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DJ Shadow未来的すぎて強制終了させられたの時のDJセット公開

一部で話題だったDJ シャドウがプロモーターにDJプレイを強制終了されたという事件。「未来的すぎる」という斬新な断り方もあってか非常に話題になっておりましたが、それから少し経ち予告どおり、その時のDJセットが自身のサウンドクラウドにてフリーでアップされておりました。(via:@asaakim)

ベースミュージックが中心で少し前にアップされていたライブミックスも確かこんな感じでしたね。
プロモーターの「未来的すぎる」という発言がかなり目立っておりどんな感じなのかと身構えて聴いてみましたが、ミックス全体聴いてみると、いい意味でブッ飛んではいるけど、偏りなくバランスが取れていて非常に面白いミックスとなっておりました。今までの作品を通して見ていれば、ある意味DJ Shadow的なミックスで、これはオファーの時点で何か食い違いがあったんじゃないかとさえ思ってしまいますね。

ちなみに今年の7月にLow End Theoryに出演した際のDJミックスも同時にフリーで公開されておりました。こちらもベースミュージック中心でやはり最高です。下記のLINK先のサウンドクラウドプレイヤーでフリーダウンロード出来ます。年越しミックスとして楽しんでみては。

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All Basses Covered (The Infamous South Beach Set, December 2012)


All Basses Covered (Low End Theory Set #1, July 2012)


[追記 2013.01.04]問題となったマイアミのクラブは謝罪声明を発表した模様です。
7月にLow End Theoryに出演した際のDJミックスが併せて公開された理由も。上記のようにブログの載せた順でなく、Low End Theoryの方が先で12 月のマイアミの時系列で聴くのが正しいようです。詳細が気になる方は、リンク先でチェックしてください。DJ Shadowが「未来的すぎる」DJセットを無料配信…問題のクラブは謝罪「多くのことを学びました」(250円棚 心ざわつく音楽ニュース)

お手製の刃物を30本「CHEN CHEN & KAI WILLIAMS」

個性的なお手製凶器を、30日間お手製で1本ずつ作って販売している(売り切れもあり)ニューヨークのアーティストCHEN CHEN & KAI WILLIAMSのサイト。

刃と柄の接続方法は溶接、テープ、ビス、タイラップや接着剤での固定、そして削り出したものなど様々で、隙だらけのクオリティーが物騒を通り越し癒しのバイブスを放っております。

今でこそ100円ショップへ行けば包丁が買える時代でございますが、昔はこうして自分で石とか削ってナイフを作っていたんだなーと原始時代の磨製石器に思いを馳せ、現代に生まれたことに感謝した次第でございます。
職質でこのようなものが見つかりますと、種類の違う恐ろしさを(手作りなの!?と)警察に与えることになるかと思いますので、2、3日帰れないことを覚悟して持ち歩かなければですね。


30 shanks in 30 days by CHEN CHEN & KAI WILLIAMS

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参照サイトはこちら

デトロイトの廃墟ばかりを集めたサイト「Detroiturbex.com」

昨日の朝はデトロイトおじさんに遭遇し、一日デトロイト産ミュージックを聴いておりましたが、家に帰ってインターネット見ていましたら、デトロイトの廃墟写真を鬼のような量見れるサイトを発見しましたので、これもまた何かの縁なのでここに書いておきたいと思います。

教会、学校、公園&レクレーション施設、駅、病院、住宅、工場等々、ここ日本でも人気の廃墟と同じ感じのラインナップ。暴走族の侵入はありませんが、グラフィティライターの侵入は有ります。

しかしまぁ、街のいたるところにこんな廃れた場所が存在していると思うと凄いです。廃墟のテーマパークです。こういった時間が止まった場所をそのまま100年くらい放置すると、世界遺産に登録されたりするんでしょうかね?だったら、このまま良い状態をキープしつつ放置しなければなりませんね。いつかは行ってみたいな。多分行かないだろうが。

UR聴きながら、野田務フィルターかけたデトロイトに思いを馳せながら(涙目)年末年始の鬼のように暇な一日かけてじっくりと時間潰しして下さい。


Detroiturbex.com

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そして、そのDetroiturbex.comの中でも特に興味深い目玉の部分がございまして、現在の荒廃した学校の写真に、当時の生徒たちが楽しそうに活動する写真をコラージュしたNOW AND THEN。

若者のエネルギーと枯れに枯れた現状の対比や、アングルがピッタンコに合わせてあるところ等とても面白い企画であります。学園祭でラップ披露したりしてるんですね。片足まくっちゃたりして。


NOW AND THEN

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参照サイトはこちら

大掃除用ミックス3種盛り

クリスマスも終わり、あと5日足らずで今年も終わり。大掃除や年始の準備でバタバタしだす頃。私は一気に大掃除というのが苦手なもので、少しずつ進めているのですが、作業のお供に最近良く聴いているフリーでDLできるミックスを3つほど書いておこうかなと思います。

1.FACT mix 358 - JETS (Jimmy Edgar & Travis Stewart)
皆さんお馴染みFACT Mixで公開されたJimmy EdgarとMachinedrumによるデュオ“JETS”による未発表曲ミックス。一ヶ月前くらいに1an(@hititlan)さんのツイートで知ったのですが他にもたくさんミックスのある中、結構しつこく聴いているミックス。エレクトロを軸にダンスホールやヒップホップっぽくなったり、四つ打ちになったりと飽きずに聴き込めます。トラック集としてもミックスとしても一級品。これを聴いていると掃除の手が止まってしまう事もしばしば。

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2.DJ Yamez - TRAPPED IN DA BURG
DONSTA(@iDonsta)さんのツイートで知った1/11に復活するパーティー"Threepee Times"のゲストでもあるDJ Yamezによるニューミックス。以前に2回(SMOKED OUT TRAP MIX$TR8 TRAPPIN)ブログでも書かせてもらっているのですが、個人的にトラップを興味持ち出したきっかけになったのがDJ Yamezでした。序盤の壮大な世界観のトラップを聴いてると私の掃除自体が世界を救うレベルの大層な仕事をしているのではないかと錯覚させてくれる。展開が本当にうまくて、これ聴いてアガらずにはいられないです。出来ることなら生でDJライブ見たいな。

TRAPPED IN DA BURG


3.CRAZE - BEST OF 2013
ナームさん(@nuuumb)のツイートで知ったクレイズによるトラップミックス。最近の動画とかみるとサウスっぽかったりしていたので、待望のトラップを軸にしたミックスという感じ。年末だからきっと今年のベストをミックスしたものかなと思いながら、よく見たら2013に。来年もこんな感じでいくという意志表示ミックスなのかはわかりませんが、とくかく勢いで押されていきます。流れも面白いし、トラップ中心で濃い味なのところに強烈なスクラッチが入りますのでもうたまりません。窓拭きなどの深く考えずにする作業には非常にあっていそうなミックス。

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上記のミックスが合わないと思った方は年末年始及びクリスマス用 ミックス祭り2012冬も参考にしてみてください。それでは皆さんも大掃除頑張ってください。

NYの手描きマップ Jenni Sparks / Hand Drawn Map of New York

マンハッタンと聞けば渋谷のレコード屋を思い出し、ブルックリンと聞けばベッカムの息子、そしてクイーンズと聞けば星の王子様NYへ行くを思い出す、生粋のNYDT(ニューヨーク童貞)の私だって、たまにはNYの夢くらい見ても良いんじゃないかと思い欲しくなったポスター。

地下鉄から、名所、ランドマーク等々行った事のある人ならグッと来るであろう感じだとは思いますが、私はどちらかというと手描きでここまで頑張って描いた事のほうに目が行ってしまうほど、NYという土地にピンと来ておらず、日本からほとんど出たことが無い自分が自分で恨めしく思います。

ポスターのスペックはコチラ売り場にて見てみましたところ、

A1(594mm × 841mm)=130ユーロ(14,594円程度:2012年12月26日現在)
A2(420mm × 594mm)= 75ユーロ( 8,418円程度:2012年12月26日現在)

迫力ある大きいサイズが用意されているようですね楽しめそうです。ちなみにコチラの手描きマップのシリーズにはロンドン編もあります。こちらも相当良さそうですね。どちらも欲しい。


