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ご挨拶

皆さまご無沙汰しております。
大変長いモヤモヤのトンネルを抜けまして、再びモヤモヤのトンネルに突入した感もありますが、何とか戻って参りました。

かれこれ数年の間、自身の行く末を案じて悩む事が幾度もあり、人生の再設計を検討したことも多数ありましたが、自分への自信の無さや時代背景、また居住地区の職業の選択肢の狭さから、幾度も考えては取り止めるの繰り返しだった10年でもありました。

そうこうやってる間に、ストレスをぶつけるようにやっていたこのブログやSNSでの活動と、実社会とのギャップがどんどんと広がり、いつしか自分でもよく分からない状況になって行きましたが、偶然起こったあまり良くないとあるキッカケと先輩に相談してアドバイスしてもらった「あと僅かしか無い人生で、つまらない事に使っている時間は無いのではないか?」という言葉により、完全に不利と思われる年齢のタイミングではありますが転職活動に舵を切り、おかげ様で現在は新しい環境での仕事が無事開始いたしましたので、こうしてポストしている次第であります。

実際活動をしてみてですが、人が足りない時代と言われておりますし少し前よりは随分と仕事を選択できる幅も広がったように感じますが、それは若い人たちや大都会の話であって、自分の住む町でそこそこの年齢で並み以下の学歴ですと、書類の段階でスパスパと切られまくりでした。

地元の企業全員自分の事知ったんじゃないかというくらい応募を投げまくりましたが毎日落ちるんですよ。誰も会ってくれないですし誰も話すら聞いてくれないのです。自分は世の中の多数の人達から必要とされていないんだなと思う事ばかりで、転職活動は本当に心の健康に悪いなとあらためて感じました。毎日のようにうちに来ないか?とメールをくれるのは、ブラックと名高い土地活用系、白アリ駆除系の会社しかなかったです。それらのブラック企業には毎日応援されているようで感謝しかありません。入らんかったけど。

そしてそんな打ちひしがれた私の状況を見かけて、心配していただいた方からDM(SNS)でメッセージをいただき、仕事をご紹介いただいたりと(その後家が近いのもあり友人に)周りの方々や家族からの協力もあり、大変恵まれた状況でありまして感謝しかありません。

何とか入れた会社で問題があるとすれば、今までやってきた事と一切無関係の業界かつ職種ということであります。1からどころか0からのスタートですでにめちゃくちゃテンパっており、前途多難といった感じでしょうか。

毎日100キロ以上車で移動し現場に立ち会う事15分、昼食でファストフード&ラーメン漬けにされ、車中の受動喫煙も有りという昭和の香り漂う営業の研修に放り込まれ、長くは生きられないかもしれないななんて思うこともしばしば。厳しいんだか緩いんだかよく分からない社風で、ほとんど経費はスルーで通り、社用車一人一台乗って帰って良し、営業職も全残業代支給というだいぶ中毒性の高そうな会社なんですが、長く勤められる良い会社だといいけどなと思いますが。


私だけでなく、就職に苦労した「失われた世代」の皆様は、現在の職業に対して満足されていない方も多数いらっしゃると思います。なんせ良い思い出も無いもんですから就職活動=怖いというのが頭にこびりついていて、どうしても一歩踏み出せないなんてことが私もずっとありました。

ここまでネガティブになりそうな事を書いといてなんですが、来年の東京でのオリンピックを境にして、景気がどうなるか分からないなんて言われておりますし、転職を検討する皆さまも私でも転職出来たので考えていただけたらと。あと、本当は自分自身で何か起こし、友達と仕事できたら良かったのですが、それが出来るほどのモノが無いのが俺だよなと、自分にガッカリする事も多々あります。生きておりましたらまた人生の岐路が来るかもなと思い、次こそはフットワークを軽く行ければなと思っております。

皆さま引き続き何か私に向いていることがありましたら、今後もご教示いただけましたら幸いです。




で、無事に転職先が決定し、有給休暇の消化期間が長いことを機に、遅咲きだった海外経験を一気にやってしまおうということで、3週間+αの旅行計画を立てて行ってきました。その旅行のことをいくつかに分けて近々ポストしていきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。



