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<Ahhh Fresh!> ラップ/ヒップホップ定点観測 by 小林雅明

今や音楽業界の情報展開もウェブ中心になり、有料、無料、インタビュー、ゴシップとあまりにも情報が増えすぎて、自分の好みの音楽や必要な情報に辿り着くだけでも大変であります。毎日更新されるブログのRSSリーダーには処理しきれないほどの記事が溜まり、面倒になっては無視を決め込み、少ししてそれではイカンと頑張って目を通したり、だけど英語なので目がショボショボしてくるし挫けそうになることも多々あると思います。そういった中で自分が目を逸らしたもの&聴いたが何だったのか理解が及ばず聴かなくなったものなど、サッと通り過ぎていったアレらは一体何だったのかを、月一のペースで教えてくれるSignマガジンの連載「<Ahhh Fresh!> ラップ/ヒップホップ定点観測 by 小林雅明」が、3回目の記事をアップしておりました。(3ヶ月目)

私にも時間さえ有れば、見つけたアルバムをちゃんと全て聴きコレという一枚を見つけたいという願望は当然ありますが、翌月もまたすごい量のアルバムが出て無限に続く音楽リリースのサイクルの中でそんなこと言ってられませんので、極力人様のオススメには乗っかり、送られてくるメールには前向きに耳を傾けるようしておりますが、まあそれにしても結構肝心なものもあっさりスルーしたりします。

そういう不安定な情勢の私の音楽生活の中でこの何年かずっと頼りにしており、答え合わせなど色々とお世話になっております、音楽評論家で、現在人気の書籍「The RAP YEAR BOOK」の翻訳者でもある小林雅明さん(@asaakim)が、大物から小物まで気になった海外のラップ・ミュージックを、現在のトレンド(音楽以外も)、ラップの歴史、音楽以外の文化の知識(映画等)、社会情勢、若者の風俗などの知識を交え短く紹介してくれるという大変ありがたい連載となっております。

私は昔から基本的に細かく一曲ずつどんな曲かを解説をする、長めの音楽レビューをあまり読むことはしないのですが、それでも毎回ユーモアと様々な知識が練り込んである小林さんのレビューは本当に楽しみにしておりましたので、こういう形で音楽を紹介してくれているのは嬉しいですし、毎日音楽情報を追わない人達も月一の楽しみとして気軽に読めるので良いかと。とある一日の間、皆が話題にしていた音楽雑誌にも載らなさそうな、アノよく分からないヤツが一体何だったのかを話題にしてくれたりしますし、音楽に詳しい人ももちろん面白いかと。

ちなみにタイトルは、ターンテーブリスト達の中でも永遠の定番であります、Fab 5 FreddyのChange The Beatの最後「Ahhh, this stuff is really fresh」より引用とのこと。



<Ahhh Fresh!> ラップ/ヒップホップ定点観測 by 小林雅明

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>>>連載にあたって (Sing Magazine より)

この連載は、ラップの定点観測のような記事を連載形式で、との編集部からの要望に基づき、形にしてみたもの。ただ、具体的にどんな提示の仕方がいいのか、すぐには決まらず、原稿本体を書き進めてゆくうちに「Ahhh, this stuff is really fresh」がふと頭に浮かんだことで、方向性が固まった。ちなみに、これはファブ・ファイヴ・フレディによる1982年の“チェンジ・ザ・ビート”のB面収録の、ビーサイドによる同曲のフランス語版の一番最後に出てくるヴォコーダーを使った一節で、今現在に至るまで無数にサンプルされ続けている。

通常、freshという語は、新鮮、とか、新着の、とか、できたての、という意味だが、面白いことに、ラップ的には、このfreshには、80年代から、満足できる、とか、良さが認められる、というニュアンスも同時にまとっていた。真新しい曲であり、かつ、たちまち高評価、はたしてそんなことが実際に起こりうるのか、その検証のきっかけや足がかりになるべく、ここでは、だいたい過去一か月以内に発表された作品を対象に書いていきたい。題して(曲名まるごとでは長すぎるので、略して)「Ahhh Fresh!」









磯部涼の「川崎」 (サイゾーpremium)

我々世代を代表する音楽評論家であります磯部涼さんといえば、私が最初に見かけたのはポストさんぴん世代が活躍し始めていた時期で、雑誌の音楽評論やインタビュアーとして彗星のごとく現れたといった感じでしょうか。時にインタビューしたアーティストとピリッとした雰囲気になるなど、大きい流れに迎合しないスタイルが多くのファンとアンチを生み、アーティスと同じように発言や動向を気にされる存在だった印象があります。

ヒップホップの評論に一石を投じたと共に、日本のヒップホップシーンが、次の段階への成熟するきっかけとなった一人ではないかと。そんな磯部さんが、ヒップホップ王国神奈川県にあり、独自の空気感を纏った川崎市に、足を運んで取材し書いたルポルタージュ。