Jenni Sparks / Hand Drawn Map of New York

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ちなみに若い頃見かけた光景で、語学留学でNYに行って本場仕込風(見た目も心も)で凱旋帰国し、NY神通力でもてはやされる人達結構いましたが、よく考えたらNYに居た時も黒人もビックリするほどの純度100パーセント黒人ファッションしてたのかなと思うと、追い剥ぎに合いよく殺されなかったなと逆にどんな生活してたのか気になっておりました。
向こうの社会でキチンと仕事しているモノホンの人、虚勢を張らず自然体で過ごしている人が多くなり、センスの良い人が増えてしまった昨今ですが、是非もっとインチキ臭い本場から逆輸入帰国的なのを強調してやって欲しい限りでございます。向こうで認められたみたいな。で、小箱のレギュラーをギャラ無しでやってただけみたいな。でも、それを1,500人収容のクラブくらいのイキフンで語る香ばしい感じ。もっと見たいなーそういう勢いが凄そうなの。


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参照サイトはコチラ

音専誌App新刊『808 Music Handbook - ザ・808読本』

今年個人的に一番楽しませて貰い、音楽の聴く幅を広げるきっかけになった読み物がiOSアプリ『音専誌』の「ミックステープ文化論」「チョップト&スクリュード・マニアクス」なんですが、先日その『音専誌』から待望の新刊『808 Music Handbook - ザ・808読本』が発売されていましたので早速、読みました。
最近TR-808といえば、トラップ、ジュークなどで注目を集めており、サンプリングラブメンバー内でもよく話題になる内容でしたので、この特集は本当に嬉しいです。

App Store 音専誌 / 音専誌 Facebook

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まず、音楽ライターの荘 治虫氏(@funkydipsi)による“マーヴィン・ゲイはなぜTR-808を使ったのか?”でもうグッとハートを捕まれます。そしてドラムマシン史から見た808や細かい機能から音色がどのように評価され、使われたかの分析も非常に興味深い内容で、最後のR&B史における808おさらいではYouTubeで確認しながら楽しく読み進めました。

そして我々もツイッターでいつも勉強させていただいている小林雅明さん(@asaakim)によるHIPHOPを中心にした808特集。

プラネット・ロック誕生から808がHIPHOPに与えた影響を綴られていくのですが、それはもう壮大な大河ドラマを見ているような気分になる鳥肌が立つお話が満載。ニューオリンズバウンスやマイアミベースの経緯なども恥ずかしながらここで初めて知ることだらけでした。ポイントになる曲と関係者のコメントを絡めがらの解説なのでわかりやすく非常に勉強になります。

さらに話題のジャンルであるトラップ、ジュークなど最近の808事情の流れでは何度も唸らされますね。断片的な情報が繋がっていき、僕のように未だにハッキリ定義がわからない人も多いと思われますトラップ、ジューク/フットワークにもこれを読めばだいぶ理解が進めれるかと思います。
さらにトラップに詳しく知りたい方は併せて『REV MAG vol.3』の小林雅明さんによる「TRAPはどこから来て、どこに向かうのか」もオススメです。

今のところiOS搭載製品(iPhone、iPod touch、iPadなど)でしか読めないのですが、持っていない方は音専誌の為に購入しても後悔しないと思いますので、たまには自分へのクリスマスプレゼントとOLチックな事をしてみるのもいいではないでしょうか。

TR-808 関連リンク
TR-808 使いのHIPHOP音源縛りミックス『808 HIPHOP CLASSICS 1&2 - Mixed By Sir Y.O.K.O. & Donsta』
TR-808を楽器で再現しAbleton Liveで操作するドラムロボット『MR-808: Mechanical Robot Drummachine』
名機 TB-303、TR-808、TR-909のクッションカバー『Analog Sweden TB-303/TR-808/TR-909 Cushion』

Shafiq Husayn - Pre-Alignment, Vol. 1

Plug Researchよりリリースされた傑作LP“Shafiq En’ A Free Ka”から3年経つSA-RA CREATE PARTNERSのメンバー、シャフィーク・フセインですが、ニューアルバム“The L∞P LP”が来年リリース予定らしくその前哨戦としてオリジナルビートをミックスした26分間の音源“PRE-ALIGNMENT VOL. 1 BEATSTRUMENTALS & DIALOG”をフリーで公開。

またまたぶっ飛んでおり、荒々しくつんのめるドラムに宇宙的に漂うシンセがまぁなんとも私好みのモノばかり、ファンクなグルーブでもう最高でした。ただのビートが並んでるだけで無くて、全体の構成も良くて聴きやすかったです。
こりゃあ、新しいアルバムがグッと楽しみになりましたね。下記のLINK先でフリーダウンロード出来ますので是非チェックを。

[FreeDL]Shafiq Husayn - PRE-ALIGNMENT VOL. 1 BEATSTRUMENTALS & DIALOG

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1. The Boarding
2. Again (get up get it)
3. The Process
4. Mercury In Retrograde
5. Posture 29
6. The Wheel – Alignment 1a
7. Always Love You
8. This Day
9. Staring You (star in you) (w/ The Dove Society feat. Breezy Lovejoy & J Mitchell)
10. Stay Tuned (Skit )
11. Pablo (feat. Krondon)
12. See The Prophet Coming
13. Spotlight
14. Uhhhh
15. Alignment 2
16. Floatation
17. Back At It (Shafiq freestyle)
18. A Kiss In French
19. Rebel Soldier (feat. D Prosper)

All Songs Produced by Shafiq Husayn

Sir Y.O.K.O. /NXW VZV CLVASSIX ~I Wanna See You Tonight.~

スリーピーボーイ達が年末まで3人がそれぞれミックスを出す企画の第2弾はSir Y.O.K.O. が担当。
内容は西麻布をイメージした大人でラグジュアリーなミックスとのこと。どうでも良いことなんですが、ラグジュアリーってランジェリーに見間違える事あるなと今思いました。

西麻布が恋の街である事は、とんねるずの歌から得た知識で俺達田舎者(カッペ)にとっても当たり前の事であります。で、Google Mapで西麻布を仮想旅行しておりましたら、この恋の街の横にはあの噂のギロッポン(広尾な)があり、目出し帽の集団にVIPルームで袋叩きにされるようなバイオレンスと隣り合わせなんだなーと、家のパソコンの前でチョコバット食べながら震え上がっておりました。

内容はメロディアスなTRAPから、ハートウォーミングなソウル、R.KELLYやKeith Sweat等大御所、そしてTrinityTiny1(#160OR80)的なのからTREAM的なのまでを、突っ込む隙の無いレベルでビッチリ纏め上げております。やっぱDJ上手いってのはこういう事だよなと、ドンスタの時同様納得した次第であります。若者にはこういったお兄さんをお手本にしてがんばって欲しいもんです。


Sir Y.O.K.O. / NXW VZV CLVASSIX ~I Wanna See You Tonight.~

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しかしNXWってなんて読むだろうか。いまだこういう風なの読めないの結構あるな。俺。

アーケードゲーム系シンセ&MIDIコン 「Pianocade」

私の地元ではヤンキーもオタクも普通の人も、皆がゲームセンターでたむろしていて、モテてデートしてるヤツ以外は全員ゲームセンターで遊んでいた時代ってありました。今どうなんでしょうか。

今年の顔フランクオーシャンさんもレコメンしているストリートファイターⅡのブーム頃ゲームセンターで遊び、突然やって来たボタン数増加の影響をモロに受けた私は、アーケードゲームのコントローラー部分をインターフェースとして持ち、シンセとしても使える「Pianocade」は当然気になる存在であります。下記動画見ていただければ分かる通り音色もビコビコの感じですし文句なしであります。

そろそろMPCを叩くという行為は見た目も一般化して目新しさはございませんので、新しモノ好きの方はこちらなんかを、MIDIコンとしてパシパシ叩いていただければよろしいんじゃないでしょうか。
ライブパフォーマンス時持ち込めば、見た目の迫力でまずはお客の度肝を抜ける可能性もございます。出落ちにならないよう、充分スキルを磨いてからの使用をお願いいたします。さらに、出来れば正装であります赤のインベーダーキャップ、スタジャン(赤×白)、ジーンズ(薄め)、キャンバススニーカー(白)、でお願いしたいです。


Chiptunes synthesizer&MIDI controller 「Pianocade」

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参照サイトはコチラ


ちなみに僕が一番執着したゲームは同じくカプコンのデカキャラゲーム「ストライダー飛竜」と「ファイナルファイト」。どちらも、画面に充満するデカくてむさ苦しいキャラクターの圧縮陳列に、童貞の私はノックアウトされカプコン党に入党した記憶がございます。キャラ出て来過ぎて画面がチラつきスローになるのが懐かしくもございます。ちなみにコーディーは吉田栄作、ハガーはフレディーマーキュリー、ガイは?と長年答えが見つからず。