1日25分 / 5,800円のスカイプ英会話レッスンを1年間続けた結果報告

昨年の1月終わりくらいの事ですがなんとなく行き詰まり、この先の事について先輩に相談したりといろいろと考えることがあったんですが(今もまだそんな感じだが)、より前向きに日々を生活できるように、目標を持った方が良いかもと思い何かを始めることを決めました。

で単純なもんですから、普段このブログでも事あるごとに書いてきた英語への理解度の低さを解消しようという事が真っ先に頭に浮かび、普段子供と一緒に英語のDVDを鑑賞したりしているところから一歩踏み込んだ挑戦が一番現実味があるなと思ったんですが、英語を覚える方法として海外に一年くらい行ってそういう環境に身を置かないとみたいなことしか思いつかなかったわけです。

さほど裕福でもない妻子持ちの会社員という立場ですので、いきなり会社をやめてすべてほっぽり出して語学留学も難しいですし、なんなら普通の英会話教室に行くほどの出費を無理してできなくもないとはいえ、週一程度で実際に話せるというところまで行けるかという点においては難しいなとも。

そんな諦めかけつつあった時にGoogleのワンクリック広告に出てきた、スカイプを使用して外国人に教えてもらえるサービスが思いのほか安かったので、その1時間後にはお試しをやるために登録した次第です。そのサービスはレアジョブ英会話というもので恐らくはすでにポピュラーなものだったのでしょうが全く知らず、もっと早く出会いたかったなと。

せっかくなので、1年が過ぎた節目に皆さまにその結果をご報告したいと思います。私と同じように完全に中高の英語が落ちこぼれて全く覚えていないが、音楽のタイトルだけはなんとなく知っているというレベルで、いつかは英語を...なんて思っていた似たような境遇の人はもちろん、これから無理のない程度に英語を覚えて行きたいという人から、このサービスはどんなんだろうとやや気にしていた人まで参考程度に読んでいただけたら幸いです。





オンライン英会話レアジョブ

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1. 発見から試用
私が選んだのはフィリピン人の先生に英語をレッスンしてもらうサービスでありまして、価格は5,800円で毎日25分の授業を受ける権利があるという破格の内容。フィリピンの物価と日本の物価の差がこれを実現させているのだと思うと複雑な心境です。またフィリピンの人たちの英語の訛りなんかは大丈夫なのか?みたいなのもあまり深く考えずに速攻で契約しました。

我が家の子供の英会話教室の選定でも話題になったのが、英語を学習した日本人に教えてもらうのか?、アメリカ、カナダのネイティブなのか?、みたいなのがあったのですが、これは子供時期に聞き取れる耳を作るためにというのがあり、うちの子供は結局カナダ人の先生に教えてもらうことにしましたが、私の場合はすでにそういう時期は過ぎておりますし、今からネイティブのようなレベルでなくても、まずは金銭的に負担にならずなんとか話せるようになるという事を重視していたため、このサービスを受けることにしました。

実際は、向こうの国の最高学府出身の人たちもゴロゴロいるなど、自分よりはるかに優秀で英語を普通に話せる人から習いますし、多くの講師がアメリカの映画やドラマをチェックしていたり、たまにヒップホップ、R&Bに詳しい人もいたりと、20代から30代の人達は比較的アメリカの文化をDVDやYoutubeなどでチェックしていますので、その点では問題ない気もしますが。まあ、自分はそこまで聞き取れるほどのレベルにないので、特に気にならないのもありますが。

恐らく最初の1、2回のお試しの際は非常に優秀な人が付くのでしょうか、まったく出来ていないレベルの私なんですが物凄い勢いで褒めてくれます。明日もやってみようかななんていう気にさせるんですよね。そんなのもあり本入会に。普段褒められることがないので単純です。

カタカナ英語ではない発音をすると、なんとなく笑われたりするのが日常でもTVでも見かけるため、始めた段階でやや気恥ずかしいのがありますが、毎日やるので慣れます。これ週一だけだと結構時間かかるだろうなと。

最初のうちはカウンセラーとスピーキングテストが安くなる安心パッケージ(980円)も付けました。



2.1~3カ月半目、フィンランドへ
とにかく最初の3カ月くらいは、講師の雰囲気や予約の取り方、そして自分が学習の習慣を作れるかなど慣らし期間と考え、とにかく一日たりとも休むことなく続けました。

