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梅田啓介のおべんとう

京都の大手ゲームハード&ソフト企業(任天堂でしょうか?)にて、人気ソフトのキャラクターデザインを手掛ける梅田啓介さんが、会社に持ってくる弁当をアーカイブしたもの。

4年くらいで300種類くらい作ったようで、写真集もあるそうです。(ここでまだ売ってます)栄養のバランスは一個単位でなく大きい括りで見て(100個単位とか)で考えられているとのこと。

大量の弁当が集まった時の圧倒的な画力の面白さももちろんありますが、なにより目を奪われるのが一個一個の美しさでして、テーマから色使いまでどれもこれも素晴らしいですし、限られたスペースの中で見せる坪庭や盆栽のような美しさがありまして、小さい画像ではその面白さが半減しますので、是非ご本人のサイトへ行って一枚ずつ解説付きで見ていただけたらと。



梅田啓介のおべんとう

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参照サイトはこちら


FNMNL (フェノメナル)

今現在、最新の音楽、ファッション、文化の情報を得るためには、何年も情報を追い続けている前提で、SNS(ツイッター)を四六時中監視して、真偽やフレッシュさを嗅ぎ分けるという事が必須でありますし、もっと言うと英語が理解できて、世界中のブログから情報をストレス無く得られると、随分違ってくるのかななんて思いますが、なかなか難しいものがありますね。英語分からないですし。

それにタップリ時間を費やせる人の方が恐らく珍しいので、丁度良い湯加減の情報サイトを探すことが肝になって行くと思うのですが、音楽、ファッション、文化を併せてメディア化すると、どうしてもどこかが苦手だったり情報が随分偏ったりということが出てきます。そんな感じなので、心底信用するというよりは、そのメディアから一部ピックアップしてという情報の取り方になっているのが現状でありまして、私自身も貧乏暇無しで時間があまり無いもんですから、いつも誰かに寄り添いたい気持ちで、もっと頼りになるメディアはないだろうか?と他力本願で大変恐縮ですが常に探しております。

そんな慢性的に情報を欲している中、数ヶ月前から始まった「FNMNL」(フェノメナル)という情報サイトなんですが、、最新のストリートファッションからベース・ミュージック、南部のラップ、アートやゴシップまで幅広い事象を扱っており、その世界で実際に活動する人達が携わっているため、現場、インターネットで起こるリアルな情報が載っておりますし、背伸びしたり盛ったりしていないところがどのメディアよりも信用できるかと。

また、自分達の感覚を頼りにこれからのものにも焦点を当てるなど、世界レベルのニュースと近隣の間で起こっていることの配合が絶妙なバランスで大変面白い事になっており、オタクからヤンキーそしてセレブまで一貫したセンスの元に一緒の箱に入れて扱っているところが良いですね。

今回、ありがたいことに私たちの様なインターネットにタムロするチンピラを、夏の一曲を紹介するコーナーに採用していただいたのですが、同タイミングで載った国分純平さん(@summerbreeze_1)さんの夏の一曲で書いた渾身の4,000文字を全部掲載しており、思わず笑ってしまったのですが、そういう洒落の通じるところも最高であります。

このFNMNLがあればお前らはいらないのではないか?という意見出てきそうですが、そんなこと言わずインターネットの隅の方でひっそりやっているようにしますので何卒存在していることだけはお許し下さい。



FNMNL (フェノメナル)

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Vince Staples / Prima Donna

先週末、ヤンサグの新作のジャケットで話題騒然でしたが、もう一方で心待ちにしておりましたVince StaplesのEPが予定通りリリースされ、息子が坂本慎太郎の鬼退治を繰り返し聴きたがるのをなだめて、なんとかこの2枚を聴き続ける週末となりました。

昨年DefJamから発売されたSummertime '06は、私が大手老舗レーベルに勝手に持っていた(途中から)チャラついたイメージに、こういうのもやるのかと変化を持たせる、大変タイトな内容(歌詞の内容はよく分かってませんが)で、とても印象的でカッコ良いカバーの絵、そしてテレビに出てくる時も飾り気のない本人のキャラクターと合わさって、それまでのオッドフューチャーの人達と仲が良いなどの予備情報がいらない存在まで一気に上がった感じでした。

そして今作のEPもまた、前アルバム前半に見られたタイトなトラックを選び、そしてバウンスした曲が多いように見受けられまして、ダンスホールっぽさと言いましょうか00年代メインストリームをアップデートした感じと言いましょうか(3曲目だけルーツっぽいか)、そういう印象となっております。

最初プロデューサーの情報を見ずに聴き始めたのですが、一貫しているトラックの感じから、同一プロデューサによるものかもしれないなと思ったんですが、ウィキペディアを見たらDJ Dahi、No I.D.の前回参加組の他に、James Blakeが頭とケツの2曲やっており、もう一人2015年のグラミーにノミネートされたJohn Hillが参加という内容。

ゲストには、前アルバムにも2曲参加したKilo Kishちゃん(これは前作の時に録られた使用されなかったものだろうか?)と、ノリノリのタイトル曲にA$ap Rockyの2名が参加しておりまして、どちらの曲もバッチリとハマっております。というか、EP中に捨て曲が無く全てカッコ良いと思いますし、尚且つ全てフロアユースかと。自分は特にNo I.D.の作った6と前述したタイトル曲5、スッカスカの1が特に引っかかりましたが他のもほぼ同じように好きです。

あんな意味ありげで格好良かった前作のジャケだったのに、今回面白路線で来るのは一体何なんでしょうか。まあ、これはこれでいいけど。



Vince Staples / Prima Donna

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Kuma the Sureshot / 64SOURCES, and ASSIGN

オリジナルさんぴんキャンプ付近の、Bボーイ人口が爆発的に増加して競争率が急上昇した時代、スキルも有って、原盤でDJしていて更にネタにも詳しく、そして目が真っ赤みたいなものが一番イケてるという基準がございました。と言うか皆がそう思っていた、という時代ですかね。

その時代から少し後の00年代、東京からとあるラッパー、トラックメイク、DJまでをこなす某有名なヒップホップアーティストが地元に来た時、たまたまラップする時のバックDJがおらず、DJ初めて間もないオーガナイズした若者(東京からのUターン組)にやれと命令して、できなかった時に若者に「なんでBボーイなのにファンキープレジデントの2枚使いが出来ないんだよ!」と激しく叱責して周りを凍りつかせた後、こうやってだなと自分でやり始めて出来なかった時、猪瀬知事がカバンに現金入れる実演をやった時みたいな雰囲気になり、そこでようやく東京の有名人たちも普通の人間なんだと魔法が解けたという出来事がありました。

