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Tracklib

そこら中の海外ブログで見かけましたが、一体全体なんのことだかよく分からなかったので、適当に読み流しておりましたが、小林雅明さん(@asaakim)のツイートでようやく何のことか分かったTracklibというサービス。

6万を超える量のサンプリング・クリアランス可能な楽曲を1曲$1.99で販売しており、トラックメーカー側はその中の曲を実際にサンプリングした楽曲を発表する際、別途個別に費用を支払えば迅速に法的手続きを一括完全肩代わりしてもらえる合理的なシステムとの事。

早い話、クリアランスの手続きが楽だし、wavでの提供になるので音質もまあ良いよねという事だと思うのですが。既に有名なヒップホップミュージシャン(エリック・サーモン、プリンス・ポールなど)を起用し、インタビューみたいなのやオススメのブレイクを発表するなど企画もやっていますし今後どうなっていくのか大分気になります。

ちなみに動画を見て分かったのですが、使用の量によって支払いのパーセンテージが変わったりするようで、かなり便利そうではあります。法的な手続きの際の人件費などコストをかけられない一般の人の場合も、効率的な検索から手続き、そしてリリースまでの道のりを大幅に簡略化出来る可能性もあります。

Youtubeから引っこ抜いてきて使う人から、伝統を重んじてレコードやCDから引っ張ってくる人まで、多様化しているサンプリング業界ですが、台風の目になるんでしょうかね。

ところで、日本でも著作権の所とかの部分は有効なんでしょうかね。




Tracklib

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Saba / Care For Me

2014年の「ComfortZone」(現在もフリーでダウンロード出来るようです)から気にして追っていたのですが、チャンスの「ACID RAP」に参加していた人という程度でぼんやりした状態で聴いておりましが、その後シカゴ人脈との絡みを頻繁に見かけるようになり、ようやくその存在がクッキリしたような。

SOXやNoname作品に参加するなどアーティストとしてもちろん、プロデューサーとしてもメキメキ頭角を表わしてきた訳ですが、今作もプロデュースには全曲自身とDaedaePIVOTとDaoudの3人のクレジットがあり、前作とは打って変わってシカゴの現在人気プロデューサー達を一切起用せずという思い切った内容に。

とはいえ基本的には、全体的に自分好みなメローな楽曲が中心なのは変わらず、そこにさらにジャジー風味なものが増えた印象で、前作までの要素でありますオーセンティックな雰囲気とやや未来的な雰囲気、そして現代的なドラムなど、この人の良いところをすべて継承したアルバムになっていると思います。

ゲストにはKAINAという人、シカゴ関連の音源で見かけるtheMIND、そしてチャンスという極々絞った人選になっており、プロデュース同様に削ぎ落としている感じで濃厚なSABA感を堪能できる内容だと思います。派手さはありませんが、ひたすらずっと聴いていられそうな内容となっておりますので、今月は繰り返し聴こうかと思います。



Saba / Care For Me

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DJ Critical Hype / The Damn. Chronic (Kendrick Lamar’s Vocals & Dr. Dre’s Production)

ここ何週間か今までに味わったことのない就寝時の鼻の詰まり具合でして、これまで自身を花粉症だと思わないようにしてやってきたことに限界を感じ、とうとう先週末は対策費を4,000円ばかり捻出し薬局にて飲み薬、目薬、イオンでブロックするスプレーなどを買い込んだわけですが、昼間は良いんですが就寝時のそれは改善する方向になく、本日も朝4時に起きました。

起きた時になんとなく気付いたのですが、起きている時も寝ている時も、少し身体を動かしたり何らかの刺激があると鼻が通るという事が分かり(自律神経の関連ですかね)、寝ているのが一番詰まりやすいということなのかと絶望的な自分の中での結末に至り、もう諦めて病院行こうかななんて思っております。

まあそんな事はどうでも良いとして、昨日Genius.comのツイートで知った、ドクター・ドレがプロデュースした様々なトラックに、現在のラップ王ケンドリック・ラマーのラップを乗せたブレンド作品(マッシュアップ)「DJ Critical Hype / The Damn. Chronic」なるものを聴いたんですが、そもそもマッシュアップが持て囃された時期全くノレなかった私でも、今回は師弟的な関係性も手伝ってか案外好意的に最初から受け入れらたところがあります。