分かったことは、年齢が高い人だとフィリピン人独特の訛りみたいのがある人がいるということ、毎日同じ人と受けるより人を変えた方が度胸が付き色々な人の話し方に順応できるようになるということでしょうか。予約は平日取りやすく日曜日はやや取りにくいということ。あとは自分は男の人より女の人の方が合っている感じがしました。

とにかくひたすら受け続けるのを繰り返しましたが、なんの実感もないままに3カ月半が終了した段階でフィンランド旅行に。基本はスマホがあるので道を聞いたりはあまりなかったのですが、ホテルのロビーやレストランなどでの英語での問いかけに対し、前は全く分からないレベルだったのが、なんとなくいくつかの単語が引っ掛かるようになっておりました。前より全然分かるみたいなことは一切ありませんが、ほんの微々たることであったとしても前進したのを感じました。

問題は聴く方より話す方だなという事が何となく分かり始めたんですが、簡単な質問にも単語みたいな形でしか答えられません。でも先生は優しいので多くは求めません。

それから最初に付けたカウンセラーやスピーキングテストが安くなる安心パッケージも3カ月過ぎた段階で外しました。カウンセラーに話しをしたら親身になって聞いてはくれますが、基本的にはカリキュラムをこなして行くという目標があるためあまり活用方法が分からずに、そのままカリキュラムを自分のペースで2回繰り返したりしながらやったら良いという結論に。



3. 4~9カ月目 だんだん億劫に
よく英語の学習教材なんかを見たり読んだりすると、突然頭に英語がドバドバドバっと入ってくることがあるという話がされていたりしますが、この段階ではまだその来るべき日が来ておりません。本当なんかしらと思いながら続けますが、途中自分に適したテキストがこれで良いのか疑問が残りながら進めており、とりあえず思い切って日常会話を重点的に習う教材に切り替えました。

また、慣れからかだんだん週休2日になり始めまして、前の毎日やっていた時から比べるとモチベーションの低下を感じますが、無理してもいけませんので気持ちの向くままにダラダラとやり続けます。この段階ではすでに100回のレッスンを超えておりますが、ほぼほぼ英語のインタビューを見てもよく分からなく、アメリカのドラマを見てもなんとなくシーンで理解するものの、よく分からないままでありますが、LとRの発音の差異が前よりはまだ分かるくらいのもんでしょうか。

単語でしか答えられなかったのが、なんとなく文章で返そうという意識に変わりました。ボロボロではありますがそれを度々修正して正しい答え方を教えてくれます。また、自分のレベルなんかを先生側で把握しているのか、少しずつ何でもかんでも褒めてくれなくはなって来たような気がします。一つ段階が上がったのかなと。

このあたりで初めて気付いたのは、先生があまりにも合わなくてレッスンの評価のところを星二つ以下にすると、いつでも一回レッスンをやり直しで受けることができるチケットが発行されることであります。先生に低い星を付けるのはやや気が引けますが、致し方ない場合もありますのでとても良い仕組みだなと。

あと、始めて少し経った頃からなかなか先生の予約が取りづらいな思うことが多くなったですが、10カ月経過頃だったと思うのですが、結構取りやすくなったんでリクルートが上手くいったんだなと。



4. 10~12カ月 再びやる気が
停滞期を越えて再びやる気が戻ってきました。やれる日は土日も入れるようになりとにかく先に進める気満々に。これは200回を超えたあたりから、そこまで速くない速度で話している会話の単語が聞き取れるようになってきたからかもしれません。しかしそれに返すボキャブラリーはさほどなく、また知らない単語もたくさんあるので聞こえてるけどあまり意味がわかっていないという状況であります。

話したことのない単語やその組み合わせ、そして文章もですが、一度も通過したことのないものは聴いた瞬間になかなか理解できないもんだなと。少し変化があったとすれば、拙いながらたまに上手く返せる時もあったりなんてところですが、大人だと質問に回答することも複雑だったりするので、頭と持っている語彙が全く合わさらないという事が起きてヤキモキします。

