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FEBB AS YOUNG MASON 2017 waviestc / PARTNERS IN CRIME PNC BOYS CLUB MIXTAPE MIXED BY DJ SCRATCH NICE

私のお盆開始一日目、朝まあまあ早く起きてしまいまして、結局やることが無いもんですからツイッターを開けてザッとTLを流したところ、春頃アルバムを出したばかりのFEBBさん(Fla$hBackS)が、フリーアルバムをリリースしておりました。

早速ダウンロードして聴いたのですが、1、2曲めからJadakiss - We Gonna Make ItLords Of The Underground - Funky Childと90's、00'sのヒップホップクラシックを下敷きに現代的にアップデートしたトラックが続くもんですから、いきなり掴まれてしまい思わず興奮して最後まで聴いた次第であります。

その後のトラックもシリアス、ムーディー、トラップ風、ソウルフル、オーセンティックとバラエティに富み、ヒップホップクラシックのパーツも出てくる面白さがありまして、ミックステープ(フリーアルバム)らしい自由な雰囲気が良いですし、ラップ、トラックの質感もかなり荒々しく、90年代半ばに何故か必死に買って聴いていた、誰かが勝手にフリースタイルを無理やりレコードにしたホワイト盤聴いている時思い出しました。笑

このフリーアルバム自体は、8月10日〜15日の限定でフリーダウンロード出来る5日間が終了した後、I-DeAによるマスタリングを経て9月にFL$Nationより紙ジャケでCD化されるとのことです。

ちなみにトラックはFEBB本人とSCRATCH NICE、JAZA DOCUMENTが担当し、ゲストはLil' Mercy、仙人掌、MUD、そして最近私も好きでアルバムをよく聴いているYoung JuJuという布陣。

日本語と英語のチャンポンになっており私には少し難しいですが、お盆中一生懸命聴いてラップをちゃん理解したいと思います。
ところで13曲目、当時すごい聴いてた曲だと思うんですが、誰のトラックだったか全く思い出せず朝から凄く気持ち悪いです。

参照先



FEBB AS YOUNG MASON 2017 waviestc / PARTNERS IN CRIME PNC BOYS CLUB MIXTAPE MIXED BY DJ SCRATCH NICE
(ダウンロード先)

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CBS / Classic Brown Sounds

ここ最近は、USヒップホップのメインストリームのトラック、ラップスタイルを踏襲した日本産ヒップホップが新鮮に感じ、聴くことが多くなっているのですが、一方で日本のバンドサウンドを聴く時は、90’SヒップホップやR&B、ディスコ、アシッドジャズ、日本のロック名作などの影響下にあるオーセンティックな雰囲気なものを聴いている事が多く、やや捻れが起こっているような状況も。

そんな中、ひょんなキッカケから聴いているこちらCBSは、最近ご無沙汰だった(自分的に)ジャジーなトラックがベースとなっているグループで、オーセンティックで耳障りの良いエレガントなトラックとカチッとしたラップが印象的。

90-00年代はジャジーなヒップホップを聴いていた時期もまあまあありましたが、実際今はそのモードにあまり無い状況で、どうしてすんなり入っていって繰り返して聴いているかと言えば、今年1番良かったとも言っていいジャケの存在かもしれません。

メンバーの一人が中2の頃の写真とのことで、そのガチンコファイトクラブに出てそうな特攻の拓由来風の少年の姿に圧倒され、聴く前から全く内容が想像できない状況からの(大分ブッ飛んだ内容だろうと思っていた)、聴いてみれば随分洒落たサウンドでしたので、ギャップにすっかりのまれた次第であります。

この写真こそ、ヤンキー的センスが8割以上を支配すると思っている(自分がね)日本人のソウル的な部分を分かり易く表わしたものでしょうし、この後音楽を必死にやっていかなかったら今頃どうなっていたのか(いや、すでにどうかなっているかもしれませんが。)というところも含め、色々考えを巡らせられる良いジャケットだったなと。

