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食品まつり a.k.a foodman / ARU OTOKO NO DENSETSU

エレクトロニカやIDM、ポストロックという括りに入っていた音楽を聴いている時期も随分前にありまして、その時からそういうシーンがどう発展して今に至るのか完全に見失ったので、現在どういった名称で呼ばれ、どういう人達がそれに属しているのかさえよく分かっていない状況なんですが、今でもそういった要素を含んでいたりする音楽に出会ったりすると、あああの時の流れからこれをやっているのか?それともまた新しい流れなのか?と、ジャンル分けが頭の中で出来ないまま、まあ良いかとなんとなく聴いております。(デザインあとか見ていても思う)、

この食品まつり a.k.a Foodmanさんの新アルバム「ARU OTOKO NO DENSETSU」も、自分の中ではジャンル分けがとても難しい位置におり、またあの時代のエレクトロニックミュージックの影響あるのかな?なんて感じておりますが(影響受けてないかもですが)、現在までの道筋を見てみますと、Jukeコンピへの参加や、Boiler Roomへの出演、ラッパーへの曲提供、そして海外からの評価など、縛りがなく破天荒でとても自由に越境して行く感じや、日本外からの評価が高まって行く様子が大分ユニークだなと。

そもそも過去作でも、一般的なビート感だったりで縛れない比較的自由な感じも多数ありましたが、今作もまたドラムやベースの存在をさほど感じさせない(というか無いものもあるか)作りになり、持ち味であります音、構成のユニークさについては変わらずで、若干まろやかになった印象であります。

あまり内容についてあーだこーだとドラマチックに言える語彙力がないためいけませんが、面白いと思える音が一致しておりとても楽しく聴いております。あとこのドラム、ベースの少なさではありますが、本人がダンスミュージックとして捉えているところが良いですよね。

ジャケはもちろん本人作。見た目と内容揃ったトータルで素晴らしい作品だと思いました。仕事、ドライブ、食事などのお供に是非。気持ちよく聴けます。




食品まつり a.k.a foodman / ARU OTOKO NO DENSETSU

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tofubeats / RUN

テレビドラマ版「電影少女」の話を聞き、西野七瀬がヒロインに抜擢されているのを知り、天野あいのモデルとなったと言われている小森愛の陰な雰囲気を考慮した人選じゃない...彼女は笑顔が幸せ過ぎる...と2010年代も終わろうとしているのに、昔見たデラベッピンの思い出と照らし合わせ、今更どうでも良い物足りなさを感じましたし、またここに絡んでくるtofubeatsさんのコミカルで忙しい曲調の「ふめつのこころ」は、あの子供の時ジャンプで見た陰鬱&小エロの雰囲気と合致せず、そのままドラマのことは忘れて行ったわけですが。

とはいえ、前作「FANTASY CLUB」がとても好きだったこともあり、ドラマ曲はハマらなかったですが、この一年の世界の音楽のトレンドを汲んで次は一体どういう感じで来るのか?をこの一年と少しの間とても楽しみにしておりました。

まず、そのハマらなかった「ふめつのこころ」の唐突にエンジンが掛かって心臓に負担掛かりそうな感じが、そこに向かうSkitを用意することにより、助走から本編が自然にスッと入ってくる様になったのがとても良かったですし、最後にはSLOWDOWNというバージョンも用意されており、大好きなベッタリした質感の曲になりこれも大満足。

一曲目のRUNは前作の本命だった一つ「SHOPINGMALLL」を引き継いだような印象で自分的にはこれがメインになる感じであります。ディスコやUKガラージ、アシッドなどのテイストのポップスや結構マジなトーンのダンスミュージックなんかが中盤に入り、後半に遅めで重厚なエレクトロやしっぽり聴かせるのを持ってきておりますが、10曲目「DEAD WAX」なんかはトレードマークのオートチューンを使用していない事にやや驚き、またその物悲しい歌詞や歌唱は思わず小袋成彬を思い出してしまったのですが、好きだったりするんでしょうかね。

自分的には、良いところが残り、またちょうど良い加減で新しいことも追加されといった感じで前作と地続きで聴ける内容だと思いますし、相変わらずインプットしたものを本人らしくポップに表現する上手さは唯一無二のものだなと。しばらく聴いてみたいと思います。




tofubeats / RUN

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Dorian Concept / The Nature of Imitation

ウィーン生まれの天才Dorian Conceptが、Kindred Spirits(オランダ)、Ninja Tune(イギリス)と良質なクロスオーバーミュージックを取り扱う名門2つを経て、フライング・ロータスのライブメンバーをやっていた縁からか、Brainfeeder(アメリカ)に移籍し新アルバム「The Nature of Imitation」を発表しました。

ここ数年自分が聴くものが、だんだんUS、日本のヒップホップへの比重が増えていて、ビート系のような括りをされるエレクトロミュージックを聴く機会が少なくなっておりましたが、先行で公開されたノイジーでポップなPromisesを聴いた際、まだこんなジャズ+ヒップホップ+エレクトロの聴かせ方が残っていたのか!と感動しまして、アルバム全体がどんなことになるのか大分期待しておりました。