とりあえず一年間で365日やれる権利がある中でおよそ250回程度(およそ125時間)やりましたでしょうか。確実に一年前と比べると遥かにマシであり、映画でのシーンで字幕を見なくても言葉が入ってくるところや、歌詞でも理解できるところがあるので、やらないよりやった方が良かったしもう少し早くやっていたら良かったのにと。

ちなみにサービスを提供する会社からはレッスン前の15分程度の予習を推奨しておりますが、答えを用意しているようで嫌だという突発的に起こることへの対応ということにこだわったおかげで読み飛ばしが増えたのもあり、同じテキストを2回やることになったりしてしまいましたので、これは予習した方が時間が効率的に使えたのかなとも思いますが、夜時間を作るだけでも結構大変なんでなかなか難しいですね。



最後に
ずいぶん歳をとってから始めましたので、自分がどうなるかわかりませんでしたが、結論から言うと現在も英語を話せるうちに入りません。世の中そんなに上手くはいきませんが、それでも海外ブログの文章なんかも前以上に翻訳かけずにそのまま読もうとしたりと、英語に関わる事が苦でなくなったのがとても大きいことです。

現在もし時間が許し50分の枠に拡大できる金銭的余裕があるならば、それでやってみたいというのがありますし、なんなら前より海外に行く欲求も増しました。よく考えれば、125時間もやっていたということはおよそ125枚くらいアルバムが聴けるよなとも思うんですよね。昨年は一昨年より数を聴けなかったのは英語が入ってきたからもあります。仕事しないで英語の学習と音楽聴くのと映画見るだけで生活できたら良いんですが。

もし気になっている人がいたら試しにやってみるのも良いかもしれませんね。人が増えて予約取りづらくなるのはやや困りますが。









Arin Ray / Platinum Fire

昨日、長男の映画館デビュー(近所の文化会館でミニオンは見ていたのでシネコンデビューか)にジュラシック・ワールドの新作を見に行ったんですが、自分も初めて名古屋駅前の映画に友人と行った死霊のはらわた2の事をいまだに忘れていないので、これが一生残るし友達と話すことになるのかなと思いまして、はたしてこの映画で良かったのか?もっと強烈なインパクトを与える必要があったんじゃないか?など色々と考えましたが、まあ色々考えたってしょうがないよなとも。

暑さも来るところまで来た感じしますが、以前から気に入って聴いていたアルバムが夏本番に入って、余計良くなってきたみたいなのもいくつかありまして、3月に発売され出てからずっと定期的に聴いているこちらArin Rayのデビューも、最近増々良いなと感じることが多くなり、ツイッターのタイムラインで、どなたかの良いなぁ-と言っているを偶然見かけてスイッチが入りましてポストする運びに。

アルバムは繰り返しずっと聴き続けているのですが、曲とトラックリストで知る以外の細かいデータはほとんど知らなかったので調べてみたら、クリス・ブラウンやジェレマイの楽曲に関わったりしているという、シンシナティ出身でインタースコープに所属する22歳のシンガー兼プロデューサーということらしくて、若くて才能ある若者という事が分かり納得です。

YG、Ty Dolla $ign、SiR、Terrace MartinそしてDRAMといったように、LAでキャリアを積んだためかゲスト参加も西海岸ぽい人が多めでして、温暖な気候で作られた雰囲気の私好みのモッタリした楽曲が多め。

テラス・マーティン&自身プロデュースのの気持ちの良い1曲目から、ダ チーチーチーみたいなドラムがアクセントになった2曲目で掴まれて、途中にはYGのラップとモッタモタのトラックの組み合わせが最高に格好良い一番好きな7曲目やShoolboy Q、A$AP Rocky仕事を数多くこなすNez & Rioの楽曲が幾つか、そして最後再びのテラス・マーティン参加曲まで、何周しても飽きない素晴らしい構成&内容だと思います。

マービン・ゲイのI Want Youのフレーズが出てきたり、バスタ・ライムスのWoo Hah!モロ使いなど、おじさんもビックリなのが入っていたりするんですが、バスタのWoo Hah!も20年以上経過しているため自分たちがレア・グルーヴに新鮮さを感じていた様な感じで、若者は受け取っているのだろうかと気になっているのですが、周りにそういうのを聞く若者がいないという現実に気付き、久しぶりに友達(若い、もしくは若い人に精通した)ほしいなと思った次第であります。