まあ、そんな話は置いときまして、そんな串打ち三年、割き五年、焼き一生のような感覚すらある時代でしたので、自分ごときまだまだなんていう謙虚すぎる、まるで修行僧、もしくは高倉健のような人々を量産しました。

その後、アメリカのヒップホップのメインストリーム化に伴い、当然アンダーグランド、そして今までの事を変わらずやる従来型などの細分化がされ、ここ日本でも同じ様にヤンキーぽい人はそっち、オタク気質はそっち、どちらも受け入れられない人はラップ以外のクラブ音楽になんてふるいにかけられ、残れた人は少なく、残れていたら何かおかしいくらいしつこいか、まだ才能が枯渇していないかといった感じかと。

そんな時代の変遷を乗り越えヒップホップとしては異例の遅さで活躍っぷりを見せる日本DJ界の蝉、Kuma The Sureshotさんがようやくフィジカルリリースをすることに。

いつもは日本語ラップのネタ振りミックスですが、今回はあの誰もがお世話になったMUROさんの世界的ヒットシリーズKing of Diggin’のような元ネタを矢継ぎ早にかけていくスタイルでして、そこにAKAIのドラムマシンMPC2000に放り込まれた、日本語ラップのパンチラインをほんの少しだけ効果的に差しこんでいく感じです。

始まりの部分でアレのオープニングのアレの元ネタを使用するという演出により、そこだけで800円分くらいの価値があるんじゃないかというくらい掴まれます。

また、私が17、18歳くらいの頃を強烈に思い出すのは病む街のあのイントロで、当時大変お世話になっておりました年上の彼女の家で聴いてたのがペイジャーでしたので、その情景が鮮明に浮かんできました。また、先日亡くなったボビー・ハッチャーソンのアレも長尺気味に入っており偶然だとは思いますがタイムリーだなと。

当時日本語ラップを聴いて育った人、日本語ラップクラシックをお店で流す事が出来ない人、ジャズファンクやソウルが好きな人、MUROさん(ペイジャー)が好きな人、今の日本語ラップが好きな人など、ありとあらゆる人達にフィットすると思いますし、当時の答え合わせをしていただける内容となっております。

そして、素晴らしいストーキングの歴史を聴けるのとは別に、精神面でも勇気付けられる一枚だと思いますので(継続は力なりということです)、猛烈に推薦したいと思います。

併せて、最近のフリースタイルブームから聴き始めた若者の皆様も、今のヒーローたちが活躍する礎を築いた先人たちの功績を、より良い形で知ることが出来る、彼の沢山あるフリーで聴けるミックスを是非聴いて視野を広がれば良いんじゃないでしょうかね。



Kuma the Sureshot / 64SOURCES, and ASSIGN

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Artist : Kuma the Sureshot
Title : 64SOURCES, and ASSIGN
Time : 78:58
Format : CD (ジャケットは4つ折り仕様、トラックリスト掲載)
Label : PAY ME
Cat.# : PM-002/KTS-001

Price : ¥1500(+Tax)

Select & Mixed by Kuma the Sureshot
co-produced by Sir Y.O.K.O.PoloGod. & Kuma the Sureshot
MASTERING by 8ronix(Bullpen Lab)
JACKET DESIGN by 2G

※PAY MEのWEB STOREからご購入の方のみの特典「64SOURCES, and ASSIGN 副音声with MOUSOU PAGER」CD-R が付属。さらに予約者の方にはTHE HOT100DJ's / PAGER ERAのデータ版リンクをお送りいたします。(←この妄ペERA最高、予約の場合のみなのね。)


オマケについての感想:
俺たち世代のおじさんヒップホッパー3人が語る、オマケの副音声も聴かせていただきましたが、今のヒップホップシーンに食い込んでいる当時の猛烈なウォッチャー達が、直接情報を聞きに行くことも可能な距離感がありながらも、あくまで聖域にあまり立ち入らず部室で話しているみたいなレベルでやっているのが最高です。
適度な距離感から生まれる愛をずっと大事にしている感じで本当に素晴らしかった。


販売しているお店:
PAY ME サイト
ココナッツディスク代々木
DISK UNION
JET SET
WE NOD
CASTLE RECORDS
GOLD FISH
LCA RECORDS




CDの物々交換 「AlunaGeorge / Body Music」

CDの物々交換の企画ですが、色々バタバタしておりましてすっかり前回より時間が経ちましたが、全て揃いましたのでやってみたいと思います。北海道が続きましたが、今回は東京から大阪に転勤した方から。イルマティックが必修科目ではない世代はどう受け取るか大変興味がありましたが、日本語ラップでも根強くブーンバップが人気有りますんで普通に大丈夫だよなと。

交換していただいたCDは、ディスクロジャーがアルバムsettleで世界を席巻していた時、その中のシングル曲White Noiseに参加していたこともあり、このアルバムはそれくらいの時期に聴いておりました。

たった数年前のことですが、ブランクの後だったのもあり、今よりさらに現代のトレンドに追いつくことに必死で大量のアルバムを聴いており、全く印象が無かったのですが、良い曲というのは忘れないもので、3曲目のイントロ笛のやつを何故か覚えており、ある日好きだった曲が数年の時を経てミックスには入っていた時のような嬉しさが有りました。

今冷静に聴くと、ミッドなテンポ多めで良い感じですし、ヒップホップやR&B、インディーロックにチルウェーブ、そして地場のUKガラージをとてもセンスよく掛け合わせた立体的で美しいトラックに、キュートなアルーナのボーカル(若い女性が歌っているみたいなと言えば良いのか...)がハマった、クールと甘さが良い塩梅で混ざった、良いアルバムかと。少し驚いたモンテルジョーダンカバーも入ってます。

こうしてあらためて、よし聴くぞという特別な気持ちで聴くと、流していた当時理解が薄かったものが、今ようやくピンときてるというのは昔からあったりしますので、何歳になってもこの経験をするんだなと面白かったです。あと、どうやらもうすぐ新アルバムも出るようでして、どんな感じになっているか気になっております。



AlunaGeorge / Body Music

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交換相手の方の感想

Nas / Illmatic

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名前 鈴木
住まい 大阪市
性別 男
年齢 27
趣味 DIY


