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Syunsuke Ono / Urine Specific Gravity (EP)

取り立てて何も無かったお盆ではありますが、印象的な出来事としましては、なぜか2回ほどいきなりステーキに行ったことでしょうか。数ヶ月前に1度食べてからというもの、頻繁に肉食の衝動に駆られる瞬間がありましたが、時間に余裕があると人って単純な欲求を満たすためどんだけでも時間を惜しまなくなるんだなと。(移動や待ち時間なども平気)

とまあそんなことはどうでも良いとして、お盆でメールやSNSも見ずに、溜まった本や子供用の映画(主にジュラシックパークの過去作)、そして嫁の実家に数泊しての海(海水浴場なんですが、家族連れが3組ぐらいしか居ないような)への往復など、完全に停止モードになっている中、数少ない情報を取った中で凄いのがありましたので。

異例のリリースとなった、坂本慎太郎の「ディスコって」の7インチに、オリジナルと共に収録された同曲のカバーでその存在を知り、それを教えてくれた友人が更にスライのカバー集があることを教えてくれてといった感じで、その数少ない作品ですっかり虜になったSyunsuke Onoさんが、この夏が終わりに向かっていく時期にピッタリな遅くヨレたファンクチューンを3曲BandcampにてName Your Price(0円~)で公開しました。

トレードマークのトークボックスVocalWriterという古いスピーチシンセにチープなリズムを使用したモッタリ遅い、ファンクでサイケな作風はもちろん健在でして、暴動(スライ)のあたりのグッタリした感じが大好きな私にとっても、3曲とも完璧という他ない出来であります。

夏の楽しいことが終わって、ただただ暑さが何となくズルズルと続く様な9月末頃まで曲が合う大変良いシーズンとなってきますし、また冬のほっこりしたい時にも行けそうな内容となっておりますので皆様ぜひ。




Syunsuke Ono / Urine Specific Gravity (EP)

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アナログもあるよ


cero / POLY LIFE MULTI SOUL

一度聴いたら忘れられないよく出来たキャッチーなイントロ、家出のストーリー+神が出てくるやや奇妙な歌詞、薄暗い室内でプリンストン大学のスウェットというOrphansのビデオを見たのが初めての出会いだったのですが、それを収録したアルバムはその時代(2015年)を通った人達の中できっと象徴的なアルバムになるのではないかと、それまでほとんど知らなかった田舎者の私も聴いてすぐに思った次第です。

D印なドス黒いファンクから、オーセンティックなヒップホップ的要素、そしてジャジーなものまで、黒人の音楽を聴いてきた私にも馴染みやすい美味しいところを上手く集約したトラックに、良い意味で線が細いボーカルのアンバランスな組み合わせが、とても魅力的に感じて引っ掛かったのですが、新アルバムはどうやってそれを越えて来るのかとても楽しみにしておりました。

分かりやすいヒップホップ的なアプローチは無くなったものの、それ以外の曲の方向性は前作と変わらない気がしておりまして、更にどのトラックも1~2段階濃厚さやタイトさディープさが上がり、より太くファンキーに、またボーカルはやや骨太になった印象であります。随分走り込んで足腰を強化してきたような感じと言いましょうか、好きだった甘酸っぱさの部分は抑えられはしましたが、こんだけ格好いいのなら良しでありますね。

とはいえこうしてタフになりつつも、ちゃんと8曲目みたいなゆったりしてメローでキャッチーな歌の曲も入れてくれており、夏用としても大変良い感じだと思いますので是非ミックスでも聴きたいです。

ここ最近は以前よりもというレベルではありますが国内のバンドのアルバムもちらほら聴くようになったんですが、そんな私ごときが言うのもアレですが、自分の聴いているものの中では仏血義理でして、今作で一気にポーンと行った感じします。

ちなみに5曲目にJuvenileという単語が連呼されるのですが、今までそれといえばコレだったわけで、この機会に調べてみましたら少年という意味だったんですね。




cero / POLY LIFE MULTI SOUL

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初回盤(A)





初回盤(B)









DJ Spinna / Best of Sade Mix

人気ストリートブランドがTシャツを発売したりと、世間からの急速な再評価みたいなものが押し寄せているのは、やはりドレイクが刺青入れたりアデュと一緒に写真に写ったり、マッシュアップを出したりという影響があるのかな、いや数年前からそんな感じだっけな...なんてぼんやりと考えている内に、先日SADE自体の新作が公開されまして最高のタイミングで最前線に戻ってきた感じでした。(NO I.D.リミックスという驚きも)

そんな折に@J2to1102akm2さんのツイートで、DJ Spinnaが10年近く前に出していた名作ミックス「Best of Sade Mix」が、ダウンロードリンク付きでPodcastにて公開されていることを知りました。(2013年には上がっていたっぽいですが)

