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Soi48 / 旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド「TRIP TO ISAN」 & 動画「タイの田舎で珍品!?レコード探し」

話題の映画「バンコクナイツ」の音楽監修に関わる、Soi48 (宇都木景一&高木紳介)が4月8日に発売する、レコード/CDを約700枚のタイの音楽を掲載したガイドブック。

単にディスクガイドの機能しかないということでもなく、60年代から活躍する現地アーティストやタイ音楽をリイシューしている世界各国のレーベルオーナーなどへのインビューや、現地の写真、観光ガイドには載らない旅コラム(食べ物、カルチャー)なども掲載され、タイのカルチャーを知れる本としてとても面白そうです。

それと併せて、先週NHKで放送された海外出張オトモシマス!「タイの田舎で珍品!?レコード探し」の動画を。
本の著者の2人が、タイのイサーン地方(東北地方)の伝統歌謡「モーラム」を現地に買い付けに行くという内容で、人々や文化とふれあいながらレコードやカセットを入手していく様子が面白いですし、お二人のキャラクターもナイスであります。

日本より物価の安いタイで、現地の人から16,000円のレコードを平然と買っている様子があるのですが、既にレアグルーヴとして認知されており、そんな高額で取引されていることを知らなかったのでやや驚きました。それにしても強烈で耳にこびりつくビートであります。耕運機を改造したサウンドシステムも良いよなと。



旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド 「TRIP TO ISAN」 


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商品の説明 (アマゾンより)

内容紹介
タイ音楽好き/ワールドミュージック好きの間で、圧倒的支持を得ている、再発&DJチームSoi48(『バンコクナイツ』音楽監修)による、世界初のタイ音楽ディスクガイドがついに刊行。

自分も含めタイ音楽に興味のある人にとって最高の教科書。こんな本を待ってました。
坂本慎太郎


約5年間の取材期間を通じて収集したタイ音楽のレコード/CDを約700枚掲載したガイドブック。

単に盤を羅列したレコードマニア向けの書籍ではなく、「旅+レコード+現地での出会い」を想起させる写真を多数掲載。更に、60年代から活躍する現地アーティストやタイ音楽をリイシューしている世界各国のレーベルオーナーなどへのインビューを掲載し、「タイ音楽の魅力とは何か?」を多角的に感じることができる1冊です。

<主な内容>
初心者でもわかる詳細な歴史&用語解説
7インチシングル500枚、12インチ100枚、タイ現地盤100枚をオールカラーで紹介
レコード発掘コラム
観光ガイドには載らない旅コラム(食べ物、カルチャー)
空族、江村幸紀(エムレコード)、マーク・ジャーギス&アラン・ビショップ(SUBLIME FREQUENCIES)によるコラムも収録

著者について
Soi48 (宇都木景一&高木紳介)
映画『バンコクナイツ』(空族)の音楽監修、EM Recordsタイ作品の監修、『爆音映画祭2016タイ|イサーン特集』主催。
東南アジアでのDJツアーや、Quic Japanでの寄稿、トークショーやラジオなどでタイ音楽や旅の魅力を伝える活動を積極的に行っている。
『CDジャーナル』にて「いってきます(ちょいとアジアのレコ屋まで)」、boidマガジンにて連載中。英Wire Magazineにも紹介された、『Soi48』というパーティーを新宿歌舞伎町にて不定期開催中。
http://soi48.blogspot.jp/



海外出張オトモシマス!「タイの田舎で珍品!?レコード探し」






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ドキュメント映画 「G-Funk」

Dr. Dreの一体何がどう凄いのか?について言及した何かの文章で(確か2000年代中盤くらいだったと)、これまでヒップホップのプロデューサーで2回の大きなトレンドを作ったのはドレだけというのが、ほんのり記憶の片隅にあるのですが、その一つ目にあたる、90年代初頭に西海岸のヒップホップ文化を世界的なトレンドとなり席巻した、G-Funkというサブジャンルに関するドキュメンタリー映画が、SXSWで公開されたようです。(VIA @asaakim