暴力への衝動 (ファイナルファイト:参照サイト
 殴る、殴る、ただひたすらに殴る。誰もが心の奥底に抱く暴力への衝動。青年期の男子におけるそれは特に凄まじいものがある。健全な男子はその衝動をスポーツへとぶっつけて発散するのであるが、部活もそっちのけで薄暗いゲーセンを徘徊するデジタルエイジたちはビデオゲームの仮想空間にそれを求める。そのことの善し悪しはこの際置いておくとして、『ファイナルファイト』が“暴力”という極めてプリミティブな衝動の浄化手段として多くの若者たちの救いとなったことは間違いないだろう。

“Rapperz On Instagram”

hanazucさんのブログNOT WILD STYLEで知ったラッパーがやってるインスタグラムの写真ばっかりを集めてるタンブラー“Rapperz On Instagram”。

金、高級車、女、酒、マリファナなどベタベタだけど現在進行形のラッパー達がみんなに見せたいだろうマッチョな世界だけが濃縮されて寄せ集められています。
直球なブリンブリンもあれば技ありな変化球もあり、なかなか見ごたえあります。眺めている間は気分が高揚してくるのですが、我に返って引いてみたら自分のチープなPCに気がつきガックリきました。
Tumblrのユーザーの方はフォローしてみては。

“Rapperz On Instagram”
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年末年始及びクリスマス用 ミックス祭り2012冬

年末年始及びクリスマス付近に嫌がらせのように設置された連休の鬼のように暇な時間に、皆様が寂しくて孤独死するといけませんので、デイサービス的DJミックスの祭典「年末年始及びクリスマス用 ミックス祭り2012」を開催する運びとなりました。音楽大好きな皆様にピッタンコなブツを多数ご用意いたしましたので、もう寂しいなんて言わせません。

ここ最近は新春かくし芸大会もなくなり主に印象に残っている正月番組といえば、AV女優もちらほら出てくるナイナイと志村と鶴瓶が英語禁止のボーリングやるやつと、年末までに撮り溜めたと思われる芸人がネタを演る番組が主体になると思われますが、当たり前体操を一日に3回も4回も見る事になるとこれはこれでしんどいですので、、たっぷり時間は有りますしテレビを切りまして、音楽を一生懸命聴くのもよろしいのではないでしょうか。



shakke_konair / Middle Tempo Summer Mix Vol.1
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5年ほど前に作られたという、テープ録音された夏のミックスをデータ化したこちら。夏のミックスとは言えTUBE等夏丸出しの曲が入っているわけではございませんので、普通に冬に聴いても楽しい内容でございます。
何より一曲目(不明)がとても好きでして、始まりが良いミックスってのは掴みがOKってことですので、そのあとも良い場合が多いのが自論でございます。誰のなんていう曲名か知りたくてたまらない一曲目からAIR、TOM TOM CLUBカバー、ノラジョーンズ(Radio Slave Edit)等と100円レコード等で構成された興味深いミックスです。何がどうと説明しづらいのですが、今回紹介するものの中で一番繰り返し聴いたのもコチラなので、きっと僕以外にもハマる人多いんじゃないでしょうか。SCの中にVol.2もありましてそれも更にテープ音質なんで同じくどうぞ。
こうした個人の趣味性が上手く出たミックスが、まだ世の中に出ず家のPCの中で眠っている可能性が有るのかなと思うとなんだか面白いですよね。
@shakke



DJ Rootwax / Beyond The Door
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ここまで掲載されたミックスは全てカッコイイ信頼のROOTDOWNより。インターネットで拡散されるここ最近のUSのヒップホップ曲(BPM遅め)とレアグルーヴ音源(BPM遅め)をここまで見事に混在させてかけております。大変恐縮ではありますが、私どもが考えるベストを体現してやれている数少ないミックスであります。こういった他ジャンル同士の混ざり具合は理想中の理想です。A$AP ROCKY、James Pants、Gene Harris、The Whatnauts、Jamiroquai、Curren$yが見事に繋がっていく何時間でも回しっぱなしにできる最高のミックスです。あまり書くことがないくらいクールでカッコ良いので是非。



bel_p_money(@bel_p_money) / ソウル脱糞レアグルメロウネス &寝ゲロやさぐれファンク
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最近の和モノトレンドも慣れてきまして、ただ和モノってだけでは反応しづらくなってきた訳です。ヒップホップ的なブレイクとしてビートを掘る人もいれば、昭和歌謡自体が好きという人もおり、和モノと言えど簡単には片付けられない感じですよね。僕は昭和歌謡全開のタイプは好きな方ではないと思っていたのですが、このミックス2種を聴いて心改めました。抜群のグルーヴ感に時折入る2枚使い、そしてアタイ系女子の生意気な映画の一場面等々、そして極めつけはギャグとカッコイイは紙一重の仁義なき戦いのアレなど、会社の中に異様な空気感が漂うとも、結構な音量でかけてしまう良ミックスであります。これはおそらく、楽曲というよりDJの構成能力が高いのでこうなっているように思います。というか、こんな極上なのが無料で落ちている時代が恐ろしくて仕方ありません。そろそろインターネット様を祀る神社でも作って参拝せねばならないレベルですね。
(VIA @notoyeah



YU-SUKE / Daylight
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上記、DJ ROOTWAXさんのミックスと合わせましてオススメなのがこちら。軸は若干違えど中毒性の高い遅めのBPM帯で、こちらもいわゆる自分の守備範囲に非常に近いものの一つがこれなので、私自身悪口の言いようがありません。Madlib、Karriem Riggins、DJ Spinna、Aloe Blacc、Robert Glasper等から、日本が世界に誇れるビートメイカーBudamunkまでの新世代から、Bob JamesやRoy Ayers等の旧世代まで、年代、地域を問わず、緩くそして流れを崩すことなく縦横無尽に行ったり来たりする好ミックスであります。こういったテンションのものを一日中流しっぱなしスタイルでずーっと聴き続けるのも悪くありません。私的には、恐らくは5日間ぐらいそのまま垂れ流しでも大丈夫な感じ。
(VIA @432ka1



DJ KO-KA / Nov 24,2012 DJ Mix
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緩い80's的レイドバックサウンドからスタートし後半に向かってバレアリック、ディスコ、ハウスの流れへと繋がっていく気持ちの良いメローなダンスミュージックのミックス。なんといっても途中に差し込まれる今年の文系日本語RAPシーンの王者、「tofu beats/水星 feat.オノマトペ大臣」が、4つ打ちの中でヒトキワ良いアクセントになっております。
聴けば納得していただけると思いますが、恐らく来年の夏頃また引っ張り出して夜聴いていただくと、大変気持ちが良さそうな匂いがプンプンします。この中に入っているGeorge Benson久しぶりに聴きましたが、今になってこんなにしっくりくるなんて、ようやく私もアダルトの領域に入ってきたのかななんて。あと、アナログ中心ぽいので是非トラックリストが欲しいところであります。
@koka0730



OoshimaShigeru / PUNK ROCK IS NOTHING@SGR5
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パンクロックのおなじみのものは若い時分聴いたりした時もありましたが、ハードコアとなりますと全く分からないのが現状でして、唯一の接点といえばライブハウスに観に行ったNYのハードコアバンドのモッシュピットでブーツが顔に当たって、軽い脳震盪起こした情けない思い出が蘇って来ます。まあそんなイケてない話は置いておきまして、コチラのミックスをたまたま見かけまして何度も聴いておりました。曲はハードコアなんですが流れはなぜか聴き易いといった印象でして、元々そうなのか、はたまたこの人のミックスだからそうなっているのか、全く知識も理解もないのでわからなかったのですが、先ほど調べてみましたところ、現在はダンスミュージックやヒップホップなども作られている方(参照先)ということで全ての合点がいきました。ハードコアなのにダンスミュージックの流れを感じたのはそういうことだったんですかね。全くのHxCx童x貞の私にも多ジャンルを楽しんで知れる面白い内容でした。
(VIA @__CES__



OMSB / Vincent Radio
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昨年の日本語ラップシーン勢の活躍の中でも、特に好きだったOMSBのソロアルバムでしたが、そんな彼の趣味嗜好が詰まったVincent RadioでのDJプレイ。選曲もトラックメイカーだからと言ってネタとかではなくヒップホップで、本人の細かい趣味が出ているように思います。オムスビーツさんの頭の中を覗いている気分になれるマルコヴィッチの穴的なものって感じですかね。
モッタリしたラップ中心で終始テンションは一定でも一曲一曲はカッコ良いので問題なし。最後に本人も出てきて喋り始めこそヨーヨーヨーですが、普通にラッパー喋りでなく爽やかな青年の感じが出ていて、そこらへんも最後に胸焼けせず良い感じです。これまた、かくし芸大会見る感覚でダラダラと垂れ流したいミックスであります。
(VIA @WAH_NAH_MICHEAL