人気曲を中心に選曲しておりますが、素材が素材だけに特にめちゃくちゃヒップホップぽくかける様な事はしておりませんで、繋ぎ部分&それ以外などにディレイをまあまあ使用した感じで仕上げてあります。久しぶりに聴いてみますと、当たり前過ぎる感想で大変申し訳ないのですが、本当に仕事の邪魔をしないサラッとした質感で、ケツに力が入らなくなりそうな大変気持ちの良い曲ばかりで最高であります。なんなら足したディレイが若干エッジに感じるといったところありますが。

私も先日SNSにて人気ストリートブランドに並ぶ人達が、警備員を折りたたみ椅子でガンガン殴り付ける映像見ましたが、この人達もSADEのTシャツ買っている(転売でしょうが)のだなぁと考えると、この穏やかな音楽とのギャップ凄いもんだなと。



DJ Spinna / Best of Sade Mix / DJ Spinna

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1. By Your Side
2. Bullet Proof Soul
3. Cherish The Day - Pal Joey Remix
4. Feel No Pain - Nellee Hooper Remix
5. Noordinary Love
6. Is It A Crime
7. Love Is Stronger ThanPride - Mad Professor Remix
8. War Of The Hearts - Dj Spinna Refreak
9. The Sweetest Taboo
10. Siempre Hay Esperanza
11. Keep Looking
12. Super Bien Total
13. Kiss Of Life
14. Cherry Pie
15. Maureen
16. Turn My Back On You
17. Paradise
18. Nothing Can Come Between Us
19. Hang On To Your Love
20. Give It Up
21. Smooth Operator
22. Red Eye












入江 陽 / Fish

最新の音楽モードを理解し持ち込みつつ、歌の部分は唯一無二の個性という、絶妙なバランスで音楽活動をする入江陽さんの事は、Youtubeで「やけど」を見た時に衝撃を受けて以来注意深く見ておりますが、家庭内でもよく聴いた前作「SF」から2年経たないくらいで自主レーベルから新アルバムをリリースしました。

前作はエレクトロニックな楽曲が多い印象でしたが、今作を聴いた限りザッと楽曲の印象を言いますと、

1 = 90'sの跳ねたR&B風味、
2 = 緩い電子南米
3 = しっとりピアノジャズ+太鼓
4 = TRAP
5 = 00年代ヒップホップの中東風バウンス
6 = ピアノ伴奏
7 = エレクトロニカ
8 = アンビエント
9 = 昭和のポップソング
10 = 虫の鳴き声+EDMぽいTRAP

てな感じでしょうか。

まるで見本市のような幅の広さで、字面で見てもなんだか凄いものがあるのが分かるかと思います。引き出しの多さと、それらを適切に処理していることに驚くばかりです。

そして歌詞についても相変わらずのキレは健在でありますのでそこも一安心。前作までは、プリンスや岡村靖幸の精神を継ぐ人みたいな役割かと勝手に思っていた部分もありましたが、今作はそれにプラスして狙ったのか狙ってないのか分かりませんが、フィッシュマンズのようなの印象もチラチラと感じまして、独特のファンクネスの進化を感じさせてくれます。

ちなみに、トラックメイキングにはTeppei Kakuda、粗悪ビーツ、耶麻ユウキ、ゲストにはBOMI、岩出拓十郎(本日休演)、黄倉未来、ガクヅケ木田(芸人)、セミ(虫)という人選。

ユニークな(ギリギリな)ジャケも相まって、とても面白くて新しい作品でしたので皆も聴くと良いなと。




入江 陽 / Fish

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思い出野郎Aチーム / 夜のすべて

ひたすら聴いた前作は、知ったタイミングがやや遅くてブログにポスト出来ずと言った感じでしたので、今回は書けると良いなと思い随分楽しみにしておりました思い出野郎Aチームの新アルバム。ようやく何周か聴き内容を大体覚えましたのでブログにポストしようかと。

先週、今週はUSヒップホップの顔に刺青入った若い人たちのアルバムが結構多く出たので、それらを行ったり来たりしているのですが、その合間に聴く日本語の歌詞がとても心地よくサービスエリアのような役割を果たしてくれております。

踊れる軽快なスピードのものからBPM90台のゆったり気持ちの良いあたりまで、枯れた声のストレートな歌詞のボーカルにソウルを基調としてトラックは変わらずで、ファンキーなものから南国チックなものまで緩急付けて最後まで飽きずに聴けます。

前作はインスト曲なども有りそういうところが好きだったりしたのですが、今回も全曲ボーカル有りではありますが、4曲目のようなボーカル控えめにしたインスト曲に近いのも有ったりしてそういうところも良かったのです。

まあしかし、先行して出た一曲目の「ダンスに間に合う」本当に良い曲ですね。



思い出野郎Aチーム / 夜のすべて

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