北部と南部の抗争の歴史、BAD HOP、A-Thug、FLY BOY RECORDSなどのヒップホップアーティスト、ヘイトスピーチとカウンター、お祭り、地下格闘技、工場の屋上でのレイブパーティー、リバーズ・エッジ、スケーター、ダンサー、フォークシンガー、コミュニティーセンターなど、それぞれの回のキーワードに、その土地で暮らす人々にフォーカスした15+番外編の計16回。

自らが文化の発生場所に入り込み得た、その場所の景色や問題点、現在活躍するミュージシャンや表現者たちの声(どのような環境で育ち、また立ち直っていったか...)などの情報が生々しく書かれており、しがらみの多い困難な人生を抜け出したいと模索している若者に、勇気を与えてくれるのではないでしょうか。それにしても、犯罪に手を染めないと納められないほどの上納金を中学生が集めており、川崎の不良は本当に過酷で大変だなと。

私自身、鎌倉・東京旅行の際、川崎北部地区(二子玉川の橋渡った辺り)の和室のホテルに2晩ほど泊まったことありますが、確かにあの川を隔てたあっちとこっちの雰囲気の違いはかなり印象的でした。



磯部涼の「川崎」 (サイゾーpremium)

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新しい本も出ております。



Good Groove (good-groove.com)

昨日ポストしましたMagictouchさんの和製レッスン「KYOSOKU 2」に、ネタ提供者として参加していたGood Grooveという人?集団?のホームページを会社の行き帰りに読んでいたのですが、北関東中心にリサイクルショップを虱潰しに攻めていく、大変面白い内容の読み物でした。レコ堀をひとつのコンテンツとしてまとめ上げる事に成功していると思います。

私もレコード目当てではなくですが、リサイクルショップに行くことが多い方ですが、自分のテリトリーは荒らされる可能性があるためお気に入りの店はまず人には喋りませんし、通常そこでの釣果のみを報告し羨ましがらせるというのが多いだろうなと(もしくはそれも話さない)思うのですが、このブログの場合はレコードの値段はソコソコに、とにかく絵力のあるゴミ屋敷寸前の圧縮陳列の写真中心に、店の感想やリサイクルショップあるあるなど文章が面白く、特に和物やレコードそのものに興味が無い方でも宝探しの話として面白く読めるかと思います。

そして丁寧にちゃんと編集したマップまで付けてくれており、遠征したい人、これからやりたいという人達の入り口としても大変ありがたい事になっております。

レコードの世代ではない人達にどう映るか分かりませんが、どの高額なレアグルーヴも有名DJ達が探し当てるまではゴミ同然だったわけで、その原点はこういう作業であり、また謎のゴミをどう再生させて世界ヒット曲を作るかがヒップホップ最大の醍醐味でもあるわけなので、こういうの下ごしらえの作業みたいなのを現場に行かず暖房、冷房のきいた快適な部屋で覗き見できる事に感謝し楽しんでいただけましたらと。

レコードを買わない人達でも、とても楽しんで読めるコンテンツだと思いますので是非。



Good Groove

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Cut Chemist / A Stable Sound (dublab) : Podcast

ロサンゼルスのネットラジオ曲dublabにて、10月からカット・ケミストが始めたポッドキャスト「A Stable Sound」。

既に2回の放送がされ、まず1回目にはビート・ジャンキーズクルー、レッド・アラート、Thes One (PUTS)のDJプレイが聴ける他、ガスランプキラーや45kingのインタビューもあり、またNobody、B+、EgonそしてDJ Numarkなども駆けつけて、カッケミの誕生日と番組の立ち上げを祝っております。

そして、2回目の放送にはエジプシャンラバー先輩とアーサー・ベイカー先輩というレジェンド2名がゲスト参加という豪華さ。

とにかく番組自体が結構長いため、仕事のBGMとしてダラダラ聴くとします。それも無理な人はダウンロードも出来るので行き帰りの電車や車で聴いていただければと。

記念撮影の中にMIXWELLのTシャツ着てる人を見かけ、久しぶり過ぎて仰け反りました。



A Stable Sound : Episode 1 (ダウンロードはこのページへ)

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A Stable Sound : Episode 2 (ダウンロードはこのページへ)

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久々に聴きたい。



原始時代の生活を再現する動画 「Primitive Technology」

@xxxlililxxxさんのツイートで知った、原始時代に行なっていたであろう道具作りや家づくりなどを、現代人がそのままやってみるという人気動画シリーズ。初めてみましたがとても面白く、やることがたくさんあるのに、布団の中で全て見てしまいました。

常に紺色の短パンで上半身裸の男性が淡々と目標に向かって作業し続けるのですが、無駄を削ぎ落としたテンポの良い展開により、ひたすら見続けれてしまいます。

火おこし、土器、鍛冶用ふいご、弓矢、炭、いくつかの屋根付きの小屋、かまど、芋畑、敷物、カゴなどを色々やっておりどれも良いのですが、武器を作る回はひたすら練習するものの実際に狩猟に行かないのでややズッコケました。

昔の人はその辺にあるもので工夫してモノ作りをしていた事と、低予算でも工夫次第で出来る文化でありますヒップホップと無理矢理結びつける必要は無いとは思いますが、それにしても学ぶところは多いなと思う次第であります。



Primitive Technology (動画)
ホームページ

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