて大体長さは2分程度。短いのは1分長いのは3分と言った感じで、本当に思ったよりサクッと聴けますので、皆様もこの見事なフィニッシュまでの展開を一度聴いてみていただければと。

もちろん自身のDJプレイやミックスの様々な箇所に使えそうな内容ですのでDJの皆様もどうぞ。






18scott × SUNNOVA / ALLRIGHT

18scottSUNNOVA_ALLRIGHT.jpg







SUNNOVA / Folder

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1.CCCCC 02:13
2.BGPX 01:37
3.Fade 2 Black 01:12
4.Phase2 03:12
5.Don't 4ever 02:24
6.Apmsc 02:13
7.Holiday 02:01
8.All I Need 02:00






CDの物々交換 「Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardrops」

前回よりもの凄い時間が経過してしまい、自身としましてもフェードアウトするタイミングには絶好という状況の中ではありますが、しつこく続けたいと思うCDの物々交換であります。

前回のどついたるねんから交換してもらったのは、60年代に結成されたチカーノ系ラテン・ジャズ・ファンク・バンド、RAY CAMACHO & THE TEARDROPSの68-71年にレコーディングされた様々なレーベルからリリースされた音源を集めた、UKのレーベルFreestyleから発売されたベスト盤。

自身のバンド以外にはタワー・オブ・パワー、サンタナ、シカゴ等との共演でも知られるトランペット奏者とのことで、最初から多分凄く良いんだろうなと思って案外期待して聴きましたが、恐ろしいほどに自分の耳がUSメインストリーム化しており、決して聴いてこなかったジャンルでもないのですがすべて同じ曲に聴こえてしまうという事態に。繰り返していれば大抵何周目かで耳が慣れて来るのですが、今回はそういう事に時間がかかってしまったことで書くのが随分遅くなってしまいました。

完全に聴き込んでない曲を覚えないうちに書いても企画の趣旨とズレるので、とりあず何度か聴き、しばらく空け、何度か聴き、しばらく空け、というサイクルを何度か繰り返し曲を把握した後に、自分の中での感想みたいなのがようやく固まった次第であります。

その中でも一曲目という比較的集中力がある中で聴くSi Si Puedeは、BPMが90台中盤のオーセンティックなヒップホップファンにも愛されそうな刑事ドラマにも合いそうなスリリングさで、入り口からドラムブレークまでどこを切り取っても最高な曲でした。

その先は、それと近いBPMのものもたまに有りつつ(ラテン風味がより強かったり)、それより早めのダンサブルなラテン風味が中心となっており、特に印象的なリフなど覚えた後は随分アルバムへの印象が変わり、かなり良い曲ばかり入っているものだと分かりました。好きなのは前半なのですが、それは多分何度も聴こうとトライして途中頓挫してというのを繰り返した結果、そのあたりを一番聴いたからだとは思うのですがどうでしょうか。

一回聴いて興味を持てないものであっても繰り返ししておりますと、ある日たまたまランダムに再生されたり、クラブや街のどこかでひょんなことで聴いたりすると急に好きになっちゃうことあり、また逆の場合の最初好きだったけど聴けば聴くほど特に好きでもないことが分かったりするなど、プロアマ問わず全ての音楽に言えることですが何十回と聞かないと本当のところは分からないというのもあるので、もっと時間が欲しいところでありますがまあこういうもんですよね。

自分の場合この企画だと特にですが、好きになってくるまでどんだけ時間使ってでもみたいなところがありますし、そういうところが微妙にピンときてないアルバムほどiPhoneの中に山ほど残りがちなのとか、ひどく諦めが悪い&思い切りが無いところなんとかしたいとは思いますが。



Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardrops

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交換相手の方の感想


どついたるねん / ミュージック

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お名前: bobkut
住まい: 岐阜
性別: 男性
年齢: 30代半ば
趣味: 音楽


感想:
5,6年前は「Sampling LoveにMixが紹介されるのが目標!」と思っていましたが、特にMixを作るわけでもなくここまできて、まさかこんな形で載る日が来るとは。。。さんピンtalkといい、今年で一生の運を使い果たしたような気がします笑

昔に比べて音楽に関する情報をネットでくまなく検索するのは、どうしても欲しいレコードがある時ぐらいで、それ以外はTL上でふと目にしたものをチェックするぐらいです。検索する限り「スカム」とか「パンク」とかみたいな言葉が並ぶ「どついたるねん」が自分のTL上に登場するわけもなく、かろうじてHMJMにおける毎月の新作チェックで見かけたな。。。ぐらいの感じです。

田舎の国道カルチャーの中で生活していると、車の中は意外とゆっくり、そして大きめの音で音楽を聴ける場所でもあります。てことで、Sampling Loveさんから送られてきて、特に情報を入れることもなく、ひとまずCDを車で流し始めました。2,3曲が過ぎて妻から「この人たちはなんなの」「カラオケみたいやね」「このアルバムはいつ終わるの」「ヘタウマみたいなところ狙ってるの」と色々言葉を投げかけられました。「いやいや~」と言おうと思いましたが、僕の心の中にうっすら浮かんだ言葉でもあったので、まぁこれが一般人の正義なのかなと思い、抜いた刀をそっと納めたわけです。