感想:
普段は日本語ラップばかり聴いており、洋ヒップホップでよく聴くラッパーではKanye Westが一番キャリアが長いという状態なので、NASは名前こそ耳にしていましたが聴く機会は全くありませんでした。

今回初めてこのアルバムを聴いてまず感じたのは、全体的に「渋い」なという点です。トラックも韻もかなり固く、この年代の他のアーティストの知識がない私としてはこれがNAS独自の雰囲気なのか、それとも東海岸ヒップホップのサウンド的特徴のなのかが判然としませんが、硬質なかっこよさを感じました。良いなと思ったのは#3 Life's A Bitch、#6 Memory Lane、#9 Representの3曲ですが、中でも#3 Life's A Bitchのリリックは最高でした。この曲はタイトルとフックだけは知っていたのですが、そのイメージで下らない曲だろうと思い込んでいたので、かなり真面目な内容だったので驚きました。

アルバム全体としては、家で一人でリリックを見ながらしっかり聴きこみたいタイプのアルバムだなと思いました。また、付属していたライナーノーツの内容からのアルバムが出た時のシーン事情や筆者の興奮感が伝わってきて、非常に良かったです。今もこういうの付属してるアルバムってあるんですかね。


自己紹介・発表したいこと:
特に無し





新しい交換について

AlunaGeorge / Body Musicと自分のCDを交換したい人を募集します。

今回送っていただいた皆様でクジが外れた方も、引き続き興味のあるCDがありましたら、前回応募したものと一緒のCDでも構いませんので、是非奮ってご応募宜しくお願いいたします。ちなみに交換ですので、CDの返却は無いことをご理解の上ご応募下さい。

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応募フォームはこちら


お願い
・定番でも新作でも構いせんし、もう要らないCDという括りで結構ですが、一応オススメだったりした方が嬉しいです。自分的にゴミと思っているものは送ってこないで下さい。
・データ交換ではないので、こちらからの発送はこちらが郵便代を支払い、こちらに送っていただく分は負担という事になりますのでご理解の上応募して下さい。
・基本的にCD-Rは受け付けておりませんが、CD-Rが正規リリースの場合はその辺りのことをメッセージのところに書いていただければと。
・一度交換したCDは返却出来ませんので、ご理解の上ご応募下さい。

DJ きらきら富山さん / LIVE MIX (July 13, 2016)

やけのはらさん(@yakenohara_taro)のツイートで知って以来、ここ最近しばらく聴いている、沖縄のDJきらきら富山さん(@ishikur0:富山県出身とのこと)のミックスなんですが、マッド・プロフェッサー、ヒューストンのラップ、アート・オブ・ノイズ、フランスのピアニスト作品、バレアリック、キューバ音楽など世界中の音楽を40分にまとめたミックスでございます。

音楽ジャンルだけ見るととんでもないことになっているように思うでしょうし、こういうのやろうとしてとっ散らかってる人も多く見かけますが、これは最初から最後まで一定のグルーヴに貫かれており、クソ暑い環境でも一切鬱陶しくないジックリジワジワ効いてくる長持ちする内容だと。

もちろんフリーダウンロードできますのでMP3プレイヤーに入れていただき、まだまだ夏は続きますし、炎天下のBBQで血管切れそうなEDMしか用意されていなかった場合のために、断られるの覚悟でこちらに変えてもらえないだろうか?とすぐ出せるよう準備しておいてもらったらよろしいかと。



DJ きらきら富山さん / LIVE MIX (July 13, 2016)

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オリンピック施設の廃墟

過去行われたオリンピックの開催地で、再利用されずに廃墟になってしまった(一部再利用されているか...)施設の写真。

コルティナダンペッツォ(イタリア・1956冬)、サラエボ(ユーゴスラビア・1984冬)、ベルリン(ドイツ・1936夏)、アテネ(ギリシャ・2004夏)、グルノーブル(フランス・1968冬)そして直近だと北京(中国・2008夏)まで。まだ世界を探せば出てきそうです。

冬季オリンピックはそもそも山の中なので、利用する人がいないというところもあるでしょうし、経済が破綻した国もありますし色々な経緯で廃墟化していると思うのですが、きれいなまま朽ちて良い感じの景色になっているのもあれば、選手村の横が墓場になっているのもあり面白いですね。



オリンピック施設の廃墟

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参照サイトはこちら








Frank Ocean / 「Blonde」 & 「Endless」

出る出ると言いながら世間に肩透かしを食らわせ続けてきたフランク・オーシャンが、週末遂にアルバムを発売しました。
私の中では出ることよりもどれだけ出ないかを楽しんでいるところがあり、もうそれを楽しみむことが出来ないのかと、少しさびしいところもありますが、出た内容がとても良かったのでそういう気持ちも吹き飛んで、妹夫婦たちと一緒に買い物に来ているにもかかわらず一日中片耳にイヤホンを入れたまま、子供たちの面倒を見ているフリをしながら体に叩き込んでいる状況になっております。

驚いたことに、超シュールで内向きな映像付きアルバム「Endless」(ジェイムス・ブレイク、アルカ、ジャズミン・サリヴァン、オンマス・キースら参加)をいきなり発売したその翌日に、本題ともいうべき「Blonde」を発売するというサプライズのネスト構造に、更にポップアップショップで出たフィジカルは内容が違うという、もう普通に落ち着いて聴かせてくれない雪崩のような展開にヘトヘトでございますが、何にしましても2つとも大変素晴らしく、今年を代表するアルバムになることは間違いない内容だと思います。

ちなみに従来のスタイルを引き継いだ(やや内向きになってきてる気も)感のある本線?「Blonde」のほうですが、Beyonce、Kendrick Lamar、Yung Lean & Austin Feinstein、André 3000、SebAstian、James Blake、Kim Burrellという横綱級ゲストも参加していますが、Beyonce、Kendrick Lamarなどはいるのかいないのか分からないほどの使い方で面白いですし、あとYung LeanとAustin Feinsteinが参加した7曲目のようなアコースティックなのや、13のようなカーペンターズのカバー(トラックが凄い格好良い)などザッと聴いただけでも良い曲が満載です。全てフランク・オーシャンカラーに統一されているものの、バラエティ豊かで飽きずに長持ちしそうな内容となっております。