監督はロサンゼルス出身の22歳(やたら若い)のKaram Gill(@karamgill_)、そしてプロデューサーには当時Def Jamに所属し、G-Funkクラシック「Regulate」や「This D.J.」をヒットさせた、Dr. Dreの実弟Warren Gが参加しており、新しい視点とムーブメントの当事者がタッグを組んだ大変興味深い制作陣に。

インタビューにはそのWarren Gの他にも、Snoop Dogg、The D.O.C.、Ice Cube、Kurupt、Daz Dillinger、Ice-T、Too $hortというドレファミリーやギャングスタラップのレジェンド達、元ネタGeorge Clintonから、アメフト&ベースボールプレイヤーのDeion Sanders、西海岸の新世代Wiz Khalifa、当時ライバル関係にある東海岸を象徴するプロデューサーDJ Premier、そしていまだヒップホップ界最大のレーベルとして君臨するDef Jamの社長だったRussel Simonsという豪華さ。

まだ日本での公開などはアナウンスされておりませんが、もし公開されたあかつきには是非観てみたいです。やってくれないでしょうかね。

車とかバイクが好きな人と話すと、斜め前とか斜め後ろからのショットがカッコ良いんだというのをよく聞きますが、真正面に青空のこの構図のジャケがインパクトあって凄い好きです。

リンク先には、英語読めたら面白そうな映画に関する記事と、Warren Gと監督などのトークなども載っているようですが、なんせ読めないので残念です。



ドキュメント映画 「G-Funk」 (billbord)
SXSW

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PIMP -アイスバーグ・スリムのストリート売春稼業- アイスバーグ・スリム (著)、浅尾 敦則 (翻訳)

2001年に発売された日本版はもちろん表紙は見たことがありましたが、なんせ若い頃の私は本当に米国の黒人に対してファッション(典型的なBボーイファッションはしませんが)や音楽というヒップな部分には興味があるものの、歴史などの部分にはあまり興味がなく、むしろなるべくそういったことを遠ざけるようなことが多かったため、読んでおりませんでした。

今回ひょんなことから新たにDU BOOKSから再出版されたこの本を読む機会に恵まれ、事前情報無しでいきましたが、とにかく1960年代の文章とは思えないラッパーが話しているような口語に近いめちゃくちゃにノリの良い文体で、もし横にふりがなが打たれていなければ絶対何を言っているかわからないスラングが大量に出てくる、それはもうその後登場するヒップホップへ影響を与えたとして考えられないような本でした。

IQ175(本当なんか?)の著者、アイスバーグ・スリムがピンプという仕事(日本で言う所の売春斡旋業者?ヒモ?)を生業としていた時の自伝ですが、別に客との間に入って交渉するとか無いし、本人は一体何の仕事をしているのかよく分からなく、主に家で薬物やっていたりする描写が多いので、ケツを蹴られているのになぜ女性が言うことを聞いているのかよく分からないのですが、まあそういう事が成立した時代ともの凄い魅力があったということなんでしょうか、それにしてもそれでお金を儲けてることが凄いですが。とにかくエゲツない描写や例えが多く、まるで頭に情景が浮かんでくるようなめちゃくちゃディティールが細かい文章が多く(あれだけドラッグやってこんだけ細かく覚えているのも凄いが)、あまりに過酷ですぐ疲れてしまいますので少しずつ読み進めました。

そんな中、色々な場面でかかっている音楽の描写が多いことに途中で気付き、読みながらメモしていった所、P12、P49、P68、P77、P81、P84、P92、P95、P107、P111、P125、P132、P134、P136、P146、P158、P180、P181、P182、P223、P228、と21ぺージほど(漏れているかもしれません)音楽に関する描写があり、ナット・キング・コール、エラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデー、チャーリー・パーカーそしてかなり印象に残るデューク・エリントンのムード・インディゴなどが登場しております。