BLACK LABEL CIRCUS MIX # 1 ♞ By Cosmo Baker
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このミックスに入っている曲なんかを聴いておりますと、私が主に聴いている黒人音楽は比較的最近のものなのかなと思えてきます。
世界的に活躍するフィラデルフィア出身の一流DJ「Cosmo Baker」によるロックンロールなミックス。この頃からアメリカの黒人にはダンスの文化があるんだなーと単純に感心すると共に、このミックスを聴いておりますと月並みな発想ではありますが、男女ペアでクルクル女の人回したり股の下からくぐらしたりという感じが頭に浮かんできます。ただひたすら踊らせるためだけに作られた音楽ですので、普段全く聴かない守備範囲ではありますが普通に楽しくなってきます。たまには家族やカップルなんかでこんなの聴きながら一緒にダンスする時間なんか作っちゃうと家庭内暴力や金属バットで頭をいきなり殴られるといったような、積木くずし的なものも多少抑えらるのではないでしょうか。楽しい家族生活に是非。
(VIA @ooooyyyy




@GingerDoesEmAll / Tomato n' Pine Mix
@GingerDoesEmAll
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2012年12月31日を持って散開する運びとなりましたアイドルグループ、Tomato n' Pine(通称:トマパイ)のみで作ったミックス。実際のところトマパイの楽曲なんかはワナダンスしか知りませんでしたが、我々30過ぎたオッサン達の耳にも優しいちょっとどこかで聴いたことある感じや、バキバキ感が少ないため普通に好きになり聴いておりました。
スターは短命な方が伝説になり易いという法則通り、山口百恵、キャンディーズ、星野ひかる、白石ひとみ等いずれも早期引退で普通の女の子に戻っては行きましたが私たちの心に爪痕をしっかり残しております。星野ひかるがたこ焼き屋でバイトしてるのを、写真週刊誌に撮られた際の自分の食いつきは、今考えても自分で引きます。そして白石ひとみがサンプリングCDレーベルとショップ始めた時も、ホント店行こうとしていた自分に引きます。
話逸れましたが、トマパイはこれで伝説になり新しいアルバムはもう出ないので、これ以上楽曲は増えません。
したがって私としましては、、迷走したトマパイを見て心配になることなく、アルバム及びこのミックスをひたすらずっと聴いていれば良しということになります。こういった状況がたまにありましては、解散こそしておりませんが、ナスのイルマティックより聴いていると思われるマイリトルラバーのファーストアルバムなんかは時間が止まっているからこそのループであります。私だけこんなに聴いているんだと思ったら、不動産屋に家探しに行った時店員にもマイリトルラバーのファーストアルバムしか聴いてないって人居たな。
(VIA @ca71os



Kid Koala / 6 Mix 2012-11-16
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マニーマーク(マーク西田)のツアーのDJとして来日した際見逃し、その後しばらくしてコールドカットと共にやってきたNINJA TUNEのツアーの時に初めて生で見ましたが、アルバムすべて買って理解していたつもりが、遥かに上回るショーの内容で、それ以来というもの、私にとってはQ-BERT、D-STYLES、そしてアブリスト先生と共にいつだって来日を望んでいるターンテーブリストの一人になりました。そんなキッドコアラが自身のルーティンを交えてビースティーやその他モロモロをプレイしております。前半は話を挟んだりしてますが、前半過ぎた位からはモクモクとミックスに徹しています。しかし、いまだにイケてるなと思わず3回連続で聴いてしまいましたよ。
ちなみにキッドコアラに書いてもらった似顔絵は嫁が捨てました。



Peter Kuruder / Pink Floyd Mix
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いまだ色褪せることのないプログレッシブロックの伝説、ピンクフロイドの音源のみでミックスしております。最近は、サッカー日本代表本田圭佑が活躍した翌日に見かけるヤフートピックの皆様のコメント欄の「本田△」を見るたびにピンクフロイドのこと思い出しておりました。
遅めの楽曲から始まり、最終的にはテクノミュージシャン達にも人気のアノ曲なども当然入っておりますのでご安心ください。まあ知らなくても暮らしていけますが、カニエウエストもキングクリムゾンをサンプリングしておりましたし、若者達も日経新聞くらい読んどくようなもんだと、是非騙されたと思ってプログレを聴いていただけますとよろしいかと思います。
(VIA @obi_talkbox



DJ PREMIER'S BEST CUTS by DJ ROZ
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DJ PREMIERの代表的なお仕事を余すとこなくミックスしております。ありとあらゆるポメー仕事がクラシック化した今では、初めて聴く人によっては、革新的なサウンドに聴こえないかもしれませんが、90年代初頭頃の他のプロデューサーと比較してみるととんでもなさは一目瞭然。究極に引き算しまくった後、チョップフリップが開発されていく90年代終わりまでの流れは神がかっているというよりは、ヒップホップの神そのものであります。
当時の私にとっては、一年前までB'Z聴いていて、しかもダンサーが全員フィラとマテフランソワジルボーしか着てないとファイン見て勝手に思っていた状況の中、これをどうやって理解して良いものか本気で分からず、とりあえずそっと棚に仕舞いこんで、ある日 クラブでの2枚使いでガツンとやられた憶えが有ります。というほとんどミックスとは関係のない話して恐縮ですが、まとめますとギャングスターをおさらいする&知るには良いミックスだと思います。
(VIA @jiyuuin
追記:@kenchy1038さんのツイートにより、これがプリモのスクラッチパート(あの独特のサビの部分など)中心に構成されていることを知りました。確かにそうだなと。大幅に聴き方が変わりました。笑。英語読めるようになりたい。



pipomixes / Some Dr. from Compton
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Dr.Dreの作品及び、プロデュース作品を使って時に超クイックに、時にラップまでしっかり聴かせるようにミックスしていく、ドレを短時間でサクっと知れる感じの作りになっております。
大ヒット曲が来た!と思ったらすぐさま、裏側には更に大ヒット曲を薄ら被せてきたりする、鬼のようなレイヤー構造になっている部分なんかは、聴いていてとても楽しい反面、あまりに短い為、ちょっとアルバム久しぶりに聴いちゃおうかなという別の気持ちになり、これはこれで良いかと思います。
音源は大体90年代の頃のD.O.C、EAZY-E、SNOOP DOGG、N.W.A、自身の音源が中心で、クロニック2001はかろうじて入っているものの、エミネムや50CENT等は入っていないので若い人々には新鮮でしょうね。今年2パックのホログラムで話題になったCoachella2012最高で、いまだに何度も見返してしまいます。というか、デトックスいつ出るんだよ。
(VIA @downlow

New Era X Yo! MTV Raps Cap Collection

お馴染み伝説的ヒップホップ専門番組“Yo! MTV Raps”がニューエラキャップとなって登場。
3タイプのロゴパターンで配色などいろいろ変えてあり、それぞれつばの裏まで柄が施されております。
私、結構なオジサンですのでロゴがこれだけポップで柄が結構派手めな帽子となると、もし被れたとしても気恥ずかしくて挙動不審な動きをし、それこそ事故でも起こす可能性がありますので、用途としては部屋飾りのコレクション用にしようかなと思います。

若干話は反れますがMTV繋がりで、少し前に見た昔のラップビデオでよくあった社名などにモザイクで規制されていたものをそのままTシャツにしてしまった“Censored Rap Video Shirt”も気になるところです。

New Era X Yo! MTV Raps Cap Collection
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変り種ハンバーガー「Fat & Furious Burger」

私どもが尊敬してやまないmatsu & takeさん(@mtandtk)のツイートにて知った、ハンバーガーというテーマをどんどん拡張して、次々とおかしなバーガーを作って掲載するフランス人アーティストのサイト。

ざっと目を通してみますと気付くと思うのですが、最近の流れや以前の感じなど、その時々この人の中でのトレンドみたいなものが存在して、時期によって雰囲気が異なるのが分かります。
とにもかくにも、しつこくしつこくハンバーガーの事ばかりを考え、100%ハンバーガーに人生を捧げれば、きっとこのように面白い感じになっていくのでしょう。

私も常々親からは子供の頃から何をやっても飽き性で今でも何がやりたいのか......なんて、よその家から来た嫁の前で言われて来まして、このブログ結構長続きしてやれている事を説明したいのですが、ブログ自体が何なのかっていう説明から始めるのすら面倒なので、私はいまだに長続きしない息子としてこれからもやっていきますよ。