表記は「Blonde」なのにジャケは「Blond」になっておりよく分からない事になっていたり、ウィキペディアにはプロデューサーの名前が表記されていないなどまだ謎な部分が多いだけに今後も色々情報出てきて面白そうです。あと、以前のBoys Don't Cryだと思っていた頃のオレンジ色(前作、前々作からの縛り)のタイプライターとビッグポニーの短パンのジャケが好きでしたが、今のもまあ嫌いでもないのであれですが、しかし日本の某ヒップホップ誌(廃刊)のような見た目だなと。

更にとても驚いた情報としましては、今の日本のシーンで一番勢いのあるKOHHとLOOTAが、ポップアップショップ用のリミックスと思わしき「Nikes」に参加しているということ。どういう経緯で参加したのかもっと知りたいところですが、とにかくまず「凄いな」といった感じです。

音楽・ファッションの先端情報を発信する注目のウェブメディア「FNMNL」にて、「KOHHも客演したFrank Oceanの無料配布ZINE『Boys Don't Cry Magazine & Album』の中身に迫る」という記事が上がっており、この週末の流れを詳しく書いてくれておりますので、そちらを併せて読んでみると良いんじゃないでしょうか。

暑い中でホームから遠くの人をや景色を眺めても、冷房の効いた車内から海を眺めても、どんな景色もなんか特別良い感じに見えてくるのはプラシーボでしょうか。とにかくこの夏の終わりにピッタリな内容だと思いますので、皆様是非。



Frank Ocean / Blonde

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NikesのMV凄く良かったです。




Frank Ocean / Endless

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振り返ってみますと、初めての出会いはタイラーのSheに参加していたのを聴いた時でして、最初はその独特な歌い方が気持ち悪い(元々PVも気持ち悪いからというものある)と思ったもんですが、それまで大幅にブランクが有っての突然の新世代だったので、最新の格好良いものはこういうもんなんだと思うようにしてソロ作を聴き続け、その後のChannel Orangeの時には違和感どころか唯一無二の特別な存在になっていたという記憶であります。

それまで自分がR&B歌手の普通だと思っていた、黒人音楽基準での上手さだったりはあまり感じなく、別ジャンルからの影響とも思えるオルタナティブなスタイル、そして独特のアジのある切ない雰囲気(英語がわからないので本当に切ないかは知らん)が特徴であり、そこに自分が好きな部分があったりしますが、あの気持ち悪いと思った時、なんとか心をオープンにしてフランク・オーシャンの音楽に接して本当に良かったと、この作品が出て引っかかりなく受け入れて聴けている今思ったりします。





Boys Don't Cry Magazineの中身が少し見れます。








こっちのジャケのが好きだ。

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Cypress Hill / Cypress Hill 25th Anniversary Skull Bundle (CD, Book and LP)

レコードで初めて買った(後追いでです。)ヒップホップのアルバムはサイプレス・ヒルの1stアルバムでして、私にとっても思い出深いアルバムなんですが、今年25周年をむかえたとのことで記念盤が発売に。

いまだにハットを購入する際には必ず頭をよぎるセンドック(最近はスクールボーイQも)なのですが、同じくファーストの頃のドクロのTシャツも思い出深く、少ないお小遣いで買って持っていたはずなのに無くなっているので、お母さんが勝手に捨てたんでしょうかね。(あれブートだったんかな。)

そのドクロですが、この度25周年盤に入れ物となってバンドルされるようです。それにしてもなぜ入れ物なのかなと考えましたが、あのサイプレス・ヒルですしやっぱりアレを入れとくジャーなのかな?と。

もちろん日本ではそういったものは解禁されておりませんので、飴ちゃん、使い終わった電池、ベビースターの応募券などどうしてよいのか分からないものから大事なものまで、はたまた自身が火葬された後の骨壷などに流用していただければ。後、豪華なブックレットも付くみたいなのですが見てみたい。




Cypress Hill / Cypress Hill 25th Anniversary Skull Bundle (CD, Book and LP)
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発売時の1991年、私はトレンディドラマを見て「僕は死にましぇん」とか言っていた小学生くらいの頃なので、登場時のことなんかは全く知りませんが、怪しく不穏なマグスのトラックが一大センセーションを巻き起こし、ソウル・アサシンズ軍団(92年のHouse Of Pain、93年のFunkdoobiest)を立て続けにヒットさせ、同時期に西海岸でオルタナティブな方向に進んで復活を果たしたビースティー・ボーイズや、これまた同時期にトレンドとなっていたDr. DREのG-Funkの流れと合わさり、かつて無い程の西海岸ヒップホップブームが巻き起こっていた訳ですが、その起点になっていたのを2、3年後くらいに気付くわけです。

時間の流れとともに追ってみますと、西海岸のヒップホップの歴史上と言うよりは、ヒップホップの歴史の中でもオルタナティブが台頭していくきっかけとなった最も重要な瞬間のひとつをパッケージした作品だと思いますので、是非とも若者の皆様もこの今聴いても新鮮かつ怪しいサウンド、変な声のラップ、気合の入る甲高い合いの手を、わざわざこの記念のヤツを買わずにYoutubeでも構いませんのでご堪能いただければ。

今聴いても充分ドープですし一切捨て曲なし、この中でしかあり得ないバランスで最高です。ちなみに、1991年にちなみ限定1991個とのこと。結構沢山ある。笑



で、それと一緒に不穏さを増した2nd「Black Sunday」も併せてどうぞ。





ヒップホップっと言えばドラム缶。



夏のミックス祭り 2016

お盆休み中のハプニングとしまして、SMAPが解散を表明した他、私のiPhone内の音楽データが更新の際に表示を残して全てが消えてしまうという惨事に見舞われたため、ミックス祭りは無理なんじゃないかと自分でも思っておりましたが、なんとか淡い記憶を辿り(かなり思い出せないのもありますが)、今年も夏のミックス祭りをささやかにやってみたいと思います。

どうせならお盆が始まる前にやりたかったのですが、結局お盆明けになってしまっておりますが、まだ夏は続きますので、是非mp3プレイヤーに入れて外出していただければと。どれもこれもダウンロード可のものばかりです。

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久しぶりにまとまった休みをとり分かったことは、現在の自分には休みといえど音楽をゆっくり聴いて咀嚼している時間などほぼ無く、会社の行き帰りの時間などが音楽を両耳で誰にも邪魔されず聴ける僅かなチャンスということです。この数週間ポケモンなんかにも気を取られておりましたが、この僅かな時間をムダにしないようにしないとなと。





