| HOME |  NEXT »

ここ一ヶ月くらいずっと聴いていた、R&B中心のアルバム5枚

週末、高圧洗浄機(ケルヒャー)を体験したことにより、視界に入る全てのコンクリートの黒ずみが気になってしょうがない状態になっております。

そんなどうでもいいことは置いときまして、少し前からいくつかR&Bなどのアルバム数枚を並行して聴いているのですが、記憶力が悪くなってきたせいかすぐに良いのは分かったのですが、記憶していることが出来ず思い出せないといった感じです。単に自分がラップ脳なので、一発で引っかかるネタ使いやフックなどには反応できるのですが、それ以外となると若干理解するスピードが落ちるということだと思うんですが。

そういった最近聴いていて、ずいぶん聴いたけど飽きなくて好きになったいくつかのアルバムをポストしたいと。





Sampha / Process

ドレイク、SZBTRKT作品や、昨年の話題作だったカニエ先生のTLOP(アップデート後)に参加し、デビュー前からやたらと騒がれているSamphaが、UKの一番イケてると言われるレーベルの一つYoung Turksより出したデビューアルバム。品よく仕上げた現代的なサウンドにハスキーな味のあるボーカルで疲れたオッサンにも優しい。このジャケの恍惚とした表情を表示して、電車内でジックリ聴いておりましたところ、よく同じ車両に乗っている画面盗み見オバサンにジーっと見られてて、少し恥ずかしかったです。

sampha_process.jpg





Gabriel Garzon-Montano / Jardin

前作はジャイルスやメイヤー・ホーソンに絶賛され、ドレイクのサンプリングソースとして使用されるなど、こちらも著名人達から注目されるブルックリンの新世代アーティストのストーンズスローからのデビュー盤。すべての楽器を自分で演奏して作られたトラックは、オーセンティックな部分に上手いこと現代的な要素を組み合わせてあり、そこにプリンスに影響を受けたボーカルが乗る内容でとても良かったです。今回ポストした中で一番好みでした。下に貼ったサンクラ(DL有)はメイヤーホーソン作品の彼によるリミックスでコレもメチャクチャと言っていいほど格好良いかと。

gabriel_garzon_montano_Jardin.jpg








Khalid / American Teen

アルバム発売前に公開されていたLocationの動画が好きで、出るのをとても期待しておりましたが、それと地続きで聴ける内容でしたのでとても嬉しかったです。コロコロした上ネタやシンセドラムの音色など、シンプルで磨かれた音色のトラックは結構色々なプロデューサーが参加しておりますが、それにしても随分纏まっている印象で、そこに少し枯れた(ヨレた)チェット・フェイカーのようなボーカルが良い感じであります。仕事しながらでも鬱陶しくなく聴けます。

kahlid_americanteen.jpg





Sir / Her Too

大好きなレーベルTDEのシンガーSirのEP。いきなり一曲目から味付け濃いめのゲストAnderson Paakが参加しており、せめて一曲目はお前が一番目立つように行けよ...と思いますが、まあその後にモッタリしたのや正統派R&Bみたいな渋い路線が続く展開を考えれば、最初に勢いつけといてよかったのかなとも思います...。繰り返して聴くと良くなるのとかあり、さすがはTDEだなと。ジャケもかなりコッテリしておりますし。アルバムで聴きたいです。

sir_hertoo.jpg





Tempalay / 『5曲』

P-Vineさんのツイッターアカウントをフォローしておりますと、すごい勢いでこのTempalayさん関連ツイートが流れてきまして、いつの間にか前作に続きこちらのEPも聴いているという状況であります。R&Bのオルタナティブ化が進み、インディーなロックとの垣根はほぼ無いと言って良い海外のシーン同様、どちらの人も聴ける流れは日本でも起こっているのを感じますが、このEPもそういう印象を受けますし、3曲目Zombie-Songなんかはヒップホップにしか聴こえない所もあり、自分達はヒップホップ以降の世界に生きているんだなぁとあらためて感じた次第であります。

tempalay_5kyoku.jpg


Steve Lacy / Steve Lacy's Demo - EP

ヒップホップ成分が多めに感じられたマット、今っぽかったシドに続き、どんな感じで来るのかとても楽しみにしていた、The Internetからの今年3人目のソロ作品、若干18歳のSteve LacyがソロEPをリリース。

インターネットで世界中の情報を取得できる今、年齢の若い才能あるミュージシャンに遭遇することもざらに起こるようになりましたが、やはり通常の18歳とは置かれている環境や触れている才能が違いすぎて、作品を聴けばやはり驚くような内容だと。(特に18歳の頃の自分と比較してしまい、いったいその頃自分は何していたのか思い出していましたら、あまり何もせず遊び倒していたことを思い出し、机の角に頭打ちつけたくなるような衝動に。)

前述した通りの先輩方の作風が出た中で、18歳ならどんな風にやってくるのだろうか?と、出るまで気になって気になって仕方ありませんでしたが、メロウでチルで緩めに踊れそうなBPMのインディーロック風味と言いましょうか、シンプルでしばらく聴いていられそうな内容です。

どの曲も短めで6曲収録のEPですので、飽きてくる前にサッと終わりますので、そんなところも良いところだと思います。それにしてもEPとかDEMOじゃなくて、アルバムを早く聴いてみたいもんですね。