FAT & FURIOUS BURGER

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iPad用ドラムマシンアプリ“AKAI iMPC”リリース

発表の際も大変話題となったMPC FLYでしたが、ひと足先にに中身のiPad用アプリ“iMPC”がAKAIよりリリース!タッチパネルでのドラムマシンはいろいろありましたが、王道ともいえるAKAIがMPCの名を冠して遂にといった感じですね。

iTunes - iMPC Akai Professional

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見た目のインターフェイスもMPC2000XLで全く違和感なし、サンプリングもiPadマイクやライン・イン、iTunesライブラリと選べ、スクリーンショット見る限りはスムーズに出来そう。ターンテーブル風のUIはホント気が利いておりますね。

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またアカイ・クラシック・サウンドライブラリーから 1200のサンプルがついてくるので最初はこれだけでも結構遊べそう。MPC FLYをつければ操作性も上がるので発売が楽しみになってきましたね。
僕はトラックメイカーではないですが、イントロプライス600円とのことで取りあえず僕も朝食のトーストをかぶりつきながら購入しておきました。少し起動させて見ましたがやっぱり迫力があって感動しますね。ひと通り使ってみたらレビューをブログもしくはツイッターなどいずれかの形でしてみたいなと思います。

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これだけ外に持ちやすくなるとiPadをバックに忍ばせるだけで、イベントでの飛び込みMPCライブや合同コンパでのMPCアピールなどいろいろな可能性が広がりますね。
iPadユーザーの方はお早めに。さらに詳細が気になる方はBeatMakingEntertainmentさんのサイトをチェックしてみてください。

LOW END THEORY PODCAST Episode 23: Gaslamp Killer and Cut Chemist

日本でも何度も開催され皆さんご存知のLA名物イベントLOW END THEORYのポッドキャストが更新され“Episode 23”がアップされておりました。どうもここ最近タイミング的にLOW END THEORY周辺ネタがかさばりましてシツコイとは思いますが、どうしても好きなのもので書いておきたいと思います。

今回のEpisode 23では、なんとザ・ガスランプ・キラーとカット・ケミストの仲良しタッグ。
アップされたのは、ジャケ通りあっちの時間の12年12月12日の同じ数字が3つ並んだ日。この二人でどのような形式でミックスを制作したかは詳しく書かれておりませんが、ひと通り聴いたところによると、最初から中盤辺りまでがGLKでここからがカット・ケミストじゃないかなとなんとなくわかるとは思います。

LOW END THEORY PODCAST
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序盤緩やかにテンションがあがっていく感じで、あっという間にミックスの世界観に連れていかれ、ヘビーでサイケなビートの数々に何度も唸ってしまいました。トラックリストがない事が悔しいのは久々かも。ここまでは多分GLKのミックスじゃないかと思われます。そして終盤にカットケミストらしき雰囲気になってくるのですが、ラストの展開に相応しい大雪崩に。いつもと若干違いGLKに寄せているのか、重めなビートがベースで構成されたカット・ケミストミックスとなっており、もうおじさん堪りません。
このナイスタッグはぜひぜひまた聴きたい、もしくは映像で、もっと欲をいえばライブで見てみたいものです。
下記のLINKでフリーでダウンロードできますので、ぜひ皆様のポータブルプレイヤーに入れて聴いてみてください。(Via:@asaakim@alphapup_jp)

Download Link = episode23_gaslampkiller_cutchemist

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Ras G – AinaT [Free EP]

頭痛、鼻水、咳の波状攻撃を受け、焦点が定まらない目で口を半開きにしながらサイトを巡回していたところ、PooBahやBrainfeederでお馴染みLAのビートメイカーRas GによるフリーEP“AinaT”がリリースされておりました。

相変わらずソウルフルなネタを怪しげで煙がかかったような雰囲気に仕上げられており、潰れた鳴りのドラムや中毒性のあるホーン、ピヨピヨと音が降りかかってくるようなサウンドでRas Gの独特の世界観を楽しませてくれます。
ちょっと今日のようなコンディションでは正直アレですが、個人的に冬の寒い日にはザラザラ系なモッサリとしたビートを無意識にチョイスする傾向がありまして、丁度寒くなってきておりましたので、このEPは非常にありがたいです。(Via:Fresh Slcts)

下記のLINKからダウンロードできますので皆さんも是非チェックを。

Ras G – AinaT [Free EP]
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Download: Ras G - AinaT [Direct Link]

"IT IZ WHAT IT IZ" Mixed By DONSTA

永遠に青春が続くんではないかと錯覚させる、いまだ10代後半~20代前半の機動力で毎日の生活を攻めに攻めている、同世代のBボーイの星DONSTAのDJミックスを紹介させていただきます。

主な活動の拠点であります、Threepee Boysの年末まで3人が毎週一人ずつミックスを上げていく企画の第1弾がこれとのことで、Y.O.K.O.、YO!HEY!!のは来週と再来週になるそうです。そして、年明け1月11日のイベントにて...。ということですので、それは追ってまた書きたいと思います。

内容はと言いますと、ドンスタが少し前のNYにいた頃地下鉄での移動中に聴いていた、2011年から2012年のUSヒップホップを、相変わらずの隙の無い構成と彼らしい音楽選びでまとめたものになります。途中、自分だったら......と思うようなルパン3世ネタのに頭クラクラしましたが、2回目聴いてみると流れで普通に問題ないなと思わせるところが流石でございます。勉強させていただきました。

また、時折今年よく聴いた曲が入ってきまして、おさらいさせていただいている気分になります。基本だったヒップホップのトレンドを小売店の店頭から発信するスタイルから、一部インターネットに移ってよく分からなくなっている人も多々いらっしゃるかと思いますが、まさにこれが今の熱い部分そのものでありますので、アルファベットのAを逆さまにして、Sを$にしてなんだか騒いでる人たちがいっぱい居るがよく分かんないし、手の出しようが無いと思っていらっしゃる方々も是非どうぞ。


"IT IZ WHAT IT IZ" / Mixed By DONSTA (フリーDLリンク有り)

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文章にも音楽にも共通して思っていることですが、元々難解なものをわざわざ難しく書いたりというよりは、誰にでも分かる言葉を使って分かり易く文章を書きたいし、難しいものを聴き易いようにかけてこそ評価したいというのが私にはありまして、その点においてはこの人は、決して聴き易い曲を使ってはいない気がするのですが、グルーヴを重視して面白く聴かそうという気持ちがあるような気がしておりましていつも感心しております。
(ちなみに、ドミーハーな曲は盛り上がらないように渋くかけて欲しいという逆の気持ちもあります。ただヘソが曲がっているだけですね。)


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"IT IZ WHAT IT IZ"
Mixed By DONSTA (2012)

1. Little Drummer Boy - On a Shuttle Train
2. ASAP Rocky - Goldie
3. Flatbush Zombies - Thug Waffle
4. Space Ghost Purrp - Osiris Of The East
5. Green Ova Undergrounds - Swaggin Hard
6. Joey Badass - Survival Tactics ft. Capital STEEZ
7. Mr MFN eXquire - Telephuck ft. Gucci Mane
8. ASAP Rocky & ASAP Ant - Bath Salt ft Flatbush Zombies
9. Bodega BAMZ - My Name Is pt.2 ft. Joell Ortiz & Tego Calderon
10. Smoke DZA - New Jack
11. Smoke DZA - Still On ft. Fat Trel
12. Big K.R.I.T. - Yeah Dats Me
13. Azealia Banks - Nathan ft Styles P
14. Theophilus London - Tour de Roses Anthem ft. Bryan Holder
15. Darq E Freaker - Blueberry (Pills & Cocaine) ft. Danny Brown
16. Schoolboy Q - Druggys Wit Hoes Again ft. Ab Soul
17. Trinidad James - All Gold Everything
18. Killer Mike - Big Beast ft. Bun B, T.I. & Trouble
19. EL-P - The Full Retard
20. Mr MFN eXquire - Lou Ferigno's Mad
21. Action Bronson - Bird On A Wire ft. Riff Raff
22. Main Attrakionz - Sex In The City
23. G-Side - Atmosphere ft. PH
24. Stalley - BCGMMG (Remix) ft. Rick Ross & Meek Mill
25. Ab-Soul - Terrorist Threats ft. Danny Brown & Jhene Aiko
26. Schoolboy Q - Hands On The Wheel ft. ASAP Rocky
27. Kendrick Lamar - Swimming Pools (Drank)
28. Kendrick Lamar - Rigamortis