Freshman(Y2FUNX) / Have a Good Day
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注目のY2FUNX周辺より。新旧様々なヒット曲が繋がっていくその軽いタッチが実に夏っぽく、これが似合わない浜辺があったら教えて欲しいってくらい楽しげでカラッとしております。タキシードからマイケル・ジャクソンというベタベタなのも、よくぞやってくれたと感謝状送りたいほどバシッとキメてくれております。ちなみにLean On入ってそうだなと思ったら最後に入っていましたよ。今年はみんなLean Onを欲しているでしょうからその期待に真正面から応えており男らしい限りです。大体の人は楽しめる仕様だと。




WSZ80 a.k.a LEF!!! CREW!!! / Dancehall
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現行から90年代のダンスホール名曲から、それを現代のプロデューサーがいじったもの、UKのダンスホールやジャングル、スーパーマリオまで、WSZ80 (a.k.a LEF!!! CREW!!!)ぽいダンスホールでやっております。ハイテンションでエネルギッシュなベースミュージック的解釈のレゲエは、夏にあまり聴きたくない派の私ですが(ダルいのが好き)、かけ方、混ぜ方が上手いのでそういう事を思う余地なく聴けるといった感じです。




Japanese Sampling Sports[MAKI THE MAGIC suite edit]
pt.1 Kuma the Sureshot] / [pt.2 Cicci
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以前Dev Largeさんの追悼ミックスを作ったKuma The SureshotさんとCicciさんが、今度は故Maki The Magicさんを追悼すべく関連音源だけでミックスを制作。キエるマキュウやライムスターとの曲、そして何と言ってもペイジャー作品があるのが良いですね。勢いでグイグイ押すスタイルのCicciさんと、エモーショナルなKTSさんの特色の違いが楽しめます。この間ギャル女子高生2人組と会社帰りの電車隣の席だったんですが、全くエモくも無い話にエモい(流行中なのか?)を連発しておりまして、本人のパンツ口に突っ込んで黙らせて、クマザシュアショットさんのミックスをこれが本物のエモさだぞと言って耳に押し付けて聴かせてやりたかったですが、警察に捕まるといけませんのでやめときました。




tats420 / Sailing Metro - Mixed by tats420
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ヒップホップやダンスミュージック畑でなく、ハードコア及びパンクの方面の方が選曲したシティポップ中心の夏のミックス。7インチだけで構成されており、お馴染みのも入っていて皆が楽しめる内容となっております。
繋ぎみたいなのはほぼ無くフェードアウトしたところで次の曲をかけるという感じですので、繋ぎから来るグルーヴみたいなのはもちろん皆無ではありますが、しかしながら何度も聴いてしまう不思議な魅力があります。前半部に若干EQ?音質?の改善の余地もある気もしますが、夏だしあまり細かい事気にせずカーステでバーンと流して歌えばまあ気にならず良しです。(僕はイヤホンで一生懸命聴くので細かいこと気にしがちです。) しかしまあ収録されている「来生たかお / ちょっとドギマギ」が本当にしょうもないボンクラ曲で、中毒性高くて何度も聴きたくなりますね。




Aruoka / Summer Ø City
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毎年皆が収録したい曲は、皆が好きなやつだから大体被りがちですし、最近では皆それを避けるように夏ミックスを作る傾向がありますので、ベタなのがなかなか入っていない印象ですが、今年も誰かが伝承のためにベタ担当にならなければならなく、今年ピッタリなソレを見つけましたので。1曲目からいきなり当てて来てますし、途中ももちろん当ててきますし、最後ももちろん当ててきます。そういうのじゃないのも入ってますが、上手いことサンドされてます。「今開かれるドゥアー、未来のスゥオラー」のところ、随分久しぶりで軽く上がりました。



MONOm.i.c - Prep for Black Milk Works
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現在のデトロイトヒップホップを代表するプロデューサーとなりましたBlackMilkですが、この夏来日ツアーをしておりまして、今週末に行われる仙台でのパーティーに出演するMONOm.i.cさんが、そのBlackMilk音源オンリーのミックスを予習用としてアップしてくれております。どうしてもデトロイトの次世代というディラ以降な書かれ方をしますが、選曲した曲を聴けば様々なディラ以外のデトロイトの要素が盛り込まれておりバラエティ豊かで面白いですし、尚且つそんな良い選曲にプラスで2枚使いもやっていたりして、ワンアーティストで縛っておりますが飽きずに聴けます。



bawxxx / MIDSUMMER NIGHTS DREAM
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公開されてから既に3ヶ月くらいは経っていると思うのですが、この夏ずっと聴いてきたもののひとつでいまだに飽きずに聴けております。ニューミュージックからアイドルまで、涼しい音を使った和物の込み入った選曲がとても良い感じだと。bawxxxさんのミックスはいつも大体問題無く良いので、特に何もいうことは無いのでとにかく聴いた良いかと。



DJ Q-bang / chillax vol.1
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すごい内容良いです。最近の良いところから注目のニューカマー、そして90'sクラシック曲を引用したものまで、ここ最近チェックできていないところも教えてもらいました。選曲がとても好みなのもありますが、並べ方もさりげなく良い感じでして、最初一周目はサラッとあっという間に終わってしまいましたが、何度か繰り返して聴くと良い感じになって来ます。ジャケはiMac。それ見て若い頃を思い出しますし上手いこと聴く前から気分を盛り上げてくれます。





DJ taisuke / Night

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こちらも随分前から聴いておりまして、和洋様々な4つ打ち中心のミックスです。ここ最近ゆっくり音楽を聴く時間もあまりなく、すぐに理解出来るものでないと途中で折れてしまう傾向にありますが、こちらは案外頑張って聴きまして最初困るくらい頭に入ってこなかったんですが、しばらく毎日の様に聴きましたら、結構面白い音のものとか入っていて日々新しい発見をしております。後々トラックリスト見たらケミカル・ブラザーズとかエイフェックス・ツインとか入っていて驚きました。(何も知らない自分に)








坂本慎太郎 / できれば愛を

遅ればせながら聴いた坂本慎太郎さんの新作「できれば愛を」ですが、前作「ナマで踊ろう」の時は、嫁が(ゆらゆら帝国が好きだったはずなのだが)子供に聴かせるのを嫌がるのをかいくぐって(あとKOHHも全般的に嫌がります)無理やり聴いておりましたが、今回もまあまあ嫌がられそうな前作と続きで聴けるとても良いアルバムでした。