ちなみに自分だったら中学の時この人と会ってても、一切口聞かないだろうなと。恐いし。



CBS / Classic Brown Sounds
インタビュー

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Tyler, The Creator / Flower Boy

ネプチューンズ及びファレルへの憧れを隠さず、これまでの作品に反映してきたタイラーですが、前作はN.E.R.Dを意識してなのか?ロックサウンドへのアプローチをし、正直言って私としましては激しさにちょっと疲れてしまった所もあり、新アルバムはもしかしてその延長でくるのかと少し不安もありましたが、前作のそれ以外の部分を発展させたようなアルバムになっておりました。

ウィキペディアによると今作もタイラー自身がプロデュースを担当しており、いつもどおりのヨレたファレル感+ヨレた西海岸感が合わさったような、オッドフューチャー的メローなトラックが大半を占める内容に。10曲目の途中の展開を聴いてBeenie Man ft. JanetのFeel It Boyを思い出し、ネプチューンズを本当に愛しているんだなと思いました。笑

特に好きなメローなのが多かったりするのは嬉しいところですし、定番の不穏なのやフラメンコみたいなのも有ったりと、比較的飽きること無く最後まで聴けます。参加ゲストもFrank OceanからKali Uchis、ASAP Rocky、Jeden Smith、Steve Lacy、Lil Wayneなど好きだし相性の良い人選。

ふと思ったんですが、90年代にジャズファンクの巨匠をアルバムに呼んだロード・フィネスの時は、自分が若かったのもあり随分古い人を引っ張ってきてなんて新鮮なんだ...という印象を受けましたが(タイラーの前作にプレイヤーとして参加しててそれも凄いなと思いましたが)、タイラーが憧れるファレルも20年くらい前からいますし、若者にすれば既にそういう域のアーティストなんだなと、リアルタイムで通過するとそういう事は、若者と同じ感覚でやたらと新鮮なものとしては受け取れないんだなと少しさびしい気持ちに。

あと歌詞の件で、ゲイなのか?という話も見かけとても気になっておりますので、早くそのあたりが分かるラップの解説もみたい所ですので、ライターの方々に期待しております。まあとにかく、内容凄く聴き易くて良かったです。



Tyler, The Creator / Flower Boy

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ジャケ違い

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ラップ・ミュージアム展

「親に感謝するやつでしょ」とか、「東京生まれヒップホップ育ちでしょ」みたいなのを言ってくるような人は随分少なくなり、世間でのラップバトルのブーム以降180度評価が変わったことを、大いなる田舎の周辺の更に田舎に住んでいる私ですら感じる昨今ですが、最近では政治利用して若者を取り込もうとする動きがあったりと、一切文化と関係のない人達が理解ある風にフックとして使用し、人集めに使い始めている事もあり、展開の早さに驚くばかりであります。

一方、千葉の市原湖畔美術館では、「ラップ・ミュージアム展」としてアートの扱いをされていたりと、良い意味でも拡大していっております。

ラップのリズム構造を可視化させた映像作品など、字面を見ているだけで大仰に感じてしまうアート的なものと組み合わせたものから、マミーD、アニとボーズ(SDP)、クボタタケシ、TwiGy、Kダブシャイン、Shing02らが実際に使用したリリック帳などの出展も。当時のラップ関連イベントのチラシなどもあるみたいですし、他にも何が出るのでしょうかね気になります。(若いアーティストのリリック帳が無いなと思いましたが、そう言えば今時皆スマフォでやるのかと)