NAS - ILLMATIC DELUXE “GOLD EDITION” BOX SET

ヒップホップ史を語る上で外す事の出来ないアルバムの一つ“ILLMATIC”が再発レーベルGet On Downによってデラックス版として登場。

ウッドの高級感溢れるボックスにゴールドCD、ヒップホップ雑誌The Sourceの発行人によるライナーノーツや写真、ポスターなどが付いています。神棚に飾れるレベルの豪華さ、毎日このアルバムにお祈りすればいいバイブスが出るかも。ライナーノーツも相当なボリュームみたいなので、日本語訳版とかもでるといいのにな。
気になる方は、EXTRACLASSICmagさんで詳細をチェックしてください。


Nas Illmatic Premium Collection CD
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尚、イルマティックがこの世に発表された頃、現在18歳の若者は生まれたばかり。25歳の人ですら小学生でありますから、当時の雰囲気をつべこべ言われても「勉強、勉強うるさいなー」みたいに「90's、90'sうるさいなー」となってしまいます。

抵抗無く入っていけますようそのお手伝いをすべく、熱い最良のおなじみの動画がございますので、騙されたと思ってこちらでも見てナジール・ジョーンズさんのファーストアルバムがいかに凄かったかを知っていただければと。

第三会議室PRESENTS名盤各務塾VOL.9/NAS「ILLMATIC」



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スーパーカー箸置き

今年、謙虚な気持ち(5,000円以内)でクリスマスプレゼントをサンタクロースに依頼するなら、こちらのスーパーカー箸置きが欲しいと思っております。

忘れもしない幼少期、胸がライオンになっている、もしくは腕、足が電車になってる、もしくは飛行機に足が付いてる様なロボットを、親を介してサンタクロースに依頼したところ、朝玄関の横に油粘土が置かれており、一体何が起きたのか理解できなく倒れそうになったことを思い出しました。

一方その頃、我が家とは違う場所では、「シルバニアファミリー」を依頼したところ、酷似商品「3年2組の仲間達」(安い)が届くハプニングに見舞われたとのこと。(嫁談)

その頃から、世の中にはままならない事があるという英才教育を受けておる我慢のエリートですので、今回のスーパーカー箸置きにつきましても当然、このポストを機に買ったことにして成仏させたい次第でございます。


The Porcelains / スーパーカー 箸置き (参照:Fresh News Delivery

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THE PORCELAINS:
ザ・ポーセリンズとは、“The Porcelains make a new porcelain!”をテーマに陶磁器デザイナー阿部薫太郎とクロスステッチデザイナー大図まことが2011年に作った新しい陶磁器ブランドです。


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Matthewdavid + Anenon Japan tour 2012

本日12月8日の札幌を皮切りに行われる、Matthewdavid + Anenonジャパンツアーの日程を。今年も西海岸の注目アーティストの来日が数多くありましたが、年末もう一発行っときたいところであります。

わが町名古屋では新栄のVio『AUN Mute × URVNEYES』にて開催される模様で、家庭の事情等ございますが何とかならないものかと模索中でございます。ちなみにアー写の後ろに写るカセットテープの中でもやはりボビ夫の背中と、隅っこのジン&ジュース、その他ヒップホップのが気になります。彼の根底にこれがあるのかと思うとなんとなく親近感沸きますね。よく見るとクリミナル・マインデッドもあるな。


dublab.jp & INNIT present
Matthewdavid + Anenon Japan tour 2012
(参照サイトはこちら

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MatthewdavidとAnenonによる初来日ツアーが2012年12月に決定。本ツアーは12月の8日から16日にかけて、札幌・東京・名古屋・金沢・大阪の計五都市で開催される。

Flying Lotusがプロデュースするレーベル「Brainfeeder」よりアルバム『outmind』をリリース、またStones Throwとコラボレーションした「Leaving Records」も主宰するMatthewdavid。そして「Red Bull Music Academy 2011」に招待され、アカデミックなキャリアをバックボーンに持つプロデューサー・Anenon。二人は共にLAのラジオ局「Dublab」のDJを務めており、東京、札幌の公演については、Dublab.jpがプロデュース。また大阪公演では、自作曲を持参するとディスカウントになり、セカンドフロアではその持ち込まれた音源を聞くことが出来る、ユニークなパーティー「innit」がオーガナイズを行なっている。

札幌「Dublab.jp presents Future Roots」
日時:2012年12月8日(土) 20:00
場所:Barenwald
出演:Matthewdavid、Anenon、$UN CLOUD、Gak他
前売:¥2,000 thanx food付
当日:¥2,500

東京「Dublab.jp & Shibaura House present Future Roots」
日時:2012年12月9日(日) 13:00
場所:Shibaura House
出演:Matthewdavid、Anenon、Bun/Fumitake Tamura、Shhhhh 他
※Matthewdavid等によるワークショップあり
料金:¥1500(出入り自由、中学生以下無料、ワークショップ参加の場合:2000円)

名古屋「AUN Mute × URVNEYES」
日時:2012年12月14日(金) 22:00
場所:Live & Lounge Vio
出演:Matthewdavid 、Anenon 、Magical Mistakes、Devecly Bitte 他
前売:¥2,500
当日:¥3,000 (入場時ドリンク代別途¥500)

金沢「Fold You in Tri」
日時:2012年12月15日(土) 22:00
場所:Social
出演:Matthewdavid、Anenon、Magical Mistakes、Forbidden Hawaiian Sound Service 他
料金:¥2,500 w/1D

大阪「INNIT」
日時:2012年12月16日(日) 17:00
場所:Grand Cafe
出演:Matthewdavid、Anenon、Seiho、Okadada + Keita Kawakami 他
前売/Bring your music:¥2,500
当日:¥3,000 ともに(With 1D)


Matthewdavid
LA在住のエレクトロニック・ミュージシャン。
その独特なハートウォーミングなサウンドは世界的に注目されており、2011年、Flying Lotus主宰のBrainfeederよりアルバム『out mind』をリリース。また彼は、Leaving Recordsを主宰しており、カセットテープ等、メディアに拘ることなく、精力的にリリースを行っている。LAはもとより、世界の音楽シーンの重要人物の一人。
dublabとの関わりも深く、ライヴ・パフォーマンス、サウンド・インスタレーション、ワークショップなどの活動を繰り広げてきた。

Anenon
ブライアン・アレン・サイモンのソロプロジェクト。
音楽家一家に生まれ、10代の頃から父親のレコードコレクションを漁り、ヒップホップに熱中する。そして彼は、UCLA大学音楽学部に入学し、ジャズを中心にサックスを学ぶ。在学中にはDaddy Kev率いるAlpha Pup Recordsでインターンを経験。
卒業後、彼はNon Projectsというレーベルを立ち上げ、Asura, Ana Carravelleのアルバムや, ShigetoからJulia Holter等のリミックスもリリース。演奏経験は、アメリカ、ヨーロッパなど多岐に渡り、エレクトロニックミュージックの伝説、Morton SubotnickやLaurel Haloとも共演。そして2011年のRed Bull Music Academyに参加、dublabのDJとしても活躍している。



ワークショップ

dublab.jp & SHIBAURA HOUSE present
"Future Roots" feat. Matthewdavid & Anenon


ロサンゼルスを代表する非営利ネットラジオ局dublabの日本ブランチdublab.jpによるイベントを、来る12月9日(日)に開催いたします。過去13年間に渡り、ネットのみならず、さまざまな場で「音楽を通じた体験」をプレゼンテーションしてきたdublabの理念に基づいて、この日、dublab.jpは、音楽、そしてワークショップとビジュアルにも焦点をあてた複合的なイベント空間を作り上げます。

LAからは、dublabとも親交の深いMatthewdavidとAnenonの2名のアーティストを招聘し、彼らの貴重な初来日ライヴと、dublab.jpをサポートする日本のアーティストのライヴとDJを交えます。また、アーティストも参加しての子供のためのワークショップ、Matthewdavidらの音楽制作についてのワークショップ、さらにdublabがオーガナイズして、LAのアーティストが多数参加した映像作品『Light from Los Angeles』の上映もあります。

本イベントを開催するにあたって、dublab.jpは、東京芝浦にあるワークショップ・コミュニティスペース SHIBAURA HOUSEの協力を得て、この全面ガラス張りの開放感溢れるユニークで斬新な空間を最大限に活用します。また子供のためのワークショップ では、音楽アプリを用いて実際に子供が出した音を使った実演/制作を予定しています。