前作での軽快なトラックに奇妙な歌の組合せは本当に中毒性が高かったですが、今回はよりタイトで遅めなでドラムが際立った曲が増えた感じがしまして、そこにいつものスティールギターと奇妙な歌詞が乗ってきて独特な雰囲気を作ることに成功しております。特に作風がガラッと変わるような大幅な変更がなく、前作とつながりで聴けることがとても良いと思いますし、ちょっと安心したところもあります。

また、私自身90'sのアンダーグランドヒップホップ辺りを通った者としてましては、遅くてドープなものが基本的に大好きなため、今回ダンサブルな感じからより遅めのタフな曲が増えたことに対してはしっくりきておりまして、最初の癖のあるドラムブレイクでいきなり持って行かれました。(カンパニーフロウを感じましたが多分気のせい。)
その後も格好良いブレイク満載なので、このアルバムからヒップホップ作れそうです。

水曜日の某と同様の桃太郎を題材とした曲もやっており、同時代に同じ題材でやってこれだけ違うのか笑えてきますが、その中に出てくる「中古の車」という言葉ににやられちまってます。



坂本慎太郎 / できれば愛を

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Threepee Boys / 808 Mix 2016

今年の夏は、ミックスの内容が良ければ量を考えずにできるだけポストしていきたいと考えやっておりますが、まだまだ良いのがたくさん出てきます。


8月8日、すなわち808の日にちなんで毎年公開されるThreepee Boys(@yohey_3pb@Sir_Y_O_K_O_@iDonsta)のTR-808のドラムを使った曲オンリーのミックスが今年も出ました。普通8月8日に出すといえば24時回った時に出てくるのが理想ですが、なんとか8月8日中に間に合わせるという、まるで8月31日の宿題地獄を思い出させこちらまでハラハラします。(追記:どうやらPM8:08に公開したようです。笑 AMには間に合わなかったのかな。)




内容ですが、イメージとしてある新旧東西南北あらゆるUSのラップ以外に、ド定番の歌ものから日本の曲(アイドルからラップ)を混ぜつつ、時に随分ピッチを落としたりと仕掛けも入れ、一筋縄ではやはり行かないながらも玄人から素人まで色々な音楽好きに受入れられそうな構成となっており、大変素晴らしいバランスなのではないかと。
いつものグイグイ行く感じの男らしいプレイスタイルというよりは、曲の調子に合わせて滑らで&爽やかにやっており、やはりどの角度からやっても上手いもんだなと感心した次第であります。

ジャケも上手いことよく考えたなと関心しましたよ。もちろんフリーダウンロードも有りますので是非。



Threepee Boys / 808 Mix 2016
ダウンロードはこちらへどうぞ

3pboys_808mix2016.jpg




【TRACKLIST】

Sir Y.O.K.O.PoLoGod.
01. Midnight Star - Midas Touch (PLG.Remix)
02. Alexander O’neal - Criticize
03. Twilight 22 - Street Love
04. Juicy - Sugar Free (Remix)
05. ECD - ECDのロンリーガール
06. Sparky D - Throwdown
07. Miami Boyz - Love Sign
08. Anquette - I Will Always Be There For You
09. Miho Nakayama - Rosecolor
10. Ito Seikou - Gi Mi Gi Mi

YO!HEY!!
11. LL Cool J - I Need Love
12. Slick Rick - Teenage Love (Dub)
13. Marvin Gaye - Sexual Healing
14. Surface - Only You Can Make Me Happy
15. Loose Ends - Slow Down
16. Wiz Khalifa - The Kid Frankie
17. Discovery - Orange Shirt
18. Nancy Leticia - Ur Pocket Mirror Is Too Big
19. Jessie Ware - 110%
20. Rihanna - Four Five Seconds (DJ Mustard Remix) feat. Kanye West & Paul McCartney
21. Kodak Black - SKRT (Inst.)
22. Lil Yachty - One Night

DONSTA
23. Paula Abdul - Rush Rush (Dub Mix)
24. SALVA - Freaking U feat. Starship Connection
25. Cos/Mes - Slow Jam #2 (Original Mix)
26. Xscape - Just Kickin' It
27. Thrill Da Playa - Holla Atcha
28. DJ Mustard - Ice Cream ft. Dom Kennedy & Ty Dolla $ign
29. Iamsu! - Something New ft. Sage the Gemini & YMTK
30. Ciara - Dance Like We're Making Love
31. Chris Brown - Back To Sleep
32. Sade - I Couldn't Love You More


ちなみに昨年までのはこちら
2015
2014
2013









イシズカケイ / さまーそるときっく2016 (内PEEE92)

土曜日に昼飯を食べに行きましたところ、座敷に上がるところにフランク・オーシャンが非戦Tシャツと共に着用していたナイキ エアマックスプラスが脱いでおいてあり(馬だくピンクポロ衿ブッ立ておじさんが履いてた)、私のフランク・オーシャン運をその料理屋で使い果たした感もあり今週リリースは諦めついた次第です。

そんな失意の中、ジャジー・ジェフ&ミックやクッキンソウルなど、毎年定番の夏ミックスは色々とある中で、私が夏のミックスの中でも特別楽しみにしているイシズカケイさんの例のやつが日曜夜にアップされるという情報をキャッチしまして心躍らせておりましたが、こちらは出し惜しみなく無事リリースに。

最初の案内で何をトチ狂ったのか、昨年の甘酸っぱい路線からツッパリ方面(ヤンキー、走り屋、ギャングスタ)への路線変更を知らされていきなり度肝を抜かれ、公開前からの情報戦でハートを掴まれるといった状況に。(俺だけ?) 