その後は、仕事の行き帰りの車の中でずっと聞いてきました。後ろに流れるトラックは良い曲ばかりです。ギルスコットヘロン? ブッダの休日?のオマージュ?みたいな曲や、「SLY MONGOOSE / MAKE YOUR MIND UP LITTLE GIRL」をよく耳にしていた時代のような、うきうき軽快ブレイクビーツ感のある曲もあります。しかし、日本語ラップヘッズらしく、「このパンチラインがかっこいい!」っていう感覚で音楽を聞いてきた自分にとっては、正直なかなかすっと入ってくる歌詞ではありません。Tr.9 『Ryo』に関しては、DL氏が亡くなられた日にたまたまイベントがあって、近所の兄ちゃんが音楽教えてくれたことを思い出した程度の話だと思うんですけど、DL氏がサビで連呼するところから始まってですね。。。単刀直入に言うとふざけんじゃねえって思いも湧いてくるんですね笑

「これを軽く受け流して聞くのが今風なのか?」
「これにイラっときてる時点で、思うツボなのではないか?」
「そもそもどついたるねんはそんなことすら考えてないのではないか?」

とか色々と自問自答を繰り返していく内に、いつの間にかCDがリピートで頭に戻り、tr.4『生きていれば』になっています。シンプルなサビに、風になりたい?調のトラックに、赤ちゃんのサビが流れてきて、まぁええかみたいになっている自分もいるわけで。。。。そういう意味で、自分は何かの殻をやぶってくれたアルバムなのかもしれません。


何か発表したいこと:
 

岐阜のFree Dial Foundationというクルーの片隅で、コチョコチョ活動しています。よければ、twitter、Instagramなど覗いてやってください。


2017年2月8日全国リリース Free Dial Foundation 1st album「call」ダイジェストMIX by bobkut

「Free Dial Foundation - call」
品番:STCWCD-005 / 定価:¥2100− +税










新しい交換について

Ray Camacho & The Teardrops / The Best Of Ray Camacho & The Teardropsと自分のCDを交換したい人を募集します。

今回送っていただいた皆様でクジが外れた方も、引き続き興味のあるCDがありましたら、前回応募したものと一緒のCDでも構いませんので、是非奮ってご応募宜しくお願いいたします。ちなみに交換ですので、CDの返却は無いことをご理解の上ご応募下さい。
尚、採用された方には今回から交換するCDと一緒にTシャツをお送りいたしますので奮ってご応募下さい。

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応募フォームはこちら


お願い
・定番でも新作でも構いせんし、もう要らないCDという括りで結構ですが、一応オススメだったりした方が嬉しいです。自分的にゴミと思っているものは送ってこないで下さい。
・データ交換ではないので、こちらからの発送はこちらが郵便代を支払い、こちらに送っていただく分は負担という事になりますのでご理解の上応募して下さい。
・基本的にCD-Rは受け付けておりませんが、CD-Rが正規リリースの場合はその辺りのことをメッセージのところに書いていただければと。
・一度交換したCDは返却出来ませんので、ご理解の上ご応募下さい。


BROCKHAMPTON / Saturation 2

夏が終わり本日から9月ということで、朝から風もあって涼しく気持ちの良い朝を迎えましたので、せっかくなんで「September」を聴きまして、せっかくなんで皆様もどうかなと思いツイートしてみましたが、思ったよりいいねもリツイートも伸びず案外デリケートな問題になっているのかな?と。そろそろ私の方にも「横から失礼しますとセプテンバー警察(今年風)ですが、これ12月の曲なんですが...」と職質を受けるかもしれないなと朝からビクビクしております。

話変わりますが、この2週間興味のあるアーティストのアルバムが続々とリリースされた中で最も引っ掛かったのが、少し前にVol.1が出て話題になり、近々Vol.2も出ると噂になっておりましたテキサスの注目アーティストKevin Abstractが在籍するBrockhamptonの新アルバム「SATURATION 2」。

一曲目からいきなりインパクトの有る、ラップにもトラックにもサイプレス・ヒル的な要素を感じる先行でカットされていたGUMMYから始まり、2曲目はなんだかマニー・フレッシュを奥に感じるトラックのQUEER、そして3曲目はエミネムの初期のような早口+バウンストラックのJELLOと、前作の超ハードで取っ付きにくかったのとは対象的な前半に。

それ以降も歌モノ、G-FUNK的なものから、コブラが出てきそうな中東チックなもの、そしてサンダーキャットに続きTOKYOというタイトルの曲だったりと、今のテイストを上手く消化しながら色々な事をしております。

特に個人的に最高だった要所だと思っている箇所はラスト2曲で、穏やかな気候を思わせるドラムレスのトラックにラップが乗るSUNNYから、歌とリバーブが効いたギターソロが最高な極上の歌モノSUMMERが来て締める流れであります。

出来ればVol.1よりこちらを夏一杯聴けるよう、先に出して欲しかったです。笑
今回は前作ほどジャケも怖くないところも良いですね。Kevin Abstract自身がディレクションしているMVも相変わらずセンス良いし。この先まだまだ気候的には聴けますので是非。




BROCKHAMPTON / Saturation 2

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(私共も参加させていただきました。)



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