個人的にはドレのトラックに乗るのはスヌープが一番好きで、次は50centというのがあるんですが、ケンドリックは普通に格好良いというのもあり(ラップの意味は分かってませんよ)、中にはチルでレイドバックしたトラックにやや張り切ったラップを合わせたものもありましたが、概ね問題なしということで楽しんで聴けました。ブレンド特有の違和感みたいなものも、あまり感じませんしとても良く出来た内容だったと思うのですが。

クラブプレイのバリエーションとして良さそうだなと思いますが、ダウンロード出来るファイルは160kbpsとクラブプレイに若干の不安も。聴く分には全く問題無いのでとりあえずダウンロードしておきましょう。



DJ Critical Hype / The Damn. Chronic
(Kendrick Lamar’s Vocals & Dr. Dre’s Production)

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Lil Yachty / Lil Boat 2

2016年に発売されたミックステープ「Lil Boat」の衝撃が大きかった私としまして、Vol.2を出すということならそこに近いものを出してくるのを若干ですが期待しているところもありながら、かと言って前作の正規アルバム「Teenage Emotions」の幅の広さもそれはそれで面白かったし、といった感じでどう変化しているのか気になっておりましたLil Yachtyの新アルバム「Lil Boat 2」を聴きました。

蓋を開けてみて特に印象的だったのは、前半ミニマルなトラック(ドラムとベースのみに近い曲も)が多く、ホテルの部屋におしっこ撒き散らした話題になったPnB Rockが参加するキャッチーな7曲目でパカっと開け、なんだかテクノ・ハウス聴いている様な展開みたいなところでしょうか。

それを通過すると後半に向かってもメローなのがあったりやや激しいのがあったりはありますが、総じてタイトだったりシンプルだったりという印象が続きます。昨今、ラップミュージックがダンスミュージックに近くなっているのではという言説もありますが、本当にそういう感じがするアルバムだと思います。

大好きだったフワフワでドリーミーなVol.1のテイストは、前述の7曲目なんかはそうですし、シンプルなトラックに薄っすら乗っていたりと、ポイントで使われておりクドさは無く飽きずに淡々と聴けるアルバムになったかと。自分はスッカスカな曲が特に好きなので、多分聴けば聴くほど好きになっていく気がします。MigosのCulture2を覚えるのに時間がかかりましたが、こちらはそれよりは早く頭に入ってきたという印象。



Lil Yachty / Lil Boat 2

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Nipsey Hussle / Victory Lap

00年代にあった地元でも大いに盛り上がったギャングスタラップブーム(西各所、サウス、チカーノなど幅広く人気に)にほぼ乗れなかった私ですが(勤めていた店でCDは売ってましたし、ディスクガイドGangsta Luvを読んだりするのは好きだったんですが)、今こうして西のギャングスタラップも聴いているのを考えますと不思議なもんだよなと。

自分の中では名前は沢山見かけるが、縁が無くあまりこれまでの活動の経緯がわかっていなかったNipsey Hussleのデビューアルバム「Victory Lap」を聴いてみました。10枚以上ミックステープを出しているベテランの域のような気もしますが、どうやら今回がデビューアルバムになるようで大分不思議な感覚であります。

今回聴こうと決めたのはとても単純で、まずツイッターのタイムラインで音楽ライターの人達なんかがこれを聴いていると言っていたのを見てなんですが、それキッカケで何となく目がギョロッとしていたかな...程度にしか覚えていなかったご本人をあらためて検索しましたら、細身で刺青のポストスヌープ・ドッグのようなキャッチーな顔立ちの男前が出てきまして、これは!と思いといった感じなんで、やはり見た目も大事な要素だなと思った次第です。

内容はというと、思いのほかシリアスめで伝統的なGサウンドが前半で続き全体的にこんな感じかと思っていたら、7曲目のJay Zのハードノックライフみたいな感じのブレイクでちょっとこれは後半何かあるかもなと思わせ、次の曲がTDE作品に入っていそうなトラック、更にその次も未来的なトラックに銃声やダンスホールテイストのサビが入るものと続き、その後も地元とトレンドを合盛りしたような内容になっておりました。

後半戦にはタキシードでお馴染みのJake Oneや、一番好きな曲の一つDouble UpのクレジットにIAMNOBODIがいたりと、ちょっとグッと来る要素があったり、最後の曲なんかは思いっ切りルーツレゲエ風味だったりと、聴きどころがかなり多いアルバムとなっており、地元感を強く残しながらも世界戦をするために仕上げたような印象で大変好感の持てるアルバムでした。

ゲストも地場の主要な人はキッチリおさえながら、Puff Daddyがいたり、Ceeloがいたりと面白いです。



Nipsey Hussle / Victory Lap

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