まさか私の地元のヤンキーのカラオケ定番「恋をとめないで」とか入ってるんじゃないかと(入ってませんよ)恐る恐る聴いてみましたらば、いきなり自分が一ヶ月前頃によく聴いていた@poivre0529さんのsunsetというミニアルバムに入っていた曲から始まり、日本語ラップ(新旧悪めから弱腰まで)から、私の世代の青春の一曲、レイドバックした新しいソウル・ミュージックまでと、上手いことはさみながら緩急を付けて構成していっております。

もちろん今年も、意味は分からないが毎年何となく雰囲気を盛り上げてくれる冒頭の会話も入っており、峠がどうのとか若者が困惑するワードが散りばめられていて最高であります。

とりあえず本当はトラックリスト無しで聴いたほうが良いと思うのであまり説明しませんが、引っかかったところを上げるならば、誰にでもそこ突かれると弱いんだよねぇという曲があると思うんですが、Rawkus時代のKool G Rapの泣きクラシックのアレが入って来た時は、10年以上ぶりというのもあり少し取り乱しました。それを良い展開で聴くという用途だけでも充分機能します。

まずはダウンロードリンクより入手してmp3プレイヤーに放り込んでいただけますとよろしいかと。



イシズカケイ / さまーそるときっく2016 (内PEEE92)

ishizukakei_ssk2016.jpg





01. poivre / ASH dub
02. Dr. Dre / Lolo (Intro) feat. Tray-Dee & Xzibit
03. Jazz Dommunisters / DRIVE feat. OMSB, AI ICHIKAWA
04. R61BOYS / fit
05. DJ Quik / Dollaz + Sense
06. K-YO / 京浜ライダー feat. Kayzabro (DS455)
07. Alex P. Body / Can You Dig It
08. IO / Here I Am
09. Kool G Rap / My Life
10. Dr Dre / Next Episode (Kamil Remix)
11. PSYCLU / TOMMY DIGITAL - SNSHNE
12. イシズカケイ / Summer Bucket List feat. Pinkey
13. S.L.A.C.K. / 夢と現実の間
14. リトルトーキョー / サマーキラー
15. Mayer Hawthorne / Lingerie & Candlewax
16. C.O.S.A. / 6号公園
17. SMITH-CN / Kids' Return
18. Beenzino / Time Travel
19. パブリック娘。 / Summer City
20. PETZ, MonyHorse & JNKMN / mirage
21. KOITAMA / は思う。ずっときみのそばにいる。
22. Dragon Ash / Let yourself go, Let myself go

RELEASE: 2016
ARTWORK: イシズカケイ

SPECIAL THANKS: Barber Shop Boi


[追記]

3年分のリンクを貼っておきます。全てこちらのミックス祭りに掲載したものですので、そこの中のリンクから飛んで下さい。
2015
2014
2013



DJ MadKid - Lovers Rock

この夏はなるべくミックスを多めにポストしたいという目標を元に結構なペースでやっておりますが、やはりさすがは夏でしてどんどん色々なミックスが出てきますが、自然と自分の置かれている環境(ダラダラしている)に一番フィットしているものを選ぶ傾向があるなぁなんて思います。

こちらのミックスは、いつも良いミックスばかりを掲載しているExtra Classic Magazineさんに掲載されていたイタリア人のセレクターDJ Madkidによる定番ラバーズロック多めで構成された、大変分かり易く、尚且つ大変涼しく、更に言うと女の人も好きそうな内容で、私の夏ミックスに求める内容としても特にドストライクの感じであります。

夏は小難しいのよりこういう軽やかなのが良いなぁと、寄る年波には勝てずオンス数の低いTシャツ、重量の軽い靴などを選びがちおじさんとしては思ってしまうのですが、ヘビーなのが好きな方もデートではこういうの使いたいところでしょうし、フリーダウンロードもありますので、是非何かの時のために財布にはコンドーム、MP3プレイヤーにはこちらのミックスを入れておいていただけましたら。



DJ MadKid - Lovers Rock

djmadkid_loversrock.jpg



Tracklist:

Louisa Mark – 6 Sixth Street
Aisha – That’s How Heartaches Are Made
Sister Audrey – Daylight and Darkness
Robotiks & Jocelyn Brown – Day Dreaming
Carroll Thompson – Sweet Thing
Black Magic – This Feeling Is Killing Me
Sandra Cross – Move Up
Susan Cadogan – Take Time With Me
Yona – Over You
Janet Lee Davis – Taking a Chance On Love
Marie Pierre – Can’t Go Through
Comforte – Summertime
Kofi – Place In The Sun
Janet Kay – You Bring The Sun Out
Intense – Taking Control
Mad Professor – On My Dub
Kofi – Looking Over Love
Sheila Hylton – Don’t Ask My Neighbours
Louisa Mark – All My Loving
Janet Kay – Loving You
Louisa Mark – People In Love
Jean Adebambo – Paradise
Alpha – Can’t Get Over You
Sonia – Ooh Baby Baby
Revelation – With You
Cassandra Santiago – I’ll Never Let You Go Out Of My Life
Sandra Cross – I Adore You
Janet Kay – Silly Games
Carroll Thompson – Just a Little Bit










「Noname / Telefone」 と 「Jamila Woods / Heaven」

Chance The Rapperの名ミックステープ「Acid Rap」に収録のLostという曲にNoname Gypsyという名前で参加していたり、その後の「Surf」や最近の「Colorring Book」にも呼ばれている、シカゴのフィメールラッパーNonameが、無料ダウンロード出来るフリーアルバムを発表しました。(すでに2年前のアナウンスがあったとか)

いつも通りラップ内容はわからないため、トラックの内容とラップのスタイルで判断するしかないのですが、好きな感じのタイトなスタイルのラップに、90's後半~のアンダーグランドやソウルクエリアンズ仕事のその先にあるような、オーガニックでソウルフルな渋路線のトラック群に、女の子的なキラキラを散らしたのもあったりと飽きずにしばらく聴けそうな内容でとても良いかと。

そもそも、これを聴こうと思う原動力となったのは、チャンスがツイートしていたという事以外にジャケの影響が大きくて、聴く前から何となく良いんだろうなというのを勝手に予測して聴き始めたので、キッカケとしてとても大事だなと。ジャケのセンスが並だと、中身も並のような気がしてくるのはただの偏見なので、なるべくフラットな気持ちで行こうとは思いますが、でもジャケ良いほうを選んでしまうのは仕方ないです。

そんな一度見たら忘れないジャケを書いたのは、Save Moneyのアートワークもやっている(Towkioとか)Nikko Washingtonという人みたいです。

ちなみに、ダウンロードについてですが、私はSoundcloudから一個ずつやりましたが、一気に落とせるところもありましたので面倒な方は自己責任でどうぞ。(VIA @nbmt75


Noname / Telefone

noname_telefone.jpg



Executive Produced by Noname, Cam O’bi & Phoelix

Artwork by Nikko Washington
Mixed & Mastered by Elton “L10MixedIt” Chueng






ちなみについ最近公開された、直近のシカゴクラシック「Sunday Candy」の女性ボーカルを務めたJamila Woodsの極上フリーアルバムも併せて。

ここには上で書きましたNonameちゃんも参加しており、サウンド的にはトレンド、オーセンティックさ、オーガニックさが丁度良いバランスで配合されたところに、あの特徴的な伸びのある抜ける様な声質のボーカルが乗る極上盤で、登場時から多くのR&Bリスナーを掴んでいた印象でした。