日曜日の午後から夜の時間帯を、これまでになかったようなイベントとして提示することがdublab.jpの今回の大きな目的です。そのため、より多くの方々がこのイベントに興味を持って参加していただけるように、一律1500円の出入り自由の入場料を設定しました(ただしワークショップ参加者は2000円となります)。どうぞ、お気軽にお越しください。


2012年12月9日(日)13:00~20:30 at SHIBAURA HOUSE

〒108-0023
東京都港区芝浦3-15-4
3-15-4 Shibaura Minato-ku, Tokyo, Japan
TEL: 03-5419-6446
www.shibaurahouse.jp

13:00~
WORKSHOP for children

14:30~
WORKSHOP feat Matthewdavid

16:00~20:30
Live:
Matthewdavid
Anenon
Bun / Fumitake Tamura
Chihei Hatakeyama

DJ:
Shhhhh
SHIBAURA HOUSE

料金:1500円(出入り自由、中学生以下無料、ワークショップ参加の場合:2000円)
主催:dublab.jp(http://dublab.jp)/ SHIBAURA HOUSE
協賛:Sound & Recording Magazine
サウンドシステム:Forestlimit
協力:PowerShovel,Ltd

※子供のワークショップには、必ず保護者の方が同伴の上、参加ください。
保護者1名に付きワークショップ参加料金は2000円となります。(16時以降の音楽イヴェントも入場いただけます)。

The Gaslamp Killer – BBC Essential Mix

LOW END THEORYでもお馴染みザ・ガスランプ・キラー(@GASLAMPKILLER)がBBC Radio 1の人気プログラム“Essential Mix”に出演時のミックスがアップされておりました。

今回もサイケなブレイクを軸にジャンルレスなごった煮の濃い口で3時間以上あるミックスというボリュームですが最後まで飽きずに聴けてしまいます。こういった絶妙なバランス感覚だけでオリジナリティを成立させているのは理想的なDJだなと。どんなジャンルの素材もこの人にかかればGLKになってしまうので不思議です。
下記のLINKからダウンロード出来ますので是非チェックを。

The Gaslamp Killer’s BBC Essential Mix
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TRACKLIST

Wendy Carlos – Clockwork Orange Theme [Columbia]
Kuedo – Flight Path [Planet Mu]
LDFD – Micro-Chips (LDFD Remix) [Unreleased]
Dimlite – Orchard Wards
Flying Lotus – All In [Warp]
Flying Lotus – See Through You To Take feat Erykah Badu [Unreleased]
Portishead – Theme from ‘To Kill A Dead Man’ [Go Discs]
Radiohead – Idioteque [Parlophone]
Hudson Mohawke – Furnace Loop
2000F & J Kamata – You Dont Know What Love Is [Hyperdub]
Bames – Bronson
Changes & Esgar – One Day
Gaslamp Killer & DAEDELUS – Impulse (Free The Robots Remix)
Harmonic 313 – Wind It Up (Instrumental) [Hyperdub]
Hudson Mohawke – Multi Orch
Jon Wayne – Bowser [Alpha Pup Records]
Jon Wayne – Robot F*** [Stones Throw]
Mono/Poly – Crew
MRR-ADM – Untitled
The Legend of Zelda – Title BGM
Lorn – Automation [Brainfeeder]
Raekwon – Ice Cream (feat. Ghostface Killah & Method Man) [Epic]
Louis Armstrong – Potato Head Blues
Nine Inch Nails – Closer [Nothing/Island]
Madlib – Lifetime (Lifeline) [Stones Throw Records]
Quakers – Fitta Happier (Feat. Guilty Simpson & M.E.D.) [Stones Throw]
Radiohead – National Anthem (8bit Version) [White Label]
Flying Lotus – Pattern Grid World [Warp]
Roots Manuva – Witness (One Hope) [Big Dada]
Birdman – What Happened To That Boy (feat. Clipse) [Cash Money]
Om Unit – One For Gaslamp Killer
Dilla – Unknown [Unreleased]
Jeremiah Jae – Hash Knife Pony Express [Brainfeeder]
André 3000 – She Lives In My Lap [LaFace]
Slum Village – Raise It Up [V2]
Saffir – Scandelous
Oh No – Deliveries
Flying Lotus – Elephant Ride [Unreleased]
Sixtoo – Duration [Cease and Desist]
Radiohead – Myxomatosis [Parlophone]
Heralds of Change – Come On Now Work That [All City Records]
John Williams – Imperial March
Mr. Oizo – WC
Mr. Oizo – Peehurts
Aphex Twin – Windowlicker (Dials Re-Edit) [Warp Records]
Lou Champagne System – Silent Walking [Medical Records]
Connan Mockasin – Unicorn In Uniform [Because Music]
Dimlite – I Can’t Get Used To Those [Now-Again Records]
Flying Lotus – Phantasm
Unknown – O Babuaa Yeh Mahua
Black Sabbath – Electric Funeral [Vertigo]
[unknown] – Walk On By
Led Zeppelin – No Quarter [Atlantic]
Apryl Fool – The Lost Motherland [Import]
The Gaslamp Killer – Nissim [Brainfeeder]
The Gaslamp Killer – Apparitions (feat. Gonjasufi) [Brainfeeder]
Gaslamp Killer, Adrian Younge & MRR – Dead Vets [Brainfeeder]
Gaslamp Killer & Dimlite – Seven Years Of Bad Luck For Fun [Brainfeeder]
Connan Mockasin – It’s Choade My Dear [Phantasy]
Daedelus – Flying Sail (feat. Computer Jay) [Scion AV]
DJ Rashad – CCP [Lit City Trax]
EPROM – 808 Ride [Unreleased]
Esgar – Starscream [Hit and Run]
Kramphaft – Perfect Gain Structure [Saturate Records]
Phillip D Kick – Love & Gwala [Dummy Records]
Phillip D Kick – Champion Sound
Ennio Morricone – Per Un Pugno Di Dollari

ピンボールで描いたポスター“STYN Pinball”

matsu & takeさんのツイートで知ったピンボールで描いていくポスター“STYN Pinball”。

完成は玉とゲームの展開次第というポスター製作機。様々なペイントを使ったアート作品は数あれど、子供から大人まで誰でもできるうえに出来上がり具合もいいのが素敵。
ピンボールのコースを変えれたり、配色は決めれるのである程度は計算してデザインできるところも面白く、玉が描く独特の曲線が重なり合ってアリガタイ芸術品感がありますね。実際ピンボールをしして、絵が完成していくところの動画なんかも見たいところです。

“STYN Pinball”
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DJ MUTA / LOW END THEORY LIVE MIX

数ヶ月前の誰かのツイート(忘れてしまいましたすいません)で知りましたDJ MUTA氏が今年3月19日のLOW END THEORYにて披露したDJセットをCD化したものですが、私は最初mixcloud(オフィシャルだそうです?オフィシャルかは不明?)で聴いて、あまりの素晴らしさにヤラれてしまいましてCDを手に入れた次第であります。

実際このミックスに収録されている曲が自分のメインの守備範囲の一つであり、まさにドストライクの内容でございます。ONRAから始まり、MADLIBやJ.ROCCなどのストーンズスロウ関連の音源から、ポメー様、ニンジャチューン音源、RUSH HOURのV.Aに入っている音源、パーカッシブなイタリアン・ボッサのエディット、ラップ入りのトラック、自身のトラックまでと全世界のヒップホップやダウンビートを集めてきて作られたミックスです。

今時は、インターネットの大海に様々な音源が大量に紹介されていて逆にどうして良いか分からなくなるような時代ですが、そのとりとめのない状況の中から確かな耳でチョイスした音源はどれも良く、それを現場のテクで纏め上げております。ドープなインストトラックで引っ張った後に突然BIG Lのラップが飛び込んでくる時に音がぶつからないように低音抜きで入ってくる様子はまさに現場そのもので、生々しくて本当にグッときます。現場でここまでの流れでかけられるのがとにかくイケてます。
音楽が好きで家でちょこっと内職して作ってみました的なミックスとはまた別の、リアル現場の緊張感を楽しめる内容で、LOW END THEORYという大舞台でのここ一番の気合みたいなものがミックス全体を支配しており、1周目でこれこそヒップホップだ!と1人家の中でガッツポーズといった感じであります。


DJ MUTA / LOW END THEORY LIVE MIX
(販売店: WENODLibra online storeDisc union
mixcloud