Arin Ray / Platinum Fire

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2016年のEP



SH BEATS / Murder On The Back Stage

12月6日にご本人のツイートで発見しそこから今日まで、大体一日一回は聴いていると思うのですが、何故か何度聴いても飽きないですし聴く度良かったと思えるのでポストしたいと。

SH BEATSさんこと骨川スネアさん(@SHBEATS)によるフリーのビートテープ「Murder On The Back Stage」 (全12曲)なんですが、ドリーミーなトラップから、00年代頭のドクター・ドレを彷彿とさせるものやマッドリブとか好きなのかなぁと思わせるもの、ダークでスペイシーなもの、メローだったりドラムが強調されまくったオーセンティックなものまでと、様々なタイプのヒップホップトラックを作れるオールラウンダーと言った感じでしょうか。

驚くことにどれもこれも水準以上の出来のモノばかりでして、この人の作風みたいなのものがありながらヒットや2塁打を量産しているような異常に当て勘が良い感じの印象を受けます。一つ一つが格好良いのと流れが抜群なのもあり12曲あってもすぐ終わります。

そもそも、アルバムの前にVapor気味な映像と合わさったダイジェスト版を聴いたのがキッカケで、またこれが凄いトラックとマッチしており一発でヤラれてしまったんですが、アルバムで聴いたら間延びしたように聴こえたりしないだろうかとやや心配だったんですが、その点は全く大丈夫で映像の力を借りずとも全く問題といった感じでした。

というわけでまずは下記のダイジェスト版映像付きからどうぞ。



SH BEATS / Murder On The Back Stage
Download Link

shbeats_murderonthebackstage.jpg












近々、売り物のビートテープも出るそうです。

SH BEATS / Woody Jensen (全15曲) ¥1,200(税別).

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DJ Nu-Mark / MikiDz Show - May 16, 2016

Jurassic5のセカンドアルバムQuality Controlが発売された後の日本ツアーで、初めて生のプレイを見た時(ビデオではすでに見ていたような気が)、アナログ、CDJを擦り倒し、ドラムを叩き、ポータブルプレイヤーでスクラッチし、そして音の出る子供用のオモチャでジャグリングまでするなど、Cut Chemistとのコンビネーションの凄さも相まって度肝を抜かれた覚えがありまして、あんなに楽しいターンテーブルショウは後にも先にもいまだに体験しておりません。

そんな芸達者でもあり、J5のポップな側面を担っていた彼のDJプレイの映像が公開されておりまして、その音源も無料ダウンロード可能に。基本超クイックなマスターミックスのようなスタイルで、ヒップホップの元ネタや、比較的新しめの人気サウスやその他ヒップホップ人気曲、ロック古典やダンスミュージックまでを隙無くギチギチに盛ってあり、そのもの凄い情報量をスクラッチなど駆使してまとめてあります。

ヒップホップのDJが他のジャンルのDJに比べて優位な部分があるとすれば、スクラッチや2枚使いなど既存音源の再構築などが即興で出来て視覚的に面白いという部分でしょうし、それには高度な技術を訓練を要するというのがありますが、それが充分に堪能出来る大変勉強になる&楽しい内容となっております。懐古主義の部分と最新のヒップホップの良いとこ取りが本当に上手いですね。それも技術あってのことであります。

後半は3インチという特殊アナログを再生するプレイヤー(バンダイ製)を使用し、わざわざこのために作ったコントロールレコードを使用してプレイしており、この超絶にやりにくい環境でもその辺の上手いDJより上手くやってんのは凄いもんだなと。
ちなみに、参照サイトのWaxpoetic Japanさんにはこの3インチのレコードについての詳細がもっと書かれておりますのでそちらも御覧下さい。

誰でも機械の性能のおかげでDJ出来る時代になりましたので、もう一つ上に行きたい&顔が並の若者はこちらを一生懸命見て他と差を付けてがんばっていただければと。



DJ Nu-Mark / MikiDz Show - May 16, 2016
(Podcastにてダウンロードできます。)

numark_3inchdjplay.jpg






こちらと併せて以前出ていた、Nu Crack City Mix”Jurassic 5 vs. The Pharcyde” Mixももちろんすごく良いので是非。









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