どれも陽気な曲ばかりで当時の世の中はこういう雰囲気だったのかな?と。こうした当時の音楽と一緒に文章を読みますと、痛々しいかったり汚かったりの描写も大幅にカラッとした感じになり随分と印象が違ってくるのでまた面白いですね。(下に何曲か貼っときました)



PIMP -アイスバーグ・スリムのストリート売春稼業-DU BOOKS
アイスバーグ・スリム (著)、浅尾 敦則 (翻訳)

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単行本: 368ページ
出版社: DU BOOKS (2017/3/17)
言語: 日本語
ISBN-10: 4866470143
ISBN-13: 978-4866470146



内容紹介


ケンドリックラマー、アイスTやその後のラップ・スタイルに絶大な影響を与えた
黒人ストリート文学の最高傑作。

ディスクユニオンHipHopバイヤーが選んだ名著復刊!

巻末スペシャル・インタヴュー
ピンプとストリート・ビジネス、あるいはヒップホップ: 漢a.k.a. GAMI(『ヒップホップ・ドリーム』著者)


もしこの男に憧れるなら、おれも生き方を変えなきゃいけない……
そしておれはラッパーになったんだ――アイスT

黒人ラッパーだけでなく、
ジェイムズ・エルロイ世代の白人犯罪小説家にも大きな影響を与えている――『Qマガジン』

セックスと暴力の大傑作――『タイムズ』

文章の独創性はほとんどシェークスピア並みで
そしてセリフにはゲットーのノリが横溢している。――『スコッツマン』

多くのミュージシャンや作家に大きな影響を与えている
……彼は常に、リアルな姿を包み隠さず描いているんだ。――アーヴィン・ウェルシュ(『トレインスポッティング』原作者)

ジャン・ジュネが泥棒を描いたように、アイスバーグ・スリムはピンプを描いている。
――『ワシントン・ポスト』


著者について

アイスバーグ・スリム(Iceberg Slim)
1918年生まれ。本名ロバート・ベック。サウスサイド・シカゴ最高のピンプの座に約30年にわたって君臨。
数度の刑務所生活ののち、その「稼業」を引退すると、ロサンジェルスに移り住んで作家となり、ピンプ時代以上にその名を広く轟かせた。
処女作でもある本作『ピンプ』は1969年に出版され、ベストセラーとなる。そのグルーヴ感のある文体とともに、多くのラッパーたちにも影響を与え続け、アイスTの名前の由来ともなった。
1992年没。2012年にはドキュメンタリー映画『Iceberg Slim: Portrait of a Pimp』も公開された。

翻訳: 浅尾敦則(あさお・あつのり)
1956年、広島生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。音楽雑誌の編集部勤務を経て翻訳を手がける。 訳書に『カラフルなぼくら 6人のティーンが語る、LGBTの心と体の遍歴』(ポプラ社)など。



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THE NORTH FACE 50th Anniversary Book プレゼント

先週はカーハートのアーカイブ本をポストしましたが、今週はノースフェイスの50周年記念ブックを。
貧乏な私の無印良品中心の洋服棚ではありますが、せめて冬くらいは暖かい服をということで、毎年お世話になっておりますノースフェイスでありますので、当然ながら気になっております。

本当はプレゼントの話と言うよりは、もう少し中身に寄った話題もしたいのですが、なんせまだ出ていなく情報もないのでまあ仕方ないのですが。

で、なんでも1万名にプレゼントするということで相当な太っ腹ですが、私としましてはライバルを増やしたくないのでブログを書くか躊躇しましたが、なんせ1万名なんで大丈夫かと思いこうしてポストした次第でございます。

その応募ページに貼られている幾つかの画像(恐らくは初期の頃か)にはあの悪名高いモーターサイクルギャングでありますヘルズ・エンジェルズのチョッキを着た人(たぶん構成員)がいたり、リンゴ・スターや先日ノーベル文学賞の受賞で色々話題となったボブ・ディランの写真パネルが貼られるなど、音楽とファッションやスポーツ、アウトドアを結びつけていたのかなと、この時期からのカルチャーとの結び付きで商売していることに少々驚いております。アメリカ西海岸ではこの時すでにこんなんですから、やはり随分進んでいるんだなというのをこの数枚の写真で思い知らされました。

