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Young Chop / 8417

シカゴ発のヒップホップ、ドリルのプロデューサーとして、チーフ・キーフなどのプロデュースをしてきたチャーミングな巨漢プロデューサー、Young Chopの曲数やや少なめの新アルバムを、豊満ボディ&中指というファニーなご本人、青空&黄色いスポーツカーのコントラストにヤラれついつい聴いてしまいました。(今までソロ作は聴いたことがなかった)

そもそもドリルと言えば、おどろおどろしい緊迫したゲトーミュージックという印象が強く、どの曲を聴いてもとにかく張り詰めた雰囲気で、言語がわからないのもあり恐らくラップは俺に逆らったらブチ殺すとかただじゃおかねぇとか言ってるんだろうくらいの多少乱暴な感覚で捉えており、そこまで色々なものを聴くということはしなかったのですが、昨今のメロー流行りのおかげかそれとも夏だからなのか、今作はとても聴きやすい内容でありましてかけっ放しにするのにも最適だと。

アルバムと併せて、そもそも可愛らしい彼のキャラクターはVISEの「noisey CHIRAQ シカゴの闇から生まれたドリル・ミュージック」で見れたりしますので、是非それも併せてどうぞ。

最近USの流れが全体的にそちらに動いていっているので、以前とは逆に全て大丈夫みたいになってきて、ストライクゾーンに入ってくる球の量に若干困っておりますが、それもそのうち飽きるんでしょうかね。



Young Chop / 8417


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BROCKHAMPTON / Saturation

昨年アルバムをリリースし頻繁に聴きましたテキサスのKevin Abstractですが、在籍するBrockhamptonのアルバムが出たことを友人から教えてもらい、一昨日ポストしましたSZAと同時進行で聴いておりました。

Kevin Abstractの前作の時はドラムは太めでヒップホップぽくも、全体的にはインディーロックな曲調のものが多かったですが、今回は前半ややハードめのヒップホップというのがいくつかあり、ジャケも厳ついイメージなのでハードな感じか?と緩いのばかりいっている私は腰がやや引けましたが、その後後半に向かっては緩くなり、最近のトレンドを踏襲したような曲調や歌っぽいのが増えて、そもそも好きだった部分の感じとヒップホップが丁度良い状態のところで折り合いが付いているかと。

下記に貼りました「Gold」のMVに映る、自由かつ変てこりんな若者達見まして、若い頃大変影響を受けましたファーサイドを思い出した次第であります。タイトルロゴの統一感も好きですし、音楽、ヴィジュアルどちらもセンスを感じる理想的な打ち出し方だと思います。

実は昨年アルバムが出ていた事を知らず、取りこぼしておりましたのでこれから聴いてみたいと思います。



BROCKHAMPTON / Saturation

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Lambはアルバムに入っていないです。良い曲だが。









Snoop Dogg / Neva Left

ポップな市場を意識した感もあった、ファレルを全面的に絡めた前々作はあまりピンと来ず、Just BrazeやSwizz Beatz、Timbaland、J Dillaなどの2000年代のレジェンドプロデューサー達とToo $hortやE-40、Suga Free、そしてJeremih、Wiz Khalifaが参加した前作は凄い好きで、今回はどうなるのかすごく楽しみでしたが期待を裏切らない内容だったと。

BadBadNotGoodとKaytranadaがやった既存曲にスヌープがラップを乗せ、トランプ大統領を挑発するようなPVが話題の先行曲「Lavender (Nightfall Remix)」が、あまりにも格好良かったので、こんなに期待を持ってしまったのがありますが。

一曲目からThe Charmels – As Long as l’ve Got You使い(Wu-Tangのアレの)で奇襲をかけられた気分になったり、3曲目はATCQ(これも東的)を大胆にサンプリングした曲だったり、ZAPP的なトラックにRedman、Method Man(これも東か)そしてB-Realという麻友参加のものから、熱 VS. 緩のコントラストが良いKRS-ONE(で、これも東だ)参加の曲など、西海岸マナーの中に東海岸のパーツを落とし込んだ所が案外良かった印象です。

もちろんそれら含め全体的に西海岸のテイストで纏め上げてあり、涼しいのからファンキーなのまで前作同様アルバム通してとても良くて好きでした。ちなみに一番好きだったのは6曲目「Swivel」。メチャクチャ格好良いですね。



Snoop Dogg / Neva Left

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高木完 / SUNDAY LIVE BEATNIK 2017.5.28 ゲスト 藤原ヒロシ&細谷武司

先月4月に開局したラッパーのZeebraが仕掛ける、HIPHOP専門のネットラジオ局「WREP」(24時間オンエア)が開局され、その中に日本ヒップホップ界のパイオニアの一人高木完さんの番組(毎週⽇曜:14:00-16:00)があるのですが、そこに当時の相棒藤原ヒロシさんと、パンク服ブランドを手がける細谷武司さんがゲストに来た回が面白かったので。(VIA @t_arum)

この回はヒップホップのオールドスクール期を、セックス・ピストルズの仕掛け人でもあり、ヒップホップ初期の段階で取り入れレコードを作ったマルコム・マクラーレンを軸に話を進めていく、大変面白い視点の2時間となっております。

藤原ヒロシ氏の当時のイギリス、NYでの生活やマルコム・マクラーレンとのやり取り、当時の黒人がパンクロックのファッションに憧れていたなどなど、当時関わっていないと分からないような話が山盛りであっという間に2時間が過ぎます。

お昼休みのお供にどうぞ。



高木完 / SUNDAY LIVE BEATNIK 2017.5.28 ゲスト 藤原ヒロシ&細谷武司

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Lil Yachty / Teenage Emotions

昨年ミックステープ「Lil Boat」が出た時、その極度に多幸感大盛りドリーミーサウンドと赤を基調とした強烈なルックスに一瞬でヤラれてしまいましたが、それは私の個人的な感覚なだけというわけでなく、アトランタの新世代で凄いのが出てきたなという空気感がSNSを支配し、皆で特別なものの誕生を見た同時体験のような感覚がありました。

あれから一年間、その注目度の高さやニュージェネレーション故の感性から、自由に発言した結果騒動に巻き込まれたり(絡まれたり)しながら、いつの間にかすっかりキーパーソンの一人となりました。そして世界中の期待を受け発表したデビューアルバムがこちら。

ジャケを見れば多様な人種が、そして男性同士のキスが写り、常にマッチョが支配してきたヒップホップに新しい時代がやって来たという感じですが、この決意を持ってみたいな感覚が皆無に見えるサラッとやってるところが良い所ですよね。

音楽性に関しては、前作までの主力だったドリーミーなトラックもちろんありますが、少しシリアス、メローなタイプから、モロにMigosそしてレゲエに寄ったものまでと、大分バラエティーが豊かな感じがします。私としましては終始ドリーミーで駆け抜けても良かったんですが。まあ、でもコレで良いとも思います。

ゲストについてもアメリカ国内のギャングスタラッパーや若手から、UKやオーストラリアまでと多岐に渡っており、サウスの有名どころでガチガチに固めていない所(Migosはいますが。笑)が良かったなと。

ちなみに自分が気になったこととしまして、一曲目や11曲目聴いていてなんかSADEみたいな感じがするなということです。多分裏声のボーカルにリバーブがかかり、サウスのトラックが80年代のトラックと重なる音色などがあるからそう聴こえただけだと思うのですが。

しばらく飽きずに聴けそうなアルバムになっているかと。



Lil Yachty / Teenage Emotions

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