チャンス周辺はどれだけ完成度が高くなってもお金取らないスタイルが鉄の掟みたいになってきているのですかね。こんなありがたいものが無料だなんて本当に時代は変わったなと。



Jamila Woods / HEAVN

jamilawoods_heaven.jpg



POOLS / ...scrumptious wades

一昨年前のInnertubes(最高)そして、昨年のheatedでハートをガッチリ掴まられました、ロサンゼルスを拠点に活動するThee Mike BとDJ Morse Codeの実力派二人(Do Overなどに出演してます。)によるユニットPOOLSの今年のミックスがしばらく前に出ており、大好きだとか言ってるくせに全く気付いておらず先週からようやく知り聴き始めた次第であります。

例年同様、ヒップホップと言いましょうか、遅いディスコと言いましょうか、ブレイクビートと言いましょうか、色々な音楽ジャンルの曲をエディット風味に仕上げダンスミュージック的なスタイルで聴かせてくれます。
選曲も暑い最中にダラダラ聴くと気持ちよさそうなモッタリしたものが多く適度なエロさもありますので、これまた適度にエロい今話題の深田恭子のインスタグラムを見ながら聴いていただければ良い感じかと。

今年のも長く聴けそうな内容でしかも今年もフリーダウンロード有りです。背伸びしたい若者も是非。



POOLS / ...scrumptious wades

pools_scrumptious_wades.jpg




この浮き輪今年は在庫有った。



Boot Bear / 夏のミックス2種

ポケモン日本上陸時から少しの間ポケストップでアイテムを貰える事を知らず断念してから再開したわけですが、そしてド田舎にある嫁の実家にて、絶対に知らないと思っていた義理のお父さんから(殴り合いの喧嘩をしそうになったこともある)、「ポケモンやっとるか?」というまさかの一言で、ポケモンGO現象が本物だったことを再確認した週末でしたがいかがお過ごしでしたでしょうか。

卵を孵化させるために(移動したことにするため)中華料理屋のクルクル回る机みたいなのが売れているとか、すでに鍛え上げたGoogleアカウントが7万円で売り飛ばされているなど様々な情報も入ってきておりますが、程々にしておかないといけないなと電車のなかで3分の1の人がポケモンを興じる姿を見て冷静になった次第であります。

話しは変わりますが、昨年の夏のミックス祭りの時から私のフィーリングに合うと言いましょうか、理由ははっきり分からないのですがなんかDJが好きな感じの、沖縄の@boot_bearさんなんですが、今年も夏のミックスを公開しております。私はここ最近ずっと多分イベントの時のDJを録音したと思わしき「"Future Class 2016 Summer" for PLSR」を毎日1回は聴いていたのですが、朝起きたら昨年の続編となる新しい夏のミックスも出ておりましたので併せてポストしたいと。





Future Class 2016 Summerの方は、私より上の世代も若いころのダンスフロアを思い出す、グランドビート名曲のエディットからスタートで西海岸、サウスなどのラップからダンスミュージックまで、フロアライクな内容。流れもよくDJも上手くしばらく繰り返して聴けます。雰囲気をポンと変えたりするのが上手いですね。



Boot Bear / Future Class 2016 Summer for PLSR

bootbear_futureclassmix.jpg




Track list:
1.Scrimshire - Back To Life (Waaaaaaait For it, Edit)
2.Snoop Dogg - What If (feat. Suga Free)
3.The Kount x James Gent - The Sum
4.Moods - A Beautiful Mind
5.Kempeh - MYFLAME
6.Nick Pacoli - ualreadyknow
7.Scrimshire - Be-boppers' Delight (Angel Delight Edit)
8.77 karat Gold - No Mo Lies, Normalize
9.Anthony Naples - Pinuelas
10.Flying Lotus - Do the Astral Plane
11.Anthony Naples - Mad Disrespect
12.KAYTRANADA - Lite Spots
13.Blasé - LITE SPOTS EDIT
14.Garrett Benally - Luv_Music (Remix)
15.Promnite - Gold All In My Pain
16.Tunji Ige - On My Grind
17.Post Malone - Lonely (feat. Jaden Smith & Teo)
18.Kanye West - Fade (feat. Post Malone & Ty Dolla $ign)
19.Kanye West - Highlights (feat. Young Thug)
20.Pomrad - City Lights
21.Sivey - Slow Wave

22. *IAMNOBODI - SouledOut*





こちらは最新の人気ヒップホップ・R&Bアーティスト~90's、日本のアーティストまで入っており、一周しか聴いてませんが、既に良さそうな感じですのでこれから聴いていきたいと。たまに懐かしいが思い出せないネタ使いのとか入ってきたり面白いです。

Boot Bear / SUMMER MAGIC 2

bootbear_summermagic2.jpg





track list :
1. Jawgoh - Ifedora
2. Sleepin Giant - Nasty Girl
3. Byron the Aquarius - Pedro (Intermission)
4. LAKEY INSPIRED - Pasta
5. Jasper Staal - Feet Don't Fail Me Now
6. sov - pretty boy senpai (rare b-side)
7. Three 6 Mafia - Stay Fly (oriJanus Remix)
8. BMB Spacekid - Play
9. HXNS - lifted
10. YG - Still Brazy
11. The Notorious B.I.G. - Nasty Boy
12. Puff Daddy - You Could Be My Lover feat. Ty Dolla $ign and Gizzle
13. SVANI - Missy X Mapalma(edit)
14. LORD SRMPY - Perf Won Riddim w/ RLP
15. Lil Dicky - $ave Dat Money (3lo x Atlas Greene Remix)
16. Daz Dillinger & WC - Ridin High
17. DJ Mitsu the Beats - Right Here feat. Dwele
18. Tinashe - Just A Taste
19. Like - LightWork
20. Anderson .Paak - Room in Here feat. The Game & Sonyae Elise
21. DrewsThatDude - Relapse feat. PYRMDPLAZA
22. Slick Rick - Teenage Love
23. Gang Starr - Ex Girl To Next Girl
24. Benny Sings - You and Me feat. GoldLink
25. Phony Ppl - Good?













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