8月11日(祝)に行われるオープニング記念のMCバトルなどがあるようです。私は遠すぎて行けなさそうですが。お近くの方は是非。




ラップ・ミュージアム展

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市原湖畔美術館「ラップ・ミュージアム RAP MUSEUM」のページより
アメリカ・ニューヨークにて、ヒップホップ/ラップが生まれて約40年。そして日本でラップが生まれてから約30年が過ぎようとしています。現在では、多種多様なラップ、ラッパーが存在するようになっています。特に近年は、ラップのバトルを行うTV番組「フリースタイルダンジョン」の人気を始め、「ラップブーム」とも呼べる現象が起きています。若者を中心に、ラップをする人たちも増えてきて、これまで以上に多くの場所でラップを耳にするようになってきているはずです。
では、果たしてラップとは、いったいどんなことをしているのでしょうか?本展では、ラップをひとつのアートフォームとして捉え、その構造を分析しながら、ラップから派生された文化的実践に焦点を当てる日本で初めての展覧会です。



【展覧会概要】
主催:市原湖畔美術館(指定管理者:株式会社アートフロントギャラリー)
会期:2017年8月11日(祝)~9月24日(日)
開館時間:平日/10:00-17:00、土曜・休前日/09:30~19:00、日曜・祝日/09:30~18:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
料金:一般800(700)円/大高生・シニア(65歳以上)600(500)円。()内は20 名以上の団体料金。中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその介添者(1 名)は無料。
企画協力:荏開津広、ダースレイダー、磯部涼
会場構成:ASSISTANT/ 有山宙
アートディレクション:一ノ瀬雄太


【関連イベント情報】
8月11日(祝)オープニング記念MCバトル
「ART OF RAP /RAP OF ART presented by 鎖GROUP」を開催!
ホストMC:ダースレイダー
参加MC : [エキシビションバトル]TKda黒ぶち VS 田中光 [トーナメント参加MC]Dragon One、T-TANGG、J平、NillNico、ENEMY、ruler、BOZ、KissShot
審査員:宇川直宏、荏開津広、北川フラム 

[その他、続々決定中!詳細は追って掲載いたします。]







Domo Genesis / RED Corolla [Free Download]

タレント揃いのOdd Future軍団の中ではやや地味な存在ではありましたが(すいません)、昨年のデビューアルバムでモクモク路線からメローで洒落たトラックに変化し、見事に一皮剥け幅広い層から評価されました。あれから一年経ちまして再び元々の得意なアンダーグランド志向なミックステープをリリースすることに。

まずタイトルがセンス良過ぎの「Red Corolla」。カセットテープ風のこれまた格好良いジャケには、Domo本人が赤い90’sカローラ(7代目?愛車?)に乗り、フラッシュ撮影されたような仲間とのイナたい集合写真と、ビジュアル見た段階でやられました。1曲目ではセルを回しても中々掛からない様子を入れたりしてます。

どれだけ高い車(レンタカー)の前でドヤ顔するかが勝負だった時代から、こういうリアルさが受ける時代になったのでしょうか?アメリカの車事情は分かりませんが、「車の価値=人間の価値」みたいなのが世代によってはあまり無くなった昨今の日本の風潮とリンクしてなんかシックリ来ます。

内容の雰囲気はミックステープで出ていた頃の90’s的な要素を入れたものが多く、スモーキンなのからソウルネタをチョップしたものまで、ハズレのないトラックばかり。プロデューサーには同クルーのLeft Brainをはじめ、気になるStoney Willis(リンク先のGene Harris使いトラック良いなと)、やSap(この人?)などの自分には詳細がよくわからない人達も良いですし、Dilated PeoplesのEvidence、懐かしいロウカスのエースHi-Tek、00年代Fat Jonと共にアングラシーンで活躍したJ.Rawlsなどのベテランも良い仕事してます。

覚えて楽しくなってくるまでにやや時間がかかり回数聴きましたが、とても良いフリーアルバムだなという結論に。是非ダウンロードして何気ないタイミングで聴いてみていただけましたらと。



Domo Genesis / RED Corolla
(ダウンロードリンクはこちらに入るとあります)

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あと、今朝タイラーのツイートで見ましたが、タイラーも新しいアルバムが7月21日?に出るんでしょうか。公開された画像もまたカセットテープな感じですね。なんでしょうか。















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