Steve Lacy / Steve Lacy's Demo - EP

stevelacy_stevelacysdemo.jpg



















Hudson Mohawke / Valentines Slow Jams X (DJ Mix)

完全に私の主観ですが、ハドソン・モホークのアーティスト写真を見る度、その自身に満ちた青白い顔&なんだかとても高そうな服みたいな組合せが、家から出ずに億万長者になった現代の成功者みたいでかなり今っぽいルックスだなと思うのですが、インターネット経由で伝わってくる情報も写真のイメージと違わぬかなり強気にメディアを使って主張をするタイプで、時には喧嘩も辞さない人柄ぽく見えて怒らせるとめちゃくちゃ怖そうだなと。

ですが、時折出るスロージャムのミックスシリーズを聴きますと、優しい一面も有るんだなぁとストックホルム症候群のような気分になってしまいますね。本当は優しい子なのよ...無料ダウンロードでやってくれるし...という母親気分になると言いましょうか。

そんなハドソン・モホークのもう一面を知ることができる、恒例のスロージャムのミックスシリーズがバレンタインに合わせ公開。もちろん毎度のことながら無料ダウンロード付きです。

そうかそうか、彼もプレゼントしたい気分になっているのか~、とか思ってジャケ画像を拡大してみたら、めちゃくちゃ気持ち悪い手術で人体パカっと切ってなんかやってるのが出てきて、内容を聴けば甘い曲と甘い曲の間で銃を死ぬ程ブっ放して皆殺し感出していたりと(そういや前にも有ったなと)、やはりなかなか一筋縄ではいかないのかなぁと、益々気になる存在になった次第であります。



Hudson Mohawke / Valentines Slow Jams X

hudmo_slowjamsvlnt.jpg










「Matt Martians / The Drum Chord Theory」 & 「Syd / Fin」

Odd Future軍団から出た人気バンドThe Internetの核であります、Matt MartiansとSyd(The Kid)がわずか一週間くらい離してリリースしたもんですから、同バンド内でどういう作り分けがされて来るのか気になってしまい、どうしても聴き比べしてしまうという状況であります。

Sydの方は、いわゆるTRAP的な要素を盛った曲もいくつかあり、ヒット請負人みたいなプロデューサーも入れ世界的な現行のポップ感を目指して作られているように聴こえるのに対し、Matt Martiansの方は前ミックステープ(現ストーンズスローのPyramid Vritraと制作:DLも出来ます。)の自由な作風の空気感は多少残しタイトに仕上げつつも、いかにもOFカラーやネプチューンズ以降のサウンドもチラチラとあったりした感じでしょうか。

歌詞がダイレクトに入ってくるならもしかしたら大分印象違うかもしれませんが、そういう状況ではない私の場合、今回はMatt Martiansのがより好きです。もしかしたらこのまま2つを聴き続けると、どこかで逆転する可能性もあるのでアレですが、でもとにかく今のところはそういう感じです。

ちなみにSydの方は半日ひたすら繰り返したりして聴いたのですが、今のところもう少し聴かなければちょっと判断しかねる状況(更に良くなる可能性もあるかもしれない)ではありますが、もちろん良い曲は入ってます。また、Matt Martiansの方は3曲目、そして夏に良さげな5曲目(これが一番好きかも)、プロデュースでタイラーが参加したやたらとネプい10曲目(これも好き)などを今のところ軸として聴いてます。

どちらにもThe Internetのギター、Steve Lacyがまあまあ絡んでいるのが興味深く、今後この人が浮上してくる日も近いのでしょうかね。とにかく、2つとも飽きずに結構長持ちするアルバムだと思いますので、仕事中2枚を交互に繰り返すのも良いのではないでしょうか。




Matt Martians / The Drum Chord Theory



mattmartians_tdct.jpg











Syd / Fin

syd_fin.jpg













Kehlani / Sweetsexysavage

先週末は色々な人達のリリースがあり私は3つのアルバムを現在同時進行で聴いておりまして、そのうちのひとつがこのKehlaniのデビューアルバムでございます。

一作前のmixtapeから聴き始めたのですが、ネオソウル由来でポップな作風がとても聴きやすくて、それは今作にも引き継がれておりますので一安心しました。プロデューサー陣は前作に参加していた人達もおりますが、目につくのはPop & Oak(UsherのGood Kisserをやった人)の起用を増やしたことでありまして、おおよそ半分以上に関わっております。

ちなみに私は、先行で昨年の夏頃公開されておりましたDistraction がサビもキャッチーで分かりやすくて好きであります。
また、入れ墨だらけの見た目がトレードマークですが、それをうまく活かしたジャケがとてもかわいらしくて良いと思います。まだ今年は始まったばかりですがジャケオブザイヤーの候補かと。



Kehlani / Sweetsexysavage

kehlani_sss.jpg














検索フォーム
カテゴリ
年月別アーカイブ
リンク
最新記事
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
ベスト・オブ・フリーミュージック
iOS版] / [Android版
フリー音源時代のお供絶賛発売中!
(私共も参加させていただきました。)












 | HOME |  NEXT »

このページのトップへ