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音が暗くて重たいものやスペイシーな音色のものをドープという表現する場合も多々ございますが、私はこのように本人の音楽履歴書のようなここに辿り着いてしまったんだなーと思う選曲と、自分の出身のアイデンティティーが思いっきり出たプレイをした時こそドープなグルーヴが出るのではないかと思っております。明らかに曲単品で聴くよりこの中に入った方が、曲が活き活きしているように感じるわけです。まず試聴、そして買って車や家で爆音で聴いて欲しい一枚であります。

DJ MUTAさん関連のミックスがご本人のレーベルより他にも色々出ておりまして、大変興味深いので、ゆっくりチェックしていこうと思います。


DJ MUTA
website:MUSHINTAON RECORD
twitter:@MUTA_



TRACK LIST
1. Onra / Nadiya Nice
2. Cupp Cave / Palmtree Panic
3. Toddla T, Schlach / Wave And Wine (Toddla Tremix)
4. Madlib / The Main Inspiration (Coltrane Of Beats)
5. Chrome Children / None In Mind
6. Big L / Da Graveyard
7. Low Limit / Turf Day
8. J.Rocc / Stay Fresh
9. Ecd / 二福星 (Force Of Nature Remix)
10. Mosca / Tilt Shift (Original Mix)
11. J Goods / Get Filthy Feat.Headkrack
12. Lazer Sword / Tar
13. Dj Premier / B.E.A.T
14. Mandrake / Berimbau (Bongo Re-Edit)
15. Muta / B.E.A.T
16. Gb / A Funky Afro Rican Weekend
17. Chrome Children / What Now
18. Balam Acab / Big Boy
19. Clams Casino / I'M God
20. Youngsta / Ruffage
21. Eskmo / Cloudlight
22. Sinjin Hawke / Like That
23. Holy Other / Know Where
24. Dub Traffik Control / Warrior Dub

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SEX山口 / WINTER SEX

夏のセッ...いやミックスも記憶に新しい人気者ミッ...いやセックス山口さんの冬のセッ...いやミックス(しつこい)が、2012年12月10日より販売を開始するようです。今回は冬を意識した毎度おなじみのセク山節全開の選曲であります。

いわゆる90年代の名曲やカバーで我々の世代が喜ぶのは分かりますが、一周して若者も聴く様になっていること自体、今までの80年代リバイバルとか見ていて時代が再評価されるのは普通の事だと思っていたはずなんですが、いざ自分が青春時代を送った時代が対象になってくると、なんだか不思議な感じがしますね。
ちなみに、私のようにバブルをテレビ(主にライトなエロも楽しめるトゥナイト1、2が主戦場)で見ていた世代は、曲を聴くだけでスキー場を想像するようメディアから刷り込み(洗脳)を受けております。(もちろんJAMES BROWN IS DEAD聴けば安生洋二でなく荒木師匠を思い出すし、山下達郎クリスマスイブ聴くと駅のホーム思い出すし、ユーミン聴くと原田知代とツナギスキーウェア思い出す。)

曲名はオープンにする事が出来ませんので、なんとなく感じだけでも伝わればと思いますが、90年代から現代を中心とした和製のR&B、ヒップホップ、歌謡、アイドルを中心に時折ゲレンデ感といったところでしょうか。ZEN-LA-ROCKとOTOGIBANASHI'Sのbimによるシャウトも入っております。とりあえず買ってからのお楽しみであります。


SEX山口 / WINTER SEX

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買取拒否の常連と化した日本語R&Bの未来は、セク山さんにかかっているのかなーと思っております。掘り起こしによる再評価からの高騰を期待しております。(売り抜けたあかつきにはバイク用のヒーター手袋が欲しい。)


アーティスト名:SEX山口:@sexyamaguchi
タイトル:WINTER SEX
レーベル名:S.C.W.
品番:SXM-002
フォーマット:CD(MIXCD)
販売価格:¥1,260
販売店:Vinyl7・JETSET・現場などで本人手売り


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パーカも絶賛発売中との事ですので、こちらからどうぞ。

マーリー・マールによる“Eric B. Is President”の解説&MPCルネサンスで再現動画

御大マーリー・マールによるクラシック曲“Mama Said Knock You Out”の解説動画に続き、今回は“Eric B. Is President”の解説とMPCルネサンスでの再現動画がアップされておりました。

前回同様、日本語訳はないものの大体の流れは把握できます。すごくシンプルな楽曲ですが、作りを細かく見ていくと深みがあって唸ってしまう部分がありますね。このシリーズのお約束的ムーブ(?)マーリー・マールのスパイスをかける小芝居のキュートさにやられる。次回はやっぱり“The Bridge”かな、楽しいシリーズなので今後も期待!皆さんも是非チェックを。(via:@BeatMakingEnter , @m_ruckus)

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映画「Beats Rhymes & Life: The Travels of a Tribe Called Quest」を見てきました

20年弱くらいヒップホップリスナー(中身無く無駄に長い)として、今まで様々なグループの解散を見てまいりましたが、解散原因などを映画にして絵になるラップグループは数える程でしょうし、争う様子入りの生々しいドキュメントを撮られたくないように思うのですが、やはりこれを公開できるアトライブコールドクエストは別格です。

それにしても、アブストラクト風味と王道的男前が合わさったQ-TIP(プリント無しの白いTシャツ着てても嫌味なくらい絵になるカッコ良さ)と、その対比として映されるスポーツ観戦好きの米国のオジサン的ファイフとのモチベーションと才能の違いに、ただただ噛み合わないんだなぁーと悲しくなる次第であります。

自分は、4&5枚目のアルバムをとても好意的に受け入れ、いまだに居酒屋で友人と飲む時に頻繁に、もう新アルバムが出ないトライブの話題を10年以上、4&5枚目って何だったんだろうと話し合うのですが、この映画でようやく、あの時から止まった行き場の無い気持ちを成仏できた気がしました。ああ、トライブの良い時はとっくに過ぎてて、とうとう終わったんだなと...。もう居酒屋で話題にしなくても良いなと。これからはどうぶつの森の話でもします。

4枚目ではすでにギクシャクしていたなんてと驚きの事実を知り、その後の作品は例のプロデューサーを招聘した凄みもあるものの、聴いてる側に補完させている部分も多かったのかなと思うと凄い求心力だったんだなと3枚目までの凄さが分かった訳でして、そういった意味では本当に見ておいて良かったと思いました。


Beats Rhymes & Life: The Travels of a Tribe Called Quest

beats_rhymeslife001.jpg


ちなみに前半部、トライブのカッコ良さがよく出ていて、我々世代は、おおおおおおっ!となるところばかりですが、リアルタイムでない若者たち、もしくは聴いた事無い人たちが映像見てカッコ良さは伝わるんですかね?
私としましては、トライブのアルバム5枚だけは次世代にも分かって欲しい気持ちが強くございます。私ども内省的なヒップホップおじさん達~パーティーおじさん達まで様々なBボーイ達の血となり骨となった、90年代のトレンドの先端を知れる名作アルバム群なので、これを読んでいて聴いた事無いなと思った方は、映画見る前に聴いてからがオススメですので是非どうぞ。

あと、そのアーティストを好きな人しかいない、パンパンに入った小さい映画館で観るという行為は、とても一体感が有り普段映画館で味わえない感覚があって良かったですし、久々の友達と会うこと多めでそれもまた面白かったです。


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Captain Murphyの正体はFlying Lotus

Earl SweatshirtやMadlib、Just Blazeなど豪華アーティストが参加したミックステープ“Duality”が話題だった謎のラッパー、キャプテンマーフィー。ネットなどでは正体はタイラー・ザ・クリエイターとの噂もありましたが、LAで開催されたLow End Theoryのキャプテンマーフィー初ライブで顔出しをし、フライング・ロータスが登場したということ。(via:@mtandtk)

ラップの内容はわからないですがモタモタしたフロウは結構好みかも。フライング・ロータスはビジュアル的にも迫力があったのでラッパーとしてもステージ映えしそう。ライブ写真の画像の荒さも事件感ビンビンでイイな。Quasimoto的なアングルでこれだけ話題になったので、アルバムリリースなどこれからの展開にも期待できるかもしれませんね。

Captain Murphy Reveals Identity
Flying-Lotus-Captain-Murphy_500.jpg

ミックステープ“Duality”はインストバージョンと共に下記のLINKからダウンロード出来ます。僕のように後回しにしていたり、聴き逃していた方は是非チェックを。

Captain Murphy – Duality : Duality (Instrumentals)
FRSH-SLCTS-Captain-Murphy-DUALITY-500.jpg

ちなみにオフィシャルのCaptain MurphyのロゴTシャツもリリースされております。

Official Captain Murphy Face Logo Shirt
BLACK-TEE_500.jpg
GREY-TEE_500.jpg

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