まずは手に入らなくても良いから読んでみたいなと。出来れば欲しいけど。



THE NORTH FACE 50th Anniversary Book プレゼント

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紙の財布ほしいな。



ディスク・コレクション ヒップホップ 2001-2010

90年代にヒップホップを聴いていて、00年代に付いて行けなくなり別ジャンルへ行ってしまった人達を多く知っておりますが、私は中盤から後半にかけて離脱してしまい(確かクランクが流行り始めた頃)、派手めなサウスサウンドに熱量の高いシャウトみたいなのや(それLil Johnか)、オートチューン山盛りに辟易しておりました。

ある日気がつけば再びアメリカのヒップホップを聴くようになっており、出戻りみたいな形になっておりますが、その頃のスターは一体誰だったのか薄っすらしか分からず、重要なアルバムなどもブログで個人の想いを読む程度に。

なんで、こうしてある程度ヒップホップの知識人達が決めてくれた名盤(もちろんヒットチャートなども参考にされているとは思いますが)は、大変参考になる資料でありますし、今活躍中のあの人は実はあのグループに居たなんてことを知ったりする良い機会だと。

ヒップホップの音が最もバブっていた00年代前半頃のメインストリームは、ネプチューンズ、ティンバランド、ジャストブレイズ、キャッシュマネー、スウィズビーツが支配するシンセがパキンパキンのシャブい世界感が、現在のダウナー方向や90's回帰の路線とはまた違う異次元の感じがありますので是非。

子供の頃に読んでいたヒップホップのガイド本の1位は、BDPのCriminal Mindedが多かった気がしますが00年代は一体どのアルバムが頂点なんでしょうかね。Jay Zでしょうか、カニエ、ドレもあるか。
ちなみに、私もまだ読んでいないので機会を見つけて読んでみたいです。




ディスク・コレクション ヒップホップ 2001-2010 (シンコーミュージック)
¥ 2,376

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単行本(ソフトカバー): 192ページ
出版社: シンコーミュージック
言語: 日本語
ISBN-10: 4401643747
ISBN-13: 978-4401643745
発売日: 2016/11/18



内容紹介 (アマゾンより)
この本は全てのB-BOY達の教科書のようなもの
(ANARCHY)

ヒップホップの21世紀は正にカオス! 世に出ると同時に歴史的名盤認定、世界的にも爆発的なビッグ・セールスを上げる作品が続々。突如現れた新星からキャリア20年越えのヴェテランまで、良作・佳作は無数にある。また、20世紀はNYとLAを中心とした東西からの大きな流れが主流となっていたが、そこへ新たに南部が本格的に加わって、チャートを席巻&ほぼ独占、シーンはまだまだ絶賛拡大中! 正に現在進行形、故にまずは最初の10年分の名盤500枚をアーカイヴ。

【主な掲載アーティスト』50 CENT, CANNIBAL OX, BUN B, CHAMILLIONARE, CLIPSE, DRAKE, THE DIPLOMATS, EMINEM, THE GAME, KANYE WEST, JAY-Z, LIL WAYNE, LUDACRIS, MADVILLAIN, NAS, OUTKAST, SCARFACE, THREE 6 MAFIA, SNOOP DOGG, TWISTA, CORMEGA, DUNGEON FAMILY, EVE, J-DILLA, MISSY ELLIOT, NAS… and many more !

内容
21世紀のヒップホップ、最初の10年の名盤はこれだ!―世に出ると同時に歴史的名盤認定、世界的にも爆発的なビッグ・セールスを上げる作品が続々。東西の二大爆心地NYとLAの時代から、そこへサウスが本格的に加わって、シーンは正に現在進行形。良作・佳作は無数にある。突如現れた新星からキャリア20年越えのヴェテランまで網羅、21世紀最初の名盤500枚をここにアーカイヴ!


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