そのPromisesの作風で予測した通り、前作より更にポジティブになり、自分の中ではクラブジャズ的なものからジャズ的なものへ移行した印象でして、アルバム内は良作が連なっており更に一皮剥けた印象に。この移籍によって良い具合にBrainfeeder化(スーパーファミコン感)したと言いましょうか。

ちなみに、今年のSONIC MANIA2018に ​Flying Lotus、THUNDERCAT、​GEORGE CLINTON、ROSS FROM FRIENDS、JAMESZOOと共に来日予定とのことです。





Dorian Concept / The Nature of Imitation


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dj supermarkt / summer breeze 2017 slo-mo rooftop disco mix

月曜を絡めた3連休の良い所は次の週4日働いたらまた休みが来る事だよなと、ちょっとだけ幸せを感じている本日ですが、夏に(終わりに近い頃)知ってからというものずっと聴いている、スローモーディスコのミックスをポストしたいと。(VIA @beipana

すっかり涼しくなり、タイトルにも思いっ切りSummerの文字が使われておりますので少々躊躇しましたが、内容的にはいつ聴いても良いものでしたので。(本当は夏が良いかもですが)

そのままの曲から誰かがエディットやスクリューなどしたものまで、色々な曲が使われておりまして、モッタリと遅いBPMの下半身に力が入らない気持ちの良いドリーミーな曲がひたすら続きます。タグにdaytime discoがあるように明るい時間にもとても合う内容だと思います。

私のような休日の昼間に全くやる気の出ない人間には、これくらいのが丁度良いのですが、このテンションだと家族内で浮いてしまい、ある時もう少しシャキッとしたのに変えろと、旅の道中にチェンジを言い渡されたこともありますので、会社帰りに聴くようにしております。

ちなみにダウンロードリンクも有りますので、色々なところで何となく繰り返して聴くと良いんじゃないかと。とても良かったです。



dj supermarkt / summer breeze 2017 slo-mo rooftop disco mix

djsupermarket_summerbreeze2017_.jpg






01. Intro
02. Donny Hathaway - Little Ghetto Boy (HWLS Edit)
03. Hubbabubbaklubb - Mopedbart (Olefonken's Autostrada Miks)
04. Jeffrey Paradise - Cruise Control
05. P’Cock 3 - Telephone Song (Disco Tech Edit)
06. Fantasy Love Affair - How Can I Forget
07. Lovebirds feat. Galliano - Icarus
08. Macca - Right Thru Me (ROBJAM Soul Love Edit)
09. Neil Diablo - For Your Love
10. Seals & Croft - Summer Breeze (Philip Steir Remix)
11. Leisure - Something About You
12. The Jones Girls - Who Can I Run To (mtbrd's Flip)
13. Gayana - Since The Night
14. Dr. Rubberfunk - Theme For A Latter Day Lothario (Yam Who Mix)
15. EW&F - Turn It Into Something Good (BP's Re-Edit)
16. Harvey Sutherland - Expectations
17. Kraak & Smaak feat. Parcels - Stumble (Blue Motel Remix)
18. Moustache Love - Perfect Summer Day
19. Giorgio Tuma & Laetitia Sadier - Through Your Hands Love Can Shine (Turbotito Remix)
20. Shy Girls - Trivial Motion (PREP Remix)







イントロ開けて「Donny Hathaway - Little Ghetto Boy」をいじったものが来て、思わずペイジャーを思い出してしまった。



Washed Out - Mister Mellow

いまだに自分の中では一体何なのかぼんやりしているチルウェイブというジャンルを代表するアーティストとして、主要メディアにも沢山取り上げられたWashed Outが、数年の時を経てあのストーンズスロウよりアルバムを発売。

同時期に登場しこの数年変化しまくっているToro Y Moiと比べると、よりロック寄りのキラキラしたサウンドが印象に残っておりますが、随分久しぶりというのとSub Popからストーンズスロウへ移ってのリリースになりますので、どのような変化が起こったのか大変興味深く&楽しみにしておりました。

変化としてはズバリ、よりダンスミュージック化が進んだという点が最も感じた部分でありまして、私としましては前作、前々作よりよく聴いております。

早めからヒップホップ的な速度、そしてモッタリ遅めまで、キラキラ感はやや残しつつと言った感じで、適度なリゾート感もありとてもバランスの良い全体に仕上がっており、流しっ放しも良いかと。

ひとつ残念なのは、今回ポップ感のあるジャケを採用しておりますが、ファーストアルバムに見られた一度見たら忘れないエッジの効いたジャケで出なかったことでしょうか。聴く前から異常に期待がそそられる事はありませんでしたが、でも内容はかなり良かったです。



Washed Out - Mister Mellow

washedout_mistermellow



で、アルバム発売と同時期に公開されている「The Mister Mellow Show」なる映像があるのですが、こちらはアルバム収録の音源に映像を付けたもので、コラージュやストップモーション・アニメなど満載で面白い内容となっており、ジャケにハマれなかった私ですがこのビデオでビジュアル面問題なしという結論に。まずはこちらを見たら良いかと。







これが出た時、一斉にメディアや音楽ファンが反応し、田舎っぺの私はビジュアルの強烈な印象と合わさって、時代に置いて行かれている感を味わいましたが、あの時の「これはなんだ、なんだ!?」という感覚、おじさんになってもまだ欲しております。




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